自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

イモリ

2013-06-08 11:27:33 | Weblog
最近多い日は堂々川を2回も見守りに歩くことがある。
ホタルが沢山飛んだ翌日は煙草の吸殻を拾う仕事が増えている。
考えてみれば我が人生30代までは車の窓から煙草のポイをやっていたナァー!
遅ればせながら今頃その償いをしていると思えば気が休まる。
堂々公園の真ん中あたりでもホタルが光りはじめた。
現場を昼間に確認


蝶遊びは休んでいるはずだが
見つけると追いかける

巣箱を小学生がかけている


この巣箱にはシジュウガラが入った形跡とコゲラ?がいたづらした跡が残る。

堂々川ホタル情報
6月7日現在229匹(昨年289匹)よく見える場所は昨年より光る数は多い。
車が100台以上と来訪者も多い。金曜日だからあたり前といえばそれまでだが!


1番砂留東30匹弱だが


車が時間をあけることなく通るから
ライトの光が入りバックが赤くなる。それでも昨年以上の光には満足。
よく飛ぶ5番砂留の光





時間帯によって光りの数は異なる。
少ないという人もいるがその方には服部を薦める。
小学生がホタルを見たことが無いというから手に取ってこれが源氏と教えた。



なに!母親の方がはまってどこに源氏のマークがあるの・・とのぞきこむ。
これだけの光りが入れば記録写真はとれない。
少し怖いが人のいないお寺の入り口から山へ入る。






薄みどり色の翅が片方残っている


カスミサンショウウオ見つけた!



しかしよく見るとカスミではない。立派な両生類だ。
河豚と同じようなテトロドトキシンという毒をもつイモリだ。
興味がわいたので落ちていた木の枝で背中を触った。
びっくりしたのかイモリは身体の裏側を見せた。
オレンジ色だ。
赤い色が毒を持つている証拠、食べては危険と威嚇しているらしい。



この両生類ニホンイモリで準絶滅危惧種らしい。
がこのイモリカスミサンショウウオや、日本赤蛙、シリューゲルアオガエルにとっては
天敵の部類になるらしいからこの両生類の出現は厄介な問題を投げかけてくれた。