自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

自然の出来事

2015-07-30 20:44:52 | Weblog
今年も夕立が降る時期の夏がやってきた。今日は暑かった。
昨日、1昨日と雷を伴って雨が降った。
28日は2回に分けて降り合計9mm、29日は12mm
一昨日は感覚的に9mmの3倍は降った気がするが
国土交通省の雨量計は少ない。
夕立は馬の背を越さないと言うほど地域限定だから私の感覚も間違いではないはずだ。


強い雨
それでも雨量はたったの9mm


さて、この雨で咲き始めた、いや満開に近いナツスイセンが倒れた。
5番砂留下方の斜面


28日の花



雨で倒れた花もある30日の花
合計で50本以上になった


花の世界から離れてセミの世界へ
ブログの友人達は蝶を手乗りさせる。うらやましい!
でも今回は私が手にクマゼミを載せた。


前から見た

横からも見た


「OK撮影は終わった」と言ったら「ジジジ」と鳴いて飛び立った。
仲良くしたつもりなのに飛ぶ時はジジイか!ショック。

次いで鳥の世界へ飛ぶ。


干上がったため池でチュウサギ

コサギ


青鷺の喧嘩も見れた。




山の枯れ松の枝でピョと鳴くミサゴ




結構平和な自然界の7月の終わりでした。

水質調査

2015-07-28 09:20:43 | Weblog
今年も梅雨明けした夏休み、8月には堂々川で恒例の水質調査をする。
例年は8月初めだが今年は8月19日(水)と少し遅い。
遅いがこの水質調査は2007年に始まり9回目を数える歴史有る行事。
川のデータ取りと子供達の遊び、ホタルの生息環境調査と企画は良くできている。
(今年もスイカ2個準備・食べた後の皮はカワニナの餌に!)

ホタル同好会は準備を始めた。
川の整備
6番砂留下方の調査がメインだから周辺の草刈りをすませている。
(8月8日定例会 朝8時1番砂留付近に集合 3、5番川原の整備を行う)


堰堤の作業前と

作業後


下方の実施現場


眺めは最高
6月にはホタルが乱舞した場所


堂々川の川の生き物
9年前とは違って、こいつが猛烈に増え、鮠(ハヤ)鮒(フナ)の姿は見えない。


ブラックバス


上流の池にバスを放流して釣るマニアのせいである。
昔からの生き物がいなくなった事例の一つである。
せめての救いはヌマエビがまだ残っているが
このエビも魚釣り師のエゴ(魚釣りの餌にする)の為減少傾向。


ヌマエビ


堂々川から少し離れた下流域の田んぼ及び付近では


名はわからない

まだオタマの尻尾が残っている蛙


鮒なのかバスなのか見分けがつかない魚の大群発見


いる所にいるもんだ


横道にそれたが今年も小・中学生等の皆さんと一緒に行う水質調査のために
堂々川ホタル同好会の会員はがんばっている。

参加者募集

募集定員25名程度
多分今日あたりで定員オーバーになっているはず。(御野小、中条小、湯田小に応募依頼中)
定員オーバーになっていてもホタルの会員になる人や
会の自然保護に協力出来る人は例外ですからコメント欄やメールに記載してください。
メールはホームページに記載してある。

彼岸花の季節入り

2015-07-25 18:00:51 | Weblog
台風が去り又追いかけるように来ている台風12号。
この台風は変わった生立ちの台風だ。
一言でいえば異常台風。
今年の自然は今経験しているだけでも変わっている。
昆虫の発生が少ない? 我が家で言えばアブラムシ、イラガ等

7月25日にしてヒガンバナ科のナツスイセンが花を開いた。
堂々川で会の役員が草刈りをした。


ホタル同好会が最初に彼岸花を植えた場所
赤花


手前の道路側は黄色、白、赤色他の色が咲く


昨年より15日は早い


この場の夏水仙、すでに開いた花も見られる


この花は8月の終わりもう1度咲きだすはず


曇り空が消え、24、25日は青空が見え、夕焼けが綺麗に西空を染める
じめじめした天気からジリジリした青空に変わると朝からクマゼミが騒がしい


ここ数年このセンダンノ木は
クマゼミツリーになっている


近くのクルミの木はアブラゼミが地上50cm以下に止まるようになった
産卵しているのかな?
クルミの木の枝の半分は枯れ枝になっている
幼虫が7年も根の汁を吸うから無理もないと思う


