A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

Sonny Rollins and Contemporary Leaders

2006-11-12 | MY FAVORITE ALBUM
モダンジャズの歴史でテナーサックスの巨匠というとやはりコルトレーンとロリンズ。
何かにつけて対比されるが、コルトレーンが早く逝ってしまったのに対して、ロリンズは昨年まで来日してプレーを聞かせてくれた。今だ健在というのもそれぞれの生き様の違いを反映しているのかもしれない。

1957年、ロリンズはマックスローチのグループを離れて自己のグループで活躍していた。翌58年このアルバムの録音を最後に、ヨーロッパへの演奏旅行に旅立つ。
そして、一年後には失踪して引退生活に入ってしまった。

自分がJAZZを聴き始めた時は、ちょうどこのロリンズが数年のブランクの後復活した直後。RCAから新たに発売されたアルバムなどが紹介されて話題になっていた頃だった。

その意味ではこのアルバムは、「ビレッジヴァンガードでのライブやサキソフォンコロッサス」などを生んだ第一期の活動の節目となるアルバムなのかもしれない。

ちょうど西海岸で仕事をしていた時の録音ということで、バックはレギュラーグループではなく、その当時の西海岸で活躍していたプレーヤー達。
アルバムのタイトルどおり、当時、コンテンポラリーレーベルからリーダーアルバムを出していたオールスターメンバーだ。
ロリンズの名盤といわれるものは、あくまでもロリンズのテーナーが中心でピアノレスものが多い。そして、バックはあくまでも脇役。ここではロリンズを盛り立てる各プレーヤーの演奏もロリンズ節に乗って一緒になってご機嫌な演奏を繰り広げている。

歌物を素材に縦横無尽にソロを繰り広げるロリンズに、やはりモダンジャズテナーの原点を感じる。自分としては、コルトレーンよりはロリンズが好みであるので余計に贔屓目になるが。

曲はいずれもスタンダード曲ばかり。ロリンズ節が似合うミディアムテンポを中心にスローからアップテンポまで。同じロリンズ節でも、多少WEST COASTの明るい雰囲気の味付けを感じるのは気のせいなのか?
お気に入りは、Rock-A-Bye Your Baby with a Dixie Melody

録音当時ロリンズは28歳。ジャケットの写真も若々しい。
58年の秋、日本のテレビでは月光仮面をやっていた。
<主題歌「♪ どこの誰かは知らないけれど 誰もが皆な知っている 月光仮面のおじさんは 正義の味方よよい人よ はやてのように現れて はやてのように去っていく 月光仮面は誰でしょう」>

I've Told Ev'ry Little Star
Rock-A-Bye Your Baby with a Dixie Melody
How High the Moon
You
I've Found a New Baby
Alone Together
In the Chapel in the Moonlight
The Song Is You

Sonny Rollins (ts)
Victor Feldman (vib )
Hampton Hawes (p)
Barney Kessel (g)
Leroy Vinnegar (b)
Shelly Manne (d)

Recorded in Los Angeles, CA, October 20, 21 & 22, 1958
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ゴルフの予定日・・・・・・・天気予報がよくないと

2006-11-11 | SHOT OF THE DAY
世の中、尋常ではない竜巻とか嵐が吹き荒れているが、全体的には今年の秋は暖かく穏やかだ。
ゴルフ日和が続いている平日、会社の窓から外の景色を眺めながら、「こんな日にゴルフができれば」とついつい思いがちになる今日この頃ではあるが。

気になるのは次のラウンド予定日の天気予報。
週間天気予報で、プレーの予定日に雨マークが付く。何とか雨マークがずれてくれるのを祈りながら、前日の夜を迎える。
そこで、最終的に翌日の予報を確認することになるが。
最近は予報の精度があがっているせいか、あまり大きく予報が変わることはない。

中には予報が悪いとすぐにキャンセルしてしまう仲間もいるが。基本的には、自分は天気が悪いからという理由で予約のキャンセルはしない。
予報を信じてキャンセルをして、実際には晴天になって苦々しい思いをしたことも何度かあるが。最近では、予報を見て翌日の衣服や用具の用意と確認をして、翌日の覚悟を決める。後は、運を天に任せてコースへ行くのみ。悪天候の中のゴルフもまた、「ゴルフの楽しみ」と自分に言い聞かせながら。

今週末の土曜日は、かなり前から天気が崩れる予報であった。唯一、一週間の中でこの日だけが雨マークが出ていたが。金曜日の夜、予報を見ると、プレー予定の千葉県は、曇りマーク。夕方から日曜日の朝にかけては雨という予報であった。何とか一日もってくれれば・・・・。

そして翌日、朝起きですぐに最新の予報を見る。
すると、いつの間にか曇りが消えて「終日雨マーク」に。一夜にして悪い方に予報が変わってしまった。
概況を聞くと、寒気と暖気がぶつかった前線では、時には雨が強く降ることも、雷もあると。荒れた天気になる気圧配置の説明が続く。

雨は仕方がないが、「雷と嵐だけは勘弁して欲しい」と思いながら家を出る。
どんよりとした空ではあったが、まだ雨は落ちていない。
「何とか降らずにもって欲しい」という気持ちは、すべてのゴルファー共通の心理であろう。

コースに着くころには、パラパラと雨が降り出す。スタート前の練習中も降ったり止んだり。
そして、スタートの時には、一瞬薄日が差し、雨は全く降っていない。
バッグから出して着る用意をした雨具も身に付けずにスタート。
ロングホールの1打、2打、そして3打と完璧な当たりが続いて、バーディー狙いのパットへ。

そこで、突然大粒の雨が降り出す。遠くでは雷鳴も。

思わせぶりな態度を何度か振舞われ、何となくその気になって都合よく解釈していたが、やはり来るべきものが来てしまったかという感じであった。

その後は予報どおりで一日雨。ただし、時には強く降ったかと思えば、霧雨になったり。色々な雨の降り方の見本市。
コースのコンディションはだんだん悪くなっていったが、風が強くならなかったのがせめてもの幸い。最後は霧が立ち込めて、周りの山並みの景色が、モノトーンの中国の山水画のような雰囲気に。
寒さを感じることも無く、遅めのスタートであったが日没前に上がれ、雨の日のプレーとしてはまずまずのコンディション。それほど辛い思いをせずに終えられた。

