気がつけばふるさと離れて34年

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旅先での盗難

2016-08-12 16:36:53 | 日記
オリンピック観戦でリオを訪れている日本人旅行者で盗難にあう人が増えているそうですね。

私たちも今回のアゾレス諸島で盗難にあいました。

スーツケースの重量を測る「携帯電子はかり」です。

旅行バッグの前ポケットに入れておいたら抜き取られていました。

帰りのフライトの機内で早速、新しい「はかり」を購入しました。




近年、エコノミークラスのスーツケースの重量は23kgで結構厳しくなっています。

これまで「携帯はかり」は持ち歩かなかったのですが、以前、アイルランドの空港で帰りのフライトのチェックインをした際、重量オーバーで空港内でスーツケースを開けて荷物の詰め替えを行って以来、旅行時は常時、携帯するようにしています。

それで今回のアゾレス諸島のお土産はこの「はかり」と冷蔵庫に貼るマグネットの2点のみです。


マグネットには「7つの都市のラグーン」とポルトガル語で書かれています。
サンミゲル島にある大きな火口湖です。

これまで世界各地を旅行してきましたが、あまり重大な盗難にあわなかったのは幸いでした。

盗難で思い出すままに列挙してみます。

1979年 プーケット島 ホテルの近くの砂浜で泳いでいたら衣類とバッグを盗られてしまい、
水着姿でホテルまで戻りました。

1982年 シシリー島 アグリジェント レンタカーを海岸に駐車して海水浴に行って戻ってきたら、 車の窓ガラスを割られ後部座席に置いてあったパーカーとサマーセーターを盗られてしまいました。

1995年 エクアドル キトー マーケットを散歩してホテルに戻ったら布製バッグがナイフで切られ中にあったメガネが抜き取られていました。
      エクアドル バーニョ リチウム電池がきれて替わりの電池が購入できなくて使えなくなったカメラをホテルの部屋のバッグに入れていたら抜き取られていたのに、ドイツに戻ってから気付きました。

2013年 コスタリカ ビーチレストランで夕食をとっていた時、あまりにも蒸し暑くて肩にかけていたショルダーバッグをちょっと椅子にかけて汗をぬぐおうとしたその瞬間にサーッと奪い取られてしまいました。

盗難ばかりではなく、南仏では一度、自動車事故にあい、自分たちの車は現地の修理会社に預け、一旦レンタカーでドイツに戻り、
ひと月後、車をピックアップするためにまた南仏に行ったりしたこともありました。

盗難や事故にあっても旅行を続行することができたので最小限の被害で済んだことに感謝すべきでしょう。

友人のご主人など学会でブラジルのサンパウロに行った際、高級ホテルのバーでひとりで飲んでいたら、睡眠薬を入れられてしまい、
病院のベッドで意識を回復したという経験をなさったということです。背広のポケットにホテルの部屋の鍵を入れていたことから
部屋に置いてあったスーツケースをそっくり盗まれてしまったのですが、パスポートと帰りの航空券だけは残しておいてくれたのは
まさに「盗人にも一縷の情」ということでしょうか。サンパウロのお知り合いが衣類を提供してくれて、友人は後日「夫はブラジルに出発した時よりも立派な身なりで戻ってきた」などと語っていました。彼女は先月、急逝してしまったので、あの時の歓談など懐かしく思い出しています。

    
コメント
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