アブラゼミ


ニイニイせみは鳴き声は聞こえても保護色の木を好むため
探すのが難しいから抜け殻で代用する


金柑の木で脱皮している


けばけばしい色の虫がスミレの間を這いまわっている
ツマグロヒョウモンの幼虫らしい




同級生が電話して来て、自分の家に足踏み式水車がある
燃やしてしまうのももったいない。小学校へ寄付したいから中をとって欲しいと言う
学校から直接イエス・ノウを同級生へ返事して欲しいと依頼していたら
不要だが写真を撮らして欲しいと言われたらしい
同級生も暇ではない。組んで、写真撮りしてまたバラス工程を手伝うなんてできない
いやとも言えずホタルの君へなんとかしてくれと言う


暇ではないが困っている人を助け
世の為になる方法を考えた


この水車あれから40年の代物だが新品に近い
車に積んで学校へ持ち込み、教頭先生と交渉
学校が使うことになった。


学校が引き取られた水車


世の中簡単に右から左には動かない
少しだけ潤滑油を入れると上手に回る
丸く収まった事例を紹介した

刺されると痛い

2015-07-22 20:31:13 | Weblog
雨模様、屋外で作業にはちょうど良いと放置している墓地の草刈りに行く。


組合から草を刈るように指示があった


指示を受ければ刈らないといけない。それが地域のしきたりだ。
ぼちぼち草刈りをするつもりであったが天気のおかげで早くなった。

草が伸び放題故自然が豊かになっていた。


大きな蜘蛛
これだけ大きい奴に攻撃されれば
後ろへひく


ブロックの割れ目に足長蜂の巣がある


刺激しないように
草刈り機を動かす


ブンブン飛ぶから少し落ち着くのを待った。


キリギリスが顔を出した




刈り倒した草を集めていたら後ろからチクリ
足長蜂でも結構痛い。
家に帰り、ニラを揉んで汁を頭にこすりつける。
治ったような気がしたので医者にはいかない。
再度かたずけに墓地へ

今回は失敗した。ぼちぼち作業をしたばっかりに刺された。
次からは注意しよう。

この墓地には貝塚古墳がある。


発見した時貝殻が多数出たらしい


この古墳から下方を見ると


堂々川の土手に生える木が見える


堂々川が御領遺跡と大宮遺跡の境
1kmも離れていないのに2つの遺跡群が存在する。
私には理解できないが歴史学者は分けている。
私はぼちぼちやったが歴史学者は早とちりのような気がしないでもない。

神辺100選

2015-07-19 17:27:05 | Weblog
台風11号による被害はないと思っていたが
クルミの木の枝が沢山落ちていた。
考えてみればクマゼミが100匹の単位で根元に寄生しているから
枝も枯れるのは仕方がない。枯れた枝は風で落とされる。
これも仕方がない自然の摂理か!

台風が来る前、福山市の魅力発信課の女(ひと)と
古墳の丘と御領遺跡が見える山に登った。
軽四輪乗用車で3人、凸凹道をいくつも越えてたどり着いた。
その風景が福山市フェイスブックに掲載されている。


御領遺跡を山から見る
卑弥呼時代の船形が描かれている
現在日本最古の土器片が発見された場


桃の希望があったので桃の木が掲載されると思ったが
驚き桃の木サンショの木掲載は桃ではなかった。
桃がだめだから我が家で咲いているフシグロセンノウを載せた。




さて、菅茶山記念館で神辺町観光協会が募集した神辺100選の写真が
展示されており、沢山の人が投票にこられている。
投票数の多い順に参加提出者は賞がもらえるのかな。
100点を超えているが今回は我がホタルが頑張っている堂々川が
14点もノミネートされている。素晴らしいことだ。
影の声・・あなたも出品したのでしょうと言われるが記憶にございません。


茶山記念館を挟んで雪景色2点



雪の日自分のみと思ったが
多くの人が来ているのだなー



この人上手いなー









コンセプトが
四季が楽しめる川として作業を計画している







ヒガンバナも100選にノミネートされるまで市民に浸透したかと思えば
嬉しい、本当にうれしい。
出品してくださった方々ありがとう。
苦節10年ガンバったかいがあります。

避難準備発令

2015-07-16 21:58:55 | Weblog
福山市は21時20分市内全域に避難準備情報を発令したと
21時54分エリアメールが携帯へ届いた。

本日16日のお昼頃の様子


山の木が揺れる

空の雲の動きが怖い



色づいたそば畑を風が吹く


18時頃雨が降り風も強かった。
洗濯物を干す柱が倒れた。柱は横の木箱を壊した。
おお怖い!
木箱にはハチの巣があり、蜂が飛び立つ。
少し時間をおいて、蜂が落ち着いた頃蜂専用の殺虫剤をまいた。


足長蜂?全滅したようだ


19時前には何事もなかったように西空は赤く染まっていた。


風も止んでいる


今22時風はかなり強い。台風はどこへ行くか?