肝心のスコアの方は、INスタートで、10番、11番とショット、パットが完璧。絵に描いたようなバーディーチャンスに。せっかくの好スタートにもかかわらず、次のショートで、2オン3パットと素ダボ。
13番のロングの一打。このコースで一番狭いホールで、ティーショットでの狙いどころが難しい。右にプッシュアウトしてあわやOB。せっかく助かったボールの2打をまたもやプッシュアウトして、今度は50cmOBの境界線の外へこぼれる。トリプルボギー。
コンディションが悪い中、良いスタートを切れたのに持続できない。

後は持ち直して、最終ホールへ。
池が微妙に絡んで綺麗なホールであるが、1打も2打も攻めるのが難しい。
ティーショットはドライバーで思い切って攻める。池の手前にピッタリと止まる。あと5ヤード飛んでいたら、池に入ってしまったかも。
第2打が、残り160Y。6Iの当たりはピンに絡む。
この日のベストショットだった。
この日は150Y~160Yの距離を残すことが多かったが、このアイアンショットがことごとく良かった。先日の女子プロのアドバイスが効いてきたのか、最近の悩みであったドロー系のアイアンショットが影を潜めて、ベストに近い感触が続いた。
この感触を何とか持続したいものだ。

午後のスタート。雨は相変らず降り続いていた。
1番、2番とティーショットがよかったのにかかわらず、2打目、アプローチをミスして、素ダボの連続。出鼻をくじかれる。
途中は調子に乗り出すと池ポチャとOBの繰り返し。
早い転がりの良いグリーンは雨の影響もなかったが、ショットが良くてもパットがはいらず。
心配された雨はそれほど気にはならなかったが、ストレスの溜まるラウンドであった。

- - ▲ □ △ - △ - - = 43
2  2  3  2  2  2  2  2  2  = 19

▲ ▲ △ - ▲ □ - - △ = 47
2  2  3  2  2  2  2  1  1  = 17

OB2つ、池ポチャ2つ。
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松喰い虫による松枯れが話題になって久しいが・・・・・・・現状と対策は?

2006-11-10 | GOLF LIFE

最近行ったゴルフ場での光景だ。
紅葉の時期なので、赤く色づいている木がたくさんあったが。
良く見ると、その中の多くは松。
松は紅葉しないので、「松枯れ」である。
この問題が大きくニュースで取り上げられるようになって久しいが、まだ防ぐことができないのか。

松の木がコースのデザインやレイアウトで重要な役割を果たしているゴルフ場はたくさんある。
「このままでは、日本のゴルフ場、というよりは日本から松が無くなってしまうのか?」
と心配になり、早速調べてみることに。

松枯れというと松喰い虫が原因と思っていたが、実際はこんな説明が?

外国からやってきたマツノザイセンチュウが日本にいたマツノマダラカミキリと仲良くなって,カミキリの体の中に入り,他のマツまで運んでもらうようになりました。カミキリは線虫が体の中に入っても死ぬことはありません。そして,カミキリが若い枝をかじる時に,カミキリの体の中(気門という呼吸する穴)から線虫が出てきて,枝のかみ傷からマツの体の中に入ってしまいます。マツの体の中に入った線虫はどんどん増えて,木を枯らしてしまいます。そうするとカミキリが卵を産むことができるようになります。(元気なマツに卵を産んでも,卵が松ヤニに巻かれて死んでしまう)。
という訳で、カミキリがっ直接の原因ではなく、カミキリの寄生虫であるセンチュウが原因ということは分かったが。
最近では、これに加えて公害による環境汚染も影響しているのではないかという説も。
いずれにしても、松にとってはますます住み難い日本になってりうようである。

このセンチュウ、戦後アメリカ軍とともに日本に「進駐」してきたらしいが、いつのまにか日本中に広まってしまっている。
先日も、松喰い虫対策のために、大規模な伐採をやるという新聞記事があったばかりだ。
本人が悪くは無いのだが、寄生虫がいるばかりに駆除されてしまうカミキリもとんだ災難だが、抜本的な対応策は見つかっていないのだろうか?

戦後日本に自由と文明という名目の元に持ち込まれた様々なものが、日本古来の伝統や文化を破壊しているが、こんなところにもその一例があるとは。
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COMO SWINGS / PERRY COMO

2006-11-09 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZを聴き始めたとき、世の中はまさにビートルズ旋風が吹き荒れ出したとき。
ジャズに興味を持ったきっかけとなったヴィレッジストンパーズの「ワシントン広場の夜は更けて」こそ、ヒットチャートの上位になったものの、その音色の源泉であるディキシーランドジャズに興味を持つものなど、当時中学生であった自分の周りには全く見当たらなかった。

高校に入ってモダンジャズも聴くようになると、ちらほらジャズに興味を持つ変わり者が、身近にもいることが分かったが。何人かでつるんでJAZZ喫茶に行くようになったものその頃であった。

そんなJAZZ好きの仲間の一人に、シナトラが好きというさらに一風変わった異端児がいた。彼は聴くだけではなく、自分でも歌っていた。
今みたいにカラオケもなく、歌といえばギターに合わせてフォークソングを皆で口ずさんでいた時。
彼は、指でテンポをとりながら、「♪ Day by day・・・・・」と、シナトラ節を聞かせていたものだ。

卒業してから10数年経ってから再会をした時、さらに腕前(美声)には磨きがかかっていた。
ピアノのあるバーでグラス片手に歌う姿は、「カッコいい」の一言。彼の独り舞台で、自分を含め他の仲間達の出る幕はなかった。
そんな彼と、久々にJAZZ VOCAL談義。ちょうどこちらも、VOCALにも興味を持ってカーメンマクレーなんかを聴いていたので話しは合ったが。それが機会で、少し「男性VOCAL」でも聴いてみようか思って、何枚かのレコードを買い求めた。

前置きが長くなったが、そんなきっかけで買ったのがこの一枚。
特に、ペリーコモが特に好きな訳でもなく、思い入れのある曲が入っている訳でもなく。

ここ最近、50年代後半に録音されたアルバムを探していたら、このアルバムも1959年の録音ということ。久々に、引っ張り出して針を落としてみた。

ほとんど中身には記憶が残っていなかったが、お馴染みの、セントルイスブルースから始まるスタンダード曲に、ビッグバンドのバックで歌うぺリーコモはジャズシンガーそのもの。

ナットキングコールで有名な「ルート66」、エリントンの名曲「ムードインディゴ」が特にいい感じである。

JAZZ好きのゴルフフリークにとっては、なんともいえないタイトルとジャケットデザインだ。

どちらも、”SWING”が大事。

1959年5月、日本のヒット曲は、南国土佐を後にして(ペギー葉山)
♪ 南国土佐を 後にして 都に来てから 幾年ぞ 思い出します 故郷の友が

ST.Louis Blues
I’ve Got You Under My Skin
Route 66
Dear Hearts and Gentle People
Mood Indigo
Donkey Serenade
To Know You Is to Love you
You Came a Long Way from St.Louis
Honey,Honey
Let a Smile Be Your Umbrella (On a Rainy Day)
Linda
Begin the Beguine

