評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
山崎元が原稿やTVでは伝えきれないホンネをタイムリーに書く、「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶ穴のようなストレス解消ブログ。
友人とシングル・モルトをどう飲むか
残念ながら、およそもてなかった若手社員時代、ある友人と、ワイン・パーティーをどのように開くか、ということを考えた。
(1)ホテルのスイートルームを借りる。
(2)男性参加者は、一人1本以上、「いいワイン」を持ってくる。
(3)女性参加者は、それぞれ食事やおつまみを作って持ってくる。
(4)費用は、ワリカンでもいいが、まあ、男性参加者の頭割りにするか。
<以下略>
これでは、何のこと無い、下心丸見えの合コンではないか。しかも、時代が古い(四半世紀前)とはいえ、女性は食べ物を作る(のが、向いていて、嬉しいだろう)と決めつけていて、面倒くさいプロセスを女性に頼もうとしているのだから、全く話にならない。もてなかったことは、全くの自己責任だと、よく分かる。全く、お恥ずかしい限りだ。
さて、月日は流れて、もうメンバーは男女どっちでもいい(本当、本当!ある程度はね・・・)のだが、いろいろなお酒を、気楽に(一杯の量や値段を気にせずに)、かつ楽しく、試してみたい。もちろん、ワインも飲むのだが、状態の管理が面倒なことと、誰かが必ず行うワインの講釈にいささかくたびれる。この際、最近よく飲んでいるシングルモルト・ウィスキーを多人数で飲む手順を考えてみたい。
実は、行きつけのバーでは、時々「感謝祭」などと称して、途中まで空いているボトル20~30本くらいを何らかのコンセプトで並べて、30-40人くらいの愛好者を招いて、会費制で、立ち飲みのパーティーを催す。この感謝祭は、較べてみたいお酒を自分で注いで飲むことが出来るし、なかなか楽しいので、概略を書いてみよう。
参加申し込みは必要だが、先ず、入場する際に所定の会費を払う(たとえば5千円とか、8千円とか。内容に対しては、非常に割安!)。その際に、自分用のテイスティング・グラスと500ccの水(ボルヴィック)が入ったペットボトル(チェイサーである)を受け取って、後者には、マジックで名前を書く(取り違いを避けるため)。あとは、バーの椅子を取り払った会場で、決まった場所にボトルを固めて並べて、これを参加者は手酌で飲むのが基本だ。「どれが旨かったですか?」などとお互いに話が弾む。
ゆっくり食べられるだけのスペースが無いことと、「飲む」ことが中心であることもあって、食べ物は、ベーコン、ナッツ、チーズといったウィスキーに合う塩気のあるものと、場合によってはサンドイッチ、焼き鳥などの軽食が多少ある程度の場合が多い。手製のつまみを持ってきてくれる参加者もいる。
バーの店主も参加して、彼は、水の追加(チェイサーは結構飲むことになるので、大きなペットボトルを置いて、参加者が自分のペットボトルに水を追加する場合もある)、お酒の解説、適宜生じる後片付けなどの仕事をこなす(だいたい2,3人のボランティア協力者がいることが多いが)。開催時間は、3-4時間であることが多いが、人の入れ替わりもあるので、受付や、店主をはじめとするお世話係は結構忙しい。
さて、この店で開催される「感謝祭」は、大変楽しいのだが、一つには、バーの場所が居るし、もう一つには、もう少し少人数の友達同士でも、このような感じで、モルトの飲み比べをしてみたいと思う。どんな感じで開催するといいか、考えてみた(というか、まだ、考えている途中だ)。
場所は、休日のバーなり喫茶店なりを借りることができると快適だが、少々大げさになるし、気を遣う。誰かの自宅か、会社の会議室のような場所で我慢するか。但し、最低限グラスを洗わなければならないので、近くで水が使える台所のような設備がないと難しい。できれば、冷凍冷蔵庫も一台近くに欲しい。施設としては、学校の教室や、家庭科室のような所は素晴らしいが、世間様の目を考えると、そうも行くまい。ある程度の広さのある家ということは、家族が同居している場合が多いだろうから(ホリエモンのような独身・金持ち男が居ると別だが)、その家の家族に気を遣いそうだ。
