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山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

ちらし・散らし!

2013-09-23 23:36:56 | 遊戯療法~レミングより
予定より1週間遅れで次回公演「遊戯療法」が印刷会社からチラシ届く。
原稿をメールで送ることが最近のやりとりだが、電話などで確認しておかないとトラブルが起こり易い。
今回の遅れは基本的な連絡ミスだった。
原画は肥後丸.女史が作成した。
基本、デザインは手作りを貫いている。
チラシも作品だ。配布が始まった時点より劇が始まっているのだと思う。
それを受け取った人は劇を想像する。単なる<お知らせ>ではない。
役者がチラシを作る。役者が照明や音楽、舞台美術を発案製作する。
劇団は分業ではなく協業の家内制手工業の伝統を守りたい。

尚、チケット発売は10月1日より。
(問)yumesajiki@ybb.ne.jp

遊戯療法◎ご案内

2013-09-12 00:38:32 | 遊戯療法~レミングより
寺山修司没後30年 第2弾
劇団夢桟敷 第63回公演
「遊戯療法」~レミングより~

【時】
11月28日(木)■19:30-
11月29日(金)■19:30-
11月30日(土)■14:00-(注)オープニングストリート劇あり
        ※15:40-17:30 演劇ティータイム
        ■18:00-
12月1日(日)■14:00--(注)オープニングストリート劇あり
【場】
河原町 ギャラリーADO
熊本市中央区河原町問屋街2
(市電 河原町下車)電話096-352-1930
【木戸銭】
前売2000円/当日2500円
学生1500円
完全予約制につき当日券でのご入場は満席の場合お断りすることもありますのでご注意ください。
【問】
予約メール yumesajiki@ybb.ne.jp
電話 090-4581-5190(制作:期日時間指定チケットあり) 



寺山修司 没後30周年を記念し、去る4月の「レミング~世界の涯2013」に続き、第2弾公演として再び密室劇をお送りします。
寺山修司作「レミング」を再構成し、その中の「遊戯療法」を浮かび上がらせていく実験劇です。
スタッフ(音響・照明)も出演者であり、客席と舞台の仕切りは曖昧。つまり、表裏、現実と夢が曖昧模糊となって行くのです。
「遊戯療法」とは寺山修司が多くのハテナを投げかけた迷宮化する病室の風景でもあります。

【登場人物 ◎ 出演者】

眠り男 出口君 ◎ 工藤慎平(舞台監督)
壁女・眠り男の母 ◎ 夢 現(制作)
影山影子 記憶喪失の女優 ◎ 肥後丸.(宣伝美術)
影子の影 歌姫◎坂本咲希(音響プラン)
薔薇色の血 花嫁人形 ◎ 山本真実(ダンサー)
催眠術師カリガリ ◎ 山南純平(脚本構成演出/音響)
看護婦1 ◎ 赤井犬彦(照明係1)
看護婦2 ◎ 東田まなみ(照明係2)
密室の天文学者 ◎ 玉垣哲朗(客演/劇団みちくさ)
屋根裏の散歩者 ◎ 太郎ピーチマンション(新人)
電子ドラムの男 ◎ タカハシユウジ
ダンス振付師 ☆ 中村大輔

【稽古日記より】
The stage looks like a Makai dance.
■7月のある日
「レミング」(寺山修司)の冒頭手稿部分「都市とは」を読み合わせる。マッチ箱の都市の中では人間たちは怪物のように巨大化する。
■8月のある日
4月公演の「レミング」(熊本市現代美術館アートロフト)は出演者20名を超えたが、今回の公演ではその半分の出演者になった。会場は河原町ギャラリーADOで狭い。早く来ないと客席が破裂する。先着40名様までは安全な席として保証する。それを超えると危険極まりない。つまり、観客のつもりが出演者となって舞台にひきずり込まれる羽目になるだろう。この特徴を活かして<密室の劇>になる。ラッシュアワーだ。肌と肌が触れ合う。
■9月のある日
切り口が変わると「レミング」からまた別の物語が浮かぶ。
①母殺し あるいは手術室
②少女殺し あるいはICU(集中治療室)
10月の市街劇を意識して同時進行の稽古になった。
■10月19日(土)
市街劇「ポータルゲート 1メートル国家」熊本市上通りパビリオンは「遊戯療法」への中継ぎとしておこなう。  

