自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

こけ

2011-08-31 15:59:20 | Weblog
職の無い奴は俺んとこへ来い、
銭の無い奴も俺んとこへ来い、俺もないけれどなんとかなるさ。
見よ、空の雲
先生(先に生まれた人)筋にあたる植木等さん。
すこし落ち込んでいたがこの人の歌を聞くと調子良くなる。
8月中旬雨の日が多かったから銭ゴケが生えてきた。
この苔湿気が多いところで育つらしい。


銭ゴケ?

シダの仲間
湿気の多い所を好むようだ


杉苔をはじめとして庭に生えている苔類





8月も下旬には青空ものぞき、暑い日が続く。
、それでも水が豊富だからイワヒバが葉を閉じていない。



一時のブームは去った。結構値が張った種も今は銭にはならない。





元気を出すために来いと呼んでみたが堂々川は水が綺麗だから
鯉は濃くない、ただ6月にはホタル恋が響く川だ。
堂々川にはどんな苔があるか調べに行く。
ホタルが産卵する苔を見つけた。
ホタルの幼虫が孵化したらすぐ水の中に入れるような場所で
陽がほとんど当たらず、常に湿気のある場所に生える苔だ。






そんな苔が生える2番砂留に除草剤を撒いた人がいる。
撒かないように日ごろからお願いしているがどうも会長が
噴霧機が快調に動くので誤って?撒いたらしい。


ワレモコウや秋の七草が生える場所


会長は偉い人だが事務局を苔にするのはよくないと思うよ。
別に仲間割れをしているのでは無いので断っておく。
ところで時々ヒガンバナが咲くのり面に単車を乗り入れるバカがいるので
乗り入れ禁止の看板をかけた。
この看板製作費5000円
余分な出費だ。


ヒガンバナのハシリ
夏水仙が咲いているのが見える


馬鹿がいなければこんな看板は不要。このお金は別に役立つのだ!
ところで銭の無い人、必要なら連携をしているNPO団体を紹介するよ。
草刈りやその他の仕事があるようだから!

サギ見たい

2011-08-28 21:24:05 | Weblog
仕事の当番の日と思いこみ家を出て、仕事場に着いた。
おかしい、他の人がもう仕事を始めていた。
スケジュール表を確認したら29日が当番になっている。
思いこみって不思議だ。いやヒョットしたら認知症の始まりかな!
今、堂々川の歴史冊子『堂々川今昔』の最終確認を進めている。
もうほとんど変更は不可だがどこか心が抜けているように感じていた。
そこで、間違い、いや間抜けの行動をしたがよい機会だと目的物を撮影した。
福山市の中央部北からお城を見る。


中央部西半分

お城


堂々川がヒガンバナを植えて悲願の広島県のトップレベルを目指しているが
同じ考えの人がいるのを思い出し、その場を訪ねてみた。


芦田川と高屋川が交わる少し上流の羽賀の川原


すでに数千本のヒガンバナが植えてあった。



平地へ植えてある。
国土交通省を口説くのに一年かかったと責任者の方は言っていたが
植えてある場所は広い。
勝った負けたはこの際置いといて
でも気になる咲いた時の綺麗さ!
そばで青鷺が
「気になるなら最初から来るな!来ると言うことはまだ青い」と言って逃げた。



言われることは全くその通り
気を取り直して、すぐ近くの見る視る館へ
カスミサンショウウオのご機嫌伺い。


元気しています


隣の水槽は赤はらイモリ



どちらも両生類だから腹の色を除くとよく似ている。

ところで今日は何をしたのだろう。
忙しい、忙しいと言いながら無駄な時間を浪費している。



実から出たさびだがサギに合った心境だ。



笑うに笑えない。
トボトボと車に乗り家路を急いだ!