Recorded on April & May,1959
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苦手のINを上手く廻れたので・・・・・・好きなOUTもこの調子が続けばいいのだが

2006-11-08 | SHOT OF THE DAY
久々の月例も、午後後半のハーフに。

一時間強の昼休み。
プレー中心の時は、45分位の休みが何となくテンポがいいが。
一時間を越えると、多少手持ち無沙汰になる。

さて、午後のスタートホール。
午前の最後が完璧なパー上がり。最初にティーグラウンドに立つ。
393Yのミドル。
昼休みを挟んで仕切り直しでティーグラウンドに立つと、またまたチェックポイントを思い出してしまう。いいテンポのときは続けてやりたいものだが。
そして打った一打はなんとトップでチョロ。100Yも飛んでいない。
トップのミスは今日は出ていないが、いやはやどうしたものか。

2打目を確実にUTで。今、一番安定して打てるクラブだ。
真ん中に上手く打てた。
残り70Yを、AWでピン横3mに。
出だしどうなるかと思ったがまずは一安心。ボギーで切り抜ける。

次の、ミドルがまた400Yを越えるミドル。
フェアウェイは広めなので、真ん中に確実に行きたいが。
結果は右へプッシュアウト気味。
バンカー手前のラフ。
グリーンまでは200Y弱。まずは、問題なし。

UTで狙える距離。あたりは悪くなかったが、右方向に真っ直ぐ。木をかすめてグリーン手前に。
自分ではそんなに右へ打ったつもりはないのだが、スタンスの向きが悪かったのかもしれない。少し前上がり気味だったので、自然と右を向いてしまったのかも。

残りはラフから20Y位。乗せるだけなら何でもないが。
ラフではあるが、ライが少し芝の薄めところに。
トップは嫌だなという気がして、打ち込み気味に打ったらこれが大ダフリ。
やはり手打ちになっている。
グリーンにも届かず。寄せのアプローチを今度はトップして、ボールは行ってはいけないピン奥に。
案の定下りのパットは止まらずに3パット。このホール、トリプル。
午前中の13番ドタバタ劇の再来だ。

まだ貯金はあると、気を取り直して次のショートへ。



このホールはティーグラウンドがひとつ前。152Yしかないので確実に乗せれば・・・・。
ところが、前の2人が池を直撃。

するとどうしても自然に左の池を嫌がり右へ打ち出してしまう。
グリーンの右側のラフへ。
池に向かっての下りのライン、芽も順目になるので、思い切っては突っ込めない。
2mショート。
次の下りも合わせるだけ。ボギーは仕方がないか。

次のロング。



ここは4人とも、フェアウェイ真ん中にボールが集まる。
それぞれ、2打目の飛距離で狙いが微妙に変わるが。
ここは、あまり無理をせず、フェアウェイセンターを狙えるクラブで真ん中狙い。
残りは140Y。
グリーンに対してかなり上っているので、1クラブ大きめでよいのだが。
何故か、「普段のこの距離のクラブ8番」を選んでしまった。
あたりは悪くなかったが、やはり結果はショートで手前のグリーンエッジ。
アプローチを寄せきれずボギー。
「一番手大きくしておけば」・・・・悪い流れになっている。

次のミドル。ティーグラウンドが後ろだと、自分の距離だと真ん中にある気になるバンカーまではなかなか行かない。
思い切って打てばよいのだが。
完全に右手で力んで打ちにいってチーピン。OBは免れたが、左のラフに。
グリーンは狙える場所なので、よしとしよう。



残りは200Y近く残してしまったので、UTでグリーンの右狙い。
グリーン左端のピンを狙うと、目の前の木の枝が邪魔になる。
こんな時は、思い切って右を向いて打ったほうが良い結果になることが多いのだが、少しでも左に打てないかという色気が、狙いを迷わす。
ここでも全く同じ状況。

右を狙ったつもりであったが、打つときに手でこねてしまった。
少しダフリ気味でドロー回転のかかったボールはグリーンの手前のバンカー方向に。
なんとか手前に止まったが。ここからバンカー越えのアプローチ。
今日は、アプローチのミスが多いので、ここは慎重に。
ピン右奥3m。
少し突っ込みすぎたが悪くはないショット。
しかし、下りのライン。
ワンパットではなかなか入らない。2パットのボギー。

ミスをしのぐ我慢のゴルフは続く。
ここまですでに7オーバー。
貯金を使い果たしたので、目標のネットパープレーには、後は全部パープレーで行かなければならない。
OUTの後半はそれほど嫌いではないので午前中のペースが戻れば不可能ではないが。

茶店の後のミドル。このティーショットは、力が抜けて切り返し、インパクト、振り抜きともに最高のあたり。久々の良い感触。
本日一番のティーショット。というよりは一ヶ月かもしれない。
9月から10月前半の調子が良かったときのティーショットの感触だ。
やはり、先日プロに指摘された、上半身の微妙な力みが色々悪さをしているだろう。

ボールは、フェアウェイ真ん中の木の横へ。グリーンに対しても視界が開けている絶好の位置。
第2打は狙い通りピン筋に打てたが、ボールは軽いドローでグリーン左端に。
ナイスショットが、6~7Y左にぶれる。最近の球筋だ。
球筋が安定しているので右を狙えばよいのだが、やはりアイアンは真っ直ぐに打ちたい。
この球筋を直すには少し打ち込みが必要かも。



このホールは、アプローチパットも完璧。カップの淵に止まる。
後半やっと最初のパー。

次のショートが難物であるが、今日はティーグラウンドも後ろ。218Yある。
少しアゲンスト気味なので、ドライバーで打ってもいい感じであるあるが、ピンが手前。
スプーンで狙うことにしたが。
日頃、UTを多用しているので、スプーンは滅多に使わない。
練習もしていないので、結果がうまくいく訳がない。あたりも悪くグリーン手前に。
ここは、アプローチをうまく打てたが、ワンパットではなかなかきめられないグリーン。
2パットのボギー。

次のロングは比較的相性がいいので、何とかパーをとりたいホール。

ドライバーのテンポがまた悪く、左サイドに。
2打は無理せずに池を避けて刻みに徹する。
残り、150Y強。少し残しすぎた。
ピンはグリーン真ん中なので、このホールでは狙いやすいピンポジ。
キャディさんから「160Yしっかり打って大丈夫」とのアドアイスもあり、軽く振ったつもりであるが、また瞬間の「力み病」が出る。
左への曲がりが大きくドローというよりはフック。グリーンを大きく左に外す。
クラブも大きめにして、何も力む必要がないのにしたにも関わらず。