(問)
劇団夢桟敷
熊本市北区清水亀井町15-26 上村マンション102
http://www.geocities.jp/yumesajiki/

読み合わせ

2013-09-05 23:31:01 | 遊戯療法~レミングより
■9月5日(木)

4月公演の「レミング」(熊本市現代美術館アートロフト)は出演者20名を超えたが、次回公演「遊戯療法~レミングより」はその半分の出演者になっている。
会場は河原町ギャラリーADOで狭い。この特徴を活かして<密室の劇>になる。
話は壁がなくなったところから始まるのだが、密室空間は壁が迫ってくる。
どのように壁を無くしてしまうか。⇒そのトリックは闇を作ること。完全な闇。
タイトルは「レミング」から「遊戯療法」に代わった。
「レミング」を構成コラージュしながら、新たな世界を発見することになった。

今日は読み合わせをする。
切り口が変わると「レミング」は別の物語が浮かぶ。
①母殺し あるいは手術室
②少女殺し あるいはICU(集中治療室)
前半の部分を読む。

10月の市街劇を意識しての稽古になる。
太郎ピーチマンション君(只今、劇団員として勧誘中)が仮面を持ってきてくれた。
市街劇⇒密室劇の流れの中に仮面で繋ぐ。
次回公演は寺山修司に捧ぐ第2弾と位置付ける。

稽古1景.8.30-31

2013-08-31 23:33:18 | 遊戯療法~レミングより
市街劇Street Art-plex Kumamoto「ポータル・ゲート・プロジェクト・1m国家あるいは町」(10月)と次回公演◎寺山修司没後30第2弾「遊戯療法」(11月)の同時進行稽古に入った。

まったく別物だとは考えていない。
違うところは、会場が野外密室という点。
表現方法としては「遊戯療法」(密室)の部分を「ポータル・ゲート」(野外)へ構成する。
野外の無言を密室の多弁に代える。密室の台詞(会話)を野外の身体に代える。
両方ともに異世界(ポータル)への出入口をテーマにしながら迷宮する劇でありパフォーマンスだ。

市街劇The 1m square nation by The Portal Gate Project

2013-08-28 17:57:19 | 遊戯療法~レミングより
Street Art-plex Kumamoto
ポータル・ゲート・プロジェクト◎1m国家あるいは町

【概要】

熊本市の商店が林立する市街は、疲弊する近代の相貌である。何処からとも無く現れる黒ずくめの男達は4枚の扉を担ぎ運び、交差点の四方に次元の扉を立てた。こちらとそちらを隔てているのはこの扉ではない。こちら側の場所は歴史や法律が産まれたことばの牢獄なのだ。パスポートを手にした旅人は深呼吸をしてゆっくりその扉を開ける。それは「いま・ここ」という想像力、意識の次元だ。向こう側への旅はここからはじまるだろう。
向こう側では「1m四方国家」世界で最も小さい国家でパフォーマンスが行われる。

【日時】10月19日(土)pm5:00ー
【場所】熊本市上通りスイス中庭とオープニングでは前のアーケード

デザイン&プロデュース/三枝泰之
構成演出/山南純平(寺山修司 作「レミング」より一部抜粋構成)

【出演】劇団夢桟敷とその仲間たち

夢現(壁女)/工藤慎平(出口君)
坂本咲希(女優の影)/山本真実(ダンサー:花嫁)
山南純平(医者カリガリあるいは案内人)
赤井犬彦(カメラマン)/東田まなみ(眠り女)/タカハシユウジ(電子ドラムの男)
玉垣哲朗(四畳半の天文学者・劇団みちくさ)/本田太郎(屋根裏の散歩者)
エキストラ多数