ホテルのスイートルームは少々高い。その費用はお酒に回したい。持ち込みOKのカラオケボックスというような手もあるかも知れないが、台所が使えないし、歌い始める奴が居ると、収拾がつかなくなりそうだ。ちょっと無粋な感じだが、自由に使える点で、誰かの会社の会議室がいいだろうか。
お酒は、一人が一本持ってくると、分量的には多過ぎるだろう。しかし、何かゲームでもやって、残ったお酒を(量・質両方を評価して)勝った順番に好きなものを選んで自宅に持ち帰ることが出来る、という仕組みにすると、盛り上がりそうだ。ここは、是非、一人一本としたい。
経験的にいって、チェイサー用の水は相当潤沢に用意しておく方がいい。一人1リットルプラスαくらいを用意しておきたい。また、冷蔵庫があれば、ギネスやヒューガルデンなどのビールを冷やしておくと、きっと喜んで飲む人が出てくる。
食事はどうしようか。世話役がデパ地下に繰り出して、出来合いのものを買ってくるのが一番簡単そうに思える。ただ、小さなまな板とナイフはある方がいいだろう。ウィスキーの場合、それほど豪華なつまみは無くても十分に楽しめる。イギリス人の食べる程度のもので十分だ。
しかし、つらつら思うに、最近は、ウィスキーを好んで飲む人があまり居ない感じがする。たとえば、8人くらい(別に合コンではないから偶数でなくとも良いが)のウィスキー大好き人間を集めるのは、案外大変かも知れない。全く同じでなくとも、ある程度、飲む量が同じでないと、「格差」が問題になるかも知れない。構想はしてみるものの、このような集まりは、なかなか実現が難しいかも知れない。
このように考えると、一升瓶をぶら下げて、あとはプラスチックのコップとするめくらいあれば、インドアでも、アウトドアでも、どこでも何人ででも酒盛りが出来る日本酒というお酒は、社会性に優れたお酒なのかも知れない。
(1)ホテルのスイートルームを借りる。
(2)男性参加者は、一人1本以上、「いいワイン」を持ってくる。
(3)女性参加者は、それぞれ食事やおつまみを作って持ってくる。
(4)費用は、ワリカンでもいいが、まあ、男性参加者の頭割りにするか。
<以下略>
これでは、何のこと無い、下心丸見えの合コンではないか。しかも、時代が古い(四半世紀前)とはいえ、女性は食べ物を作る(のが、向いていて、嬉しいだろう)と決めつけていて、面倒くさいプロセスを女性に頼もうとしているのだから、全く話にならない。もてなかったことは、全くの自己責任だと、よく分かる。全く、お恥ずかしい限りだ。
さて、月日は流れて、もうメンバーは男女どっちでもいい(本当、本当!ある程度はね・・・)のだが、いろいろなお酒を、気楽に(一杯の量や値段を気にせずに)、かつ楽しく、試してみたい。もちろん、ワインも飲むのだが、状態の管理が面倒なことと、誰かが必ず行うワインの講釈にいささかくたびれる。この際、最近よく飲んでいるシングルモルト・ウィスキーを多人数で飲む手順を考えてみたい。
実は、行きつけのバーでは、時々「感謝祭」などと称して、途中まで空いているボトル20~30本くらいを何らかのコンセプトで並べて、30-40人くらいの愛好者を招いて、会費制で、立ち飲みのパーティーを催す。この感謝祭は、較べてみたいお酒を自分で注いで飲むことが出来るし、なかなか楽しいので、概略を書いてみよう。
参加申し込みは必要だが、先ず、入場する際に所定の会費を払う(たとえば5千円とか、8千円とか。内容に対しては、非常に割安!)。その際に、自分用のテイスティング・グラスと500ccの水(ボルヴィック)が入ったペットボトル(チェイサーである)を受け取って、後者には、マジックで名前を書く(取り違いを避けるため)。あとは、バーの椅子を取り払った会場で、決まった場所にボトルを固めて並べて、これを参加者は手酌で飲むのが基本だ。「どれが旨かったですか?」などとお互いに話が弾む。