このアプローチをミスって5オン2パット。

最後のミドル。
ティーショットが真ん中に行ったもののあたりはいまひとつで、フェアウェイセンターの木まで届かず、200Y近く残す。
2打のUTは完璧(この日のUTのベストショットかも)で、左の池も上手く避けグリーン右にオン。
グリーンの右から左に。フックラインの横切るパット。僅かに弱くカップ手前で大きく左に切れる。

前半は、この横からのパットが上手くラインを出せて、快進撃に繋がったが、最後はこのラインも上手く打てなくなって3パット。

後半は、ドライバー、アイアン、そしてアプローチと、「自分の今のミスの象徴」が次から次へ出てくるパターン。最後には、難関グリーンで好調だったパットも調子を崩し。大崩しなかったのが不思議なくらいであった。

△ □ △ △ △ - △ ▲ △ = +11
2 3 2 2 2 1 2 2 3 = (19)
 
ということで、後半は前半の勢いを持続できずに玉砕。
パーがひとつでは如何ともしがたい。

3.6オーバーは、順位でいうとほぼ真ん中。
いいゴルフと、悪いゴルフが、INとアウトで両方に分かれて出たという一日。
同一人物のプレーとは思えない内容の違いであった。

この日は、コースセッティングが難しかったのか、アンダーパーは少なく、75人中9人だけ。

トップでも、2.9アンダーでブッち切りはおらず。
今回のベスグロは78。今年の女子チャンピオンの女性でした。

強豪の片手シングルの皆さんも苦戦していた様子。
絶好の日和の、絶好のコンディション、見た目とは違って皆さんコースの本来の難しさに苛められたようでした。
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Barney Kessel / The Poll Winners Ride Again!

2006-11-07 | MY FAVORITE ALBUM
1958年の8月。時期的には、ニューポートJAZZフェスティバルが行われた直後の録音だ。
その当時の、アメリカでのJAZZの人気投票の有名どころは、「DOWN BEAT」、「METRONOME」、そして「PLAYBOY」の3つだ。その3つで、1956年、1957年続けて楽器別のカテゴリーのいずれもトップをとった三冠王の3人が集まったオールスターセッション。
同じ組み合わせの企画のアルバムが前年にあるので、その続編になる。
いわゆる「2匹目のどじょう」であるが、内容は前作同様素晴らしい。

ちょうど、WEST COAST JAZZに興味を持って聞いていた時に買い求めた一枚。
YAMAHAのビニールに入っているので、バーゲン漁りで買ったものだ。
よく聞いたアルバムである。

西海岸で活躍していた2人に、RAY BROWN が加わった形だ。
RAYはOSCAR PETERSONと行動を共にしていたが、この年はピーターソン自体も録音が少ない。翌年は、2人にEd Thigpenを加えたトリオでVERVEでのマラソンセッションが行われるちょうど活動の狭間。

リズムセクションの3人なので普段あまり派手さは無いが、今回は3人だけのトリオ演奏。
となると、バックに徹するわけにはいかない。
スタンダードに加え、自分たちの曲も加え、普段は裏方のリズム隊が自分たちの自己主張を思い切り前面に出している。各人のアドリブを含めたソロプレーがたっぷり楽しめる。
ドラムのSHELLY MANNEは、こんなプレーが得意だ。

普段は一緒に演奏をしていない組み合わせなのに、呼吸が合っていていつも一緒にやっているような感じである。
よくJAZZの解説で使われる「spontaneously」という言葉がピッタリ。
3人が一体となっているコンビネーションプレーに、3人の和気藹々としたプレーの雰囲気が伝わる。

お気に入りは、THE SURRY WITH THE FRINGE ON THE TOP
最後のアップテンポの、THE MERRY GO ROUND BROKE DOWNも圧巻。
ジャケットの回転木馬やアルバムタイトルまで絡ませて??、かなり洒落っ気がある。

1958年(昭和33年)8月の日本のヒット曲は、

おーい中村君(若山 一郎)

♪ おーい中村君 ちょいと待ちたまえ いかに新婚 ほやほやだとて 伝書鳩でも あるまいものを 昔なじみの 二人じゃないか たまにゃつきあえ いいじゃないか 中村君


DE DEEDLE DEE DO
VOLARE
SPRING IS HERE
THE SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
CUSTARD PUFF
WHEN THE RED RED ROBIN COMES BOB BOBBOBBIN’ ALONG
FOREIGN INTRIGUE
ANGEL EYES
THE MERRY GO ROUND BROKEN DOWN

Barney Kessel (G)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Recorded August 19 & 21,1958 at Contemporary Studio in Los Angels
Sound by Roy Dunann
Produced by Lester Koening
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連休3日目はホームコースの月例・・・・・・久々の月例参加になったが。

2006-11-06 | SHOT OF THE DAY
このコースは最近相性がいいし、9月のこのコースの月例では上位入賞している。
調子は少し低迷気味だが、何か行けそうな気分でコースへ向かう。
ここのコースには一ヶ月ぶり。
コースを見渡すとまだ気温は高めの日が続いているが、すでに広葉樹が綺麗に色づいている。景観の良いコースがすっかり秋の化粧直しを終えていた。

朝のうち、薄曇であった天気も晴れ間が広がり気温も上昇。
半袖でも、暑いくらいの絶好のコンディションであった。

今回はINスタート。INに苦手ホールがあるせいか、INの方が、相性が悪い感じがする。
過去のスコアーの平均を見ても、INの方が、0.8打ではあるがOUTより悪い。
9月の月例でもOUTを38で廻ったが、午後のINは44と崩れた。
この苦手のINスタート、今日はどんな展開になるのやら。

シーズン真最中ということもあり、コースコンディションはベスト。
フェアウェイは、まだ青々としており、ディボットも目立たずきちんと整備されている。
ラフは、この時期になるとさすが元気がなくなる。プレーにはかえって幸いだ。
そもそも、このコースのラフはそれほど深くしていないが。

そしてグリーン。
このコースのご自慢グリーン。3.8mmのカットで、速さは9.5フィート。
10フィートには届かないが、練習グリーンでの感触も十分に速そうな感触だ。
やっと早いベストな状態に。
下りのパットには要注意。

