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日本の政治を変えた男、赤城農水相、唯一の仕事

 いまさら、この人の話題かと、気が引けるが、大事なことなので、書いておく。
 今朝(8月1日)の「読売新聞」に、「赤城農相留任させず 首相」という見出しの下に、安倍首相が内閣改造について、「『赤城農相を含めて、人心を一新していく』と述べ、赤城農相を留任させない考えを明らかにした」とあった。これは、一体、どういうことなのか?「読売」は、安倍政権に好意的な方の新聞だから、誤報ではあるまい。
 選挙を戦った自民党候補、関係者は、「いまさら更迭方針を明らかにするなら、なぜ、選挙前に赤城氏を切ってくれなかったかったのか!」と、恨みと共に、思うだろう。赤城氏の存在と言動には、自民党の選挙結果を、単なる「敗北」から、「大敗」に変える程度のインパクトがあったと思う。ある意味では、彼こそが、日本の政治を変えた男だ。
 そして、自民党関係者の立場に立たなくても、これは拙い。
 「もうしばらくで大臣は、クビだよ」と言われて、部下たる、農水省の官僚達が十分に働くとは思えない。もちろん、赤城氏本人のモチベーションも落ちる。行政は、間違いなく停滞しよう。この人使いは、いったい何なのか?
 もちろん、農政は重要問題だ。赤城氏が不適任なら、どうして直ぐに罷免しないのか。そして、彼をしばらくおいておくのに、不適任のレッテルを貼ることの意味は何なのか。代わりを決めるのに手間取るなら(それも首相として能なしだが)、安倍氏が兼任という手もある。あらゆる意味から言って、このタイミングで、赤城氏を再任しないことだけを発表するのは、理屈が通らない。
 首相は、世論に迎合したのだろうか。真意は分からないが(はっきり言って、安倍氏ぐらいおバカだと、真意の論理的推測は難しい)、何れにせよ、今まで部下たる閣僚を庇ってきたのも、度量が大きいわけでもなければ、人情に厚いわけでもなかった、ということが、よく分かった。要は、冷たい男だが、同時にグズなのだ。
 何はともあれ、こんな人事と人使いでは、安倍氏は、会社の社長はおろか、課長だって務まるまい。もう、党派を超えて、安倍首相の辞職を求めるべきだろう。彼の口癖を借りるなら、「反省すべきは、反省して」即刻辞職し、時間を取って「しっかりと」勉強し直して、将来の「再チャレンジ」に賭けて欲しい。
 間接的とはいえ、安倍首相に「賞味期限切れ」のラベルを貼ったのだから、赤城氏は、農水相として、一つはそれらしい仕事をしたことになる。

(注:このエントリーの投稿後に、筆者(山崎)は、赤城大臣の辞職のニュースを知りました。時間的には、彼の辞職の方が、先です。但し、上記の読売の記事は朝刊掲載されたものであり、「安倍首相のおかしさ」に関する論旨は、大筋変更の必要はないと思います)
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コメント
 
 
 
Unknown (MAT.N)
2007-08-01 15:44:29
辞職しましたね>赤城氏
更迭のようですが。(兼任は環境相だそうで)
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-01 16:02:38
MAN.Nさま

ご教示ありがとうございます(エントリーに、注を付け加えました)。

実質更迭だったとすると、安倍氏は、赤城氏に辞任を迫りつつ、それを事前に記者に洩らしたということでしょうか。それでも、やっぱり、人事責任者としては、ダメですね。頭悪すぎです。
 
 
 
官僚様ご活躍なのかなあ (作業員)
2007-08-01 16:05:11
ベタに。赤城の山も今宵限り、だそうです。分からないのは、民主にネガな情報が、選挙前に全く出なかったことだ。探せばあるだろう、モナなシモの話でもなんでも。やっぱ、官僚がリークしたり、もみ消したりしてるのか。でも、官僚にやさしいわけではないぞ、民主は。究極の選択したのかなあ。民主味のクソか自民味のクソか、さあ、どっち!

もうひとつ分からないのは、自民にも電通博報堂な輩がついてるんでしょ。ごっちゃんゴルフのメディアコントロールの天才せこーいセコウも、自分のことでイッパイイッパイだったのか。新聞のでっかい広告の、あの安倍の顔、ありゃなんだ? サナトリウムに佇む御老人、じゃないか。写真でもっとも大切なのは、目、だろうが。うつろ、でどうすんの。うろ、出とるがな、病院いけ病院。わしゃ、結局安倍内閣には、人間力が全くなかったと思うなあ。やっぱ、蝋人形には痛点がないのね。

ここは株屋と愉快な仲間たちの遊び場なので、下げに下げている市況、御愁傷さまです。あんまり、民主のせいにしないでください(ノルマ証券でも数百億とばしちゃう時代ですけん)。プロなら、下り坂でも儲けてみせないといけまへん。よくここで、国策捜査、なる批判を目にしますが、国策捜査批判は、政権批判、でないと筋が通りまへん。そのあたりのねじれも、資本家さまが思うような政局にならない理由だと思います(時期日銀総裁歯抜け竹中がどんなにすばらしい下駄顔エコノミストでも、大義のないイラク戦争を支持したら唯の住民票マニアのう○こマンです)。
今回は、ネットがうまい具合にガス抜きになったと思います。いわゆるクソウヨが我が世の春と錯覚をし、ニートフリーターが飯の食えない怒りをためた、場、としてネットは機能しました。
誰、ということはないのですが、産経の記者どもは、「ジャーナリストが権力ばかり監視するから、自分たちは野党を監視する」なんて素敵なコメント発していたわけで。記者としての「いい仕事」をかなぐり捨てて、とっとと参院野党たる自民党のアラ探しでも存分にしてください、たまにはジャーナリスト気取りで。
おそらく次の読み違いは、アルツハイマー麻生ポン太郎が漫画しか読まない、ことをもって支持してしまっているオタク、に対して起こるでしょう。アベルフ氏のような漫画読みが、「ケツで漫画を読むような人間はオタクですらない」と後に思い知らせてくれるのではないかと、期待しています。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-01 18:02:46
作業員さま

自民大敗が、民意という以前に、官意であったということは、大いにあり得ますね。しかし、その先を考えて、落とし所をどう考えているのでしょうか。本格的なシナリオ書きは、いないのではないでしょうか。

それにしても、選挙の前後の産経新聞は、本当に面白いですね。彼らの「美しい国」が、がらがらと音を立てて崩れているわけですが、彼らは、その怒りの持って行き場がありません。真の国士なら、改憲論者だとしても、安倍退陣を勧告すべきだと思うのですが、そうする度胸は無いようで、連日、論説がのたうちまわっています。

株価には、自民、民主という以前にアメリカが問題です。次回のJMMのお題が「先週、アメリカに端を発し、欧州と日本でも株が下落しました。その原因と、
今後の株式市場の推移について、ご意見をいただければと思います。」ということなので、株価や為替レートについては、このブログでは書いていませんが、結構な事態に(特に円高に)なる公算が大きいのではないか、と思っています。

サブプライムローンは、問題の一部、氷山の一角です。アメリカの不動産価格が対前年で下がりだしたのは、今年に入ってからですから、その「影響」が本格的に出るのは、まだ先でしょう。米国がいったん利下げに傾くと、ドル円は、底が抜けると思います。110円割れが、十分にあり得るでしょう。
 
 
 
チャレンジングな予想ですね (作業員)
2007-08-01 18:31:47
素人目にアメリカはバブっているように見えていたので、あまり驚きませんが、われらがキヤノン年末8000円、また遠のくのでしょうか。素人のFXとか、考えると怖いですね。
産経はそろそろどこかとの合併を考えないといけないと思います。戦後レジュームなる面妖を持ち出す前に、自分たちの冷戦構造脳みそいやカニ味噌左右真っ二つ、な思考回路を捨てねばなりまへん。見物にはいいんですけどね。山さんのコラムのねた、尽きそうにないですね、無尽講みたいでんな。順繰りで、だれぞ、ボケかましてくれはります。本日は大量のコメントご苦労さんでした、おやすみなさい。検非違使か官意志か、誰か一言、どうでしょう。
 
 
 
FX 精算 (ケビン67)
2007-08-01 19:26:51
山崎さんの「110円割れが、十分にあり得るでしょう。」というコメントを読んで、FXのポジションをすべて精算しました。

最近の急落で、利益がかなり吹き飛びましたが、とりあえずプラスでの撤退です。

最近では、週刊SPAのような雑誌までが、FXで儲けよう的な特集を組んでいるのを見て、そろそろ危ないと思っていました。

やっぱり、素人が手を出す頃がピークなのでしょうか?
 
