万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4135 我が背子が3835

2021年10月15日 | 万葉短歌

2021-1015-man4135
万葉短歌4135 我が背子が3835

我が背子が 琴取るなへに 常人の
言ふ嘆きしも いやしき増すも  大伴家持

3835     万葉短歌4135 ShuI624 2021-1015-man4135

□わがせこが こととるなへに つねひとの
  いふなげきしも いやしきますも
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第104首。左注に、「右一首少目(せうさくゎん)秦伊美吉石竹(はだのいみきの いはたけが)舘宴守大伴宿祢家持作」。
【訓注】なへ(奈倍)[「~に合わせて」。01-0050(長歌)所念奈戸二(おもほすなへに)、02-209落去奈倍尓(ちりゆくなへに)、など]。常人(つねひと=都祢比登)。いやしき(伊夜之伎)[「<いや>はいよいよ。<しく>は重なる」]。