自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルの次は

2018-06-29 22:11:59 | Weblog
神辺町観光協会の協賛でホタルが飛ぶ場付近に幟を立てているが
6月25日ホタルの終わりを来訪の方に知らす為、幟の撤去を行うことにした。
今年は5日ほど遅い。


幟の撤去


でも、その夜まだホタルは光っていた。(対前年の30%UP)


ヘイケボタルを主に4~50匹


終わりの時期、いつもの年と同じように


ねじ花が花穂を持ち上げていた


また今年は梅雨明けが早そう。
もう、セミの抜け殻を見つけた。




ホタルが終わってもまだこれから大仕事が残っている。

我々同好会は13年前荒れ果てていた堂々川を綺麗にしたという自負がある。
この堂々川には国の登録有形文化財の砂留が8基もある。
下流の住民の安心安全を守ってくれている。

でもこの砂留に対して多くの人はありがたさを感じていない。
何とかしなくては!
ということで神辺町の砂留、日本最古の砂防堰堤という話は聞いている。
どの砂留が日本最古か?
このロマンを冊子にする事を考え、クラウドファンディングを使うことを検討

その前に堂々川の源はどこ?
普通は大原池(1673年の今頃の台風被害、この堰堤が決壊63人が亡くなる)だが
もう少し深く考えてみた。
上流のゴルフ場が休みの月曜日許可を得て分水嶺を探した。


福山カントリークラブの12番ホール付近


詳しくは冊子が出るからそれを見て、もちろん寄付をしてくださいね。

ゴルフ場での出来事
可愛いウサギとの出会い、悲しい「ホタルガ」の宿命


茶色のウサギがやって来た

ゴルフ場の管理の車を見てもすぐには逃げない


ホタル蛾はホタルが終わってもまだたくさん飛んでいる。


この蛾は暗いところが好きみたい

悲しいなぁ・・・
蜘蛛の餌食に


当日持参のレンズではミサゴの姿はここまで


孵化して巣立ち寸前?


見た感じでは親とほぼ同じ大きさ
もうすぐ夏
どうも暑くて長い夏になりそう。

最後にお礼
今年のホタル観賞者の方
ゴミが昨年より大幅に減っていました。
ホタルを本気で獲るため網を持参された人、発見した人は1組だけだった。
神辺町4万人の住む町において
堂々川のホタルがすべてにおいてトップであったことは
会員の皆さんと来訪された人の努力の成果だと思う。感謝。

梅雨時期

2018-06-19 11:19:11 | Weblog
6月16日 三日月と金星の最接近 夕闇空はよく晴れて
20時前にはきれいな空が見られた。




暮行く空を左手に谷と谷の境に時々顔を出す三日月
今日のホタルはよく光っているようだ。


4番砂留をバックに舞うホタル


堂々川のホタルは16日には広く広がっている。
堂々公園の中央・東屋北から下流新迫山橋までの約1km
数の違いはあるがすべてにおいて光が見えた。
昨年比30%は超えている。特にこの日は3番砂留川原が増えていた。



6月17日堂々川の堤防から北西を見れば夕焼けが太陽柱を連れていた。




私が監事をしている備後自然研究会という農薬・化成肥料を使わない農法の
会が毎年恒例の田植祭を八幡神社の宮司さんが取り仕切り行う。





18日 そろそろ堂々川沿いのホタルまつりの幟を撤去しなくてはと
堂々川へ20時前行くとホタルがまだたくさん飛んでいる。
3番、5番砂留川原ではまだ数十匹以上が舞い光。
お客さまも50人は超えている。




数日前から見ると車の光は1/5以下


よく考えたら撤去を前提に考えていたからレンズを持参していない。
飛翔の写真は撮れていない。
自然そのままの写真を公開


ヘイケボタルが大幅に増えている


里山では珍しいヘビトンボの成虫の写真


トンボと名前があるがウスバカゲロウの仲間


げんじぼたるは半減期を迎えているようだ


10m以上高い木の枝や草むらで光る


夕焼けの後は雨の確率が高いという昔からの言い伝え
雨が降ればホタルの成虫は水を飲み数日命が伸びそう。

結局20日に幟撤去は新聞情報提供までは待たずとも24日に変えた。
その後もヘイケボタルが飛ぶのでどうしてもホタルが見たい人は堂々川へ。

参考までにホタル前線はすでに東北地方迄進んでいると思う。

ホタル情報(H30)

2018-06-15 21:58:38 | Weblog
某保育園の評議委員会の帰り、川面を見つめる鳥に出会った。


多分ゴイサギ
10分近く動かない
それに付き合った人も馬の付く人?


