自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

蛾シンジュサン

2015-08-29 13:28:04 | Weblog
8月27日駐車場で始めて見る蛾が翅をバタバタしている。
先日ヤママユガ蛾と云う大型の蛾を見ての後だからすぐに名前を調べた。



 

名前を調べて駐車場に帰って来てもまだそのまま翅をバタバタしながら同じ場にいる。


翅の何処かを痛めているのだろうか


観察してもよくわからないから壊れて放置してあったプラの皿で拾いあげて
そばの台へ持ち上げてモデルになってもらった。


後ろから

横から大写しに


記録をとるためメジャーを当てた


約135mm


自力で飛び立つ事を期待して1日目の観察を終えた。
そして2日目
動きが無いので太陽の光りをまともに浴びては可愛そうと
藪のそばの桜の木の葉にとまらせた。




めったにないことだから再度モデルになってもらう。


お腹が大きくメスのようだ




3日目の朝
姿が見えない。無事何処かへ飛んで行ったと喜んで近くへ行くと
葉の裏に白いものが見える。
まさか卵ではないかと調査しにパソコンの前に
多分が付くがまず卵だ。



ならば親はどこ
葉ツ葉を64枚かきわけた。そこの竹の葉の下で永遠の御休みになっていた。




珍しい、地域によれば絶滅危惧種の指定にも入っていると思われる蛾
シンジュサン
記録を撮らせてもらったことに感謝する。

見学者

2015-08-27 12:11:11 | Weblog
24日台風が来る前堂々川に福山市内の「まちづくり協議会」のメンバー38人が来訪された。
滞在時間は30分、若くない人達だから歩いてもらうわけにはいかない。
1番砂留の広場にバスから降りてもらい10分説明
スケジュールはこちらで作った。バスで800mを10分、堂々公園で10分


バスから降りるだけで4分
と言うことは載るのに5分


予定通りは無理とこの時点で判明
バスの中で各砂留や花について説明
そして堂々公園へ着くとすぐにトイレ・・・は!




我が身とほぼ同じ年齢以上。
こちらも腹をくくった。計画通りの事をしゃべる。
時間も予定の10分を過ぎる。質問は・・・
「ここは何で堂々川と呼ばれるのか」
2つの意味がある。
砂留が出来る前は百瀬川と言っていた。
砂留が出来その上を超えて落ちる水が「ドウドウ」と聞こえたから!
お隣の中条に「道々原・池という地名と池がある」ここからついたと云う説もあるが
水が落ちる音からついたと信じてもらうと嬉しいと茶化した。

会社勤務の時の同僚もいた。一言「○○さんお久しぶり」
愛想なしだったかな!
予定を15分オーバーして出発点に帰りお別れした。

お客様お帰り後に堂々川の点検をしたその報告

看板のすぐ左側でヒガンバナが咲いた。


週替わりの小学生が描いた絵はヒガンバナに変わった


ピンクと黄色の花が咲いた。


ピンク

黄色


ピンクが咲いているのを発見慌てて草刈りを行った。




2番砂留上手には


玉すだれが咲く


どなたかナツヅイセンは1日花と教えていただいたが
もう1週間も色を変えずに頑張っている。




先日の水質調査の時スイカの皮を貝の餌にしたが


柔らかいところはすべてなくなっている


「たかが堂々川、偉そうするな」と地元の声も聞こえてきたが反発しても仕方がない。

不法投棄のメッカが観光地になったのだからこれほど嬉しいことはない。

次回予告
先日ヤママユガを載せたが今度は「シンジュサン」と言う蛾を載せる予定。又猪捕獲も!


はなとしし

2015-08-23 08:16:21 | Weblog
堂々川で今年初のヒガンバナが咲いた。
ナツズイセンもヒガンバナ科だがリコリス系が咲くと嬉しい。


間違って咲いた気がするが
ピンク色可愛い


ヒガンバナ科だがナツズイセンは思ったより人気が無い。
今年2回目の満開の時期になった。


5番砂留の下斜面
現在38本、前期118本

1番砂留東現在78本、前期2本 


話は変わって鼻が目立つ猪をここ数日で2回、合計5匹捕獲
少しは近隣の畑を耕す敵がいなくなったと思っている。


8月18日捕獲40kg


8月21日捕獲4匹、まだ瓜模様が残っている瓜坊と呼ばれる猪。
焼却場へ直送と聞いている。




合計約25kg


情報提供したほとんどの人はもう食べたのと聞かれる。
残念ながら私達は駆除のためで世の為の仕事をしていると認識しています。
でも食べたいと言う人が65%もいるから不思議だ。

これからの写真は最近の生き物をとらえたものです。
猪檻を設置した場所にスズメが30羽程いたがそばにいた鳥


スズメのようでスズメでないような?