ビオトープ

2011-08-25 09:54:55 | Weblog
 その土地に昔から居た野生の動植物が、人間により多少手がくわることによって自然の生態系が機能する空間に復活することをビオトープと言う。
ギリシャ語で生命をビオ(bio)、場所をトープ(topos)と言い、ドイツの学者が生き物の住む空間を合成語としてビオトープと呼んだことに端を発している。

そのビオトープを堂々川で最初につくった場所がここ4番砂留川原である。
2006年9月23日 草丈2.5mの川原を現副会長と事務局長が草刈りを始めたのが最初である。
指を折ればもう5年が過ぎ、砂留がある川故、最初の川は砂で埋まり、現在その横に新設した川も砂で埋まりはじめ、ここ1年放置していた。
猪も好きなように耕してくれた。だから草はよく伸びる。その草を副会長が刈られた見たい。
先日彼岸花を植えた時この荒廃を感じ少しだけ整備して見た。


川とは見えない川

草を除去
本流の水を引き入れる


ここで生活している生き物を紹介する。


普通のコオロギ100匹どころではない

白い翅のコオロギもいる

このコオロギよく見れば
仮面ライダーみたいな顔


この虫がはたして正義の使者
 この川原にはハグロトンボが約20匹舞っている。
餌を咥えた物を発見、撮りはしたがピン外れで証拠にはならない。



バッタの仲間、周囲に体色を似せているのですぐ見失った。



ここでは蜘蛛とイナゴの争いを見た。



悪いことをした。もしこの場に来なかったらイナゴはあわてて飛び立つこともなかったはずだ。
蜘蛛は網のイナゴをぐるぐる巻きにし始めた。イナゴは蜘蛛が足のあたりに来た時キック。
蜘蛛は地上まで落ちたが命綱はちゃんと機能してすぐに元の場所へ戻る。
しばらくはイナゴのそばに寄らなかったが又ぐるぐる巻きを始めた。
この間約6分、良い休息時間になった。
22日に植えたヒガンバナの赤球根のそばに我が家から白の球根21球を持参して植えた。
近い将来広島県トップクラスの悲願を達成させるためには暑くても頑張らなくては。
ちなみに昨年植えたヒガンバナの仲間ナツスイセンは


球根が大きい
今年咲く可能性もある

現在21の花をつけている


この谷と言うか、川の両岸は役員の方が草刈りをしてくださったようだ。



ブログの主、自然が作業をしているように書いていることもあるが、同好会では多くの人が自分のできることをわずかづつ作業することで大きな成果にしている。
もし、このブログをご覧の方で同好会に入会したい方はコメント欄に書いてください。
今なら『堂々川今昔』冊子を10月には配布出来そうです。

合同の成果

2011-08-23 10:03:06 | Weblog
最近、季節が夏から秋に動いているのが分かる。
昨年比、かなり早い移り変わりのようだから、夏がすぐ「ただいま」と帰ってきそうだ。
8月22日、堂々川で神辺ライオンズクラブと御野小学校、神辺東中バレー部のみなさん
そして堂々川ホタル同好会がコラボで清掃と美化の奉仕活動を行った。

堂々川では秋の虫コオロギ、バッタ、キリギリス等が数えきれないほど飛ぶ。
年に何回も草刈りをするから刈った草が虫たちの住みかになっている。



何時もの場所に集まり、全員集合で挨拶や安全注意の後
下流に向けてはゴミ拾い班、上流へはライオンズクラブ中心に草刈り班が向かう。


小・中学生

草刈り班


今回急に計画した「ヒガンバナで文字を作る作戦」にもライオンズクラブメンバーや小・中生徒たちが対応してくれた。計画では4番砂留法面だけだったが道路から見えないと言う提案に川原にも植えることにした。


斜面に植える作業はきつい

川原では小・中学生が植える。


その成果は



「ホタル」の文字が見える。
来年は赤色でヒガンバナ文字が分かるはずだ。
(今年ではなく来年・ハハハ鬼が笑う作戦だ!)
廣島県最大規模の「ヒガンバナの里」を目指す入り口表示が出来た。
今年の生育状況から来年、黄色の球根を補充してホタルをイメージすることにしている。
さて、草刈り作業は



草刈りになれない社長さんは苦戦されている。
が沢山ある成果のうちの1つ、昔の山道が復元された。



失敗した。
ここはマムシの多い場所。
草刈りをやめるように言っておくべきだった。
秋になるとマムシは朝晩道に出てくる。
今朝も道路に出たマムシは交通事故にあっていた。
散歩をされる方は注意して欲しい。


マムシ


堂々川ホタル同好会のメンバーは人知れず草刈りに精を出し


列をなして夏水仙が咲く


今年ヒガンバナの咲く場所の支援を続けている。
色々な方たちと共同で堂々川の整備は続いている。

また旅

2011-08-20 21:22:49 | Weblog
旧暦7月20日頃、普通の年なら夏の中でも一番暑い時期だが
今年は少し違い、秋雨前線が本州の上を行ったり来たりしている。
そのためくもり時々晴れであったが雨は降らなかった。
が昨日は雨が降った。
鳴く声がめっきり減ったクマゼミの羽が雨に濡れる。