約2時間後、夕日が真っ赤に燃えた。
今時期の夕焼けは明日ほぼ100%雨の自然予報である。
15日15時過ぎから夕立、雷も鳴る。


今日14日はホタルが飛びそうと堂々川へ急ぐ


単焦点レンズ(F1.4)でホタルの飛翔を撮ろうとしたが車の光が
21時過ぎても止まないからホタルと人が遊ぶ風景などに目標に変えた。

相変わらずホタルは光る。
広島の方から来られたという人もおられる。
御幸からという人は昨年よりはるかに多く、今世紀最大だ!
とよいしょする人も現れた。
ようやく人よりホタルの方が多くなった。
でも、風もないのにホタルが草むらや20mも超える木の枝で
光ということは近いうちに半減期が来るという兆候である。
半減期とは昨日が100匹とすると今日は50匹に減るということである。

堂々川のホタルの特徴は5番砂留が作る川原に立つと
ホタルが勝手に人の身体に止まったり、目の前で光るのが他所と違うところ。
人気が出るゆえんである。


小学生の頭に止まる


遊歩道で光るホタルをスマホで撮る。そこを私が撮る。




手に止まって喜んだ瞬間飛び立たれた。






ホタルが多い場所


こんな看板を立てた桜がある


でも、ホタルシーズンが終わりになるとホタルは上流へ移動する。
堂々川では下流へ移動する傾向がある。

下流4番川原では14日幼稚園児が彼岸花の花色黄色の球根を約500球植えている。
その際草刈りをした場所には菖蒲が咲いている。


ホタルと花菖蒲の勝負はホタルの負け


堂々川ではヘイケボタルが多くなってきた。




橋の端に2匹


とはいってもゲンジボタルの方が綺麗




ホタルと花が勝負してホタルが負けたところで今日はお開き。

我がブログを多くの人が見てくださり
このブログ、3634/2827795人が登録しているブログだから
ホタルの人気は強い。

ホタルの命

2018-06-14 09:56:52 | Weblog
ホタル20日、蝉3日という話をよく聞くが聞くと見るとは違いがある。
私が平家ボタルを飼育したときは1か月生きていた。
ゲンジボタルは20日前後のものが多い記憶がある。
蝉も5日以上生きていた記憶が強い。命は予想以上長い。

話しは変わって
6月10日ホタル同好会は総会を夜6時半から開催、
7時30分には上程議案は全て承認された。
今年はイベントをしないことにしたので総会参加者も、ホ
タル見物者も少ないと予測していたが総会参加は少ない


御野公民館で総会


終了後は雨が降り出した。


堂々公園5番砂留
傘を差しながら150人前後の来訪


雨の中でもホタルは光る。遊歩道では子供が飛んできたホタルを捕まえる。
同好会はイベントとして取り上げずホタルと人の勝手の世界と位置付けた。
それでも交通安全は会員が誘導灯を持って案内と指示をしていた。

夜の堂々川のでき事


雨のため飛翔は少ないが草の中には結構いる


7日の中国新聞記事に魅せられたのかカメラマンを6人も見た。
その日21時過ぎの堂々川の暗闇。


緑の蛾ではないが緑色をした蛾がいる


これは不思議な画像
鯉やアユの滝登りはよく聞くがエビが滝登りとは


3メートルの砂留を登っている


13日、こどもえんみどりの園児40人が彼岸花の球根を植えてくれる。
広島県トップを目指した活動である。


穴を掘ってから3週間以上経つので前日草刈りや穴掘り


副会長と会長が行う。
菖蒲の花が咲き始めている。50株ほど植えたのだが15株に減っている。
猪に株ごと耕されて枯れてしまった




それでも4色が咲いている


5歳と6歳の園児40人が486球の黄色い球根を植えてくれた。



その土手にはオトシブミ?(ゾウムシの仲間か)が葉を丸めている。


2個あった



蝶が飛んだ。
久しぶりの飛びを見当たから追いかけたら、道路で車にぶつかりそう!