ゆっくり食べられるだけのスペースが無いことと、「飲む」ことが中心であることもあって、食べ物は、ベーコン、ナッツ、チーズといったウィスキーに合う塩気のあるものと、場合によってはサンドイッチ、焼き鳥などの軽食が多少ある程度の場合が多い。手製のつまみを持ってきてくれる参加者もいる。
バーの店主も参加して、彼は、水の追加(チェイサーは結構飲むことになるので、大きなペットボトルを置いて、参加者が自分のペットボトルに水を追加する場合もある)、お酒の解説、適宜生じる後片付けなどの仕事をこなす(だいたい2,3人のボランティア協力者がいることが多いが)。開催時間は、3-4時間であることが多いが、人の入れ替わりもあるので、受付や、店主をはじめとするお世話係は結構忙しい。
さて、この店で開催される「感謝祭」は、大変楽しいのだが、一つには、バーの場所が居るし、もう一つには、もう少し少人数の友達同士でも、このような感じで、モルトの飲み比べをしてみたいと思う。どんな感じで開催するといいか、考えてみた(というか、まだ、考えている途中だ)。
場所は、休日のバーなり喫茶店なりを借りることができると快適だが、少々大げさになるし、気を遣う。誰かの自宅か、会社の会議室のような場所で我慢するか。但し、最低限グラスを洗わなければならないので、近くで水が使える台所のような設備がないと難しい。できれば、冷凍冷蔵庫も一台近くに欲しい。施設としては、学校の教室や、家庭科室のような所は素晴らしいが、世間様の目を考えると、そうも行くまい。ある程度の広さのある家ということは、家族が同居している場合が多いだろうから(ホリエモンのような独身・金持ち男が居ると別だが)、その家の家族に気を遣いそうだ。
ホテルのスイートルームは少々高い。その費用はお酒に回したい。持ち込みOKのカラオケボックスというような手もあるかも知れないが、台所が使えないし、歌い始める奴が居ると、収拾がつかなくなりそうだ。ちょっと無粋な感じだが、自由に使える点で、誰かの会社の会議室がいいだろうか。
お酒は、一人が一本持ってくると、分量的には多過ぎるだろう。しかし、何かゲームでもやって、残ったお酒を(量・質両方を評価して)勝った順番に好きなものを選んで自宅に持ち帰ることが出来る、という仕組みにすると、盛り上がりそうだ。ここは、是非、一人一本としたい。
経験的にいって、チェイサー用の水は相当潤沢に用意しておく方がいい。一人1リットルプラスαくらいを用意しておきたい。また、冷蔵庫があれば、ギネスやヒューガルデンなどのビールを冷やしておくと、きっと喜んで飲む人が出てくる。
食事はどうしようか。世話役がデパ地下に繰り出して、出来合いのものを買ってくるのが一番簡単そうに思える。ただ、小さなまな板とナイフはある方がいいだろう。ウィスキーの場合、それほど豪華なつまみは無くても十分に楽しめる。イギリス人の食べる程度のもので十分だ。
しかし、つらつら思うに、最近は、ウィスキーを好んで飲む人があまり居ない感じがする。たとえば、8人くらい(別に合コンではないから偶数でなくとも良いが)のウィスキー大好き人間を集めるのは、案外大変かも知れない。全く同じでなくとも、ある程度、飲む量が同じでないと、「格差」が問題になるかも知れない。構想はしてみるものの、このような集まりは、なかなか実現が難しいかも知れない。
このように考えると、一升瓶をぶら下げて、あとはプラスチックのコップとするめくらいあれば、インドアでも、アウトドアでも、どこでも何人ででも酒盛りが出来る日本酒というお酒は、社会性に優れたお酒なのかも知れない。
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自分がこんなにうきうき出来るのはどんなときかと考えてみたら、プライベートの旅行の計画を練るときでしょうか?