 
 
場違いですが経済を(笑) (moto金田浩)
2007-08-01 19:52:26
首相のコメントは昨晩のテレビで流れましたので
読売さんも取り上げられたと思います。

官僚さんは、大臣さんを頼りにされていないのは
昔からですから、少々能力に疑問がある方がこられ
ても、支障はないと愚考いたします。(笑)

かって、通産省時代、大臣さまよりえらい次官さんが
おられ有名でした。世の中の舵取りも立派でした。

従って、前もって辞任させると公表されても支障はないでしょう。

さて、経済

さっきのニュースで路線価格やっていました。

これで、都会の土地バブルもおしまいです。
はやく手じまいしてください。

そういえば18-20年前と同じです。
そのころ米国でも住宅金融機関が不良債権で
参って、、、。

同じように、米国で住宅融資が、、。

日本のバブルもそろそろ収束すると予想します。

 
 
 
Unknown (心の灯火)
2007-08-01 21:39:14
作業員様のベタなネタに不覚にも大爆笑…

選挙前に切らなかった理由として考えられることとして(稚拙ではあると思いますが)

①スキャンダルが選挙に影響するとさほど思わなかった。
②任命後間もないので任命責任の追及が怖かった。(人のうわさも75日を待っていた)
③ここぞと言う場面で全ての泥をかぶらせたかった。
④そもそも関心がなかった(どうでもよかった)

懐に爆弾を抱えて爆発、その後はドリフのお約束という光景が目に浮かんだのですが…


何はともあれ、ここまでくると安倍首相は首相の器ではないと思います。


いやはや、美しい国造りは大変なことで…
 
 
 
ななひかり (BB)
2007-08-01 22:24:20
 東京に3代住むとバカになると申しまして~と言ったのはだれだっけ?東京を国会に置き換えたいゾと。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-01 22:49:35
BBさま

本当に、もう、誰やら(政治家)の息子とか孫とかいう人は勘弁して欲しいですね。

一説には、道路の時に腰が引けて逃げまくった、石原伸晃さんが次の総裁候補らしいということですが、これも、劣性遺伝と甘やかした子育ての悪しき結果のサンプルのような人ですね。彼では、安倍さんと、どっちこっちでしょう。
 
 
 
わたしの、わたしのと言うているからでしょ (memoま)
2007-08-01 22:54:53
前世はタワシのわたくしです。
犬の散歩だけでハワイに行ったかのように日焼けしてしまう、暑い関西でした。東京もやっと梅雨が明けたようですね。

死人に口無しの京都の呉服屋の親父さんは「今やめても偉いと思う人も残っていいと思う人もいないだろう・・・」とおっしゃってましたね。

赤城氏は石破氏の下でおつとめだったようで、議事録検索をすると
161 - 衆 - 安全保障委員会 - 4号
平成16年11月11日
米軍のトランスフォーメーションに関して、外務大臣も言われていますけれども、我が国のスタンスとして、米軍の抑止力の維持と、それから沖縄を初めとした基地負担の軽減、こういう視点で取り組んでおられるということであります。
 これは一つ大事な側面ですが、もう一つ大きな、なぜアメリカはこのトランスフォーメーションを考えているのかというと、先ほど来の話にあるような、世界の安全保障環境は大きく変わってきている、テロ、ゲリラ、大量破壊兵器の拡散、しかも不安定の弧と言われる地域がある、そういうところへ機動的に対応していかなきゃいけない、大きな枠組みでアメリカはこのトランスフォーメーションをとらえています。
 それに対して我が国が、抑止力の維持、日本を引き続き守ってください、しかし負担は軽くしてくださいという、我が国の事情だけをお願いするという立場ではこれはいけないと思うんです。我々も、こういうテロ、ゲリラの脅威、新たな脅威というのを共有していますし、現にインド洋やイラクでさまざまな活動をしているわけでありますから共通の認識を持っていますし、これから日米のそういう面で多面的な協力というのがまた必要になってくると思います。

なんてことをおっしゃいました。防衛省の庁昇格については

165 - 衆 - 安全保障委員会 - 11号
平成18年11月30日
我々国会議員は、国民の代表として、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を成立させ、今こそ、防衛庁の省移行と国際平和協力活動等の本来任務化を実現すべきであります。

おまけです。
164 - 衆 - 農林水産委員会 - 15号
平成18年06月06日
きょうは、民主党の小沢党首が誕生しまして、大変農政についても大胆な御発言がありますので、ちょっとそのことを取り上げたい、こう思うのであります。
 新聞を見ますと自民党の反応というのも出ていまして、その中で自民党農政の大先輩である加藤紘一先生が、小沢氏の農政は目を覆わんばかりの古さ、相手にする必要はない、こういうふうに言われていますけれども、そうはいっても野党第一党の党首であります。大変驚くような内容でありますけれども、しかし、そのことが現場や国民に混乱とか誤解を与えてはいけない、こう思いますので、幾つか取り上げて、政府の見解も伺いたい、こう思います。
 最初に、小沢さんが言われているのは、食料自給率一〇〇%、大変な数字でありますけれども、これを目指すということであります。では、一〇〇%の自給率というのはどういうことになるのか、こう考えますと、国民が輸入品を全く買わない、すべて国産を選択する、単純に考えると、まずこういう場合です。

続きは検索してお読みくださいませ。

http://kokkai.ndl.go.jp/
 
 
 
あんまり怒って書いてると (ミラ)
2007-08-02 02:30:54
血圧が上がるでしょう。安部さんの事も過去だし、役目は果たしたんだから、少し賞賛しても良いくらいに、私は考えますね。政治家の事は良く分からない。私個人は、知りたくもない。なりたい職業か、理解出来ないからです。期待してない。そういう多民の一人です。税金とかだけは、ちゃんと使って欲しいというか、それが当然だろうと思うだけです。リーダーに上げたんですが、星新一のお父さんの真実のお話で「人民は弱し、官僚は強し。」という小説は面白いらしいです。たたかい抜いた製薬会社の物語。
 
 
 
敗軍の将、大いに兵を語る (snowbees)
2007-08-02 06:50:17
山崎さん、
ご存知のように、「マツナガ」レポートが面白い:
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50401854.html
続投する安倍総理の最大の望みは、衆議院の解散権を行使してみたいことだと。(平沢議員のTV発言)
なお、JMMのエントリを楽しみにしています。
 
 
 
自民党のメディア戦略 (snowbees)
2007-08-02 07:17:07
8/01東京新聞の記事。自民党のコミュニケーション戦略(コミ戦と略す)は、2005年の郵政選挙では、成功したが、今回は失敗した。理由は、1)安倍総理が最悪のパフォーマーで不器用きわまる。大臣の不祥事などの危機管理では、適切な初動が大切だが、すべて拙劣で失敗した。2)官邸、与党、官庁などばらばらに動いた。なお、舛添・議員は、自民党の広報活動*の失敗が敗因だと。*広報局長・片山さつきは、舛添議員の元夫人。

日本の選挙報道については下記を:
http://zarathustra.blog55.fc2.com/blog-category-9.html
 
 
 
メモ夫人に暑苦しい暑中見舞い 八月だから (作業員)
2007-08-02 13:56:11
政局のようにおかしな台風ばっかで、落ち着きまへんなあ、夫人、皮膚ガンにならんように、暑くても長袖をどうぞ、浴衣の君はススキのカンザシが腐れ団塊の好みでしょう。ご婦人の皮膚が栄子ちゃんたちのように輝いて見えないのは、起伏を失って、光が乱反射しないからだそうです。それを補うクリームが通信販売で売っているそうですから、お試しあれ。
前世はなにか考えてやる前に、小田実が死んでしまいました。小熊ちゃんがどっかになんか書いてたような気がするが、気のせいか。夫人がまだケンジョーハクのべっぴんの街に住んでいたころ、サンテレビがワンクールだけ、小田をキャスターにして番組をつくりました。さすが、テレビ界のサンガリヤ、阪神ファンはすべての基準が違うと思ったものです。そういえば、小田には会ったことがないような気がします。おっさんとはいえ、ベ平連までは遡らんですけんね、わたしはまだ、タワシに白髪ははえとりまへん。小田の嫁はんはたしか在日の人で、きれいな人だった記憶があります。彼の小説は暑苦しくてあまりというか、ほとんど読んでいまへん。ジェニに縁がなかったのでしょう、第三世界でばかり賞を取っていました、彼は。
で、石原ごときが最近ネタにつかっている開高は小田のツレなのでありましたが。開高は小田の政治運動には参加せずに、長良川の河口堰にだけちょこっと反対しておっちんでいきました。山さんがポジショニングで遊んでいるので、開高のポジションを紹介しますと。開高はベトナム戦争に首をつっこんで、「死亡?」と報じられるような経験をしまして、もちろんあの戦争を肯定はしておらなんだのでありますが、かといって社会共産主義者でもありまへんでした。私は全体主義を憎む、全体主義ではない共産主義はない、だから私は共産主義者たりえない、私はただ震えながら目を開けたまま死んでいく木偶だ、というのが彼の態度でありました。旧個人主義者とでもいたしましょうか。
大昔、ホンカツがしつこく書いていましたが、ショボショボ石原は、「あちら側からこちら側に向けて、アメコーと一緒に実際に攻撃をしやがった」と言われています。まったく、ろくでもない野郎であります。自分で一行のアフォリズムも掲げられないからといって、「明日世界が滅ぶとも、今日リンゴの木を植える」死人に口なし開高の話を持ち出したりせんでくれ、ションベンのキレないコケシ野郎め。ミクロな話でわるいが。このリンゴの木の話は、「今日あなたはリンゴの木を植えなさい」と上から目線で石原に紹介されているが、わしは、「私は今日、リンゴの木を植える」と解釈しております。変態と表現者は、他人のことなど、知ったことではありまへん。短小石原は、生涯チンケな全体主義者でありやんす。
ベトナム戦争時、開高が、「勝つためになら原爆でも使うか」とベトナムあちら側政府要人に尋ねたことがり、「使う」と答えられて悶死しそうになったことを思い出します。安倍も石原も核保有の夢を見ているのでありやんすか? 自分で目を開ける勇気のない蝋人形にこけしのくせに。しょせんおまいらは、大人のオモチャじゃよ。

>国家の暴力装置も動員すべき

経済学のテキストには、「政府というのは、強制力を用いて、取引費用を削減するための制度」と書いてあったと思います。鬼畜キヤノンの御○所フジオの派遣請負部品調達コストだけ削減できるお○こぼしシステムを新自由主義下呂下呂政府が用意したりするから、人のいい日雇い衆にアホ政権転覆されるのでありますね。まさか本当に、奥谷やフジオや折口や平野を国会に呼べる日が来るとは思いまへんでした。収監されるのも、自己責任でんな、おまいら。阪神ファンではないのだが、勝負に勝つのは二十年に一回ぐらい、に慣れてるんだよなあ、わしらは。負け癖は怖いが、負けてもへこまない良さ、もあるわな。
 
 
 
