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アゾレス諸島旅行記 - 1 ( サンミゲル島 )

2016-08-01 07:34:16 | 旅行
ポルトガル沖約1000kmの大西洋上に浮かぶアゾレス諸島に来ています。

ドイツから4時間程のフライトで諸島中、最大の島サンミゲルに到着します。

諸島には9つの島がありますが、今回はそのうち4つの島を訪れます。

アゾレス諸島の起源は火山で、火口湖や温泉が至る所にあります。




欧州最大の泥温泉です。温泉後、体を拭くとタオルが黄土色に染まってしまいました。


熱帯雨林の滝壺にある温泉です。底には岩が沈んでいるので滝まで行くのが大変でした。


ここは魚の宝庫です。
レストランではメニューの代わりに魚図鑑が出てきます。
ブルーの印が付いているのが今日漁獲された魚です。
他のお店では魚のケースの脇に写真が置かれてありました。





島は今、紫陽花が花盛りです。
江戸時代に日本から持ち込まれた紫陽花が日本と気候風土が似ているこの地で大繁殖したのだそうです。
訪れた教会でも紫陽花が飾られていました。
その日は16年前の病気が再発し、急逝した友人の葬儀ミサがケルンで行われた日でした。
ご葬儀に参加できなかったので遠くから彼女のご冥福をお祈りしました。





「アゾレス諸島」というと普通は「えっ? どこの島?」と尋ねられるのですが、
彼女はその場所を知っていました。ご主人が大学のポルトガル語学科の教授で
教え子のひとりがこの諸島の出身だったということです。
そんなことを病院へお見舞いに行ってお話ししてから10日して急逝されたので
いまだにご逝去が信じられません。
コメント
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