2024.10・11・12 築地本願寺パイプオルガンコンサート
築地本願寺本堂の入口上にパイプオルガンが設置されていて、毎月末の金曜日にパイプオルガンランチタイムコンサートが開かれている。
パイプオルガンは1970年の寄贈で、1cm~3cmの約2000本の管が6つの山並みのように並んでいる(写真web転載)。6つの山並みは南無阿弥陀仏の6つの語を表すそうだ。すでに50年を経て劣化が進んでいるため、2025年に建替えられる予定である。
10月は第222回目で、築地本願寺オルガニストの英貴子氏によりパイプオルガンが演奏された。
1曲目 C.サン=サーンス(1835-1921)作曲「動物の謝肉祭より序曲・水族館・化石・白鳥・終曲ほか」
2曲目 N.リムスキー=コルサコフ(1844-1908)作曲「熊蜂の飛行~オペラ・サルタン皇帝より」
3曲目 山田耕筰(1886-1966)作曲「赤き花赤しと見つつ」
4曲目 下総皖一(1898-1962)作曲「いのち」
5曲目 C.サン=サーンス(1835-1921)作曲「交響詩・死の舞踏・作品40」
11月の第223回目は、米山茉莉子氏による声楽と築地本願寺オルガニストの中野ひかり氏によるパイプオルガン演奏の共演である(写真)。
1曲目 F.レハール(1870-1948)作曲「デュエット~オペレッタ メリー・ウィドウ第3幕より」
2曲目 R.カタラーニ(1854-1893)作曲「さようなら、故郷の家よ~オペラ ラ・ワリー第1幕より」
3曲目 親鸞聖人作詞、藤林由里作曲「慶ばしいかな~組曲 浄土讃より」
4曲目 覚和歌子作詞、久石譲作曲「いのちの名前~アニメ映画 千と千尋の神隠しより」
5曲目 宮崎駿作詞、久石譲作曲「君をのせて~アニメ映画 天空のラピュタより」
12月は第224回目で、野村佳代氏による声楽(写真)と築地本願寺オルガニストの板垣敬子氏によるパイプオルガン演奏の共演である。
1曲目 森山美苗作詞、弘田龍太郎作曲「ほとけさまは」
2曲目 G.ロッシ(1710-1729)作曲「私を泣かせて下さい~オペラ リナルドより」
3曲目 G.プッチーニ(1858-1924)作曲「私のやさしいお父さん~オペラ ジャンニ・スキッキより」
4曲目 葦原理江作詞、二階堂和美作曲「あなたがいるからあったかい」
5曲目 浅原才市作詞、飯田一実作曲「ごおんうれしや」
6曲目 森山良子作詞、BEGIN作曲「涙そうそう」
7曲目 黎錦光作詞作曲「夜来香」
毎月、コンサートに先立ち本願寺布教使が仏教について分かりやすく話をし、その後1曲10分ほどの演奏で、人生、生き方、仏の教えなどに関わる曲が少なくなく、仏教に親しみながらくつろぐ、といった雰囲気である。よく知られた曲も多く、外国人観光客などの参拝者もコンサートを楽しんでいる。
7月に墓仕舞いし8月に築地本願寺に改葬したこともあり、私には築地本願寺が日常の風景になってきている。 (2025.1)
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