蝶が吸水



アブラゼミが昼間からわけのわからない行動をしている。
どう見てもお知りあいだ。




堂々川最下流で昔プールとして使用していた跡のトンボ
ギンヤンマとナツアカネは撮影できていない。


ショウジョウトンボ?

オニヤマンマらしい


コンデジ撮影の為撮影者並みのボケボケ


蝶蜻蛉


曇っていたが暑いような蒸し暑いようなお天気の午前でした。

第9回水質調査

2015-08-20 17:23:17 | Weblog
夏休み小・中学生対象の堂々川水質調査を同好会主催
福山市環境啓発課出前教育で実施しており、今回で9回目となった。
一民間ボランティア団体が良く続けてこられたと感心している。

8月19日お天気が不安定で雨予想、9時の開始時は最高の曇り空
暑くもなく風もないが天気を心配してキャンセル約10名が出た。
ヒガンバナ科のナツズイセンが約80本開花して子供たちを迎える。


堂々川1番砂留付近総勢25人
副会長のあいさつで始まる


上流の3番川原、採集場までゴミを拾いながら歩く。
環境を守る授業を行っている学校はここでもやることが違う。


会の人達も道路脇の草刈りを実施していた


3ヶ所調査する中の最下流3番砂留の川原


2日前に副会長が
安全確認を兼ねて草刈り


雨が降りそうだから予定を早めて5番川原へ
ここはテントを張って雨対策を同好会役員がしてくれている。


まだ雨は降らない

日本一の砂留堰堤の下で採集活動


里山には珍しいヘビトンボの幼虫を捕まえている子も




沢山のサンプル


雨が降り出し濡れながらの調査
採集した生物を分類してまとめ、パネルへ記載する


3ヶ所の各場所を指標生物から判断


綺麗な水に住む生き物 ウズムシ、ブユ、ヘビトンボ、カワゲラなど
やや綺麗な水に住む生き物カワニナ、コオニヤンマ、ゲンジボタル、ヒラタドロムシ、スジエビ

結果3ヶ所の内 綺麗な水1ヶ所 やや綺麗な水2個所
芦田川は県でも有名なワーストの川、支流の堂々川は上記、どこに問題があるか
でもここまで綺麗にするには10年かかった。

生物指標ではなく化学的調査のパック試験


ピンクが綺麗な水

黄色は汚れ水
砂糖を入れた水は黄色


かなり強い雨


申しわけない気持ち
でもお天とう様には勝てない


スイカを食べた後、
その皮を竹串にさして川底へ沈める

最後は副会長が採集したカワニナ約8000匹を小中学生が放流
ホタルが沢山飛びますように




中条・御野両校の校長先生も見守り、ご挨拶を戴き成功裏にお開きにした。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

堂々川の自然3

2015-08-16 21:28:50 | Weblog
前回の歴史編、もう少し興味のある人が多いかと思ったら案外少なかった。
11月21日「御領の古代ロマン講演会」の開催をうまくPRしないと
参加が少ないかもわからない。ポスター・チラシを考えなくっては!頑張ろう

神辺の遺跡地図


神辺民族歴史資料館で借りた


想像以上に沢山ある。その中でも御領遺跡と古墳に関するものが沢山ある。
古墳といえば御領山に800基を超えてあったと言われているが
ボランテァの「自転車と遺跡を楽しむ会」が一生懸命探したものが
220基を超えたそうだ。市や県は予算不足で前には進めない。
この数でも日本でもトップクラスになるそうだから本当に800基
あるならものすごい発見だ。まさか嘘800と思っている人がいるのかな。

その古墳が堂々川の4番砂留右にわかれる林道沿いにあるのだ。


看板が見えにくいから
木を切っておいた


次の話題
綺麗な虫が道案内をしてくれてアオモンイトトンボの産卵に立ち会った。


こっちこっちはやくはやく



間にあった


イトトンボの産卵





ここまではよく見る風景


体をまげて水にお尻を接触

もう少しまげて接触


目の良いさすがのトンビもこれは見つけられないだろう。




水質調査の時このような姿が見つかればよいが!
良い自由研究が書けるのに。

先ほどのトンビ、まだ近くで輪を描いている。
何か用か輪の行く方へついて行った。
車に乗って行くと、近くのお寺さんの塀に案内してくれた。
普通案内は「ハンミョウ」がするのだが600mも
あったからトンビに任せたようだ。
塀の端に黄色い蛾、今まで「ウスタビガ」と聞かされていたが


今回は自分でも調べた


模様が違う。慎重にテキストと比較


色からすると♀


ヤママユガと判断したのですが御意見を聞かせてください。
この付近では何回も緑色の繭を見つけている。
この蛾が飼育出来たらこの繭は高く売れるそうだから!
買いたい育てたいなんてダメ、自然は大切にしなくては!