いよいよ10番のスタート。
先頭バッターは同伴者の中のハンディー頭さん。
真ん中へナイスショット。

打順は2番目。
先日のプロのスイングチェックで、練習でもドライバーの切返しが気になっている。この日も朝の練習で、切り返しのタイミングがバラツキ気味で若干不安があったが。
結果は右へのプッシュアウト。隣のホールへ。
思い切って振り切ればよいのだが。少し詰まってしまった。
左で思い切って、引っ張れがなかなかできない。

ボールの所へ行くと、低い林越えでグリーンを狙える。
ラッキーなポジションだ。
得意の「UT」で残り180Yを狙う。
ところがこれを大きくダフる。ボールは木に引っかかり、右前方に落ちる。

出だし早々ミスが続く嫌な展開だ。
残り100Y。またもやグリーンを狙える場所。ツキはまだあった。
今度は確実にグリーンにオン。
少し奥目に。下りのラインをうまく打ち、2パットでボギーに収める。



次のロングホール。

今度は、1打を真ん中へ。
2打は少し右に打ち出しラフに入るが特に問題なし。右の木が少し気になり少し左狙い。3打目をグリーン左に確実に乗せる。
ショットの距離感は合ったが、グリーンの左から右へ大きなスライスラインの横からの15Y近いパットを残す。

これをOKの位置にうまく寄せてパー。
グリーンが速いだけに、このファーストパットの感触は最高だった。
何となく、今日のグリーンは克服できそうな気分に。
このパット。午前中のスコアメイクに影響する大事な一打だった。

次の12番は「苦手のショート」。もっとも、最近は苦手意識を克服しているのでそれほどプレッシャーは感じていなかったが・・・・。
しかし、結果は甘かった。「UT」で薄くあたった当たりが少し右目に。ボールが上がりきらないでグリーン方向に飛んでいったが。最後、越えたかに見えたが、残念ながら池に落ちる。
せっかく流れが良くなったのに。流れを掴みきれない。

ところが、1Pで池の横から打った第3打が、ピンに絡み30cmにつく。
ショートの池ポチャのボギーはラッキーだ。
良い流れを一気に取り戻す。

次のミドルホール。
今日のティーマークは、いつものブラックの位置。完全フルバックだ。456Yのミドル。
少しアゲンスト気味だし、ここは確実に3オン狙いを決め込む。
と思って打ったにも関わらず、ドロー回転で左の斜面に。
確実にフェアウェイに戻して、残りは80Y弱。
AWを替えてから最近得意にしている距離だし。何の迷いも無く打ったつもりであったが。
慎重に打ったつもりが、体から始動して打てず。手から打ち急いでザックリとダフリ。

一喜一憂が続く。

慌てたアプローチが今度はトップで奥のバンカーに。
難しいライであったが、何とか乗せられたと安心もつかの間、今度は3パット。
なんとこのミドルホール5オンの3パット。
いやはや、崩れのパターンのバタバタゴルフの再来になってしまった。
それも、まだ4ホール目で。

「今日は終わったかな」という気持ちが一瞬よぎったが、気を取り直して次のティーショットへ。

他の3人は気分よさそうに豪快に飛ばして、4人目の自分の番に。
前の3人を見るとどうしても力が入る。それを抑えて軽めに振る。
真ん中へは行ったが距離が伸びない。
やはり多少手打ちになっているのか、220Y位しか飛んでいない。

奥目のピンまで、まだ170Y以上を残す。
ここもアゲンスト気味。
「UT」で思い切って打ったボールはグリーン左にオン。
飛ばした3人は誰もオンできず。一人は50Y以上先まで飛んでいたのに。

登りで、右に大きく切れるパットのライン。距離は10Y近く。
タッチと曲がり具合の読みが難しい。
このコースのグリーンの特徴だ。
カップの左2M近くを狙って思い切って打った1打目。勢いを弱めると同時に右に切れ始めカップ方向に。そして、そのままカップイン。
もし外れてカップを過ぎていたら2mはオーバーしたかもしれない。再びツキが廻ってきた。

ピンチを転じて、このホール「バーディー奪取」
流れが変わるか。

次の短いミドル。
ティーショットのスイングのバランスを崩したものの、あたりは悪くなく。フェアウェイセンターに。流れがいいとミスがミスにならない。
第2打は少しトウよりの当たりで、ショート気味だったがとりあえずオン。
これも、ミスに近いが、結果はミスにはならない。
そして、無難に2パットのパー。
ファーストパットの感覚がバッチリ、グリーンに合っている。



次のロングは1打、2打ともにまずまずで、残りは12OYも無い距離。
9番は好きなクラブ。少しドロー気味ではあったが、距離はピッタリ。
グリーンに乗っていなかったが、ボールはエッジに止まっていた。
またもや横から下りのライン。
今度は、カップを過ぎて1.5m位転がる。
上りとはいえ、いやな距離だ。
これを、真っ直ぐ下から決めてパー。

流れが俄然良くなった。

17番のショートもティグラウンドは一番後ろ。207Yある。
ピンが手前で200Yだが、ここは距離がしっかりある。

UTの良い当たりであったが、ボールはグリーン右サイドへ。
波には乗り切れないが、内容は悪くはない。
15Y近いアプローチは上手く振れて2M弱につける。
これも、下からのパットが残ってラッキーだ。
上につけた同伴者は苦戦している。
今回は、下から真っ直ぐなラインを確実に1パットで決めてパーが続く。

最終のミドル。
この最後のホールが池越えの名物ホール。フルバックからは432Yある。
「200Y以上残した時は2オン狙いを断念」と決めているホールだ。
池を越えても、確実にグリーンに乗せないと、周りのバンカーに捕まる。
それもビーチバンカーなので、落ちどころが悪いと、水面との境まで転がって水にかかって止まる。
そして、ウォーターショットが待っている。

第1打は、会心の当たりとはいえなかったが、まずまずの当たりフェアウェイセンターに。
残りは、「207Y」の表示のすぐ前。
ピンは手前。
ちょうどグリーンセンターまで200Yの距離。

自分の基準ギリギリの距離であったが、ここは流れもいいし、狙わない訳にはいかない。
UTの当たりは良い当たりであったが、少しドロー気味。
最近、ショットがすべてドロー気味だが、UTだけは真っ直ぐ飛んでいたのだが。

ボールの出だしだけみれば、乗ったはずの当たりだったが、光の具合で落ち際が見えなかった。

グリーン上に行くとグリーン左サイドのエッジにしっかり止まっていた。
もう少しで、グリーンに転がり落ちていたが。
またもや横からのパット。そして右へのスライスライン。
これが、本日最高のタッチで打てて、うまくラインに乗る。
カップに近づくと大きく右に切れるが、そこでもライン上を転がる。
しかし、最後のひと転がりが届かず、カップの10cm手前で止まる。
難なくタップインのパー。

振り返れば、「13番で今日の勝負は終わったか」と思いきや、14番のバディーで復活し、その後の4ホールはすべてパーで復活。

△  -  △  +4  ○  ―  ―  ―  ― = +5
2  2  1  3  1  2  1  1  1 =(14)

終わってみれば、5オーバーの41。パットは14パット。
ハンディーが12.6なので、ハーフターンは1.3アンダーで終えた。

全く、ゴルフは終わってみなければ何が起こるか分からない。

この流れが午後のハーフに続くことを祈って昼食へ・・・・・・?