マドワセル劇

2013-07-06 16:21:41 | 遊戯療法~レミングより
昨日(金)の稽古は「レミング」(寺山修司)の冒頭手稿部分「都市とは」を読み合わせ。
その後、手稿をテーマにした、劇が始まる前の各人自由演技に入った。
つまり、役者は作家でもある。部分的に作・演出・出演を試みることにした。
私の役は切って貼って置き換える催眠術師=演出。脳を消毒液で洗うカリガリ。
肥後丸.が影山影子(往年の女優:記憶喪失)を演じる。前回「レミング」は坂本咲希であった。同じ影山影子ではない。氷の女、仮死の女である。
咲希は見せる音響スタッフとして登場する。影子の中の影である。
床下の母は「壁女」として登場する。座長=夢現が演じる。
血塗られた花嫁は山本真実。コック(工藤慎平)の恋人役だがイメージが拡大した。・・・殺人事件や戦争を加筆しなければならない。
「レミング」の延長として次回公演11月「遊戯療法」はある。
イシャと看護婦あるいは患者として赤井犬彦と東田まなみ、照明スタッフとしても舞台に立ち続ける。
LIVE音楽はいつものタカハシユウジ、音響:馬場君、いずれも舞台側にいる。見せる裏方を企画中です。
劇空間が迷宮する。観客席を惑わせるためだ。観客も出演者。
等と妄想していると今夜書き終えるつもりだった「寺山修司のエロスと暴力」レポートが台本のようになってしまった。又、書きなおしである。
ま、いいか。今年は寺山修司に捧げる演劇に集中したいのだから・・・。
写真は肥後丸.。マドワセル女優、満開。

■次回公演ご案内
遊戯療法~レミングより
■時
11月28日(木)19:00-
11月29日(金)19:00-
11月30日(土)14:00-/18:00-
12月1日(日)14:00-/18:00-
■場
ギャラリーADO
 熊本市中央区河原町2
■前売2000当日2500(10月1日より発売)
■お問合せ(直通)09045815190 yumesajiki@ybb.ne.jp

企画会議

2013-06-07 23:01:35 | 遊戯療法~レミングより
■6月7日(金)
次回公演に向けてスタートラインに立った。
寺山修司没後30第2弾の企画制作会議をおこなった。
11月末の公演だから準備期間はたっぷりある。
スケジュールの確認、キャスト・スタッフの検討をした。

遊戯療法~レミングより
■時
11月28日(木)A 19:00-
11月29日(金)B 19:00-
11月30日(土)A 14:00-/B 18:00-
12月1日(日)A 14:00-/B 18:00-
■場
ギャラリーADO
 熊本市中央区河原町2
■前売2000当日2500(10月1日より発売)
■お問合せ(直通)09045815190 yumesajiki@ybb.ne.jp

次回公演ご案内:プラン

2013-05-30 04:47:55 | 遊戯療法~レミングより
劇団夢桟敷+猫目おろち
☆寺山修司没後30企画第2弾!
熊本演劇フェスティバル参加・演劇エクスプレス4企画
No.63「遊戯療法~レミングより」
■時
11月28日(木)A19:00-
11月29日(金)B19:00-
11月30日(土)A14:00-/B18:00-
12月1日(日)A14:00-/B18:00-
■場
ギャラリーADO
熊本市中央区河原町問屋街2
■木戸銭
前売2000円/当日2500円/学生1500円
(前売開始10月1日より/完全予約制につき当日券でのご入場は満席の場合お断りすることもありますのでご注意ください。)
■問・予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
熊本市内プレイガイドにて発売。(期日時間指定チケット) 

原作◎寺山修司「レミング~世界の涯まで連れてって」
脚本◎寺山修司を読む・書く・演技する研究会
(注:7月8月のワークショップで研究会結成予定)
構成演出◎山南純平/共同演出◎さかもとまり
演出助手◎玉垣哲朗(劇団みちくさ)※交渉中
LIVE音楽◎タカハシユウジ
音響◎坂本咲希/馬場真治
照明◎山南純平/東田まなみ/赤井犬彦
舞台監督◎工藤慎平
ダンス振付◎中村大輔
美術◎選考中
衣装◎坂本咲希
小道具・記録事務◎東田まなみ
制作◎猫目おろち/さかもとまり

【登場人物・・・出演予定】

コック或いは出口君・・・工藤慎平
押入れの母、或いはカルメンマキ・・・夢現
景山影子、或いは時計じかけのオレンジ・・・肥後丸.
赤い花嫁・・・A山本真実/B山南純平(Wキャスト)
イシャ或いは患者・・・A山南純平/B赤井犬彦(Wキャスト)
※Wキャストについては変更の可能性あり
犬の水蒸気、或いはネズミたち・・・ダンスユニット・レミング
(注:8月末オーディションにより3名選考予定)

只今プランニング中です。
スタッフ・出演者については若干の変更が予想されます。
6月末までプランとして固まる予定です。
尚、只今開催中のワークショップ(水曜日)は次回公演に向けての準備として一般参加公開します。
オーディションは7月8月(月曜日)の「寺山修司を読む・書く・演技する」研究会の中から選考されます。
詳細が後日発表致します。