話は変わって昨日15日
福山市魅力発信課のフェイスブック担当と広報担当のお二人が
桃の魅力を知りたいので案内して欲しいとサポーターに依頼が入った。

桃が木で熟している様子が見たいとのこと。






ある家に連れて行った。
そして試食、自分で皮をむいて食べた。
自分で作業して食べれば美味しいはず。
でもこの家の桃は近隣でもベスト5に入る味で評判だ。
試食後、木で熟した桃の袋を自分で外して写真を撮る。
近々福山市のフェイスブックに載ると思う。
桃の神様のところへ挨拶に行く。


下御領八幡神社内


最後は桃の出荷場
福山市の神辺桃がどんどんこの場へ持ち込まれ厳格な検査を済まして出荷



以前にも紹介したが神辺桃は岡山桃と同じルーツを持っている。
明治時代、御領の人が現在の岡山県笠岡市のお寺さんへ養子に行かれ
そのお寺で日本産と中国天津産の桃を交配などして新種を開発した。
当然その新種は笠岡・玉島・岡山へ広がり、一方御領の実家でも植えて
こちらも一大産地となっていた。
しかし堂々川と言う天井川が邪魔して産地は御領から竹田へ移った。
ちなみに桃は美人を作る果実。
高いかも!でも化粧品を買うより安いし、食べて胃袋も満足する食べ物である。

7月の定例会

2015-07-14 16:03:36 | Weblog
7月12日 7月の定例会を行った。
今日も参加者は少ない。
ヒガンバナが植えられるか心配しながら計画を複習した。
草刈り場所の予定地を変更、
8月19日の水質調査を頭に入れて6番砂留下を中心に変更した。

堂々川川原と川の流れ近くの草を刈る






オオキンケイギク等海外の雑草が猛烈に繁殖している。
花は綺麗でも周囲の日本古来の花の咲く場所まで進出。
和性ではわずかにカワラナデシコと桔梗が頑張っている。


6番砂留の下方の草刈り

6番砂留の村境石あたりを刈る
白のヒガンバナが8月終わりには咲く可能性あり


ヒガンバナを植える。
白花の球根 200球、オレンジ色球根 75球、キツネノカミソリ75球
うまくいくと今年も花色が1種増えるかも?


4人がかりで植えた


今回ヒガンバナを植えた場所は右岸から水が流れる谷間の出口。
多分ではあるが球根の数の60%は花が咲きそう。
この場での写真はロケーション最高。何しろ日本一の砂留がバックにある。

花を見るのに靴が汚れてはだいなし故、橋を架けて欲しいと要望が出る。
要望する人は私見る人、あなた段取りと作業をする人と区別してモノ申されるが
お客様は神様です。頑張りました。


一寸程度の厚い板を無理にお願いして無償提供して貰い
石を探して台にして橋を作る


橋は予算の都合もあり端から少しづつ架けて行く。後3枚は必要。
通常は板は取り外すことにして少しで長持ちをさせたい。
なおこの場は平家ボタルの繁殖地でもあるので環境保護も兼ねている。

本日参加した子供は生き物の知識が抜群であった。
会に入会してくれれば昨年会が発行した「堂々谷の生き物」続編が作れそう。


コオニヤンマの脱皮後すぐ

オニヤンマが脱皮したところ
呼ぶ声がもう少し早く聞こえれば抜け殻の上にいたと言う


沢山飛んでいる蝶




ロケーション的にもナイス花と蝶
ベニシジミか



トンボとアザミ


今年の四月福山市NO.1の小学校の生徒が彼岸花を植えてくれた場所では
ガマが穂をもたげている。

草を刈ったり観測したりしていると堂々川は自然豊かな川だと分かる。
沢山の人が作業の応援に来て欲しい。
ホタル観賞の時は一晚で900人もの人が来てくださったのに
やっぱり暑い時の作業は無理ですか。12日は曇りで気持ちよく作業できました。

梅雨明けか

2015-07-10 21:29:45 | Weblog
私、この5月から地元の皆さんと御野村郷土塾の会を立ち上げ
月1回講義をすることになり、3回目を迎えた。


昭和3年当時の村長が発刊した
御野村郷土史の記載文を足で稼いで画像にする


前回、景行天皇の子ヤマトタケルの熊襲退治の帰り道、穴の海で悪神退治のときから
昭和の終わりまでの年表を作ったのでこれに沿えば大きくはみ出すことはないだろう。

さて、昔むかしから語り継がれた梅雨明けの3大要件
「セミが鳴く、雷が鳴る、大雨が降る」がここ2日実際に起こっている。
昔流梅雨明けは7月9日となるはずだが「ひまわり8号」なる気象衛星は
梅雨前線が消えていないことを画像で証明している。