突然JMMの村上龍氏の質問に対する返答のバックナンバーを拝読できる状態になりました。毎週楽しみにしておりましたが、あっという間に消えてしまうので、見逃した週も多く、また古いものは未知の時期で読んでおりません。よきものを見つけた気分です。未読の山を前に、ちょっとしたうきうきです。
この秋からはシングルモルトにはまっていて、ボウモア、グレンリベット、マッカラン、余市、白州、山崎、ブナハーブン(気に入った順)を買って飲んでみました。僕の酒量では1本空けるのにひと月はかかる計算で、在庫が溜まる一方です。
山崎さんの案だったらちょっとずついろんな酒が味わえるので、僕も参加してみたいです。デパ地下の買出しを担当して、食べる方で格差を是正下さい。
この弱さでウィスキーを探求するのはかなりムリがありそうに思えてきたので、お奨めのヤツをご教示願えませんか。煙くてもフルーティでもモルティでも、とにかく味の濃いのが好きです。
あるバーの在庫処分とオフのジョイント企画。参加費は一人1万円でした。用意されたシングルモルトがたしか3、40本(全部飲みかけ)。オフィシャル以外はケイデンヘッド、シグナトリ、サマローリなど。
協会モノはありませんでしたが、充実したラインアップでした。集まったのんべは20名弱。(夫婦で参加した好き物は小生だけでしたが)地方からとまり出来ていた人もいたはずです。
トラクエアで乾杯して、シングルモルト飲み放題、つまみは持ち込みで。
この企画の白眉は、飲み残ったボトルを参加者にプレゼントしたことです。くじ引きで順番決めて、順に1本ずつ好きなものをいただきました。私はかみさん分と合わせて(確か)5本をゲットしました。
バーマスターの厚意で、破格にてドメスティックジンや、100年物のカルバドスを賞味できたのも良い想い出です。
ということで、当時よりはるかにシングルモルトの敷居が低くなった今、企画次第でいかようにも出来ると思います。
#ちなみに上記のメンバーで95~98年ごろにかけて春と秋に立川市昭和記念公園で一人1本持ち込みのシングルモルトオフをやってました。バグパイプの演奏があったり、現地スーパーブランドのアイラモルトが登場したり、バーナーと大なべをレンタルしてアイリッシュシチュー作ったり、ハギス食べたり、グレンリベットの水やアイラの水試飲したり、アードベッグの麦で作ったオーツケーキ食べたり(臭かった。。。)、やたら楽しかったです。。。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_jingumae.html
と言っても生来の下戸ですが酒豪の会合(倫理観の遭わない奴のは除外)が嫌いな訳ではなく唯一の事前対策として自分で別途食事で充分に腹を充たしておいて参加しています。
酒飲み(不適切な表現?ご容赦)の行くお店の食べ物は美味しい(ことが多い)のですが、食べる事が通常劣後目的であったり又は食べ物には全く関心ない人もいたりして大抵の場合 量的に満足出来ないので変わり者と言われてもこのようにしています(友人なのでもめたりはしませんが、中にはお酒に回すお金がその分制約されることを嫌って酒場での食物注文に文句を言う奴もいます)。
と言う前置きをしてですがもし私が幹事役であったらどのようにアレンジするかを考えて見ました。
1.開催場所:行きつけのバー(の方とご相談してもし合意が得られればですが)。
2.費用負担:参加者完全割り勘制(性別・年齢・参加時間の長短を問わない)。
3.割勘対象:開催場所代(コップ・チェイサー・光熱費・トイレ使用代含む)、開催場所提供の酒代。
4.持ち込み:
(1)酒は開催場所のビジネスベースでの供給、但し各自持ち込み自家消費は妨げない、
(2)水・氷は予算範囲内は開催場所の提供、不足は適宜近隣のコンビニで各自自家消費分調達。
(3)食物は各自自家消費分の持込とし、また参加者の食事の為の一時外出も可。
(4)ごみ袋各自持参&持込分空ビン等と一緒に必ず各自持ち帰りとする。
5.幹事集団:4名を編成する ⇒ 事前取纏め、入口受付、会費徴収・支払い、入出館書交付、その他。
6.後片付け:参加者全員で協力して(どれ程酩酊していようと)行う。
7.付加雑則:お酒講釈一切ご法度(幹事長判断で罰則は持込酒を置いて30分間の退出)。
まず1.で場所・予算・日程を決め2.とともに参加者を募集開始し3営業日後に一次〆切、開催予定日4営業日に二次本〆切で運営内容を確定。
一升瓶片手にアウトドアも気候・気温次第で楽しそうですが、心配は場所とトイレのことでしょうか。
酒類のことは良く判らないのですが、友人・知人を観察しておりますと各位それぞれ一家語お持ちですが、まあ私のような者の客観的見方では、どうかなあ~、 アルコールが回れば(皆必ず回るまで飲む)何でも同じのようにも見えますし(偏見と嫉妬かな)、肝は会合とコミュニケーションではありますまいか・・・・・・・?。