私は赤城さんはヒルズ族の (ミラ)
2007-08-03 03:17:03
誰かと同じムードしてると思うんですよ。見た目。私なら目をかけたくないタイプです。安部さんは直感型なんだと思います。バカかも知れないけど、知識というものを無視してるところも一理ありませんか。捉え方は。私は(歴史は落書きだ)と書きましたが。ほぼそうでしょう。それに心酔する特に日本の中年層なんて少し可笑しい気もしますよ。日本の歴史は、知恵と言っても悪知恵の大量生産です。IT時代が来て良かったのは、そういう人達から、日本の仕事場が移る事かなと思ってます。堀江さんの諷刺もそんな中年層への諷刺だったと見えます。何か。ベンチャーの精神家がホリエモンだから。私はそう思いますね。西の若者は喧嘩するからなぁ。自分ちの親父と平気で。(くそじじぃが!)という覇気で…。(@_@)だってそういうのも大事ですよ。私も親が愛想がない位で、キビしく当たるからゲーム打ってました。うそ日記を書き、先生が来て、親が恥をかくように。親は、しまったって顔をしてた。この子はやる、と。手出しは出来ない。ほっとこうと。ま、そういう事をしないと親も調子に乗りますから。学校の私はされてないのにいじめの光景も日誌に書いて提出して証拠を残したりしてました。私は。注意は話を聞く輩じゃないから、また恥をかかせました。話合いって簡単に言うけど通じませんから。テレビでは簡単に言うけど。
 
 
 
政治家のキャラクターを (ミラ)
2007-08-03 04:04:15
面白がって見てる傍観者だって事は分かります。山崎さんの文章は。ただおぼっちゃまが最初から享受するものがニクタらしいだけじゃないのか…とも見受けられます。安部総理が会社員なら…何て有り得ない例えですし。安部さんにしても小泉さんにしても、批判にも耐えて、顔色悪くなってもあんなに弱って総理を勤めてるんだから、中々な社員ですよ。政策は他の人が考えてる事でしょう。真摯ですよ。何でも一人でこなす事を心がけなければならないから、そりゃ山崎さんみたいに会社してる人から見れば、違う映り方とは思いますが。でも憧れで読んでも、孫さんの様にハングリーがないのだから、ほとんどの人が他人に憧れても一緒でしょう。私に言わせればそういう本代は節約した方が良いと思う位ですよ。ならば自分は自分をやれば良い。私はそういう考え方ですね。
 
 
 
山崎さんは生き方が新しく (ミラ)
2007-08-03 04:45:07
知識もすごくて、偉い人だと本当に感じます。だけど、病んでる人に冷たいですよ。安部総理も病んでいる。総理が病んでるのに、国民が叩くって恥ですよ。イスラム圏内だってどんな総理でも総理はシンボルで国民のステータスで、皆助け合って生きていくんですよ、それが青年の目を開くんです。別に軍事に溺れさせず、その中に、新しい生き方をしろという大人は必ず居るから。そういう流れ日本にむしろあまりないですよ。祈りの中に明日がある様に感じます。
 
 
 
アベはどの程度、有能なのか? (節穴)
2007-08-03 23:43:17
会社の中で、どこどこの部署にすごい人がいる、みたいな噂を聞いていて、でも、実際に会ってみると普通の人だった、みたいなことが時々あります。
そういう場合は、こちらの目が節穴か、その人が本当に普通の人かどちらかです。

アベさんを見てると、そういうことを思い出します。
はっきり言って、私はアベさんを見てすごいと思ったことは一度もありません。
私の目が節穴なのでしょうか?

でも、そういう人が自民党の総裁選で圧勝して、総理就任当時の支持率が70%程度もあったということが信じられません。
支持率はともかく、同じ同業者の政治家に選ばれる選挙で圧勝して、このていたらくということは、同業者の政治家の目も節穴なのでしょうか?

ちなみに、最近、小泉さんの「自民党をぶっつぶす」計画には、後任としてアベさんを就任させる、ということも含まれていたのではないかと思っています。
小泉さんの想定
①アベは、見た目は有能そうだが、実は無能だ
②そのアベに総理をやらせる。
③何かで問題が起こってもうまく対処できずに無能をさらけ出すだろう
④そうすれば、参議院選挙で惨敗して、自民党はぶっ壊れるだろう

いかがでしょう?
 
 
 
Unknown (hori)
2007-08-04 03:08:35
素直に辞任? いちかばちかの解散総選挙?
「いえいえ、これからも責任を果たす所存です」
途方にくれる自民党ベテラン勢。逃げ腰の“次期首相候補”。チラチラ見え隠れして遊んでいる前首相(及び秘書)。たぶん総選挙の時期をにらみあれこれ策を弄しているであろう小沢党首。その小沢さんにしても党内事情からしてイケイケだけではダメだと、悩みも無きにしもあらず。そうそう、意外と忘れてはならないところがあった、与党の一角としてとりあえず情勢見極めに徹する某宗教関連政党。

これから始まる大レース、なのに、そのトバグチがこのタイミングでの赤城大臣更迭では、なんともしまらないなあ、と受けとめる方が大半でしょう。
丸川氏とは別の理由から選挙には行かない私でも、今後の展開がどうなるか、ちょっとおもしろくなってきたところだったのですが……。

余計なことですが、私見を少々。
政治家に資質だの品格だの清廉潔白だの理念だのを求めるのは間違っています。結局は我々からむしりとった税金をどこに重点的に費消させるか、つまりは分捕り合戦が本業なのですから、ドロドロになるのは当たり前(その点、まずは理念で突っ走ろうとした安倍首相は、考え方によっては同情の余地ありかな?)。
1票を投ずるということは、そのドロドロを他人に代行してもらうということで、選挙民自身は汚れ仕事から解放される、というのが代議制民主主義のキホンです。

ただし、政治家は、そのドロドロをいかにうまくオブラートにくるむか、ってあたりの嗅覚だけは備えていなければならないでしょう。
ですから、それができないボンボンをボンボンとけなしたり、バカをバカとくさしたりするのは、やっていいことだと思います。どんどんやるべきだと思います。そうやって盛り上げて、政治を楽しみましょう。
政治に参加する方法は、何も1票を投じることだけではないのです。
 
 
 
怒っちゃヤーヨ! (東村山音頭)
2007-08-04 04:24:20
「美しい国」のようなスローガンみたいなもので政策を語るのではなく、「郵政民営化」のような具体的な政策を語らなければ国民は納得できないと思う。
「しっかり」とか「再チャレンジ」とかで大変苦しい生活を我慢している国民はあまりにもその具体的な内容がない為、イライラしていると思う。
そのイライラしている国民の声や自民党幹部の声も聞く耳もたない安倍首相。
ホント、バカ殿っていうか。苦言を言う爺や家老は一体どこへ?
バカ殿志村ケンの番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」ならぬ「安倍のだいじょうぶだぁ」はまだまだ続く。
ホント、だいじょうぶかなぁ。
 
 
 
小沢による政局つくり (snowbees)
2007-08-04 07:46:08
国民参加の政治ショーは終わった。今後は、小沢と小泉による政局つくりが続くと:

<そして、結論だけいうと、小沢さんは、年内勝負にかける。ということがだいたいわかった。解散総選挙をしかけるのだ。
 つまり、体調はそんなによくない。万全とはいえない。これからしばらく休養するとしても、時間はそんなにない。
 さらに時間かけると、どうも自己主張のつよい民主党の集団は、ばらばらになる可能性があるし、自民党はそこをついてくるのは見え見え。

 これがわかっても、自民党の官邸は何もできないから、これがわかって仕掛けることができる自民党の策士集団は、

「時間稼ぎ作戦」「野党案丸呑み作戦」「野党案まるのみで、民主党分裂の危機待ち作戦」などなど、でてくるわけで。それをしらない自民党や、民主党の若手議員は、ピエロ役を続けるわけです。いや、それをわかっていてピエロ役をするというのは相当の演技賞ものです。>「マツナガ」レポートより


 
 
 
相場など (Dialectician)
2007-08-05 00:10:22
日焼けしてもなお涼しげな風情を湛えているに違いないメモま様のクォートする元絆創膏大臣の発言からも読み取れるように、<日本が世界中に出掛けて戦争をする>畏れは杞憂でもなく既に現実のものだ、と小田実ならずとも十分に看取できるだろうと思います。尤も、加速度的に非米化・多極化する世界の流れからすれば(それ自体アメリカの意思であるにしても)、もう日本も世界に出かけていくインセンティブは殆どなくなるという意味では作業員さんのいうことも分らんでもない。非米化してもなお日本が独自の意思をもって世界に出て行けばそれは自滅を意味するわけで。アメリカに依存しご機嫌を伺いながら“戦後レジームからの脱却”を目指すというのは殆ど哲学的レトリックであり得ても形而下の世界では了解不能なのであります。エントリー違いでしたが。

しかしエントリー違いではなくても、
<その点、まずは理念で突っ走ろうとした安倍首相は、考え方によっては同情の余地ありかな?>というのはちょっと甘いのではないか。もしそうであればなぜ“将軍様と闘う総理”の彼は就任前に舞台裏で北に2度も密使を送って“これからは私を通して下さい”などとパイプ作りに勤しめるだろうか。“理念”なるものがあったとしてもその程度たるや容易に窺い知れる類のものでしょう。

