少しだけ春めいてきた我が家の花壇です。
オカリナを吹くマヤ文明の像は以前、確かエクアドルのキトの市場で購入したと記憶しています。
冬の間は地下室で「冬眠?」していただき、寒さが和らぐと「春を告げる」像としてまた狭い我が家の花壇に鎮座してもらいます。
今日はオカリナの笛の音を思い出しながら、故郷の復興を願っています。
ドイツのメディアは福島の原発関連の報道しかしていません。
確かに原発事故の処理作業が遅々としてすすんでいないのは問題ですが、私にとっては故郷の復興の歩みが遅いことに心が痛みます。
津波の被害にあった親戚、知人は家も新築して、今だに仮設住宅に住んでいる方たちに比べたら暮らしも安定しているのだと思います。
でもやはり色々なところでご苦労があるのだとは思いますが、一時帰国して会うたびにとても元気で明るい笑顔を見せて下さり、
こちらがいつも励まされてしまいます。ふるさとの暖かさはいつも嬉しいものです。
だから今日も新沼謙治の「ふるさとは今もかわらず」を聴きました。
二人の弟を彷彿とさせるジャケットの写真も気に入っています(あの頃は二人とも私の言うことを素直に聞いてくれたのに)。