山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

戦争と放射能【ダンス】

2014-03-07 13:11:32 | 透明人間三部作-2014-2015
チェリノブイリ原発事故で国家予算の4分の1⇒ウクライナ内乱勃発。
それを巡ってロシアと米国ECの制圧制裁合戦が始まった。
日本では北朝鮮・中国との戦争準備に向けて集団的自衛権(憲法解釈の変更)を打ち出している。
他人の喧嘩を売り買いすることができるばかりか、人を殺しても良いという解釈だ。
戦争の放棄、平和憲法なんて邪魔だとするもの。
ヒロシマ・ナガサキの原爆、フクシマの原発の教訓も反省もない。
痛みを感じない時代である。麻痺しているのだろうか?

こんなご時世だから・・・
次回公演「透明人間」はある。
副題は「未来幻想」としているのだが、
その「幻想」は現実の方が先行しているようにも思われる。
この十数日、「5.戦争」の場を書き直し構成を練っている。自分で自分のダメだしが続いている。
一歩間違うと「清く正しく美しい」戦争になる恐れあり!危険だ。そんなつもりはない。

「あなた!何をしているのよ!」と座長をはじめ、出演者劇団員からチクチクと針を刺される。
「ごめんなさい。もう少し待ってくれ~」である。
「酒ばかり呑んでないで!」
幻聴かと思っていたら、みんなの心の叫びだった。

写真は昨日の稽古風景です。ダンス(指導MAMI)
昼と夜の寒暖差がある中、稽古はリズムを調整している。
「ことば」を肉体化している。・・・ベーシックを固める稽古です。
見えない!人間不在!が課題だが、その逆がゆっくり拡大しつつあります。
今日の稽古は「倒れる」と「立ちあがる」へ。