しかしそれよりも珍しく山崎様から相場の話が具体的な数字を伴って出ていたので“いっぺんゆうてみたかった”。。。
今回の株価調整は一般はたしかに毎度の如くアメリカ発と当然のように喧伝されていますが(勿論その影響力は大きいでしょうが)、自分は今回は実はきっかけとしては日本発だという感覚をもっています。チャート・罫線はゴミ屑だという山崎さまは同意されないでしょうが、日経平均でまず7月20日に、前日比プラスでありながら不穏な動きがあり、23、24日にほぼ決定的になりました。数年間支えられてきたサポートの一部が破られた日です。ヘッジファンドを含めて世界中の参加者が注目していたサポートです。その24日の夜になってダウが第一弾の240ドル級の下げを見せたわけです。サブプライム云々はもう半年近く前から騒がれてきたのに、です。
尤もダウ調整の必要も6月に13,692ドルをつけた段階でダウ自身が背負っていました。このことは自分のブログで“ダウのフィボナッチ”として6月24日に書きました。さらにドル円についても124.14円(16銭だったかな?)の高値をつけた翌々日あたりにはもうこれが高値臭く、120円90銭を割れればそう数年は破られないことになる今年の高値だろう的なことを書いております。以前にブログでドル円相場など言及したことがないのに、です。しかもまだ当時は122円台だったので市場には殆ど危機感などありませんでした(自分は米ドル建て資産だけは持ちたくはなかったものの、ネクストイレブン関係の外株が米ドル建てで仕方なく年初に買いその全てを123.66円で現に処分しました)。他のコモンウェルス通貨などは別としてドル円はチャート的には今後数年はやぶられない高値をつけた公算が高いわけです。これは日銀が利下げできずFRBが利下げ可能(ないしは利上げはムリ)といった言辞の元を成す“ファンダメンタルズ”とは一応全く別の生き物であって、むしろテクニカルが株価下落→逆資産効果で日銀は8月利上げはムリといた“ファンダメンタルズ”に影響を与えるとさえ言えるシロモノではないでしょうか。
相当聞き苦しい自慢が入ってて恐縮ですが、要するに頭の悪そうなテクニカルにも少しは目配せしても邪魔にはならないのではないか、と思うわけです。米相場またチューリップ相場の時代から、高名な学者が相場で大儲けしたというのは稀有で(自分の知る限りケインズはその稀少な例)、ロングタームキャピタルは大損の好例であり、むしろ優秀なチャーチストのほうが儲けているでしょう(尤もその実証研究があるかといえば知らないのですが)。市場参加者というのは自分も含めて大抵バカであって、そのバカの挙動を予測するのが肝であって、それに気がついた頭の飛びぬけていい人が行動ファイナンスなるものを始めたかどうだか知りませんが、それは具体的に儲けるツールとしてはテクニカルには到底及ばないものと思います。論理的には動けない群集の行動いわば殆ど生理現象に近いもの=相場を、理性によって言い当てること自体背理ともいえる次第です。よって“バカはバカをもって制す”ぐらいの態度で丁度いいのではないでしょうか。
 
 
 
脱字 (Dialectician)
2007-08-05 00:26:57
脱字その1:
1段落2行目真ん中「日本が世界中に出掛けて戦争をする」

脱字その2:
2段落1行目後半「その点、まずは理念で突っ走ろうとした安倍首相は同情の余地ありかな?」
 
 
 
Unknown (ボク)
2007-08-06 07:05:27
ボクが大きくなったら総理大臣か農林水産大臣になって、
おいしくて安全なペッパーランチをいっぱい食べたいな。
 
 
 
テクニカル分析 (山崎元)
2007-08-06 10:47:05
Dialecticianさま

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

コメントを拝読して、20年少々前のある投信会社での社長との会話を思い出しました。若手社員にはなかなかいい社長さんで、気さくに若者に話しかける人でしたが、証券会社出身(投信会社によくある、親会社の社長になれなかった方です)ということもあり、相場好きでした。為替に関する彼の予想がたまたま当たった際に、彼が、私の席にやってきた時の会話です。

社長「どうだ、山崎、チャートも時には、何かを語ると思わないか」
山崎「そりゃあ、上げ下げだけなら、二回に一回は当たってもおかしくないでしょう」
社長「そうも言えるなあ」
山崎「私のカウントでは、為替に関する社長の予想は、1勝6敗です」
社長「うーん・・・。」

その後、廊下でまた社長と顔を合わせたときに、もう一言付け加えました。
山崎「社長、お立場を考えたら、相場の予想は社内で口にすべきではないと思います。たまたま当たった場合には、無視できないと思って社員が萎縮しますし、外れた場合には、ゴマスリ社員が作ったポジションで実損が出ます。社長が、相場の予想をしてプラスになることはありません」
社長「・・・(無言)」

やりとりの後半は蛇足ですが、チャートの有用性を論じるなら、たまたま当たった時以外の時や対象も含むある程度は客観的な(完璧に客観的、は無理ですが)データ検証が必要です。

それに、「結果的に」トレンドが続かなければ大きな値動きにならないし、サポートやレジスタンスを抜けなければ、大きく上げ下げできませんし、チャートにまつわる表現法は、あたかも何らかの予測原理を語っているようでいて、実質は、「事後的に見た当然」ということが多いように思います。もっとも、無味乾燥な数字の動きを語るのに、便利な表現法でもあるので、予測力に信を置かなければ、便利ではあります。

ただし、人間は、都合の良いことを印象深く覚える動物ですから、相当に当たっているように思える場合でも調べてみると、ほぼ五分五分というくらいが、当たり外れの現実ではないでしょうか。

もちろん、相場は、仰るように、生理現象ともいえるくらい、深く感情や感覚に根ざした動きをするものだと思いますが、チャート(つまり主に値動き)こそが生理・心理に近いと考えるのは、人間に対する想像力として貧困すぎではないでしょうか。

人間の精神はもう少し豊かですし、ある種のチャートの判断原理に通底する人間の判断傾向があるとしても、その判断傾向自体を直接学ぶ方が、応用が利きやすいし、現実に近いと思います。(サポートやレジスタンスといった概念は、プロスペクト理論と親近性があると思いますが、チャートを読むよりも、プロスペクト理論を理解しておく方が、市場参加者の心理がよく分かると思います。まあ、個人的な感想ですが)

さりとて、私は、学者が大いに儲かるということを主張したい訳ではないのですが(ケインズほど有名ではなくても、運用会社で成功した学者はローゼンバーグやラコニショックなど複数居るはずですが)、あるていど論理の通った理屈を、チャーチストよりは客観的にデータで試す手続きを持った、学術研究の方が、現実の仕事に使う上では、はるかに「実用的」だと思っています。

私は、今までチャーチストをさんざんバカにしてきましたが(ちょっと言い過ぎもありましたが)、たとえばローゼンバーグの論文レベルの客観性を持った(これとて、後から見つけたアイデアの検証という難点を持っていますが)包括的なデータを挙げて反論してきた人は、過去20年、誰もいません。

チャートは誰でも相場観を持てる民主的な道具で、一種の共通言語でもありますが、たとえば、これを初心者に予測のツールとして教えるのは無責任だと思います。もちろん、趣味のサークルのように、「同好の士」が集まって研究するのは、構いません。

個人的には、チャーチストについて、「頭の悪そうな」とまで言おうとは思わないのですが、正直なところ、「○○○は悪いな」とは思っています。

「○○○」部分をハッキリ言うと、Dialecticianさまのような知識人は例外でしょうが、「では、お前は儲けたのか」とか、「理論で儲けた奴をあげて見ろ」とか、「○○さんは(時には「私は」)チャートで大儲けした」とか、議論にならない「悪しき結果主義」の、本当に「頭の悪い」声が多数飛んできそうで、閉口します。

Dialecticianさまも、決してチャートだけで相場を判断されているのではなく、いろいろな情報を総合しつつ、チャートを「ヒント」にして、発想を巡らせておられるのではないかと拝察します。相場のボラティリティーが高まってきたようなので、大いに儲けてくださいませ!
 
 
 
格好いい国会議員 (山崎元)
2007-08-06 10:51:41
赤城氏の話に戻しておきましょうか。

十年少々前、「週刊SPA!」で、彼は、日本一格好いい国会議員として紹介されて、その風貌とファッションセンスが讃えられていたのだそうです。

そう思って彼の服装を思い出すと、なかなか洒落たストライプのスーツを着ていたように思いますが、ああいう格好では、どうもノーネクタイは間抜けに見えます。

これは、単に、「見慣れていないせい」かも知れませんが、国会議員のファッション・リーダー(?)をもってしても、クールビズをこなすのは難しいようですね。
 
 
 
Unknown (Dialectician)
2007-08-07 00:03:50
山崎さま

お忙しい中、ご丁寧なご返答有難うございます。
自分の、人間に対する想像力の乏しさは重々承知してますが(他人からもよく云われます)、Myグルから“知識人”等の痛烈な皮肉を頂戴するとちょいと凹みますね~。
ローゼンバーグのお話は以前楽天証券での講座(山崎さま執筆)で読んだことがありますが、実際に自分では読んだことがありません。しかしこれを現にツールとして利用する際には広い意味では一種のアルゴリズムに仕上げることになるのでしょうか。そうであればそれも罫線等のテクニカルの仲間のような気がします。少し大袈裟に言ってテクニカルの読み方は100人いれば100通りあってよいと思ってますが(積年の経験はあるに越したことはない)、それでも一応300~400年程度の昔から蓄積されてきた先人たちの知恵の集積があり、その核となる部分は今日でもそうそう捨てたものではありません。自分がテクニカルを過大評価しているわけではないことは分って頂けているものと思いますが(そもそも玉石混合ですし)、感覚的にいえば相場は生涯通算で5:5の勝率ではなくて精々6:4の勝ちにどうやって近づけるかというほどの厳しい勝負という認識です。
ローゼンバーグの理屈が、テクニカルをいかに広く解してもテクニカルとは別物だと考える場合でも、山崎さまがチャート等を無用の長物と見るその視座の由来はきっと日本有数のファンドマネジャーという特殊な経験・立ち位置から来るものでしょう。運用の額もスタンスも受任者としての制約も、自分のお金で勝負する主体(個人であれ巨大法人であれ)とはおのずから異なるわけですから。運用技術上の必要性(トラッキングエラーなど)とは別の事情としても営業のツールとしての“何何理論に基づいたアルゴリズム”という側面も皆無ではない気がします。そういう立場のファンドマネージャーがいちいち、やれ今フィボナッチ数がどうの、オシレーター系の数字がどうの、トレンド系がどうの、一目均衡表の雲がどうの、その他100ツールぐらいに目配せしてオロオロやってられるはずもないでしょう(ただそれでもなお今回のサポートラインを無視しているようではプロ失格といっても云いぐらい重要だったことに変わりはない)。他方自分のカネの運用だけという場合、アルゴリズム構築の費用:効果も無視できないでしょう。罫線・チャートはお金をかけない原始的なアルゴリズムとして、利用の仕方次第では有用なアルゴリズムだと思います。
尤も、山崎さまの危惧はよく分ります(のつもりです)。誰しも不安に駆られたとき、すぐそばにある身近な何かにすがる・しがみつくものでしょう。スピリチュアル系・新しい歴史教科書を作る会系・星占い・手相相談系、、、ここにナケナシのカネを注ぎ込んだ人のチャート系があったりするものでしょう。そういう“しがみつき”の怖れに警鐘を鳴らす、云わば損な役回りを山崎さまが買って出ておられるということも無視できないものと思います(なにしろ自称テクニカルアナリストはプロアマ問わず市場には五万といるはずで、その全員を敵に回すことになりかねない)。
ただ自分は、“チャート・罫線は手相・星占いに近い局面が多い”と云っているのに対して、山崎さまは“手相・星占いと同じ”(またはそれ以下)と仰っているという点で意見が異なるようです。