つづく
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GEORGE LEWIS・・・・BANJOの音色をバックに

2006-11-05 | JAZZ LIFE
元気に復活されたソフィアさんからのコメントに即反応。
JAZZと「管」は、JAZZの歴史そのものなのでまた他の機会にでも。
バンジョーがマイブームとは、どんなきっかけだったのでしょうか。

バンジョーといえば、ディキシーかブルーグラス。
あいにく、バンジョーの活躍するカントリーやブルーグラスは全く門外漢。

ディキシーのバンジョーは華やかな面もあれば、物悲しい音色に聞こえることも。
特に、ニューオリンズジャズのバンジョーは。

JAZZを聴き始めた頃にお気に入りだったクラリネットのジョージルイスの相棒のバンジョー奏者がローレンスマレロ。
バックで確実にリズムを刻んでいる。ベイシーのフレディグリーンのギターのように。

このジョージルイスが、現役に復帰した直後の録音が残っている。
ベースとバンジョーだけをバックに、古いゴスペルの曲を2曲。
アドリブもなく、淡々と覚えやすいメロディーを素直に。
ジョージルイスが「クラリネットという自分の声」で、いつも歌っている歌を口ずさんでいる感じだ。
この何の変哲も無い演奏のバックのバンジョーの音色が何故か印象に残っている。

来週末(11月11日、12日)、新宿でトラッドジャズのフェスティバルがある。
たまには、時間を作って行ってみようか。
バンジョーの演奏も聴けるかもしれない。

THE OLD RUGGED CROSS
LEAD ME SAVIOR

GEORGE LEWIS (cl)
ALCIDE “SLOW DRAG “ PAVAGEAU (b)
LAWRENCE MARRERO (banjo)

ちょうど第2次世界大戦でドイツが無条件降伏し、日本では沖縄の決戦の真最中、10日後には沖縄が陥落している頃。
悲惨な戦争の終結も見え始めた1945年5月21日 ニューオリンズのジョージルイスの自宅での録音されたものだ。
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松喰い虫による松枯れが話題になって久しいが・・・・・・・現状と対策は?

2006-11-04 | NATURE
最近行ったゴルフ場での光景だ。
紅葉の時期なので、赤く色づいている木がたくさんあったが。
良く見ると、その中の多くは松。
松は紅葉しないので、「松枯れ」である。
この問題が大きくなって久しいが、まだ防ぐことができないのか。

松の木がデザインやレイアウトで重要なゴルフ場はたくさんある。
このままでは、日本のゴルフ場、というよりは日本から松が無くなってしまうのか?
と心配になり、早速調べてみることに。

松枯れというと松喰い虫が原因と思っていたが、実際は?

外国からやってきたマツノザイセンチュウが日本にいたマツノマダラカミキリと仲良くなって,カミキリの体の中に入り,他のマツまで運んでもらうようになりました。カミキリは線虫が体の中に入っても死ぬことはありません。そして,カミキリが若い枝をかじる時に,カミキリの体の中(気門という呼吸する穴)から線虫が出てきて,枝のかみ傷からマツの体の中に入ってしまいます。マツの体の中に入った線虫はどんどん増えて,木を枯らしてしまいます。そうするとカミキリが卵を産むことができるようになります。(元気なマツに卵を産んでも,卵が松ヤニに巻かれて死んでしまう)。

という訳で、カミキリが原因ではなく、寄生虫であるセンチュウが原因ということは分かったが。
最近では、これに公害による環境汚染も影響しているのではないかという説も。

このセンチュウ、戦後アメリカ軍とともに日本に「進駐」してきたらしいが、いつのまにか日本中に広まってしまっている。
先日も、松喰い虫対策のために、大規模な伐採をやるという新聞記事があったばかりだ。

本人が悪くは無いのだが、寄生虫がいるばかりに駆除されてしまうカミキリもとんだ災難だが、抜本的な対応策は見つかっていないのだろうか?
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山岳コースは嫌われものだが・・・・・・・山岳コースならではの楽しみもあるのでは?

2006-11-04 | GOLF LIFE
「お気に入りのコースは?」、「いいコースは?」、「レイアウトのいいコースは?」との問いに、大部分の人は「林間コース」、「有名設計家のコース」、「名門コース」といわれるコースの名前があがる。
「山岳コース」が好きとか、お気に入りという方には、あまりお目にかかったことがない。

日本は山国。
山の地形を生かしたレイアウトでのプレーも、日本のゴルフの特徴かもしれない。
特に、古いコースは、大掛かりな造成工事もせずにコースを造っている。自然の地形を生かしたダイナミックなレイアウトのホールが続く。
当然OBやワンペナも多くなるが。

自分はこのようなコースも特に嫌いではない。ひとつの「ジャンル」と思って、それなりにプレーを楽しむ方だ。

・基本的に平らなところでスタンスをとれない。
・グリーンは山の微妙な傾斜や芽が影響する。
・打ち上げグリーンはグリーン面が見えず、距離感が合わない。
・打ち下ろしのホールは、空中に狙いを定めるのが難しい。
   などなど・・・

所詮、練習場では練習できないような状況で、練習できないショットやパットを求められる。
そんな山岳ゴルフも楽しいものである。

今回は、久々に本格的な「山岳コース」にチャレンジ。
最近調子を落としているのでスコアの方はあまり期待もせず。メンバーは、ホームコースの知り合いだし、久々に気楽にゴルフに集中できるかも。

山岳ホールの楽しみのひとつは、豪快な打ち下ろし。


ショートホールはグリーン面や周辺がすべて見渡せる半面、距離感が難しい。



ロングホールは、打ち下しを活かした普段できないようなロングドライブ。どこまで飛ばせるかが楽しみだ。




快晴、無風、気温も最適といった絶好のゴルフ日和。
さて、結果のスコアのほうは、

△ - ▲ ▲ ▲ - - - △ = +8 (18)
△ △ - - □ - - - △ = +6 (20)