是非開催を検討しましょうよ、開催時期は12月17日、当日ハンドルネームのプレートを用意し仮装舞踏会ならぬ飲み会、主幹事は引受けますがどなたかアシスタントお願い出来ませんか?。(アレ!?、友人でもないし&飲めないのにもう酔っ払っちゃったかな)
何が嬉しいかって、ウィスキーでもパーティを開けるんですね!知りませんでした。宴会企画好きの小生としては、是非類似の企画を催してみたいと思います。「イギリス人の食べる程度のもので十分」は笑ってしまいましたが、彼の地のウィスキー文化に対する深い敬意が底にある、イギリス流のアイロニーと理解致しました。
自分も学生時代(10年前)は、どうやったら女の子とお酒を飲む機会を設けることができるかいつも腐心していたモテない学生だったので、今回ニコニコ(ニヤニヤ?)しながら読ませていただきました。
みんな結婚し、仕事もだんだんと忙しくなってきた、そんな状況である30代の今、「良き友と良い場所で良い酒を飲んで酔い」という機会を作るのはなかなか難しくなってきました。既婚者(僕も含めて)はうまく時間が作れないことが多いですし、未婚者は「異性」というインセンティブがないといけないでしょうし、女性がいるならおいしい食事も必要だし、そうすると女性向けにワインや焼酎などが置いてある今風の店になるし・・・
なかなか全ての条件を満たすことは難しいです。
そういう意味で「飲み会」を考えてみると
「メンツ」「飲食物」「場所・空間」の3つの要素の
どこに重点をおくのか、という意識が必要になってきそうですし、その配分結果から生まれる雰囲気とお酒そのものの種類も相関関係にあるような気がします。
(それにしては時と場所をあまり選ばず、飲む温度さえも幅がある日本酒の消費量が落ち続けている、という状況もあるので、よく分からなくなってきました。)
最近では金と時間に余裕がある未婚女性と飲む機会ばかり多くなってきました。
こう書くと艶っぽいのですが単なる友人たちです。金と暇を適度に持ち合わせているのはどうしても都心で働く独身女性ばかりなのです。
(既婚男性を誘っても腰が重い)
そして余談ですが、山崎さんの文章を読み続けた結果、そのリターンとリスクとコストを計ると浮気への投資行為は非合理的であると思った次第なのですが、どうでしょう。
静かな店、少人数、できれば男性だけで静かにシングルモルトを傾けつつ、ゆっくりと来し方行く末を話す。
そんな機会が欲しいんだけどな、と
最近よく思うのですが、道のりは厳しそうです。
飲み残しのボトルのプレゼントは、シングルモルトの会の楽しみのポイントですね。
オークションをやると、会場費が出るかも知れませんね!
>サイレントじゃないマジョリティーさま
かなりの大人数を仕切ることができそうな会則ですね。忘年会や歓送迎会のシーズンを外して、一度やってみたいですね。
>ずんちゃか様
ウィスキーのパーティーは楽しいですよ!
「イギリス人の食い物」でいいかどうかは、参加者次第ですが、一般に、ワインの場合ほど食べ物に凝らなくても楽しめると思います。
>maitake55さま
「都心で働く独身女性ばかり」というのは、羨ましいような感じもしますが、時に、圧倒されることがありますね。
先日、さるチーズ専門店が店頭の道沿いにテーブルを置いてワインとチーズを供していたのですが、このテーブルにすわってチーズの味見をしながらワインのグラスを傾けていたら、まさに「都心で働く独身女性」どうしの客ばかりが集まってきて、周囲の席が全て彼女らで埋まってしまい、気分的には圧倒されました。
平均年齢は30歳代半ばでしょうか。身なりと、話の内容から全員独身と結論しました(しゃべる声がでかくて(連れとも、携帯とも)いやでも聞こえる)。
酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」にもあったように思いますが、ワインとチーズという組み合わせの、彼女らに対する吸引力はたいしたものです。
お酒をウィスキーにすると、男女比率は、ぐっと男性が高くなりそうですね(私は女性も歓迎しますが・・・)。
●
かつては、年に一、二度くらい、「歌会」と称する、要は10人くらいのカラオケ付きの宴会を何度か催したことがありましたが、ここのところ、しばらく、宴会の声がけをやっていないません。忙しかった、という理由も多少はあるのですが、楽しい老後を迎えるためにも、たまには、宴会の幹事をやらないといけませんね。
シングル・モルトと、カラオケは、合いそうにありませんが、両方やると、違ったグループと遊ぶことが出来て、楽しそうです。