山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

あれから9年!ビバ ブラジルはつづく。

2017-12-19 12:22:47 | ブラジル企画2017(準備)
早朝の5時からカネのなる木=珈琲を飲みながら気絶するような予算書の修正、気絶するような長文などに時間を費やしていたのだが、iPadの調子が悪く文章が遠いところへ飛んで消えてしまった。
気絶寸前、そして今、修復した。懲りもせず、デジタルでやり直し!
事務から打ち合わせと年末は何かと忙しい。例年だと忘年会で気絶していたのだが、今年は忘年会どころではなくなった。新年会があるさ。会議や稽古後の食事会があるさ。
気絶している場合ではない。酒は控える。

禁酒中 こっそり呑んでも 見透かされ
(五七五日記 東西南骨 2017.12.19)



前進するために2009年ブラジル公演を振り返る。
あれから9年になろうとしている。
冒険だった。…今再び、何故にブラジルかを掘り下げよう。

以下、2008年-2009年のブラジル公演奮戦記より。
準備期間
http://blog.goo.ne.jp/yamanami-4/c/f1d94a5712598d2609dbc20b71eba1eb
公演エピソード
http://blog.goo.ne.jp/yamanami-4/c/6e70dc6ad8fa3d2cda0c174945db0b57
山南ノート4 「2008年2月ブラジル公演」より
「あれから9年、viva Brazil」である。


「何故にブラジルか。」

過去の公演も踏まえてパンフレットを作成中である。完成には時間がかかるが、広告や協賛金、寄付を頂くためには必要な業務。
このパンフレットに私たちが再挑戦するブラジル公演の意義と協力者からのメッセージ、ブラジル移民の歴史と演劇概要の関係を綴る。A4版30頁になる予定。
このパンフレットに「何故にブラジルか。」を明記する。

来年2018年でブラジル移民が始まって110年。上塚周平第1植民地の成功、プロミッソン市制100年にあたる。
お祝いが目的であると同時に移民についての認識を深めたい。
忘れてはいけない歴史がある。時間は切れ間なく繋がっており、今、その結目を旅する。

ブラジル移民については国の労働力不足からくる契約や、契約の曖昧さからくる移住してからの苦難(偏見や差別)の歴史もあった。まさに命がけ。
劇では命を歌い踊り、肥後の魂を運ぶ。
前回の公演では移民の父と言われる上塚周平氏(熊本市南区城南町出身)の墓守をされている移民2世の安永忠邦氏(95才・サンパウロ州プロミッソン市在住)との出会があり、大家族となっている安永ファミリー様との再会を誓った。

2018年10月の次回に向けて新旧入り乱れ、とりわけ熊本でもブラジル移民に深い関わりのある城南町を拠点に活動を広げる。
事務局レベルから輪をもっと広げる。春までは流動的だと予想している出演者スタッフだが、固定しなければならない。
何故、ブラジルか。ここで固まらなければ価値が薄まる。…劇で見せよう。