侘び寂びの世界にいる人は風流を楽しむだろう。
「我と来て遊べや濡れたクマゼミよ」駄作
文句の一つもつけたいが季語が入っているから我慢する。

昨日、北海道のまたたび友がまたたびを送ってくれた。



郵パックと言う、うまく使えば最高に便利な通信がある。
北海道から広島県福山市の片田舎に1日で着く、つまり速達便。
又この袋に詰めれるだけ詰めても料金は変わらない500円。
送っていただいたまたたびを使ってまたたび酒をつくるのがここ数年の8月の行事だ。
またたび酒のつくる工程をのせる。
またたびの蔕(へた)の部分をとる。
蔕をとるのに上手下手は無い。簡単に手でとれる。



開花前に子房にまたたびアブラムシが産卵すると異常発育をして虫こぶ状の実がなる。
今年はこの異物の虫こぶが1%ほどしかない。
この実を漢方では木天寥と言い重宝する。
ちなみに薬効は疲労回復、強壮、強心、冷え性、神経痛、腰痛に効くと言う。
特にまたたび酒は江戸時代から疲労回復の薬として使われている。
旅に疲れて宿までたどり着いた旅人が濁酒またたび酒を飲んで寝ると翌朝昨日がうそのように
最高に健康状態になり旅だった。つまりまたたびが出来た。
ここからまたたびと名前がついたと言う人が多い。
私が主宰する薬草教室でもう何年もこのテーマを実践しているが
毎年またたびの量を増やしてお酒を作る人は増えている。多分効能を感じているからだと思う。

またたびは虫がいると困るから熱湯をくぐらせて虫を殺す。
熱湯をくぐらせずこの工程をムシする人もいる。
虫はどうせ死ぬから無視してもよいと言うことらしい。


熱湯をくぐらせる

冷水を通す


冷ました実は天日で干し



35度のホワイトリカーにつける。
その際砂糖を1.8㍑あたり300gから500g入れてまたたびエキスをお酒に溶けださす。
砂糖の量は出来るだけ少な目が良い。
甘すぎをなおすより後から砂糖を追加して甘みを足す方が楽だから。



またたび、砂糖、ホワイトリカーを瓶に入れる。





今回は原価を下げるためにホワイトリカーは2流メーカー1.8㍑1000円以下、
砂糖は1kg180円程度の物を使用した。
ホワイトリカーの代わりにブランデー35度、砂糖は氷砂糖等を使えば味が良いと本には書いてあるが!
今回は安さで旅を買うことにする。


昨年浸けこんだもの
十分飲める


ネコ好きな方はご存じだと思うがまたたびはネコの万能薬でもある。
ちなみにまたたびをネコに与えるとよだれを垂らして、でれーっとなるほど陶酔する。
人間にとってはまたたびに出れるうれしい薬である。

獅子が来た

2011-08-17 13:46:00 | Weblog
ホタルの餌になるカワニナを増やす研究はまだ続いている。
スイカの皮を川に置いた24時間後



どこから集まったのかたくさんのカワニナ。
カワニナを下流から採取して放流をするより餌をやって増やす方法が楽なことを発見。
水を汚さない程度の餌を与えることにする。

昨年はヒガンバナの咲くのが大幅に遅れたが
今年はヒガンバナの仲間、ナツスイセンが咲きだした。
暑いけれど、せっかくの花の美、草に負けて見れないのはつまらないと思い草を刈り始めた。
この場所で今年は3000本程度の赤、白、オレンジ、黄色の花が咲くはずだ。


5番砂留下流

草刈り前


約1時間の草刈りでたちまちの応急処理は出来た。


草刈り後

6本咲いていたが数本草刈り機の犠牲になる


いつものように遅れて本題が今日も登場するが
少しリアルな場面が出るから嫌いな方はここで退場された方が良い。
ジャジャン 猪娘の登場です。
と言ってもすでに檻の中に入られている人間なら推定年齢16歳イノシシ。


威嚇してくる約40kg


狩猟免許を持つ人が捕獲報告をしている間、約1.5mまで近づいた。
鼻の上が檻から逃げるための試みで赤い。



捕まえようとロープワナを仕掛けるが逃げられる。
昨年11月には猟師さんが鉄砲で処理したが今回は捕獲・・?


