自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

冬の終わりに

2006-02-28 12:16:47 | Weblog
今日は太陽暦の冬が終わる日である。
嬉しいのであるが実際に四季を見ると旧暦の方が正しいと思う私です。
おや、どこからか香りが飛んできた。
沈丁花が咲き始めている。

ちょっと可愛い春がきた。
ネコヤナギの花が咲き、木瓜がつぼみを膨らませ、畑の草の緑が濃くみえる。





少し早い春を見た。
ナバナもコウサイタイも黄色がいっぱい咲いている。おひたしは最高に美味い。





自慢したい春がある。
四冊目の小冊子の完成がまじかになった。
自慢したいような恥ずかしいような迷いながらも発表している。



冊子の内容は以下のホームページに多少載せてあります。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~yakuso-t/framepage3.htm

完成記念に最近自然を尋ねる人ブログで話題にさせていただいたタラノメのふかし栽培の切断した芽を数人に方に送ります。必要なら鳥の巣も送れます。(希望と書いてください)
希望者はホームページからメールで以下を書いてください。
条件
1.福山通運の支店止めで送りますので取りに行かれる方のみ。
  福山通運○△支店止め 氏名 電話番号 住所不要

2.発送は自然を尋ねる人名で送り、折り返しお客様お問い合わせ番号を連絡します。
3.当然無料でお互いの住所は?のままです。   

第3回薬草研究発表会

2006-02-27 17:52:07 | Weblog
昨日までの暖かさは消えて寒い。
お昼から薬草研究美野アンチエイジングの会全体発表会を開催した。
2月27日 13時30分開催 御野公民館
開催宣言に続き主宰者の挨拶
雨水から啓蟄の時期は植え物の最適期で今植えたものが薬草として効果を表すと我々の身体は健康を取り戻すのであると熱弁が始まった。
ホタルのことでテレビやラジオ出演が続き時間が取れなかったと、全体会議が遅れたことを謝っている途中で、ラジオのキヤスターから電話が入り、今日の放送時間や追加の確認内容の問い合わせが入った。
今日の発表会は荒れそうな予感がした。
事例発表
    ヤーコンの効能
    ビタミンEの効能

研究成果
    ヤーコンの酢漬け
    柚子の化粧水
    
勉強会 
    くろまめ(黒大豆)の薬効
    タラのふかし栽培と薬効

今後の活動予定
    薬草園のボランテア参加 4名募集 
    備前焼窯元見学会    募集 
    次回の山菜採取と試食会 4月の平日で決定 日程別途 

いつも例だが研究のサンプルは参加者が抽選で持ち帰りした。
各自化粧水、果実酒が当った。そして全員ハッサクやタラノキ2本を持ち帰った。

途中2時30分からラジオ放送開始、屋内だから電波が届かず聞こえない。
屋外で録音してそれを聞いた。だから最初は聞こえない所があった。
5分間だけど結構中身があり思わず拍手がでたから放送は良かったと思う。

今日は薬草研究会の皆さんへの報告書になりましたことをお詫びします。

表題の写真はブログを編集した小冊子「自然を尋ねる人紀行の冬編」です。

 

大豆イソフラボン

2006-02-24 13:10:03 | Weblog
うれしがらせて、泣かせて消えた
憎い味がした椎茸、タラさんありがとう。
椎茸君は傘茎130mm、タラさんは昨日10mm伸びました。

でも、食べてしまいました。
最近の新聞にトクホ(特定保健用食品)について心配な記事が見られたので紹介します。
骨粗しょう症や乳がんに効果があると言われている「イソフラボン」の商品がトクホに認められないらしい!
イソフラボン類は女性ホルモンに構造が似ているので過剰摂取すればホルモンバランスを崩すというのがその理由のようだ。
大豆や、大豆製品に豊富に含まれている、イソフラボンは何をするか見てみると
エストロゲンの減少から起こる女性の更年期症状の緩和や骨粗しょう症を防ぐし、がん細胞の増殖防止、血管新生を抑制する。又ホルモン分泌に関与して乳がん、前立腺がんを防ぐ働きをする等ガンに対しての効果が著しいのである。



