2019.5 ポーランドの旅 ④海外旅行保険
海外旅行保険変遷/オンラインでオーダーメイドの保険契約
海外旅行先で事故や盗難にあったり、病気や怪我をしたとき、海外旅行保険を契約しておくと安心である。
はじめての海外旅行は、いまから40年ほど前だった。そのころは海外旅行の予備知識が無かったから、成田空港に出かけてから同行者に海外旅行保険を聞き、チェックイン直前、空港で海外旅行保険を契約した。
行き先と日数ごとに死亡・治療・賠償などがパッケージになっていて、保険額が低い~中ぐらい~高いタイプがあり、応じて保険金額も安い~中ぐらい~高く設定されていたので、もっとも安価なタイプを契約した。旅行中は、保険を利用することもなく、無事に帰国した。
その後、パッケージではなく、補償内容や補償金額を選べるオーダーメイドの保険を知った。
不要な補償を外したり、補償内容ごとに補償金額を設定できるので、パッケージタイプに比べ保険料を安く抑えられた。しばらくは、近くの旅行社でオーダーメイドタイプの海外旅行保険を契約して、海外に出かけた。
近年は、インターネットを利用してオンラインで契約できる海外旅行保険が増えた。web上には、上手な海外旅行保険契約の仕方といった口コミや、各社の海外旅行保険を比較した記事も載っている。
web記事を参考にして、近年は、オンラインでオーダーメイドの保険を契約し、海外に出かけるようになった。
クレジットカード変遷/クレジットカードからデビットカードへ
海外旅行に行き始めてすぐ、マイルを貯める=マイレージを知った。長距離を飛ぶとけっこなマイルになり、貯まったマイルを使って特典航空券を利用できる。
JALとANAにマイレージカードを問い合わせたところ、クレジット機能をつけたカードにすると日常のクレジットカード払いでもマイルが貯まることも知った。
さっそくクレジット機能付きのJALカード、ANAカードをつくった。どちらかをvisaに、一方をmasterにしたと思う。
ほどなく、航空会社が連携してサービスを提供するスターアライアンスにANAが加盟し、遅れてJALがワンワールドに加盟したので、マイルを貯めるチャンスが格段に増えた。お陰で何度か特典航空券を利用した。
クレジット機能の付いたJALカード、ANAカードともに、年会費が必要である。
クレジットカードのなかには、前年に一定額以上利用すると年会費免除というのがある。たまたまHISを利用する機会があり、スカイウォーカーカード=オリコカードをすすめられた。
オリコカードは前年10万円以上の利用で年会費が免除になる。クレジットカードはオリコカードに一本化することにして、JALカード、ANAカードはマイレージのみのカードに変更した。
NTT、docomoなどの支払いをオリコカードにしたので、前年支払いは毎年10万円を超え、これまで年会費は免除である。
ネット通販のアマゾンを利用し始めてから、アマゾンでのネット通販用にアマゾンカードをつくった。アマゾンカードは自宅保管で、持ち歩かないことにした。
定年退職後に株式用のオンライン口座を開き、株投機を試し始めた。その一つの楽天銀行は、年会費無料の楽天カードがあり、カード利用のポイント率も高い。
以降、クレジット支払いは楽天カードに一本化し、オリコカードは通常は自宅保管とし、旅行などには予備カードとして持参することにした。
最近、デビットカードの便利さを知った。買い物、食事、ホテル代などを、銀行の口座残高+設定限度額の範囲で即時決済するカードである。
デビットカードにはキャッシュカード機能も付いていて、ATM機などで現金の引き出し・預け入れもできる。
さらに、海外のATM機で現金を引き出すこともできる。いままで海外で現金を引き出すのにシテイバンクカードを使っていたが、デビットカードは国内外の即時決済+国内で現金引き出し・預け入れに加え、海外での現金引き出しもできることになる。
さっそく楽天デビットカードをつくり、クレジット用の楽天カード、海外現金引き出し用のシテイバンクカードは自宅保管にした。国内での支払い、現金引き出し・預け入れ、海外での支払い、現金引き出しは順調で、重宝している。
ポーランドの旅ではオリコカード付帯保険+海外旅行保険
オリコカードには条件無しで海外旅行保険が自動付帯されている。楽天カードは、海外旅行の際にクレジットカードを利用した場合に限り、海外旅行保険が適用される。アマゾンカードは、海外旅行代金をクレジットで決済した場合に海外旅行保険が適用される。
オリコカードは条件無しなので、海外旅行の際はオリコカードを持参している。旅行前に、旅行先と旅行期間を申請すれば、海外旅行保険契約証明書も発行してくれる。
補償内容は、
死亡・後遺障害 20,000,000
障害治療 2,000,000
疾病治療 2,000,000
賠償責任 20,000,000
携行品損害 200,000
救援者費用 2,000,000 である。
海外で病気や怪我で治療を受けるとかなり高額になるそうだ。トラブルがあった場合の損害賠償も高額らしい。そこで、オリコカード自動付帯の海外旅行保険に加え、オンラインでオーダーメイドの海外旅行保険を追加している。
利用しているのは、損保ジャパン日本興亜株式会社の新・海外旅行保険offで、追加補償内容は、
治療疾病 10,000,000
賠償責任 100,000,000
救援者 20,000,000 で、保険料は2460円である。
今回のポーランドの旅でも病気せず、怪我もせず、トラブルもなく、無事帰国した。保険料は掛け捨てになったが、わずか2,460円でいざというときの強い味方になるのだから、安心料と思えば決して高くはない。
これまでの海外旅行で、スーツケースの不具合を何度か経験した。ほとんどが空港でのキャスター不具合だった。
帰国のときは、成田や羽田の空港内担当事務所に現物を見せ、申請書類をもらい、いったん帰宅してスーツケースを空けてから、宅配業者に発送してもらえば、航空会社が無料で修理してくれる。
旅先の空港で不具合が見つかったときは、手続に時間もかかり、スーツケースを空にできないので、不具合を我慢し帰国後に海外旅行保険の携行品損害保険を利用したこともあった。
この場合、免責額3,000円を負担しなければならない。
カメラもよく落とす。ヨーロッパの旧市街は石畳が多いので衝撃が大きく、不具合を生じることが多い。帰国後、免責額3,000円を負担して修理したことが何度かあった。
携帯やスマホも落としやすい。私たちは経験がないが、貴重品の置き忘れや盗難も少なくないそうだ。その場合も携行品損害保険で補償される。
海外旅行では、海外旅行保険自動付帯のクレジットカードに加え、補償内容を追加するオーダーメイドの海外旅行保険の契約をお勧めする。
ポーランドの旅③で紹介したが、現地ではデビットカードが使いやすいのでこれもお勧めである。(2019.6)
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