梅雨の晴れ間遺跡調査をする人

セミが鳴く、例年ならニイニイゼミ
なぜか今年はアブラゼミ


本日19時頃広島県西部、北部は大雨洪水警報が発令されている。
だからセミが鳴いたから梅雨明けと自然は宣言した。
もし雨が降ったらどうするのかと心配する向きもあるだろうが
その時は戻り梅雨現象が起きたと堂々と言えば良い。

実は同級生の二人が電話をしてきて
「ホタルの君、水車が御野小にいるか不要か聞いてくれ」と言ってきた。


上手に保管していたようだ


便利屋として使っているようだが出来る時が花と思い御野小へ交渉した。

結論は後日貰うとして今は梅雨時期、
梅雨が明けようが続こうが自然の花は咲きたい時に咲く。

大きなキノコ


食べる人はいない


ネジバナが咲いていた。




我が家ではセンノウが開花している。
マツモトセンノウの赤花と白花






八重マツモトセンノウ




センノウゲ(仙翁花)




今年2本のフシグロセンノウが仲間入りしたが3本のどの株もまだ花は咲いていない。

本日の暑さと汗の量は中途半端ではなかった。
やっぱり梅雨明けはまだ先のようだ。

古代ロマンの為に

2015-07-08 17:26:19 | Weblog
ホタルが一段落しても次の仕事が待っている。
「御領の古代ロマンを蘇らせる会」が福山市市制施行100周年で
提案したイベントの段取りを前に進めるために広島市へ行く。
福山からは約100km高速バスで移動した。
広島着はちょうど12時、お昼は広島ならお好み焼きと決めて
行く先を「お好み村」に決めてタクシーに乗る。
お好み談義を運転手さんとしていたら広島人気店の一つの店の前
を通りかかりここと決めてタクシーを降りた。


10数人が並んでいる

約30分と店の人が注文を聞きながら話す


が幸運なことに団体さんが10人まとめて支払い、10分もたたず店に入れた。


ネギ卵そばと烏賊卵そば


有名店なのに安い。鉄板の前に座るのではなくテーブルだった。
連れがここのは美味しいと言う。
そう言われれば麗ちゃんと甲乙つけがたい。
女性の名前が付くお店が人気店には多い。
広島風お好み焼き美味しく戴きました。

腹を満腹にして目的の埋蔵文化財センターへ


古い建物、千年以上の前の物を掘りだし保管
良く出来た物語だ


広島県ではこの建物と福山の博物館、三次の風土記の丘が主たる保管場所


御領遺跡から発掘した土器など


この土器を時間をかけてつなぎ合わせ作業をされている人に聞いた





形が整えられた時の達成感
わかるかな!わからないだろうな?
と言われたような気がした


遺跡から出た石制の包丁、それを研ぐ石もあった。




以前新聞をにぎあわせた土器片、どきどきしながら再会


お目当ての日本最古の
卑弥呼時代の船型の絵がある土器片


改めて見せてもらった。
その上11月か12月に神辺文化センターで行う講演会に
室長の講演をお願いした。
OKを戴けた。
うまくするとこの土器のレプリカを作る予定が不要になる可能性も出てきた。

大成功と副会長と喜んだ1日になった。

お天気教室

2015-07-04 13:15:59 | Weblog
30日御野小学校で気象予報士による出前教育があった。
堂々川ホタル同好会堤案により学校・地域が共催で開いた。
昨年に続いて2回目でRCC中国放送さんの御支援をいただいている。


大雨からどう身を守る


普通このような勉強会はあくびがでたり、隣と話をするのが
通り相場であるが興味があるのだろう。


寝そべってノートをとる


実験、雲を作る


作りたい人、ほとんどの生徒が手を上げる

空気を圧縮する

ペットボトルの中に雲が


雲の出来る様子を解説




ここから異常気象・土砂災害の事例に入る
最近の広島県の災害事例



この小学校の学区は北に土砂災害の多い御領山がある。
この山は1673(延宝元)年に堂々川最上流の池の決壊があった。
1863(文久3)年清水川の最上流の池の決壊
1945(昭和20)年堂々川中流の池の決壊等
地元の人は災害の少ない地域と自慢しているが知らない人の強みだ。
このような災害が起こると言うことを知ってもらうために出前教育を実施した。
広島県・福山市が住民を夜集めて行う説明会にも
このような事例を取り入れれば認識度は深まると思うが!

話題は変わって
福山市に千田と言う町がある。
その町の地で「バンが子育」教室を開いている。


バンのおかあさん


雛は親の真似して餌の取り方を学ぶ






ポイ捨てのプラ容器が沢山浮いたり、草の株元にあるが
それをよけながら餌の選び方を学んでいた。

それを上からヒラリひらりと飛びながら蝶蜻蛉が見ていた。


待つこと10分


ヨシの葉に止まってくれた。よしよしサンキュウ。
チョウトンボ綺麗なトンボだ。