『 瀬戸内国際芸術祭2013 』 のお話 その2
最初の訪問地は本島(ほんじま)。
9時47分、島に降り立った。
出立時刻が早朝だったので、10時過ぎにはお腹が空いた。
島スープという料理を出すお店があるそうなので、昼食はそれを食べようと予定していた。
お昼にはだいぶ早いが、空腹ではこの後歩けない。
作品鑑賞は後回しにしてお店に向かう。
と、そこには長蛇の列が。
げげげ。
お店の横の神社の境内に、何十人もがずらりと並んでいる。
とりあえず最後尾に付きこのまま並ぶかどうしようか思案していると、人数を数えてたらしい現地スタッフのお母さんがやってきて、私の後に並んだ人のところで、ここまでと宣言。
110食分しか作っていないのでと、後から列に並ぼうとする人に食べられないかもしれませんと申し訳なさそうに説明していた。
うわっ、危なっ。
それなら並んででも食べなければと思う人間心理。
<島スープを食しようと並ぶ人々>
その後待つこと45分、ようやく食事にありつけた。
現地スタッフのお母さんが人数を数え損ねていて、直前でなくなったらどうしようとハラハラしたが、実際には私の後10名分くらいあった。
お母さん少なくカウントしてたよう…。
地元のお店が芸術祭に合わせ作成したメニューだと思っていたが、作品番号がお店の前に掲示されており、芸術祭の作品そのものだったと知る。
お店ではなく地区の集会場の玄関で配っていたのだった。
お椀を手に神社の境内の一画に座りいただいた。
<島スープ(本島version)>
2013年の芸術祭は春会期、夏会期、秋会期と開催時期が分けられている。
出品者本人から説明があった。
各会期で提供する島を替え、スープの内容もその島に関係するものを材料にして作成してきたそう。
本島のそれは、海の幸、里の幸をふんだんに盛り込んだ「しんじょ 」が味噌ベースのスープに浸かっていた。
見た目味噌汁だが、味はスープ。
あっさりしているが、その味わいは複雑玄妙。
ひとつひとつの素材の特徴が粒立ちつつも混ざり合い、旨味がぶつかり合う事なく調和して味覚された。
ひとつひとつがなんなのか指摘できないけど。
とても旨かったっす。
最初の訪問地は本島(ほんじま)。
9時47分、島に降り立った。
出立時刻が早朝だったので、10時過ぎにはお腹が空いた。
島スープという料理を出すお店があるそうなので、昼食はそれを食べようと予定していた。
お昼にはだいぶ早いが、空腹ではこの後歩けない。
作品鑑賞は後回しにしてお店に向かう。
と、そこには長蛇の列が。
げげげ。
お店の横の神社の境内に、何十人もがずらりと並んでいる。
とりあえず最後尾に付きこのまま並ぶかどうしようか思案していると、人数を数えてたらしい現地スタッフのお母さんがやってきて、私の後に並んだ人のところで、ここまでと宣言。
110食分しか作っていないのでと、後から列に並ぼうとする人に食べられないかもしれませんと申し訳なさそうに説明していた。
うわっ、危なっ。
それなら並んででも食べなければと思う人間心理。
<島スープを食しようと並ぶ人々>
その後待つこと45分、ようやく食事にありつけた。
現地スタッフのお母さんが人数を数え損ねていて、直前でなくなったらどうしようとハラハラしたが、実際には私の後10名分くらいあった。
お母さん少なくカウントしてたよう…。
地元のお店が芸術祭に合わせ作成したメニューだと思っていたが、作品番号がお店の前に掲示されており、芸術祭の作品そのものだったと知る。
お店ではなく地区の集会場の玄関で配っていたのだった。
お椀を手に神社の境内の一画に座りいただいた。
<島スープ(本島version)>
2013年の芸術祭は春会期、夏会期、秋会期と開催時期が分けられている。
出品者本人から説明があった。
各会期で提供する島を替え、スープの内容もその島に関係するものを材料にして作成してきたそう。
本島のそれは、海の幸、里の幸をふんだんに盛り込んだ「しんじょ 」が味噌ベースのスープに浸かっていた。
見た目味噌汁だが、味はスープ。
あっさりしているが、その味わいは複雑玄妙。
ひとつひとつの素材の特徴が粒立ちつつも混ざり合い、旨味がぶつかり合う事なく調和して味覚された。
ひとつひとつがなんなのか指摘できないけど。
とても旨かったっす。