万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0770 人目多み0704

2012年11月04日 | 万葉短歌

2012-1104-man0770
万葉短歌0770 人目多み0704

人目多み 逢はなくのみぞ 心さへ
妹を忘れて 我が思はなくに  大伴家持

0704     万葉短歌0770 ShuB680 2012-1104-man0770

ひとめおほみ あはなくのみぞ こころさへ
  いもをわすれて あがおもはなくに
大伴家持(おほともの やかもち)=原文では「大伴宿祢家持」。第403歌参照。
【編者注】題詞は、大伴宿祢家持が久邇京(くにの みやこ)から坂上大嬢へ贈った歌五首。その第一首。
【訓注】人目(ひとめ=人眼)。逢はなく(あはなく=不相)。心(こころ=情)。我が(あが=吾)。