御野村郷土史

2015-08-14 15:12:08 | Weblog
正月3日、盆2日祭りは1日しか休みが無い。
最近では仕事も多様化して日曜日以外の休みの人も多い。
関西はお盆の真っ盛り。
それは別にして
歴史話にのめりこんで勉強会まで引き受けてしまった人がいる。

御野村の歴史塾を希望され、先日4回目を開いた。


お盆前の日20人近くが集まる


学習・研究内容は御野村郷土史と福山志料をテキストにした歴史を学ぶ


昭和3年発刊

江戸時代に菅茶山が書いた


これを参考にして先生が現地を確認し説明をしていく10回のシリーズ
具体的には


明治時代の境界をめぐる裁判の提出品


江戸時代末期の庄屋が書かせた地図


Kさんの所蔵品


御領遺跡の発掘調査の現場


県埋蔵文化センター実施を盗み撮り


昭和の時代に発掘された瓦
(御野村のものではないので見ると損かも)






鎌倉時代の法道寺跡にある古墳


江戸時代に下御領村と上御領村が別れた時の村境石?


山の頂上にある


江戸時代の国境石




江戸時代の道標


九州道・石州銀山道・笠岡道・上方道が
現国分寺参道前にあった


1里塚


菅茶山の詩


御領山にある民話のもとになる石


八丈岩 昔は八龍山と呼ばれていた
岩の登る鉄の階段に明治時代の年月記載あり


この石がある山の名前は沢山ある。藁磨山、大師山、八丈岩山、城主山等など
又この岩の上には鬼の足跡のようなくぼみがある所から
ごんとはちの民話が出来た?
こんな遺跡や史実を写真をもとに1回90分話す講座である。
楽ではないが受けた以上はがんばらなくては!
私が知らないことは参加の皆さんが教えてくれて
一つの史実を探求・学ぶ講座でもある。
お盆にちなんだ記事、こんなものしか浮かばなかった。

堂々川の自然

2015-08-09 09:14:04 | Weblog
我が家では今年買った節黒センノウが満開になっています。
昔から居すわった花はすでに1ケ月前に咲いていました。
今日の記事は堂々川の自然がテーマです。
蛇も蛙も出てきますので嫌いな人は・・・


フシグロセンノウ


堂々川の最下流小山池をバックに太陽に関する自然を紹介します。


太陽柱にも見えました

右に虹いや違う
幻日です


8月8日今月19日小学生たちと堂々川の水質調査を行います。
今回で9回目を迎えますがその準備です。
堂々川は自然が豊富、危険な生き物もいるので川の中、周辺を草刈りします。
今日は草刈り機10台がフル回転、
3番砂留の100mと5番砂留の200mを超える川原の水際を整備しました。


5番砂留は見えません

草丈1.5m以上のヨシやガマを刈る
5番砂留が見えました


すでに紹介済みのナツヅイセンこの川原の下方に植えていますが
毎年2回咲きますが前半は118本が開花(昨年の倍)
すでに枯れているものもあります。


5番砂留を見る


川原には蝶が飛び、トンボも飛んでいます。
虫も無視できないほどいます。
イナゴ、キチキチバッタ、キリギリス他が100匹以上見えました。






川の中には


コオニヤンマの幼虫

この幼虫、水に落ちたミミズを食べています


爬虫類・両生類もいました。


日本赤蛙


蛙を狙った蛇、ヤマカガシもいました。
ヤマカガシは綺麗でおとなしそうに見えますが
この蛇、マムシより強い毒を奥歯に持っています。(死亡事故事例もあります)
おとなしいからと捕まえて遊ばないようにしてください。




水質調査やもうすぐお訪とづれるヒガンバナの季節に対応して
通路が水浸しになっている所に簡易の板橋を付けています。
ブロック14個、少し揺れるけれど、人ひとり通れる橋を付けました。




行きと帰りが同じ橋を使うことになりますので
渡る順番を決めて、交互に渡ってください。
喧嘩にならないように!