檻が動く 迫力がある

娘の猪のようだ


最近あちこちで捕獲されているが猪もこの暑さで餌が少なく腹が減っている。
責任者の方が言われるには猪の鼻がやけに白いと!
「どう見てもイノブタみたいだ」



主白い話(面白い=今回で38回)はここまで!
16遊びは命がけでした。
これで当分の間、堂々川の中流域での穴掘りは少なくなるはずだ。

数字遊び

2011-08-15 15:04:42 | Weblog
盆がまた来た今年の盆はゴミを捨てる奴がやけに多い。
しかしホタルは黙っていない。
風の便りでは、最近ゴミを大量に捨てた奴は4人とか!
そのうち1人が検挙されたらしい!「ホタル念力」 
25%の確率で捕まる遊びはしない方が良いと思うよ。


机を捨てた奴

堂々公園で遊んだ家族団らんゴミを捨てた奴?


「先日、家電や布団等が大量に捨ててあったから捨ててもよいと思った」と
言ったか言わなかったか知らないがヘンな理屈で罰金を払った奴はいるらしい。


最近福山市の菅氏はきびしいらしい。


菅さんどこかでポイントを稼ぐ気だ。
冗談は顔だけにして、堂々川には


カスミサンショウウオ


こんな顔をした両生類も住む。
今は理由あって国土交通省の「見る視る菅」で生活している。
この施設、菅が仕掛けた連坊(乱暴)な仕分けで
予約無しでは見られなくなると新聞に出ていた。
脱線したが元に戻って川の周辺


2匹なのに1匹のトンボ


おんぶダッコが好きなイナゴ、今はまだ1匹



ホタルをたくさん飛ばすためにホタルの幼虫の餌のカワニナに餌を与えた。


スイカの皮が大好物

30分もすると5匹も群がる


カワニナを好物とするサワガニ



石の無いところまで出張っていた。
数字遊びの最後は16
この生き物が最近あちこちでつかまり始めた。
対面の山では10日ほどの間に7匹も檻に入った。
こちらも負けてはいけない。
コーンやもち米で獅子をおびき出す。


おりの中に餌

餌を食べている


この状態だと数日内に檻罠に入るだろう。



国の登録有形文化財の近くで数字遊びの盗り物をしているので
4番砂留の近くには近寄らないで!
ここはシッシ!
チーン・・・

水質調査

2011-08-10 21:44:37 | Weblog
少し前の8月3日 堂々川で小学生18名と水が綺麗かどうかを調べた。
新聞社の人が来られていたからブログUPを控えていた。
5年も同じ所を調べている実績、子供たちの夏休み自由研究の手伝い、
また、この川には絶滅危惧種の生き物が数種類いるのでそれを確認し、
保護をする方法の検討をホタル同好会は子供たちと行う計画がある。
でも、この記事はボツになったみたいだ。
まーいい、ホタル同好会は計画をぼつぼつ前に進めることにしているから!
子供たちと校長先生、保護者と同好会の見守りの人達が勢ぞろい。
挨拶がすむとすぐに全員で堂々川道ぞいのゴミを拾う。



3日に1回会員がゴミを拾っているのにかなりのゴミを拾った。
見守り隊が調査場所にテントを張り、そこで福山市の職員3名が子供達を出迎えた。




その場所では検査が終了した後食べる大玉スイカが2個水に浸けてあった。



生き物採取の活動


日本一の砂留バックに水生昆虫を探す。

管理者は子供たちの隅々までの調査に
悲鳴を上げた。「生き物がいなくなる―」


綺麗な水に生きる指標水生生物
カワゲラ、ヘビトンボ、ヒラタカゲロウ、ウズムシ、サワガニ他
やや汚い水に生きる指標水生生物
源氏ボタル、コオニヤンマ、ヒラタドロムシ、カワニナ、スジエビ他
汚い水に生きる指標水生生物
ヒル、ミズムシ、タイコウチ、タニシ他