あとひとつ。
ファンダメンタルズとの関係で簡単にいえば要するに、“上げ相場に悪材料なし”とか“下げ相場に好材料なし”ということです。上げている局面では、利上げがあろうがサブプライム云々があろうが槍が降ろうが油が吹き上がろうが、あーだこーだと口実を作って上げるものです。下げの局面ではその逆で、同じ現象をその翌日に手のひらを返したように後講釈するものです。“好調なファンダメンタルズ云々”という証券会社・なんとか総研などのトークを真に受けるとか、そうでなく自分自身で懸命になってマクロミクロ指標を読み解いたとしても(尤も自分にはそもそもそのような力量はないのですが)本当に重要な局面では俊敏な行動がとれないものでしょう。“バカはバカをもって制す”と“相場のことは相場に聞け”の言い換えです。
以上、山崎さまへの反論になっている部分(のつもり)と、なっていない部分が混ざっていますがご了承ください。

それから蛇足ですが、今回が本当に“ファンダメンタルズ”に影響を及ぼすことになるような本格的な株価下落、またはクレジットクランチの入り口になるほどの危機であれば、再びアメリカのレパトリ現象があり得ますね。そうなればダウは下げるもドルは一旦驚くほど急騰してしまう危険も忘れてはならないと思います。
 
 
 
赤城の山で株の話 (作業員)
2007-08-07 13:06:56
せっかく、赤城のおぼっちゃまのセンスの話になったのに、株の話に戻させてください、マスター。顔の造作はセンスも服も吹き飛ばすのではないか、と最近思います(丸川なんとかを顔等の印象からサゲ○○とか評するなら、すき○の、でもいいと思うのですが)。赤城くんは、銀の匙を加えて顔に絆創膏はって生まれてきたような、顔ですね。楽隠居させてあげましょう。

株の話なんですが。シーエヌなんとかというチャンネルを見ていると、産経と同じような悶絶が伝わってきて、産経の読者以上に、ヒリヒリしながら番組のコメンテーターの意見に耳を傾ける庶民がおられるのだろうと、まあ、笑ってるんですが。当該チャンネルで教えてもらったのですが、「個人投資家のマインドが冷えている」そうです。テキストによると、「個人投資家の数自体は増えているが、ウエートが増えているわけではない」、のですよね。団塊の退職等もあって、まわりでも運用に興味のある人は増えているのですが、もちろん思うようには儲からない、わけですね(それにしても、完全なる無知の状態で、いきなり百万単位で株等ぽんぽん買っちゃう余裕というか度胸というか、おそれいります。あるおばはんには、「タンス株、名義変更が面倒だから、このまま捨てようと思うのですが、損でしょうか」と尋ねられました。たぶん相続がからんでいるのでしょうが、捨てるならわしにくれ、ととりあえず言いますよね、誰しも)。

何が言いたいかというと、山さんは、「山さんの言論(仕事)が、市場参入者を増やしている」とお考えですか? 山さんに、窓口では国債しか買うべきものなし、とか言われて、株をやめた素人もおられるかと思います。ときどき、山さんは、株をすすめているのかやらない方がいいと言っているのか、微妙に思うことがあります(投信には慎重に、なのはよくわかりますし、株もいいものよ、というのも伝わってはいるのですが)。
わしの印象を結論がわりに言いますと、わしは山さんとやりとりして、株もいいなあ、と思いました(これは意外で、まっこと人生はおもろいですな)。世話になった友人に損をさせないように、インチキ理論にだけは乗らないようアドバイスできることはしています、もちろん山さんの受け売りで。
素人としては、チャートは見ざるをえない、という印象ですな(これはトウシロの悲しき性なんじゃないでしょうか)、明日の株価は今日の株価がもっとも可能性のある指標、という理屈はあるのでしょうが。あと、あがるのはさっぱりわかりまへんが、下がるのは分かるときがありますね、フルキャストとか、当たり前だ、ですけど。
 
 
 
相場の話 (山崎元)
2007-08-07 13:56:51
>Dialecticianさま

ご指摘の通り、ファンダメンタルズを順方向に読んで、たとえば「景気がいいから株価は絶対上がる」みたいな、教条的解釈で行動しても、多くの場合、儲かりませんね。

ファンダメンタルズには、価値の重力が働く中心のような役割があると思うのですが(フェアバリューから外れた株価や為替レートには無理がかかる)、この「重力」は、たぶん一般の人が思うよりも、ごく弱いものだと私は考えています。

私は、相場を人間がやるゲームだと考えているので、個別の局面にあって、特に、ファンドマネジャーが投資を考えるような場面で重要なのは、参加者の状況であり、特に「心理」だろうと思っています。

相場では、参加者がこれからどう反応しようとしているか、反応する確率が高いか、ということを考えるわけですが、この場合、もちろん価格の動きも情報の一部ですが、「価格の動きこそ、投資家心理だ」というのは想像力の貧困だと、(私は)思っています。

たとえば、株価の動きに関して言えば、チャートがあるポイントを抜いた、ということよりも、業績予想の上方修正・下方修正の方が、ずっと確実で大きな影響を与えます。ここで、問題は、株価の反応が、十分であるか、不十分であるか、行きすぎであるか、というようなことですが、ここでは、材料の大きさと価格の反応、投資家の属性や行動パターンを、総合的に考えなければなりません。

情報の「刺激」に対する「反応」を見るというのが、このゲーム(蓄財よりゲームにウェイトがありますが、最終的には蓄財にも通じます)の基本動作ですが、これを行うには、各種チャートの意味ではなく、ファンダメンタルズの解釈が、先ずは重要です。逆に、ファンダメンタルズと株価の反応を較べるに当たって、株価の動きを集約して見る必要がありますが、この際のビジュアル化の手段は、普通のローソク足か折れ線グラフで十分でしょうし、多くの場合、数字だけでも十分です。

仰るように「バカの動きを見るのには、バカになってみる」という考え方はありますが、私の場合、ナチュラルに十分バカなので、これ以上バカになる努力は遠慮したいと思いますし、他人に「(チャート)バカ」を勧めるのは、努力と効果の点からいって忍びないものがあります(投資に限らず、ゲームものは、最初に悪い癖が付くと、なかなか抜けずに、苦労します)。

そんな訳で、5万の敵影に怯えつつも、私は、反チャートのススメを説いている次第です。

>作業員さま

私は、市場参入者を増やそうとしているのか・・・?

株というゲームの参加者、同好の士は増やしたいと思っていますが、悪徳セルサイドの「カモ」が増えるのは見たくありません。

信託報酬だけで1.5%も払うような投信に投資するぐらいなら、投資なんて止めた方がいいのではないかと思いますし、そう言って突き放すのも冷たいので、自分で株を買う方が安いよ、などと入れ知恵するわけです。

「悪徳セルサイド」というが、お前の所は違うのか、と言われれば、「少しは、ワルです」と言わざるを得ないでしょうね。ただ、幸い、私の勤務先である楽天証券は手数料の安いネット証券なので、他のもっと悪い(手数料が不透明で高い)セルサイドを駆逐する側にあるので、しばらくは大義名分あり、と思っています。

もっとも、ネット証券がある御蔭で、無意味なデイトレに嵌っている投資家も居られるわけで(一面では、娯楽を提供しているということでもありますが)、自分の関わっている仕事に、全面的に肯定的な訳ではありません。

それにしても、赤城の山のアベ親分は、可愛い子分を切るばっかりで、我が身ばかりが可愛いのですね。もっとも、自民党の勢力を削いだ方が日本は健全になるだろうという立場からは、安倍首相に、簡単には降りて欲しくないという面もあって、政治という三文芝居を見る心境は、少々複雑になってきました。
 
 
 
一億総惰眠列車 (Prison Hotel)
2007-08-07 19:57:23
 山崎様

 めちゃくちゃ暑いすね。上野駅のホームからマルイ屋上の温度計みたら朝8時20分で既に31度・・・カミュの異邦人じゃないけれどボワッとして過ちを犯しそうになる。

 さて、参院選で大敗した安倍政権は今月27日に内閣改造を行うとか。で、赤城問題に決着をつけたの選挙後というのは、最終列車で居眠りしてたら終着駅まで乗り過ごしたのと同様で、本人達には笑えない悲劇。

 脱線気味の話に飛びますけども、今朝、都心に向う常磐線の通勤ラッシュに幼い子を連れた母親が途中から乗ってきた。大きな手荷物を抱えているので地方の実家へ帰省するのだろう。

 混雑した車内で幼い子が泣き出したのと前後して座席で新聞・雑誌を読んでいた連中が一斉に眠り出した。先日、帰宅ラッシュの時にはヨレヨレの老夫婦が乗って来たのと同時に眠り出した。これって条件反射(通勤ラッシュの法則)?