大豆の花の写真は昨年の8月


特に黒大豆は解毒作用や利尿、熱さまし、風邪に効果があると昔から言われている。
お正月に食べる黒豆や煎って黒豆茶にして飲む風習は解毒作用を期待したものであり、お茶で飲むのはのど、声をよくする効果が見られるからである。
このような昔から薬効のあるものを現代の進化した医学が見つめなおしている。
いずれにしても早く結果を出して欲しいと思うのは私だけなのでしょうか。

春がくる

2006-02-22 10:26:33 | Weblog
一雨降る毎に春が来る。
旧暦の暦を見ていただくと分かるが、今が一番寒い時なのである。
でも、昨日は山がかすんで見えたので黄砂がかなり飛んできているはずだ。
黄砂も春の知らせ、草や木々の芽吹き、緑の復活も春の知らせである。
今日は何も考えずに自然の移り変わりを見よう。
私は趣味の世界の一部を紹介する。皆さんもこの機会に趣味を紐解いてください。
趣味の世界では何も考えないで1点に集中している。
その前に収穫前の椎茸の晴れ姿を見てやって欲しい。
でも、かわいそうに福山産の価格は9ヶ298円まで値下がりした。
現在この木は19本生えている。



まだ人生華やかな頃、趣味の1つにイワヒバを選んいでいた。
日本の江戸時代から発達した独自の植物で地区ごとに品種が変わり、季節ごとに繊細かつ、多彩な模様を見せてくれる。
そして、巻柏之名鑑なる相撲の番付表のような人気種、品種番付まである。
茨城県に日本巻柏連合会の事務局があるらしいのですが。
イワヒバは今頃の雨で冬眠から覚め、秋に紅葉した葉を少しずつ緑に戻していきます。









こんな出来のものを紹介したら笑われるのがオチですが趣味の世界、
これが一番と思えば自分の世界に入り、一番なのでお許し願いたいのです。
もし品種名が知りたい方の為に上から
「金龍、錦木、栄獅子、九重錦(中央より右の2つ)」です。


続究極のリサイクル

2006-02-19 20:52:06 | Weblog
タラノメも椎茸の成長もほぼ順調である。



椎茸の栽培
椎茸の種菌は森産業、梅本化学、日本農林種菌、大貫菌ジン等メーカーやホームセンター、JAが取り扱っている。個人的には多くの種類がある中からジャンボ型、肉厚の種類を選びたい。ほだ木を乾燥させないように工夫し、水の管理に注意すると植菌して普通は翌年の秋から次の春にかけて生えてくる。
大きいものはきのこの傘が20cmを超えるものも期待できる。種類を研究し、組みあわすと1年中生産できて食べられる。
木の大きさ(直径)で寿命は決まるが数年経つと腐敗が始まり、クワガタ虫、カブト虫等が卵を産みリサイクルが進行する。

クワガタ・カブト虫の養殖
2月15日幼虫を発見した。クワガタか、カブト虫か不明なのだが3匹いる。
若干気持ちが悪いのでその点お許しを!







腐葉土の生産
木が腐敗を始めると先ずクワガタ虫が発生してそれからカブト虫が生まれると文献には書いてある。
その後質の良い腐葉土が出来る。この腐葉土は15kg500円の値札が付いていた。





発芽
この腐葉土から発芽して次代の木々が芽を吹く。



このような自然のリサイクルを活用すれば商品を生産・販売する機会が3回あり、労働工数が少なくて効果が得られる。
これからの農業として取り組むのは面白い話題だと思うし、子供たちに夢を与える事にもなり、経営も成り立つ。
これが自然を尋ねる人の冬編のメインテーマレポートである。

