2012-1126-man0792
万葉短歌0792 春雨を0726
春雨を 待つとにしあらし 我がやどの
若木の梅も いまだふふめり 藤原久須麻呂
0726 万葉短歌0792 ShuB697 2012-1126-man0792
□はるさめを まつとにしあらし わがやどの
わかきのうめも いまだふふめり
○藤原久須麻呂(ふぢはらの くすまろ)=原文では「藤原朝臣久須麻呂」。第791歌参照。
【編者注】藤原朝臣久須麻呂が来報(こたふ)る歌二首、の第二首。
【訓注】あらし(有四)。我がやど(わがやど=吾屋戸)。若木(わかき)。梅(うめ)。いまだふふめり(未含有)。
―― 巻四 相聞 終 ――