アカタテハ


県会議員(副議長)の先生が来られて園児を指導されているように見えた。


これには同好会の人間もびっくりした
ありがたい出来事だ


今回の球根植も園児のかわいい姿が協力してくれた。

園児の質問から
Q=ホタルは何種類いますか。
A=世界には2000種、日本には50種
  水の中で幼虫期を過ごすのは5種類
このことは長く覚えてくれそうな声がした。

ホタルの魅力

2018-06-09 15:31:08 | Weblog
7日に堂々川のホタルは昨年実績を超えたと思います。

まずホタル以外の生き物から紹介します。


アワフキムシ
今頃川の脇の草に白い泡が見られるがホタルとは関係ない虫。



シャクがの仲間


今年はまだ緑の蛾は見つけていないがオオゲジが動き回っています。



6月7日19時20分ごろの砂留、夕焼け雲が西へ流れています。



しばらくした19時40分1匹が光っりました。
5分後からあそこでピカ、ここでピカ

19時50分光が少し舞い上がり始めました



幼子の5人ほどの集団が大きな声でやってきました。
しかしその中の1人は白い網を持っていました。



お母さんらしき女性がホタルを獲ってはいけませんよとの声。
良いことを言う人だと!よく見ればボックスの中にはホタルが5匹ほど。
1匹はとっても良いと責任者は言ったが
獲ってはいけないという母親が捕まえてボックスへ入れている。

ホタルという生き物は言うこととすることを違えさせる魅力があるのだ。

20時過ぎるとあたりが暗くなり


6番砂留の下で今年最高の20匹弱が舞い始める


下方の橋の上からも写真撮影ポイントがある


後ろからレンズのそばを通過して前のホタルへ合流する


今頃は雌も1部飛び始めていますが


草むらの雌へ雄が急降下そして数匹が争う

雄ホタルのヒカリ


20時30分を過ぎると高い木の枝で光ったり、草むらで休んだりする
ホタルが増え光数は半減したように見えています。

そこ頃になると多くのお客様も家路につかれる。
写真を撮るのはこれ以降になります。
7日のカメラマンは7人だった。


花とホタル

2018-06-06 15:46:50 | Weblog
6月梅雨入りして今日は1日雨模様
昨晩雨の降る前のホタル見物と洒落てみたものの
他所のホタルの方が数が多く見えた。
少しシャクだが時間帯と撮影場所によることは計算に入れていない。

しかし他所のホタルは綺麗だ。





しかし車のライトがまともに当たると何のための30秒レンズ開放かとなる。

ホタルの知識―堂々川編


見た目では光が少ない


全体では昨年とほぼ同じであるが飛ぶ場所が少し変わっている。
砂留の位置で示すと5番、1番当たりが多い。
3番川原も光るがヘイケボタルが多いので見るのに苦労する。

又時間帯であるが曇りの日は19時45分ごろからピカと光る。
晴れた日は10分ぐらい遅い。
飛翔の最盛期は20時5~15分
その後はホタルの事情だろうが雄が1匹ふわーと光りながら川面を飛ぶと
反応した光が多くなれば同期点滅が見られる。20時台では2、3回
21時台になると木の枝や草むらにいるのが多く見ても少なく感じる。

昨日も21時過ぎ、「ヒカリョウラン」と怒ったような声を
出して車に乗った人がいた。勿体ない。
折角来訪されたのだからもう少し待つのよ!
他の地域でも21時過ぎると少なくなる。


広島県認定のホタルも同じ


ホタル談義はこのくらいで
今日は花を見てもらう。


名前は知らないがきれいな黄色


撫子の花が咲き始めた。


我が家でピンクと白


その仲間のセンノウ


マツモトセンノウ


歌舞伎の松本家の紋に似ているから付いたと聞いている。

ホタルの話しに戻るが




堂々川のホタルが少ないなど我々の活動に逆らう人はダリア。
夜故顔が見えない。

付録ミサゴ


ひながふ化したように見える