究極のリサイクル

2006-02-17 19:16:21 | Weblog
タラノメがどんどん成長しています。早ければ月曜日にはお口いり!
これから2回に渡り、椎茸とカブト虫等のリサイクルの話をします。
生椎茸がスーパーに並んでいる。1パック4個入り100円でこれは輸入品。
同じく4個入り250円は国産品、その隣に原木栽培と表示され2個400円が見える。
随分大きく肉厚も厚いが確かに高い。
味を比較してみた。
輸入品も椎茸の味はする。国産品は輸入品と同じに感じるが香りがよい。
原木栽培は味、香りが優り、生しいたけに味噌をつけて食べてもやわらかくて旨い。
このブログで11月16日に椎茸の記事があり薬効がすばらしいと紹介されている。
この椎茸のコスト削減を考えると販売量も増え、食べる皆が健康になれるか。
今日はその椎茸のコスト削減、自然循環、究極のリサイクルを検証してみる。
検証
原木
コナラの伐採


原木の種類はクヌギ、コナラ、ミズナラ、シデが最適でカシ、シイ、アベマキ等も適す。

ほだ木


秋の10月から2月にかけて伐採し、約1ヶ月枯らして、その後約1m超に切断する。切断した木に約30個の種駒をドリルで穴をあけ打ち込む。

椎茸栽培


竹薮で約1年寝かせて最近ようやく芽吹いて、水を与える毎に大きくなる。
この木は今風呂場で促成栽培されてる。
以上で本日の講義を終わりにする。

今日の付録
セキレイの水浴び

教えてください。大きく撮影する方法を!

振り返れば!反省

2006-02-15 11:03:23 | Weblog
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、聖者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず。ただ春の夜のゆめのごとし。
平家物語の有名な部分だが
自然の最近は一寸調子に乗りすぎた感じがしている。
人に頼まれれば「はい」と受け、あるときは自分から売り込みをしたりして、
もともと薬草研究にしても、ホタルの飛ぶ川にしても
人の住む、生きる環境が乱れているから少しだけ改善の手助けになればとはじめた事なのに。
それが、調子に乗ったばかりにいつの間にか新聞、ラジオ、テレビにとエスカレートしている。
多分昨日の収録で「ホタル恋とか、ホタル愛は」春の夢で終わると思うが
ホタルが飛ぶ6月ではなく2月に騒いでいるのだから、反省している。
最後に昨日のテレビ収録中にホタルの幼虫をデジカメが見つけたので見ていただきたい。



真ん中の黒いのとその上右にもう1匹がいるが少し見えにくいかな。
参考までに餌のカワニナとホタルがすむ川も紹介します。





話は変わるがタラノメがかなり緑に色づいたので縄文人さんのためにも紹介させていただきたい。





写真上が1月27日、その下が本日2月15日現在です。後1週間もすれば食卓に上る可能性が強くなってきました。今年のタラ君かなり早いお寝覚めと成長をしてくれたので商品価値は高いはず。この部分は反省していませんがボケの部分は自然と同じと思いお許しください。

春が呼んでる

2006-02-12 17:35:45 | Weblog
2月10日 今日は面白い事があるから絵日記を書くぞ。
朝8時、気温1℃、寒い!
ホタルが飛ぶのを上から見下ろせる川岸からラジオ中継に参加した。
斜線はホタル愛(遇い)が実現する6月の事で今ではないのでお断りしておく。
レポーターの美人と機械担当のイケメン君、自然の3人、寒いけど寒いと言わずホタルの一生や、ホタル恋をかたったのである。とは言うものの約5分間終わったとたん唇はがたがた震えた。寒さだけではないようだ。
そんな朝があった午後から馬鈴薯を植えるために畑の耕作をしていたら百舌君が飛んできて視察してくれた。



管理機で耕しが済むと彼の餌取りが始まった。
(百舌君に関してはrairaj6さんのブログで見ていただきたい。さすが鳥の専門家とおもいます。)
枝から狙いを定めて、さぁー、早い、もう、えさを加えて枝へ帰っている。くちばしをモグモグ、又同じ作業の繰り返し。3回餌取りをして枝で一休みか?だんだん丸くなっていく。デジカメをもって近づくと少し先へ飛ぶ。距離をほぼ同じだけ空けている。約20分遊んだ後消えた。

