自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ゴミ防止対策

2020-06-25 18:43:19 | Weblog
6月も後半、梅雨も半ばを過ぎ、寒くも暑くもない日曜日。


ねじ花が咲きだした


堂々川のホタルはついに10数匹飛ぶだけになり幟の撤去を始めた。


でも昨年よりは多い

神辺観光協会と共催の幟


源氏や平家が光るのやめた頃、いつもなら私は県北へヒメボタルの撮影に出かけていた。
が今年はある人が自分の家の近くで光っていると教えてもらった。

昨日24日早速お訪ねした。20時過ぎ。


小さな光がキラキラ 
草むらや草の葉さきで光る


写真撮影は難しいが、証拠写真は撮れた。
ホタルのコンサルが福山駅から数キロの住宅密集地からわずか100mほど
離れた山の場所では珍しいという。国道から20m入った小さな溝周辺。
このホタルは幼虫が水の中での生活はない。陸上のみで生活する。

話は変わってコロナ禍の問題、広島県では1.5億円の選挙買収事件発生など
暗いニュースの中、あるマスコミの掲載記事が岡山、広島県境をまたいだ暖かいニュース
として話題を撒いた。
岡山県井原市から福山市神辺地区へ彼岸花の球根をご寄付していただいた。
そして県境を挟んだ顔も知らない人が堂々公園で面会した。


彼岸花の球根以外に水仙の球根も!
こちらは御野小学校へ持ち込み感謝された。


少し遡り、21日の日曜日ホタル同好会の定例会が開催され
20人近くが集合、彼岸花の球根を植栽した。
例年なら小学生が5月の遠足時植えるはずが自粛の影響で中止され、会員が植える。

川の土手の草を刈る。


草を刈る人

穴を掘った人


6000球の球根を運んだ人。



球根を穴へ入れる人


この場に5000球


そして下流では


植える場所の整備

この場所へ千球


会長は登録有形文化財の内廣砂留から流れ出る水が駐車場わきを通り
コンクリ―の土管トンネルを抜けて本流へ出る場所の掃除をしている。
誰も長い間、掃除をしないから、臭い水が出る、
又ペットボトルなどがある柵付近を徐去した。


これで良く沢山のホタルが飛んだものだ


ホタルシーズンは終わったが今年の堂々川はヘイケボタルが非常に多かった。
前年の倍近く飛んでいた気がする。
平家ボタルはゲンジボタルと比べるとかなり環境が悪い所でも生息できる。

こんなところでヘイケボタルが増えた要因を見つけた。
ホタル同好会のボランティアは一生懸命ごみを拾うが
見えないところでは悪いと知らずに悪いことをしている人間の多い事。
これらを無くすために彼岸花の球根を植えている。
ネ~分かってくださいそこの母さん。


多い・少ない

2020-06-13 11:16:30 | Weblog
昨年比16日早く、平年より3日遅い梅雨入り
梅雨時の花が咲き始めた


マツモトセンノウが咲き

菖蒲が咲いている
菖蒲は例年はホタルと勝負して勝つ
つまり菖蒲はホタルが飛ばなくなっても咲いている


堂々川の西の山頂ではミサゴが烏を追い払ったり、雛の盾になって羽で覆う


追い払の為飛び出し後帰ったところ

親鳥は忙しい


堂々川のホタルは例年なら今頃がピークだが今年は5月3日に幼虫が
上陸していたから少しピークが後ろへずれそう。

本題のホタル記事であるが堂々川には江戸時代に出来た砂防堰堤
地元の人が砂留と呼ぶ国の登録有形文化財がある。
その8基のうちの7基の砂留約1.5kmの川原で昨年比約1.5倍が飛翔している。

ホタルの光







20時頃から光りだし、20時30分頃からは休み休みして光り舞う。
基本は雄が1匹飛び出すと数匹がそれに倣う。
10匹程度が舞うと同期点滅して、下方の草むらの雌の光を呼ぶ。
雌が光ると雄は急降下して雌の近くに降りる。
しかし雌に気に入られるのは4匹に1匹ぐらい。この世界も厳しい。


ゲンジボタルの雄が光っている
この光にも雄は反応して寄ってくる


この日は先週の土曜日、堂々川中流域5番砂留付近は上流に向けて
約100台程度が駐車して、出たり入ったりしている。


今年は会員が交通整理や案内・説明はしていない
会長が自粛するようにアドバイスしている


今年は夜の生き物が全体的に少ない。
例年ならエダシャクガの仲間がたくさん飛ぶがほとんどいない。
運よく手を出したら止まってくれた。


多分 ツマエダシャクだろう

名前は?エダシャクの仲間


たくさんの観賞者には感謝していても
こんな人がいるのは許せない。


火のついているタバコの吸い殻


静かにしていた会員が大声で、誰だタバコを消さずに捨てたのは?
結局誰だか分からなかったそうだが、若者4人組がこそこそと
5番砂留の上から道路へ移動したそうだ。
まだ砂留の上だからよかったが、下方はホタル観賞の為に
会員が草刈りした草が乾燥している。
結局、たばこの吸い殻は会員が拾ったそうだ。
ほとんどの人は静かにホタルの飛翔を楽しんでいるのに悪い奴もいる。
こんな火事の元を作る人は来ないで欲しい。

2020のホタル

2020-06-03 15:28:30 | Weblog
今にも泣きだしそうな空、
ホシミスジがひらりひらりと舞い



姫ヒオウギの紅・白が十数本花を付けている。



ここ数日、私の住む神辺はホタルがピークに近づいてきている。
夜の訪問者としてホタルの確認、ホタルのコンサルとしての実態確認調査をしている。


堂々川へは幟を取り付けた
5月22日 ホタルが飛ぶ場所周辺6カ所


他所の地区の調査も行う。


もうピークが近づいたか?


堂々川では最下流で光っている。ここ最近数年0匹の天井川。


車のライトや月の光が川面に届かないから光が綺麗に映る
約10匹の舞、時間帯で数は異なる
20時過ぎが良い


砂留を一つづつ確認して、上流へ向かうがどこも数匹
大砂留の下は3日前、前年の30%ぐらいが大幅に増えて70%ぐらいに。
しかし、ヘイケボタルが多く、写真の光は見ごたえがしない。



昨年より少し上流の柳の木がホタルツリーになっている。



20時15分うまくいったと喜ぶも、道路から懐中電灯の光
この写真が本日の1番につき、没にもせず載せてみた。



先週の金曜日は20時には10台以上道路際に車がいたようだが
今日は3台、学校も始まったので自粛か。

ところで堂々川ホタル同好会は今年の、ホタル案内サービスや車の整理は
コロナ対策につきやらないことが会長指示で出ている。
「ホタル観賞に来てくれるな」とも言えず
安全確認や草刈り、注意事項の臨時看板は掛けている。
特にマダニ対策は呼びかけている。山際ではイノシシが道を掘っている。

堂々川ホタルの人気があるのは遊歩道を歩いていると平家ホタルが
服に飛びつくこと



子どもたちが堂々川を好きになる瞬間。


これが源氏だ


ホタルのだいご味はやはり源氏の光。
いまのところ少ないながら頑張っている。
堂々川のピークは6月10日過ぎと予想している。