 今更、何を寝呆けたことだと思うけど、自眠と公迷党の我利我利亡者たちは我々通勤族のカガミなんだろか。

 とにかく、ご都合主義の通勤族は地下鉄や列車内で居眠りするのが得意そう。運良く座れた瞬間からほぼ全員が安眠しているように見える。これは多民族都市のロンドンやパリじゃ考えられない光景。薬チュウの米国人がみたら「日本人もドラッグが好きなんだ?」と勘違いするかもしれない。

 何処かの川柳にありましたね。うろ覚えの内容をオチョクルと、

 ・・・寝たタヌキ 降りる時(選挙中)だけ 人に化け♪


 
 
 
斜め読みは誤読である (作業員)
2007-08-08 13:03:25
タイトルは、メローにすぎるミュージシャン菊地のなじぇか掲示板で教わったことであり、わしはたぶんほとんど全部誤読しとるんだろうから、話は半分だ。で、立ち読みの斜め読みから、だが。
テキストというのは、内容の正確さは当たり前なんだが、結局筆者の筆力につきる。森平爽一郎とか読んでいると、他の人のは読まなくていいように思えてくる。エピソードもおもしろいし、誠実に本をつくっているのが本から伝わってくる(それが全て本人の仕業かどうかは知らんで)。山さんのツレの某林氏の為替のテキストより三百円も安いので、森平「物語で読み解く ファイナンス入門」を推薦しておく。
松藤民輔という人のことはよくしらないが、有名な人らしい。六月の時点でサブプライムを解説しているのは立派な気がしたが、どうなんだろう。投資アドバイスは、半分は山さんと同じ、半分は全く逆、のような気がしたが、ええかげんなことは書けないので、各自立ち読みどうぞ。庶民の投資金額でヘッジなどしてしまうと、勝てない、というのも、ギャンブルを先にやったわしには、よくわかる正論だ。ギャンブルは、やらない方がいい、というアドバイスもまた、当然に正論ではあるよね、山さん。

君が用意したそのコンパスはインチキ風水ではないのか、といじったので、怒られるかと思ったがスルーされたので、人の格付けについてメモしておこう。メモ夫人とちちくりあいながら、へたれなタツルをいじってきたわけだが、タツルくんがたまにはまともなことを書いているのを、毎日で見つけた。
『人に「富裕である」という実感をもたらすのは財貨の所有それ自体ではなく、財貨の非所有に苦しむ人の存在なのであーる』

で、タツルはへたれのくせにニーチェの「距離のコンパス」などあげて、自称リバータリアンが超人を目指しているらしいこと、書いている。が、タツルが言いたいのは、自分は人を格付けるとき「雅量」と「胆力」を尺度としている、ということであり、その「雅量」と「胆力」を量ることも、人の序列化では絶対にないのだ、私は、人類みなが雅量と胆力を十分にそなえてほしいのであって、ひたすらにそれを願う日々なのだ神戸の山の上から、とまあ、それはそれで、ちょっとヘタレな感じのまとめ方をしている。

あくまで話半分に聞いていただきたい、わしの言うことなど。もちろん、改めるべきは改める、うろの出た安倍っち、でさえそう言っているのだから。しかしなあ、朝商流といっしょに、モンゴルにでも行ってこいや、安倍っち。無理無理絶対無理。無理すんな、療養しろ、療養。
わしは思うのだが。財界総理経団連の会長が鬼畜キヤノンの御○所フジオであるとか、モノホンの総理が安倍っちだとかいうのは、ものすごいリスクなんじゃないのか。ブッシュというリスクは、戦争というコストをもたらしたわけやろ。歴史に学ばんかい。というより、社長がアホな会社は、しょーがないから、現場の日雇いがマクロとかファイナンスとか、勉強するわけやなあ。なんちゅうヘッジか。
 
 
 
訂正だけ (作業員)
2007-08-09 13:50:29
暑さでぼけているのか、悪意が誤植を生むのかしらんが、上記「距離のコンパス」はインチキで、「距離のパトス」が正解であるからして、多鶴くんに伏して謝罪申し上げる、ごめんちょー。
お詫びに、なにかおもろいことを書こうと思うが、ネタは特にない。あるとすれば、山さんとプリンスは、どうも同級生らしい、ぐらいのことだ。関西では、年が同じなら、「同級生」でとおる、のでまあ、山さんとプリンスはツレみたいなもんだろう。プリンスは、素敵度が落ちていない、山さんも負けずにがんばってほしい、暇に、疲れない程度に。
 
 
 
米は安倍離れか? (BB)
2007-08-09 20:15:54
 米国大使が民主党に出向いて自衛隊派遣を延長してくれ~といって断られたそうな。自民党の面子丸つぶれって感じですな(そもそもメンツがそろってないのか、って自民党は役なしツモ上がりを待つだけ?)。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-09 21:42:06
BBさま

国連決議の法的解釈がよく分からないので、「インド洋上のガソリンスタンドが」、安保理の承認を得たものかどうか分からないのですが、法解釈的に小沢氏の言うことに理があるとすると(この点は、どなたか、ご教示いただけると有り難いですね。新聞にはキチンと書かれていません)、民主党としては、安倍政権の顔つぶしの他に、アメリカへの直言もやってのけることになるので、大きな政治的成果となりそうですね。

もっとも、あまりに見事にアメリカをやりこめると、遠からず、スキャンダルで足許を掬われそうな気もしますが・・・。
 
 
 
大暴落の日にのんきでわるいが (作業員)
2007-08-10 13:38:37
噂には聞いていたが、日本の株市場が、ここまで外国人とアメリカの動向に左右されるとは思わなんだ。グローバル化なのか、植民地なのか、よくわからんわさ。よくわからんことは置いといて、イシバッチの話でもします。

山さん。イシバッチの言うには、アメリカの中東における軍事行動というのは、「アメリカの個別自衛権」の行使で、これは「国連で当然に認められているのだ」ということだそうです。国連はアメリカの行動にお墨付きを与えていて、同盟関係にある日本があくまで(憲法法律の枠内で)後方のお手伝いをしているだけだ、という解釈のようです。小沢はたぶん、アメリカの、というのではなく、中東で行う戦術から戦略まで「(世界の警察たる)国連の明確なお墨付きが必要」と考えているのではないでしょうか。ですから、小沢的には、一度ガソリンスタンドを日本までひいて、改めて国連から、「日本さま、ちょっと力ば貸してくれんね」という明確な要請があれば、国会にかけて、出て行くならいく、出て行かないならいかない、ということでしょう。朝日の星ちゃんが町村にギョーギしてましたが、民主党は法案に反対し続けてきたので、ここでいきなり「賛成」に回る方がおかしい、というのが筋で、「反対」になんら問題ありまへん。調整や修正はその次です。だからして、鏡台の三バカラス、ダブル中西アンド前原、の前原ヒロミ電車でゴー! は歴史的阿呆、万国の貧乏人の恥、なのでありました。

それでイシバッチの続きなのですが。前に、イシバッチや中谷は十分にリベラルだ、とわしは言ったのですが、イシバッチは、「すまんけんど、リベラルとは呼んでくれるな」、と言っているようです。どこからどうみても、イシバッチはリベラルなのですが、自民党の中では、リベラルは、親中派、とくくった方が分かりやすいようです。後藤田くんなんかのグループ、実質谷垣派ですね、ここが、自民リベラル、だそうです。軍事オタクのイシバッチは、結局、無能の安倍は大嫌い、で、外交等で考えの近い麻生を支持するそうです。ただ、わしは、麻生と安倍の考えの違い、まで正確に分けられるほどの、政治オタクではありまへん。どっちもどこからどうみてもアルツハイマーな気がしております。

で、本当は、トリクルダウン考、を書こうと思ったのですが、暑苦しいのでやめます。イシバッチは、「東京の稼ぎが山村を潤わすことなど、絶対にない」と言い切っています。わしも、そう思います。が、山さんのまわりは、トリクルダウン信者ばかりですよね。わしは、トリクルダウンというのは嘘だ、と分かっていて、この説を主張した輩もいるんでないか、と思っています。結果として地方になにも波及しなかったとき、理論が間違っていた、と言っても、すでに農村は跡形もなく消えている、でしょう。イシバッチは、それを避けるために安倍をおろすそうで、わしも、大筋で、そんなところだろうと思っています。
 
 
 
Unknown (BB)
2007-08-10 15:46:55
 国連安保理についてはごめんなさいわかりません。国連は、負担金をまじめに払っている敗戦国からすれば、充分に機能して欲しいと思います(どっかの年金みたいだ)。

 ATMだの、洋上のガソリンスタンドだの、そしてガイドラインと言う名の人材派遣へとつづく筋書きはまだ消えていない・・・
 
 
 
ヘタレにもほどがある (作業員)
2007-08-10 16:38:25
山さんが涼を求めているのに、ヒートアイランドを加速させるようなネタで、ごめんちょ。あのオツムのオムツ安倍内閣のことを、さんまちゃん一押し芸人からお言葉頂いて、「でもそんなのかんけーねーオッパッピー内閣」、と呼ぼうと思ったが、かんけーねえどころか、どうにもこうにも、芯のない内閣だ。ちょっと古い古すぎるが、安倍スライム内閣が日本スラム化計画を実行している、ぐらいにしとこか。

>全閣僚が終戦記念日に靖国参拝せず、首相も行わない方向(読売)

日本会議池田学会統一亜保連合なんだから、堂々と、参拝すりゃええがな。誰に投票してもろたと思とんかのう、亜保議員どもは。

>「朝青龍はたたき出せ!」国技館に街宣車集結(産経)

街宣の先は、そこかいな。官邸にいけ、官邸に、ポンちゃん。

>最低賃金 まだ生活保護より見劣りする(8月10日付・読売社説)

なんちゅうビミョーな政権のケツなめ記事やねーん。どないせーちゅうねん、読売。民主党の「最低賃金倍増計画(わしの命名)」にのってくれるんけ。

で、あまりにも八月なので。脳内メーカーで、脳みその中に、「カニ味噌」が入っていることがばれたらしい安倍のなんちゃってブレーンらしい、鏡台のえらーい先生のお言葉を、佐高師匠と子供の喧嘩をしているヒガミ失礼日垣先生のブログから孫引きの孫引きをしてみたい、もとはといえば有識者らしい立花隆先生の文章(週刊文春)から、らしい。
『中西輝政氏は、具体的には、日本の非核三原則のうち「持ちこませず」をきっぱり捨てろと主張する。そして、アメリカが持ち込む核は、「日米共同運用の核システム」として、「核のボタンの一つを日本が握る」べしという。』