OB    2つ 
1ペナ   1つ
3パット  4つ
がありながら、久々の80台。

3パットは下りのタッチが最後まで合わず。
OB、1ペナの3ホールを除けば、ドライバー、アイアンは完璧。
OUT、INとも前半悪くても、後半が締って、いい展開。
OUT9番の第2打をザックリチョロ。
INの最終18番でせっかくタッチが合ってきたパット。方向感の狙いが疎かになった。
この2つの凡ミスが悔やまれる。

山岳コース特有のショットも満喫できて、復調に向けてのきっかけ作りとしては成果ありのラウンドだった。
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DIAL JJ5 / J.J. Johnson Quintet

2006-11-03 | MY FAVORITE ALBUM
ジャズを聴き始めて3年目、まだ高校生の頃、まだJAZZ喫茶通いもしていなかった。
スイングジャーナルを見ながら、ジャズのラジオ番組を聴き漁り、少ない小遣いをやりくりしてレコードを買っていた。その頃は、買った後での当たり外れも許されないし、間違いなさそうなものを吟味するのが楽しみでもあった。
そのころ、スイングジャーナルで、ゴールドディスク選定なるものが行われた。スイングジャーナル誌お墨付きの、過去の名盤の発掘シリーズだった。その後は、だんだん幻の名盤ブームになっていったが。
このゴールドディスク、入門者にとっては選ぶにあたってまずは品質保証マーク付きの安心感があった。

そして一方では、アメリカのダウンビートやスイングジャーナルの人気投票。この上位にくれば、少なくとも有名プレーヤーだという安心感。これも初心者にとっては頼りになった。
トロンボーン部門のトップは、JJジョンソン。その後、若手も現れたが、長年不動の一位を続けていた。

その頃買ったのが、このアルバム、JJジョンソンがリーダーのスイングジャーナルゴールドディスクだ。

JJジョンソンがカイウィンディングと組んだ双頭バンド「J&K」を解消して、新たに編成したのがこのクインテット。トミーフラナガンのピアノにエルビンのドラムがバックにいる。トミーフラナガンのこの頃の録音、あの「オーバーシーズ」と同じトリオだ。
この「オーバーシーズ」が確か、ゴールドディスクの第一号だったような。

演奏はもちろん素晴らしいが、B面のJJのストレートな演奏で軽快に始まるLOVE IS HERE TO STAYから、最後のOLD DEVIL MOONに盛り上がっていくアルバムのプロデュースもなかなかなものだ。

最後のOLD DEVIL MOON(heironさんのブログのタイトル)がやはりこのアルバムの代表曲だろう。

このアルバムが録音された1957年、日本でコカコーラが発売された。

TEA POT
BARBADOS
IN A LITTLE PROVINCIAL TOWN
CETTE CHOSE
BLUE HAZE
LOVE IS HERE TO STAY
SOO SORRY PLEASE
IT COULD HAPPEN TO YOU
BIRD SONG
OLD DEVIL MOON

J.J.JOHNSON (tb)
BOBBY JASPER(ts,fl)
TOMMY FLANAGAN (p)
WILBER LITTLE (b)
ELVIN JONES (ds)

Recorded on January 31,& May 14, 1957

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好きなコースの好きなホールは・・・・・・・・・・やはりバンカーの目立つホール

2006-11-02 | GOLF LIFE
iゴルフクラブの特徴のひとつはバンカー。
どのホールもバンカーが効いているが、これぞバンカーホールというのがINの15番。
フルバックからは465Y。ロングホール並だ。通常使うバックのブルーからでも413Yと長めのミドルだ。
トーナメントのテレビ中継ホールにもなるので、見覚えがある方も多いと思うが。



ティーグラウンドからフェアウェイを見ると、フェアウェイの左奥からグリーンの手前まで、視界一杯バンカーだらけ。
見た目の錯覚を起こさせるようなレイアウトで、遠近感が分かりにくく、距離感の判断が難しい。

ちょうど左正面に見えるフェアウェイに打てば手前にバンカーも無く狙いやすい。しかし、残りは200Y以上残ってしまう。どうしても、右を狙いたくなる。
その日のティーグラウンドとドライバーの調子を見ながら、どこのバンカー越えを狙うかをまず決める。
スライスは禁物。狙いよりスライスするとバンカーに捕まる。さらに曲がると池に直撃。
一見大きく右に曲がっているようだが、実際には右奥に伸びていくような感じで、右のハザードに捕まりやすい。

中央の前後のバンカーの間は、ティーグラウンドから見ると狭そうだが、実際には結構広々していて、あまり右サイド狙いに色気を出さず、確実に越える距離の所をナイスショットすれば第一関門突破。

セカンド地点からグリーンを見ると、右側は大きくグリーンに食い込むように深く、大きなバンカーがある。ピンが右奥の場合は、このバンカー超えを狙いようになって難しい。
グリーンは、左が高く右傾斜、更に手前から右奥に上り。
花道は左サイドから回り込むように。
安全に左側から乗せに行くと、パットが難しいし、パットの楽なラインを狙うと右のバンカーに嵌るパターンになる。



視覚的に、バンカーの圧迫感があるのが、アウトの8番のショート。
立山プロが19を叩いたホールだ。
写真で見えるように、左サイドはすべてバンカーだが、実はこれは飾りのバンカー。よほどのチョロをしない限り、我々でも入れることはない。15番のバンカーとは全く位置づけが違う。プロであれば、100%入れることはないだろう。
このホールの曲者は、グリーン右のバンカーの横にあるブッシュ。
右サイド狙いの時は、このブッシュに捕まることは多い。
立山プロが捕まったのもこのブッシュ。
深いところに嵌ると、脱出に一苦労。
立山プロは、ここでホームランをして左のラフに打ち込んで、こちら側で大叩きをしたらしい。
左側は結構開けているので、一打で、左のラフに打ちこむことはめったにないところだが。
逆に、このような人が踏み入ることが少ないラフにいれたら、ボール探しから脱出まで何打かかるか分からない。

こと左様に、どのホールもドラマを生む要素がたくさんあり楽しめるコースだ。

さてさて、今回のラウンドの結果は、
池には捕まらなかったものの、バンカーに入ったのが7回。ブッシュで格闘してトリプルが2回。ブッシュでロストが一回。
スコアは、53・47(20.17)=100(37)
と久々に、「100叩き」の刑。

おとなしく、ローカルルールで救済を受けてブッシュ入りは1ペナでやればよかったのだが。
キャディーさんの「せっかくきたのだから、苛められていく?」の甘い一言にのせられて、一度ならず、二度三度チャレンジしたのが大失敗。久々に楽しんでしまった。



