自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川のホタル2

2013-06-06 21:43:40 | Weblog
堂々川のホタルはほとんどのチェックポイントで昨年比少ない。
最下流の平家ボタルは早くから水がなくなった為
昨日で確認作業をあきらめた。(約200匹が0匹に)

ホタルで環境の指標をみている人間から見ると悔しい判断だ。
我が地はトータル的に昨年比、数が少ないので他のホタルの里がどんな状況か気になる。
役員を誘い福山地方NO1.の服部川を視察に出かけた。


服部川祭り会場の近く


例年より多い気がする。このような数で飛ぶ場所が他に4~5箇所はある。
卵から育てて放流している価値はある数だ。
ショックを受け堂々川に帰る。
下流から確認していく。前日から見ると倍増しているが数は少ない。
急に明るい光景を見た。
5番砂留が作る川原。


あっと驚くホタルの光


疲れが吹き飛んだホタルの飛翔
しかし1時間も経過すると光りは減ってくる。



ホタルも生き物、たち替わりいれ変わりしていても疲れるらしく葉の裏側に隠れる。
草にとどまり飛翔せず小さい範囲を這いまわる数が増える。


源氏♂


さて、1夜明けホタル光祭典のその後は


沢山光った場所の昼間

落し物が多いこと


煙草の吸殻捨てる阿呆、それを黙って見る阿呆、同じ事なら拾うわにゃソンソン
環境保全をうたって活動するが拾う側は苦しい仕事

ところで上流に特別養護老人ホームがある。そこからホタル恋のラブコールがやってきた。


昨年も喜んでもらった


施設長がいわれるには寝たきりで認知症、
普通は何もわからないのにホタルが光ると目を開く。
昔、見たホタルの光は90才を超えて世の中が分からなくても意識が認識するらしい。
ホタル泥棒をしてはいけないのだが3日間の約束でお貸しした。
これって事務局長の独断と偏見だが悪いこと! 良いこと! 罪になるでしょうか。

やってしまった行動を反省しながら近くを車で進むと
道路に約50匹のテングチョウ





数匹が交通事故にあったと思う。
100mほど進むと今度はたては蝶?


ちょっとだけよと翅を開く


しばらく待つと「あなただけよ」と翅を全開



反省、うれし恋せよ昔の少女
少し「ちょう」しが良すぎたが全開を見られたのでよしとする。