今年に入ってご存知のように焼成はもちろん作陶もできずにいる。
その状況を何とか打破しようとして、何かをやっては蹴散らされている。
その結果が3歩前進したと思ったら数日後には100歩後退しているのである。
その気持ちの裏には昨年の何もできなかった悔しさがある。
それでも何とか2月と11月に素焼きをしている。
それぞれに本焼き1回焼き、すべてこのブログに載せてきた。
悔しさを積み残したくなくって、素焼き済みの残りの作品を年末ギリギリに
全部本焼きで焼いた。
丁度50回目の本焼きであった。
この本焼きが最後にならないためのエアロバイクであり100m散歩であり
ダンベルである。
たまたま安静を破る急な体の動きにビックリして結果は裏目に出ているが
ここは我慢と辛抱である。
数日前、二十歳そこそこの若者が訪ねて来た。
毎日が自己愛と自己嫌悪の間を揺れる振り子のように気持ちが揺れるという。
しかし不思議とその振り子の揺れは毎日その二つの真ん中で止まるという。
電波ソーラーの時代に貴重な機械式時計のような若者に
トゥールビヨンのような美しさを見た。
君は宇宙の重力すら感じる感性の豊かさを持っているんだよ!!
大切にしなさい!!
オジサンもまだ若いのか還暦を前にして同じだよと笑ったが
人間として成長してないようだ。
そのうちに自己嫌悪すら忘れて自己愛の塊になるだろう!!
それも丸くないトゲトゲしい三角形だ。
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Gigi D'Alessio Peppino Gagliardi Settembre
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