トンボの幼虫が多い

魚ドンコ

サワガニ

ヘビトンボ、コオニヤンマ、オニヤンマ


水がら上げてもカワニナに食いついて離れない虫


ガガンボまたはヘビトンボ


もう一箇所調べて終了、
思わぬ時間がたっていて11時近い。
福山市の先生が生き物を仕分けして、どの生き物が1番多くいるかで判定
その結果、堂々川本流はやや汚い水=ホタルがたくさん飛ぶ条件の水
支流の鳶ケ迫は綺麗な水と判定された。
早速冷やしていたスイカを切って食べ始めた。
かなり大きめに切ったが3個目を所望の子も出た。
スイカの皮は会員がお昼から竹を切り皮を刺して水中に埋めた。


1時間もしないうちにカワニナが食べ始めていた


さて、今回大量にとんぼの幼虫ヤゴが見つかったが
すでに成虫が飛んでいる。





イトトンボも数種飛んでいた。機会があれば後日載せる。

しつこい様だがなぜこれだけの活動を記事にしないでボツにしたのだろうか。
誰でも自分の活動が最高だと思っている。
よく考えたら、記者さんからこの活動は初めてのものかとよく聞かれる。
レベルアップしながら毎年行う活動より初めての活動を取り上げる方が
よりたくさんの人が新聞を読んでくれることを計算している。
そう考えればボツは理解できる。

自然がおかしい

2011-08-06 22:11:10 | Weblog
蟻地獄の穴が少しづつ大きくなっている8月初め


ウス バカ ゲロウの幼虫が作る巣穴
蟻地獄


今年は少しヘン、変なのです。
これだけ多くの蝉の穴を1か所で見つけることは少ない。



当然、空蝉がたくさんある。



先日のクマゼミの異常な集合を目にして驚いたが
今度はアブラゼミがくるみの木に


東から見ると
気持ち悪いほどいる

西から見ても沢山いる


我が半世紀以上の人生で初めて見る光景、少しぬるい頭が思考力を失った。
よって、数はわからない。
それより驚いた。クロアナバチの馬鹿さ加減に今度は口をあんぐり!
物語は以下の通りだ。
餌を探しに出かけた「クロアナバチ」が「くさきりバッタ」を捕まえて
空中飛行して樫の木にぶつかり、地上へ落ちるように到達する。
自分の穴を探し始めた。
多分この穴だと穴へ入ったら別のハチがいた。



当然喧嘩になる。



数分激しい戦いがあったが餌を咥えて後からやってきたハチが餌を咥えて
樫の木の枝に飛んで留まった。
「お主馬鹿よのう。自分の巣穴ぐらい覚えておけ」
「少し頭のぬるい人よ、貴殿だけには言われたくない」
このようなやりとりの後





「馬鹿、調子にのるから餌を落とすのだ」



こうして見ると自然界にも馬鹿がいるらしいがこんなことは珍しい。
やっぱりどこかが変ですね!
断わっておくが、この物語は文章の部をのぞくと事実である。
おまけに1つ、おかしかったら笑って欲しい!

逃げる

2011-08-04 21:34:36 | Weblog
あたり一面暗くなり、生ぬるい風が強く吹く。
ここ数年から入道雲がたちこめると何時しか気象庁は警報を出す。
大雨、洪水注意報か警報が出るのはなぜか。
メカニズムはわからないが報が出れれば逃げるが勝ちの事例が多い。


空は曇り風が吹く

大粒の水滴が空から落ちてくる


不思議なことがある。1kmも西へ行くと雨が降っていない。
「夕立ちは馬の背を超えない」と昔の人は言ったがその通りだ。
雨が降っていない池では水面ぎりぎりを燕が飛ぶ。



暇ではないが尾も白いから車を止めて水面を見る。
あわてて青鷺が逃げる。







すぐ隣にいた大サギもびっくりして逃げて行く。
池の中央辺りには水草が1面を覆い尽くしたところで泳いでいる。



この鴨たちもかなり遠くだけれど飛び立った。



数羽残っていた鴨も準じ飛び立った。
池の中央にいた鴨はすべて逃げた。
よく考えてみたら
鴨は今時分はロシア方面で避暑しているはずなのに
なんで暑い日本に残るのだろう。
青鷺が逃げるのは10mぐらいだから逃げるのはわかる。
離れている鴨にネギを背負って来いと言っていないのに逃げる。

せめて自然が悪か、善か、人を見てから逃げて欲しい。
まるで自然が前科を持っているようなスタイル、感じが悪いよ。
鴨の話はさておき、結局、雨はどこかへ逃げ、ここには雨は降らなかった。