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昭和の匂い +α

2013-10-24 00:23:34 | その他旅行き
『 瀬戸内国際芸術祭2013 』 のお話 その6

芸術祭ではお昼ご飯をどう食べるかが悩みどころのひとつ。
小豆島でのお昼は農村部にある作品を見学する時間帯に重なった。
中山地区にある「小豆島の光」という作品を見た後、予定していたお店に向かう。
この時は食べる所がなくて困るのでなく、良さげなお店がひとつだけあるが故に人が集中し行列ができて困ったのだった。
待ち時間がもったいない。
島スープと同じ事態は避けたいのだが、そうもいかず。

<向かったお店>


魅力的な店内に魅力的なメニュー。
待ってでも食べたい人がいっぱい。
折角の機会だからねえ。
どうしたものかと入口をにらんでいたら、行列を無視して入った人がお弁当らしきものを持って出てきた。
ははあ、お弁当なら並ばなくても手に入るようだ。
行列の横からお店に入り、店員さんに聞くとはたしてお弁当は待たずに購入可能だった。

<ハンバーガーも棚田のおにぎり定食も旨そうだ>


お弁当のお値段は1,200円也。
ちょっと高いな。
しかし、みかんに小さな水筒に入ったお茶付き。
おお、懐かしい。
プラスチックの器の匂いが移ったお茶の味を思い出した。
郷愁に駆られご購入。

<折詰>


んー、美味しそうでしょう。
ごはんもおかずもぎっしりと詰められて、食べ応えあり。
ばらんは手造りだった。
冷たくても美味しく食べられる味付け。
折詰弁当はかくあるべしというごはんの硬さが泣けた。
予想外に楽しい昼食となった。
こんなことがあるから旅はいい。