全く、しょーがない有識者だとは思いまへんかいな、保守諸君(もちろん鏡台の人のことよ)。思うわけねーか、安倍支持やもんなあ。安倍支持とは、安倍の脳を支持する、ちゅうことやもんなあ。無能無脳濃霧注意報無能警報。
しょーがなーい カニ味噌ではしょーがなーい 広島の公園でひとりー お魚をー釣ればー お魚もまたー あべーおろしー
丸川派ではなく丸山派のわしとしては、丸山先生のお言葉でもたまには召し上がれそこの保守、と思うのであった。
「自分がないにも、ほどがある」
 
 
 
[ (memoま)
2007-08-10 21:31:16
プリンスって日本のプリンスではなくて(あの方はもう少し若くていらっしゃるので)ミネアポリスのプリンスですね。彼は天才です。内蔵で音楽を作っていますもの。生きる楽器です。ついでに赤城氏もほぼ同級生。わたくしめもほぼ同級生かも。おほほ。
無理無理絶対無理1031ページなんとかめくってみました。途中ブンガクではなくてハリウッド映画になってしまっておまけにこれはリバタリアンのための文学ではなくもう一冊邦訳のある「肩をすくめたアトラス」がlibertarianism文学なのでした。しかし、「文明とは、私的な社会、個人の幸福の追求を目的とする社会を建設する方向に進みます。一方、野蛮人の存在のありようというのは、みんなといっしょという集団的なものです。部族の掟によって支配される生き方です。しかし、文明とは、個人の人間を、他の人間から解放する過程なのです。」とか「我々は不都合なことながらともに生きるように強制されているのですから、我々が覚えておくべき最も重要なことは、我々が法を有する唯一のありようは、できる限り少なく法をもつことなのです。」なんて登場人物に言わせていたりします。

これは元民主党党首の阪神ファンのおことばであります。
平成19年05月18日
いろいろな政党、我が党の中にも、やはり集団的自衛権というのはだめだ、それはアメリカを守ることという、そういった、短絡的というか極めて思慮が浅い意見を言う人たちはいますよ。だけれども、今大臣がお答えになったように、自衛権というのは自分を守るためのものであって、それは個別も集団もないということをしっかり政治の責任として言い続けるということがやはり大事だと思いますので、大臣もいろいろなところでお話をされる機会があると思いますから、しっかりとお話しをいただいて、私も機会あるごとにこういった議論をしていきたい、自国のためであるということをしっかりと言っていきたいと思います
 
 
 
お手上げであります ごめん (作業員)
2007-08-11 14:53:06
イシバッチのテロの話なんだが、正直、さっぱりわからんので、あんまし信用せんでくれ。わしの書き方では、小沢とイシバッチ、同じ考え方で、同盟国アメリカの支援して何が悪い、アメリカの支援だからこそ国連じゃないからだめだ、と、脈絡で言うと、そんなにおかしくないと思うのだが、中ガマ秀直がこうゲロゲロ言っているからして。イシバッチの言うことをわしが曲解しているのかもしれん、イシバッチすまん。

「この(小沢の)主張は明らかにおかしい。海自の活動は、多国籍軍のテロ掃討作戦の一環である。2001年9月の米同時テロ後に採択された安保理決議1368に基づいている。アフガン国内で米英仏加韓など約20カ国が、インド洋では日米英仏独パキスタンなど8カ国の17隻がそれぞれ活動している。テロ掃討作戦は小沢代表が言うような『米国の戦争』ではない。国際社会による対テロ共同行動である。(中ガマ)」

イシバッチは単に、小沢の考えを説明しただけかもしれん。さっぱりわからんぞ。で、学者の解説をまとめると、こうなる。

『武力行使の例外としては、国連憲章第七章と、第51条の自衛権行使が明記されている。小沢は、51条個別自衛権の行使つまりアメリカの戦争、と判断している。米国支援であって国連の要請に基づくものではないという判断だ。問題となるのは、安保理決議1368号(2003年9月12日、全会一致で採択)である。前文に、【テロ行為が引き起こす国際社会の平和と安全保障に対する脅威に、あらゆる手段によって戦う】とあり、この「あらゆる手段」の解釈が分かれている。従って、この解釈の違いで、テロ特措法の性格まで変わってしまう。1368号自体が、拙劣ではないか、という批判もあり、「被害国による自衛権の発動を確認したにすぎない」との認識さえある。一方で、「全会一致の採択」を重要視し、国際テロへの「集団的措置」と認識することも、不可能ではない。』

水口章氏の解説などを参考にわしなりにまとめてみたが、こりゃ、面倒だなあ。アフガンについては、1386号、という問題がさらにあるのだが、わしが書いても混乱させるだけなので、やめる。
 
 
 
同級生は食わないと失礼らしい (作業員)
2007-08-11 15:47:58
日本中にアカセン(ギアラ)ブームを巻き起こしたどついたるねん赤井氏とトミーズ雅氏も同級生で、日本ランク一位の雅氏は有名になりかけの赤井氏のジャブ一発に、「参りました」と感じたそうであります。で、愛妻家の雅氏はよく、「同級生は食わないと失礼」と言っておられて。無理無理絶対無理、にならないように、わしは日々自身の老いを自覚しておる次第であります。

リバタリアンの話はどうでもいいのですが、小泉竹中の時代は、確かに自称リバタリアンが増殖した時代でした。その時代は結局のところ、生活者労働者に大した恩恵なく、まともな社長は首つり侍になり、御○所フジオのようなタコ社長ばかり儲かって、青い目の株主さまがやってきた、というような時代であったかと思います。株主の利益が国民の利益に直結することはない、ということだけを、わしは学んだような気がします。中ガマたち自称新自由主義な政治家は、正確に、「われわれは資本の利益を守る、それが、資本主義国家日本の利益だ」、と言えばいいのに、と思います。中ガマたちが、資本主義者で、国家主義者であることは、別にかまわんでしょう。そういうカエルあるいは下駄野郎な政治家を、生活者労働者の代表に選ぶか、というのは、こちら側の問題であります。

友人のギター弾きがメンタイロックかぶれで、鮎川やキクやヤマゼンやルースターズが好きな男だったのですが、福山なんとかというのが、同じくメンタイロックの申し子だと自称するのを見て、わしは、トホホ、を千回つぶやきました。福山なんとかはバイクも好きなそうで、アールゼットが好きだ、と言いながら乗っているバイクが初期型でなかったので、○ね、とまた千回つぶやきました。メモ夫人が訊いてもないのに、年齢を自称したりするから、世代な話にちょっとつきあいました。なるべく同級生から上も食えるように、アカセンなど食いながら、あれこれ精進したいと思うお盆前でした。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-12 13:20:58
作業員さま

>わしは、トリクルダウンというのは嘘だ、と分かっていて、この説を主張した輩もいるんでないか、と思っています。

その通りだと思います。

水が流れ落ちるように経済成長の恩恵が隅々まで回っていく、というイメージは、リバタリアン的にも間違いだと思います。ただし、よくあることですが、論者は、自分が「嘘をついている」とは思っていないでしょうね。

実際には、必死に我田に引水し、不足があればバケツを抱えて水を汲みに行く、というくらいの覚悟をもって「努力」をしないと、水も飲めない、のが、当たり前だろう、という思想が自由主義です。もちろん、自由から発した自費の慈悲によって、他人に水を分け与える、ということが、幸運から起こることは排除されませんが・・・。(何らかの慈悲のシステムが並行的に必要なのかも知れませんね)

「それ以外に、上手いやり方があるのか?」という、一種の諦めが彼らの思想の背景にはあるようにも思いますが、ともかく、待っていても、トリクルダウンは来ない、というのが真実でしょう。
 
 
 
日曜の朝と社長の本棚とNB (作業員)
2007-08-12 13:47:00
なんの因果で山さんがフクロにされているのかよくわからんが、盆休みだが日曜なのでなんか書こうと思う。相変わらず、サメの脳みそアホのてんこ森ごときを大物扱いして自身の大物ぶりを存分に発揮しておられるクソ田原は、人間としてダメ、というのをNDというらしいこと、ぐらいしか教えてくれない。年金でたらめ、でもNDじゃないか。EDは、エンコーどうでしょう? か。

で、友人のギター弾きは、なかなかいい趣味だったのだけんど、なんせ時代が時代だったので、結局リーマンになった。普通の営業マンだが、とりあえず調子者で宴会好き(どすけべ)なので、取引先のタコ社長どもにすこぶる気に入られて、温泉で裸踊りしているうちにトップセールスマンになり、べっぴんと結婚してこっそりマンションを買った。たかられると思っているのだろう、わしとは音信不通だ。この友人が会社を回り始めた頃、「社長の本棚に、船井とか竹村とかばっかり並んでるんだけど、どうなの?」とよく尋ねられた。ある経営学者の本棚があまりにおそまつなので、再チャレンジできないぐらいに評判を落としてやった前科のあるわしとしては、もはや言うまでもないんだが。
年を食うと、考えも修正される、こともないではない。私生活はワシ以上にでたらめなのに、極めて倫理的に会社を経営している土建屋の友人などと、風呂に浸かりながらよく話す。ポジティブなアホにはかなわん。俺たちは臆病だ。臆病にすぎる。まっとうにやっている土建屋は、裏で儲け、表で儲ける土建屋との競争には勝てない。友人は、ある駅西口開発を仕切るヤな連中の下で働くことを断った。ヤなものはヤ。ヤでも鉄砲でももってきやがれ、ぐらいに生きるポジティブな人間の半分が成功し、半分が臭い飯、といったところが、厳しくもアホらしい現実だろう。
だからして、社長の本棚には、いっぺん言うてみたいことを何遍でも言うツルッパゲ竹村や、皇室と関係があると何度でも言い張る中○薫のツレのツルッパゲ船井の本ぐらいがお似合いなのだ。波動でもスピリチュアルでもマルチでも「あんた、地獄に落ちるわよ」でも、なんでもいいから、悪事を悪事とも思わないポジティブシンキングだけが、ジェニの道を拓く、わけやな。「和式! 洋式! キヤノン式!」も本棚に加えてみてはどうか、そこのタコ社長。KWは、村上キンちゃんのことで、金儲けは悪いことですか? であり、NBはもちろん、う○こ経団連会長われらが御○所フジオのことで、人間として○器、である。
 
