万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4130 針袋3830

2021年10月10日 | 万葉短歌

2021-1010-man4130
万葉短歌4130 針袋3830

針袋 帯び続けながら 里ごとに
照らさひ歩けど 人もとがめず  大伴池主

3830     万葉短歌4130 ShuI595 2021-1010-man4130

□はりぶくろ おびつづけながら さとごとに
  てらさひあるけど ひともとがめず
○大伴池主(おほともの いけぬし)=08-1590歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第99首。「池主戯歌四首」の第3首。
【訓注】針袋(はりぶくろ=波利夫久路)。照らさひ(てらさひ=天良佐比)[「<照らす>の継続態」]。