A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

COMO SWINGS / PERRY COMO

2006-11-09 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZを聴き始めたとき、世の中はまさにビートルズ旋風が吹き荒れ出したとき。
ジャズに興味を持ったきっかけとなったヴィレッジストンパーズの「ワシントン広場の夜は更けて」こそ、ヒットチャートの上位になったものの、その音色の源泉であるディキシーランドジャズに興味を持つものなど、当時中学生であった自分の周りには全く見当たらなかった。

高校に入ってモダンジャズも聴くようになると、ちらほらジャズに興味を持つ変わり者が、身近にもいることが分かったが。何人かでつるんでJAZZ喫茶に行くようになったものその頃であった。

そんなJAZZ好きの仲間の一人に、シナトラが好きというさらに一風変わった異端児がいた。彼は聴くだけではなく、自分でも歌っていた。
今みたいにカラオケもなく、歌といえばギターに合わせてフォークソングを皆で口ずさんでいた時。
彼は、指でテンポをとりながら、「♪ Day by day・・・・・」と、シナトラ節を聞かせていたものだ。

卒業してから10数年経ってから再会をした時、さらに腕前(美声)には磨きがかかっていた。
ピアノのあるバーでグラス片手に歌う姿は、「カッコいい」の一言。彼の独り舞台で、自分を含め他の仲間達の出る幕はなかった。
そんな彼と、久々にJAZZ VOCAL談義。ちょうどこちらも、VOCALにも興味を持ってカーメンマクレーなんかを聴いていたので話しは合ったが。それが機会で、少し「男性VOCAL」でも聴いてみようか思って、何枚かのレコードを買い求めた。

前置きが長くなったが、そんなきっかけで買ったのがこの一枚。
特に、ペリーコモが特に好きな訳でもなく、思い入れのある曲が入っている訳でもなく。

ここ最近、50年代後半に録音されたアルバムを探していたら、このアルバムも1959年の録音ということ。久々に、引っ張り出して針を落としてみた。

ほとんど中身には記憶が残っていなかったが、お馴染みの、セントルイスブルースから始まるスタンダード曲に、ビッグバンドのバックで歌うぺリーコモはジャズシンガーそのもの。

ナットキングコールで有名な「ルート66」、エリントンの名曲「ムードインディゴ」が特にいい感じである。

JAZZ好きのゴルフフリークにとっては、なんともいえないタイトルとジャケットデザインだ。

どちらも、”SWING”が大事。

1959年5月、日本のヒット曲は、南国土佐を後にして(ペギー葉山)
♪ 南国土佐を 後にして 都に来てから 幾年ぞ 思い出します 故郷の友が

ST.Louis Blues
I’ve Got You Under My Skin
Route 66
Dear Hearts and Gentle People
Mood Indigo
Donkey Serenade
To Know You Is to Love you
You Came a Long Way from St.Louis
Honey,Honey
Let a Smile Be Your Umbrella (On a Rainy Day)
Linda
Begin the Beguine

Recorded on April & May,1959
コメント (4)
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