 
 
信仰でしょう (作業員)
2007-08-12 14:35:01
>「それ以外に、上手いやり方があるのか?」

事業停止フルキャスト平野との提灯対談の前フリで、「偽装請負はイノベーション」と言ってのけた猪首をみていて思うのですが。極左から転向した米ネオコンと同じ精神構造ですわな(ここの解説は、山さんの先輩の西部がやはり分かりやすい)。マルクスを信奉して裏切られ、市場の神様の拝み屋になった、だけでしょう。市場化とか民営化とか過労死は自己責任化とか、は目的ではないはずです。まったりでもピリピリでもいいから、とにかく、手から口への生活をいくらかましにすること、が大切であります。小沢の船が泥船でないことだけを、祈るわけですね、浮き草の民草は。
 
 
 
よいお盆を 安倍のボンボンも (作業員)
2007-08-12 17:32:27
>2003年9月12日、全会一致で採択

すまんす。テロ直後、なので、2001年ですかな。参考にする文章に例外なく誤植がある、確率90パー。では。
 
 
 
困ったもんです (yokoyari)
2007-08-13 11:03:11
>論者は、自分が「嘘をついている」とは思っていないでしょうね。


確信犯も居るでしょうが大多数は知らなかっただけでしょうから。

果たして彼らに「国際競争力なんて概念は云々」と言ったところで素直に聞き入れないですよね。

昔、いわゆるカルト宗教に友人が嵌ってしまいまして、仏教徒の私としてはマルチ商法まがいのその宗教から離脱させようと色々説得しましたが、残念ながら駄目だった経験があります(10年くらい前ですが)。
あちらとしては良いことをしていると信じて疑わないので非常に厄介なのです。

財政再建教と国際競争力教は今の日本にはびこる2大カルト教ですが、これにはまっている大多数は「それが皆のため」と信じて疑わない。
否定する論拠を示すと、感情的に反発する。
(自分の信じていたものを否定されるのですから無理ないのですが・・・)

覚醒殿も必死に頑張っていたけれど、修行に耐えるカルト信者と重なりますね。

>実際には、必死に我田に引水し、不足があればバケツを
>抱えて水を汲みに行く、というくらいの覚悟をもって
>「努力」をしないと、水も飲めない、のが、当たり前だろう

そういう意味では今回、田舎は民主党にいれるという「努力」をしたわけですかね。田舎はようやく自由主義の何たるかに気づいたと。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-13 11:24:54
yokoyariさま

こんにちは。

猿の群れに、強い者が遺伝子を残すという「競争原理」と、それでも群れでエサを分け合い共同生活する「助け合い原理」(?)が両方あるように、人間の社会にも、自由主義的競争原理と、弱者救済の仕組みの両方が必要なのでしょう。

弱者救済を強要する強力な宗教がない中で、「世間」の弱者救済原理が急速に薄れた日本の場合は、「自由主義的な競争原理」が少々活発に働くと、バランスの不全が起こりやすいのでしょうね。

 ●

国際競争力教は貿易論のABCで考え直せばいいとして、財政については、最適な財政赤字規模(ファイナンス的には最適な国債残高、等)について考えてみる必要があると思います。一つの仮説として、デフレで低金利である日本の場合、国民のポートフォリオ選択的には、実は、財政赤字の残高が足りないのかも知れない、と思っています。

私は、財政支出の肥大化(官僚の関わりの拡大)には反対なので、手段としては財政支出拡大ではなく減税を支持することになりますが、財政赤字はもっとあった方がいいのかも知れません。

ともあれ、消費税増税による大きな政府の基盤確保という財務省の戦略には目下乗らない方がいいと思っており、年金財源と消費税をリンクさせようとする(本来は無関係なのに)議論を警戒しています。
 
 
 
適正な財政赤字 (yokoyari)
2007-08-13 12:47:30
山崎様

私としても現在の政府の赤字は低いと考えております。

倍くらいに増えてもデフレ脱却してドーマー条件をクリアしていれば問題ないわけですから。
借金の額だけ論じている現在の論調は出発点から間違っていると思います。

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私も実際は政治家の裁量よりはルールを厳格に定めて自動安定化装置を多数組み込んだ経済システムのほうが好ましいと考えております。
しかし、そうもいっていられない現状がありますので、何とかしてくれるならどっちでも良いというのが本音です。

減税ならば消費税廃止と所得税の下限を引き上げるような措置でしょう。
(しかし現政府は減税というと累進課税を緩和したり法人税を減税したり・・・)
また、負の所得税というのも考え方として有りだと思っております。


どうして財務省は消費税増税をしたがるのかと考えてみましたが、こちらも消費税増税教にはまっているのだろうなと(そんな理由で国民生活を困窮させないでほしいですが)
産経新聞がいつまでたっても安倍総理支持から抜け出せないのと同じなのではないかなと。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-13 14:23:28
yokoyariさま

ポートフォリオ選択の観点で考えると、日本人が、最適な累積財政赤字の量は、ポートフォリオの中にどれだけ国債を欲しがっているかによって影響を受けるはずです。

そう考えると、長期金利もさして上昇せず、インフレにもならず、国債が順調に消化されているわけですから、国家の債務がまだ供給不足なのかも知れないと思うわけです。

GDPに対して何%が最適というのは、理論的根拠が薄弱でしょう。



消費税増税は、やはり、「大きな政府」の定着が、潜在的目的だと考えざるを得ませんね。法人税→消費税という財源のシフトを考えているのかも知れませんが、何れにせよ、支出を小さくする気は官僚の側にはなさそうですね。

尚、「負の所得税」は私も賛成です。公共事業をやったり、最低賃金を上げて、労働市場の流動性を損なったりするよりも、ずっといいような気がします。抜け道のないルールを作るのは大変かも知れませんが、こうした仕組みがビルトインされるといいですね。
 
 
 
動物には勝てん (作業員)
2007-08-14 11:45:38
エレファントマンというと語弊があるのだが、象も人に育てられれば、人間になる、わけね。スーツじゃない方が、山さんの顔のでかさは誤魔化せるかもなあ、膨張色で。造りが悪いわけじゃないからなあ。わしは、わりに男前に思うとるよ、山の顔、岩っぽいけど(確かに今の君もそこそこ輝いてらっしゃった、人間、性分だ)。今から、格差の果てに山ごもりです。が、わしの田舎って、ある調査で日本一になったことがあるぐらい、生活満足度の高いとこなんよね。わしの、甘さ、はたぶんそういうちょぼちょぼの人々の慈悲にゆるーく育まれたわけね、たぶん。人とアニマルが競争したら、結果は見えとるばい。サブプライムの動揺、に兆の金ほりこめるなら、北九州市の我が同胞の腸にもおにぎりほりこんでやれ、そこの無慈悲なお役人様。

ユヌスさんのグラミン銀行は、障害者や高齢者で健康に問題がある人々に対する緊急融資金利、ゼロパー。融資回収率99パー。寄付、ローンにも頼っておらず、原資は百パー自行預金。預金の64パーは、借銭している人々から。
フォーブスとはどんなブスか、とか卑しいことを言う気はないが、好事家はおらんのかなあ、日本には。返せなかったら、ケツで返せよあんちゃん、と言って、ネットカフェ難民に一人百万、再チャレンジ資金、貸したれや、武士道好みの趣味はないんか、安倍、麻生、おまいら大金持ちなんやろうに、○ハンマ○・アヌスとか言うたら、絶対怒られるから伏せ字じゃが。麻生なんか、一年の金利だけで、ネカフェ難民の十年分の所得はある(菊の間の女子穴もそれぐらいはあるわな、穴うらめし)やろ、わし、調べたぞ。麻生、おまいは総理になるな。おまいの格差論は、メチャクチャや。金持ちやから、あかん、のやない。認識がまちがっとる。とてつもないとんでも本、盆に書き直してから、出直してこい、まあ、幹事長からやろけんど。

>賃金が下方硬直的でフレキシブルに決まらない

甘ちゃんのわしの格差論だが。最低賃金は、テキストが前提としている下方硬直とは違うよなあ。主婦のパート用、やったはずや。テキストに忠実に、非正規は組織化されて、団交によって賃金は決められるべき、やろなあ。この場合甘えているのは、非正規労働者の方やけんど。御○所フジオの世界陸上粉砕! ぐらい呼びかけてもええで、大野君。

地方格差については、(完全)自由主義ではいかんやろ。ファイナンスのテキストを読めば、地域分散を主張したくもなるし、国土は荒れても領土だけあればいい、という国家主義もリスクが大きすぎるわけやし。森平氏のテキストによると、テキサス大学は、四国ぐらいの土地を持ってたらしいなあ。こぎゃんちっこい国で、なじぇにそない集中したがるか? さみしいんか、おまいら、と言いたくもなる。わしの東京って、東京は秋のアラーキーの東京だからして、地方の一つなのよ、まだ昭和を生きとるわけやな、わしは。

個人に対して、おまいらもリスクとってテンパー運用しようぜ、とか人望のない貧乏くせー大前研一プレジデントは言うわけやが。日本国のポートフォリオって、これまた無茶苦茶らしいがな。米国債売って、おフランスみたいに金買った方がよかろう、米切手でもええがな。まあ、安倍ちゃん首相のことを、大博打、と言う気も起こらないぐらい、脱力している夏やからなあ。森林浴じゃ、バーイ。
 
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