万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4142 春の日に3842

2021年10月22日 | 万葉短歌

2021-1022-man4142
万葉短歌4142 春の日に3842

春の日に 萌れる柳を 取り持ちて
見れば都の 大道し思ほゆ  大伴家持

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□はるのひに はれるやなぎを とりもちて
  みればみやこの おほちしおもほゆ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻19(4139~4292、百五十四首)の第4首。題詞に、「二日攀(よぢて)柳黛(りうたいを)思京師(みやこを)歌一首」。
【訓注】春の日に(はるのひに=春日尓)。萌れる柳(はれるやなぎ=張流柳)[「<萌る>は<張る>で、ふくらむ、拡がる」]。都の 大道(みやこの おほち=京之 大路)[15-3728奈良能於保知波(ならのおほちは)]。