この日のベストショットは、アウト5番のロング。
通常は2打でクリーク超えだが。
この日は、一打を右の林に入れたので、2打目は出すだけ。
うまく第3打でグリーンを狙える160Y強の位置に上手く出す。
池、バンカーを超えて、1ピンにナイスオン。
今回のように、全体が悪い時には、一時の清涼剤となる一打であった。
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ハードがよければよいコース?・・・・・・・・やはりソフトも大事

2006-11-01 | GOLF LIFE
ハードとソフトのほどよいコンビネーションはいずこの世界でも大事であるが。
ゴルフ場の良さにも、ハードとソフトの両面があるが。利用者が楽しく一日プレーできるという視点では、両方を兼ね備えたところがやはり「良いコース」ということになる。

確かに、レイアウトが素晴らしくコースしては最高でも、運営の仕方次第では2流コースになってしまうことも。最近は、営業数字重視の経営が増えてきているので、コスト削減、集客増の結果として、大事な「ソフト」が2の次になってしまうコースも多い。
バブルの時代に何を勘違いしたのか、クラブハウスやレストランの食事、さらには風呂の豪華さを競い合ったものだ。

気持ちよく一日を過ごすことができるという点では、多少は影響する要素かもしれないが、これらは、ハードもソフトも基本的にゴルフのプレーとは関係ないものだ。
よくコース評価にこのような要素も入っているが、自分としては、コースの良し悪しにはあまり重要視していない。

それでは、純粋プレーに関係する「ソフト」とは何であろう。
やはり、練習施設、コース整備、キャディーさんの対応、・・・・・などであろう。

お気に入りのIゴルフ倶楽部。コースとしての「ハード」は、完璧に近いが、はたしてソフトはどうか?
経営が替わる前も今と同じようにパブリック運営であったが、当時は「ソフト」も最高の水準だった。



●練習場は、
「きすみさん」のコメントにもあったように、まずはその施設は最高の部類。
300Y以上あるドライビングレンジは、ネットも無く完全打ちっ放し。
ターゲットとなるグリーンは、本グリーンのような大きさ・形状。
打席は夏場であれば芝生から打てる。それも綺麗に刈り込まれた、本当のティーグラウンドのようなところから。

そして、何よりも嬉しいのは、練習ボール代が無料。打席に山積み状態。時間があれば、100発でも200発でも。自分のような貧乏性はそれだけで大満足。まさに、食べ放題で得した気分。経営が「我利我利亡者」の外資に替わった時に、一時有料になったが、今では元に戻っている。

アプローチのグリーンも本グリーンのよう、四方八方から本当のコースのような感覚でできる。
パッティンググリーンも、コースと同じコンディションの広いグリーンで、色々なラインの練習ができる。
プロのトーナメントコースの評価でも、「練習設備の充実」という項目では、常に上位にランキングされている。

●フェアウェイは、
以前は最高であった。
聞いた話だが、トーナメント用の最高のフェアウェイというのは毛足の長いフカフカの絨毯のようなものではなく、薄手の絨毯のような感じで芽がぴっちりと詰まっているものだそうだ。そのためには、刈り取った芝をキチンと取り除き、時にはグリーンの更新作業のように穴あけをして、砂をきちんと擦り込むようなメンテナンスが必要ということだった。
昔のフェアウェイはまさにそのような感触だった。他のコースでは、なかなか味わえないものであった。



このコースは以前からカートのフェアウェイへの直接乗り入れを行っている。そのために、カートのタイヤは普通の溝のあるタイヤではなく、昔のF1のスリックタイヤのような溝の無い幅広タイヤ。そのせいか、轍の後がコース上に残るということも無く、反対にローラーをかけているようにも思えた。

ディボットもほとんど無し。その秘密は、最終組の後を早上がりのキャディーさんが、何名かで虱潰しにディボット埋めをしていたものだ。その日のディボットは、その日に埋めるが原則で、常に最高のコンディションを維持していた。

しかし、今回はいまひとつのコンディション。
ディボットが目立ち、フェアウェイの芝も感触も以前とはやはり違う。
キャディーさんが言うには、「最近はセルフも多いし、早朝から、薄暮まで満員状態が続くので芝生も可哀想と」。

●グリーンは、
これも、以前は完璧だった。特に今頃は最高にコンディションがいい時期で、微妙なうねりがラインやタッチに大きく影響する速いグリーンに仕上がっていたものだ。
これも聞いた話だが、早いグリーンを作るのは実は難しいとのこと。芝に栄養を十分に与えて元気に育ててしまうとメンテは楽だが早いグリーンにはならない。反対に早くするために「半殺しの状態」にしなければならないが、一歩間違えると枯らしてしまうことにもなってしまうということであった。

今回は、普通のコースと較べればそこそこ及第点ではあったが、やはり昔のクオリティー&メンテナンス(ボールマーク)の状況ではなかった。プレーをする人が多いと、どうしても芝を元気にしていかなければならないので、常に早いグリーンに仕上げるのは難しいのであろう。

ボールマークの直しは本来プレーヤーの責任。ボールマークが多いコースは、コースの管理の問題もあるが、基本的には来場するプレーヤーの質が悪いということであろう。

●バンカーは、
このコースの特徴のひとつは、バンカーの多さと大きさ。これは、相変らず柔らかめの砂が、たっぷり補充されて、きちんとメンテされていた。

●ブッシュは、
今回ついたキャディーさんが、ちょうどラウンドの途中で、ブッシュの刈り込みをしているコース管理の作業を見ながら一言、「昔はブッシュの雑草は人手をかけて一本ずつ抜いていたのですけどね」と。
まあ、「名物ブッシュ」も雑草と交わって、ブッシュのクオリティーが落ちているのかもしれない。



●キャディーさんは、
経営が替わったときに大分辞めたが、まだ、昔からのキャディーさんもまだ結構残っている。感じの良いキャディーさんが多かったので一安心。

●プレーの進行は、
この日は、最初雨が降っていてコース内にカードが入れなかったが、特にホールごとに待つことも無くスムースな進行。
でも、キャディーさんが言うには、「今日も48組入っているので、おかげさまで盛況です。その割りには今日は流れがスムーズでよかったですね。いつもは、土日は待ち待ちで、3時間かかることもあるんですよ。これから日が短くなると大変」と。

やはり「ハード」として良い素材を持つコースは、よい「ソフト」とセットで、本当の良いコースになる。「ソフト」の良さも維持して欲しいものだ。
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