堂々川の散策は御自由ですが怪我や生き物被害には十分注意してください。
私たちはボランティア団体でこの資金は会が工面して持ち出しています。
事故などはすべて散策個人の責任で会では何ら責任は持ちません。

役に立つ

2015-08-05 20:47:04 | Weblog
完全無農薬・自然栽培の水稲作り
お米の品種は「あさひ米」
除草は手押しの草取り器(名前は忘れた)




人間の為に人間が作る安心・安全なお米
普通この手のお米の売価はPRの上手な団体なら
30kg20,000円以上が相場、マイナーな農家なら15,000円
ちなみにJAが昨年買った普通栽培のお米は6,000円前後以下
他に有機栽培とか減農薬栽培と銘打って売るお米は
9,000から12,000円ぐらい
(価格は売る側が付けるから良く調べないと当たり外れがあるから注意)

この農場の経営者は元生産企業の社長さん
利益云々は超越している。
私も協力しないといけないが今はとても無理なため
役員から監査役に変えてもらった。
仲間が作っているお米だからえこひいきしたいがする必要がないくらいの価格

安心・安全の証拠を見てもらう。


この田んぼにだけ鴨とサギが来る


失礼、サギは農薬をする田圃にも来ている。


親にはぐれた子鴨がいる


田圃の中には


カブトエビ

ジャンボタニシ


他にオタマジャクシをはじめとして種類の豊富な生き物
だが、今年はホウネンエビの姿を見ない。
まさか・もしや今年のお米は不作?
四国では稲刈りが始まり、もう新米が出来るとの記事もある。

話は変わって堂々川で久しぶりに作業をした。
毎日散歩に来てくださるお年寄りのグループが
竹で作った椅子を壊したとお詫びを言われる。
コンクリートブロック6個買い、支えにして応急修理もしている。
その話を聞いたある社長さん樹脂パレットを寄付してくださった。


近くには花壇を作った人がいた
その人草をとらないので見栄えが悪い
その草もとっておいた


代品ブロックを足にして、パレットに塗装をしただけで
桜の木陰が憩いの場所に変わった。
憩いの場そばにナツズイセンが咲きトンボが止まった。


絵になる


後、次の約束までには少し時間がある。
上流の桜のオーナー看板が外れている。


修理をしていたらクラクションが鳴る


小学生時代の同級生が手を振る
ひさしぶりだなーと声をかけあって別れた。
5分もしないうちに反対の方向から
お茶とジュース缶を持ってきてくれた。
汗タラタラ喉の渇いた時だから嬉しい差し入れ


お礼を言うか言わないうちに


「ボランティアの協力はできない。ごめんね」
疾風のように去って行った。
10年ぶりの再会と思うが嬉しかった。


看板の取り付けは終わった


山に向かって「ありがとう」の声は
ありがとう・・・ありがとう・・・・ありがとうと「こだま」した。

winkからの学び

2015-08-02 21:33:32 | Weblog
情報誌ウインクの編集長が講師で記事の書き方を話された
若い・美人・知名度と3拍子揃った人だが
許可を撮?っていないのでUPはあきらめた

アピールは1行11文字・・なるほど我が意見もあるが一応納得
記事を書くための取材に行く場合の注意
・・・身だしなみは大切、お洒落は自分の為ではなく相手の為にする

数点これはと思うことはあったが残念書き忘れている。思い出せない

学んだ後は実践の為に土曜日の町へ出かける


情報誌WINKの表紙


研修仲間と夕暮れの町に取材に出かけた


20人もいたはずなのに半分以下とは!


市役所の大通りを挟んだ商店街
暑い日の夜暑気払いだろう!
訪れている人は老若男女、とにかく多い





小さな我が子の売り出しに懸命なママ

長い時間はまだ無理
大五郎まだ1ツ半


駅前近くの大通り19時過ぎると人の波は一服




なに府中焼
福山焼はないのか!


福山から福塩線で1時間弱の市のB級グルメ


福山という町、福山の人が社長でも尾道ラーメンと名付ける
「福の山」と読める言葉があるのに他所の言葉を使ったり
他所の品物を販売したり土産にする
最たるものが「もみじまんじゅう」
我が身10年前に気がついていたら企業を起こしていたかも!

過ぎた話を愚痴っても元には帰らない


せめてこの子を応援しよう
落ち着いて1.2.3よくやった


皆が家路につき始めた




空には赤いお月さま
チャンチャン