彼が消えたので時々雨が降るけれど春を探してみた。







写真は上から利久梅にからむイラガの蛹、ミツマタ、ネコヤナギ、他にもグミ、キイチゴ、ニワウメ、ニオイウチワ等がデジカメを待つのだが今日は盛りだくさんの為、先に延ばす事にした。
まだ春を見たい方はるなさんのブログに飛んでみてください。沢山お見受けしました。

お金が貯まる!

2006-02-09 21:45:39 | Weblog
備後富士と勝手に名前をつけて楽しんでいる蛇円山と言う
標高500m級の山がある。低いながらもどこと無く富士山に似ている。
これから寒さが緩むというから綺麗になるだろうが時間が無い。
好きで良く眺めるのだが、今日は欲張って計画を多めに入れている。
その上にあせりも手伝い説得がままならない。
二兎を追うものは一兎も得ずを地で実行しているようなものでこんな事をすれば、お金は貯まりそうに無い。
お金というと風水占いでは西の方角に黄色物を置くとお金に縁ができると言う。
家の周囲を考えるとマンサク、ロウバイ、サンシュゥが植えてある。







これら黄色の花は時間をかけて眺めたいがその余裕もないし、西だけででは無く、東にも植えている。やっぱり風水流の濡れ手に粟の儲けはあきらめて、まじめに一歩一歩進めていくことにした。
さて、しばらく忘れていた薬草研究だがサンシュゥ(山茱萸)を取り上げてみる。
サンシュゥは民謡「伍木の子守唄」に出てくる木だが別名ハヤコガネとも呼ばれ木全体が花の黄色で包まれる綺麗な人気者である。日本では奈良県が産地と聞いたがこれも中国に押されて衰退しているのであろうか。

薬効は疲労回復、滋養強壮、イライラ解消、自然治癒力がつき免疫力の回復、腰痛に効果があると言う。
何故と聞く方もあるので先に解説すると酒石酸やりんご酸が多く含まれている。
りんご酸は酸性を弱アルカリ性に代える働きがあり、酒石酸は弱アルカリ性を保つ働きがある。

使える実はもうほとんど無くなっているが秋に熟した渋くて、苦い赤い実を使う。これをホワイトリカーに浸けて薬種にして飲むのである。





続鳥の巣

2006-02-06 22:25:08 | Weblog
手術をするか、しないか。
約2時間の検査と待ち時間、あまり気持ちが良いものではない。
結果は異常なしと判断され「良かった」と小さく叫んだのである。
病院を出ると雪、雪、空から雪、大きな重い雪が降っている。
家に帰って、先日の鳥の巣以外に見つけていた巣を見ると雪で白い。
その巣であるが巣の持ち主はまだ不明のままで決まっていない。
候補にセキレイがいたが、ヒヨドリも浮上してきた。
いつまでも結果を延ばすのも如何なものかと思っていた矢先
昨日の事、ヒヨ鳥が水飲み及び水浴びをしていた現場を確認できた。



この石臼の周辺には消化されていない木の実の種子が沢山散らばっている。
ヒヨ鳥が日に数回来ていたことは間違いない。
しかし8月ごろこの鳥が雛をかえした証明にはならないが推測の証明を載せるので見て欲しい。
このことを契機にしてヒヨ鳥に決めた。

話は変わるが今年は木の実が今の時期でも沢山残っている。
多分、ヒヨ鳥の固体が非常に少ないからである。だから餌が沢山残っていて現在も美しさを見せてくれるのである。
以下上から南天、万両、クロガネモチ(南天と万両は紅白2種ある)







雪が止み雨も上がったみたい。
屋根の雪の落ちる音がさっきから続いている。
今日の出来事みたいであまり良い気持ちはしない。