自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

とり8種

2009-11-30 22:08:16 | Weblog
空は晴れて暖かい。昨日の寒さは何だったのか。
家の前で小鳥が騒ぐのでおっとりカメラで飛び出した。
いる居る。
エナガにメジロが連れだって、
それを取り巻いているように百舌鳥、ジョウビタキにヒヨドリが飛ぶ。

その中でも、エナガとは約10分遊んだ。


2.5mぐらいまで近づいてくる

メジロは逃げたがエナガは人をかまわず餌をとる


メジロは私に気づき西へ飛んで逃げた。
百舌鳥は近くのジョウビタキを追いやった。


メジロ

百舌鳥

ジョウビタキ逃げ足が速いのでピンボケ
代理にに我が家をねぐらにしている♂君に出馬を依頼した
彼はわが車、ホタル飼育の箱すべてに糞をしている
止めてとお願いしてもフンと知らんぷり


そのまま鳥撮りの流れで朝の散歩


電線にはツグミが

スズメの群れに出会う

アオジみたいな鳥だが逃げ足が速く確認できず


そしてキセキレイが川の中に


久しぶりに色々な角度のモデルになってもらった


南の空には変な形をしたヘッピリコブタがいる



豚もおだてりゃ空を飛ぶ。
そんなことを考えながら眺めている。

明日はとりとりに関係なく鳥取まで遠征する。
同じ鳥でも大違い。
日本の言葉で遊ぶのはいとおかし。

天気予報

2009-11-27 21:01:23 | Weblog
今日も夕陽がきれい。
ここ何年か、天気予報がよく当たるようになったからあまり使わないが
自然が明日のお天気を知らせてくれるのでポイントを伝授する。

「春の夕焼けは蓑をだせ。秋の夕焼けは鎌を研げ」
春の夕焼けはあす雨だから田植の準備をせよ。秋の夕焼けはあすは小春日和だから鎌をといで稲刈りをしなさいと諺で教えていた。
「卯の刻雨は傘不要」
子の刻が0時、牛の刻2時、寅、卯 つまり卯の刻に降リ始めた雨はすぐやむ。
「朝の靄はよい天気」靄が晴れたら青空で気温も高くなる。

ちなみに昨日の夕日



秋が急速に里へ下りてくる。


数日前まで標高500mぐらいがピークであったが

のんびり煙と遊んでいた里山は

半欠けお月さんが顔を出す頃には黄色になった


話は変わって紅葉よりも食欲の秋


薬草の会員を中心に新そばやニジマス、牡蠣を持ち寄り秋を食べた
いろりで焼いたので想像以上の美味だった

芋も食べた


さつま芋は何と言っても日本で1番美味しいのは種子島産の安納イモ
その次に美味いのが我が家の海水をまいた畑で育つ鳴門金時イモ。
ことわざで言う「9里よりうまい13里」川越のイモよりもうまい。
ちなみに神辺で安納イモを売っているお店があったので紹介する。
店の名前は「いもや」電話090-2809-9155
店長はまだ20代の男性?愛想は大変良かった。
ちなみに何も貰っていないのでPRはここまでにする。

これだけ食べてもまだ太ったという現象はどこにも出ていない。
今日の最後は小学生と環境の勉強会をしたその風景。


福山市環境啓発課のおねいさんが話す水に住む生き物について

ホタル同好会の事務局メンバーが話す堂々川の歴史と生き物


勉強会が終わって校長先生と話をした。
130年もここで生きてきたケヤキが最近調子がおかしい。



樹木医の診断を仰いでいると。

どこに異常気象、温暖化の影響が出るかよくわからない世の中
小さなことから地球に良いことを始めましょう。

帝釈天

2009-11-24 17:25:28 | Weblog
 ジョウビとメジロが招き鳥だ。


旅から帰ってきたジョウビタキ(♂)

山から下りてきたメジロ


日ごろの勤労に感謝し旅に出て、気分をリフレッシュして来いと招いてくれた。

とにかく紅葉を見ようと北へ車を走らせる。
福山市の北部を山から見ると、谷の向こうに福の山がある。
招き福の鳥。きれいな風景を感謝。



そこから少し182号線を登ると昔陶磁器を作っていた姫谷焼窯跡がある。
伊万里、古九谷、姫谷焼は初期3大色絵磁器と言われるが
この姫谷焼はすでに作られなくなって久しい。




登り窯の跡


昼間なのに道路の端にある温度表示は9℃。
紅葉がきれいだ。



突然話し方が備後弁になり、わしゃ こうよう なのう見るんが好きなんじゃー。
多分このあたりが今日の紅葉の最盛時期だろう。
紅葉に見とれ、間違って入った狭い油木からの山道を通り過ぎるとそこが目的地だった。


備後の帝釈天




危険だから入らないでと書いてある。
アー世が世なら、フウテンの寅さんがこの地で撮影してくれていたら
このお寺さんは修理されて皆を見守っていただろう。
寅さんが訪ねるはずの次のロケ地であったが主役がお亡くなりになった。
周囲をよく見ると虎屋なる家もある。
もったいない名勝地である。



夕暮れで寒くなる。
現在の気温6℃
ちなみに帝釈峡にある鍾乳洞



この中は夏も冬も常時11℃とか!
寅さんの妹役によく似た人がこの近くの茶店のおかみさんだが
あれから年代がたったから、記録を残すのは遠慮された。

アッケシソウ

2009-11-21 20:29:20 | Weblog
 桐一葉落ちて天下の秋を知る。



旅は道連れ世は情け。ちょっとだけより道のカブトカニ館。
恐竜たちの生息域同行を求めてみた。
生きた化石のメタセコアが全体を赤らめてお迎え


木からして古代








伴をするように頼んだが古代から現代へは行けない、
電線が邪魔をして袖を合わすことが出来ないという。
仕方がないから一人旅。
秋ぐみを見つけたので車を止めて味を確かめた。



甘い酸っぱい、が初恋の味ではない。
そこから海を見ると島が3つ


三郎島


その向こうは四国山脈。かすんで見える山ゞ。


香川県の西の端か


古代から生きてきたのだろうが絶滅危惧種の植物
「アッケシソウ」
本州の生息域はここだけと書いてある。
日本では北海道と四国の1部海岸域で海水が出入りできる沼地が生息地。







海岸の乱開発が貴重な植物を絶滅へ追い込んでいる。
ところで豊臣の各々潟冬の陣で負けお濠を埋められた。
草を守るか城を守るか。
そうか白か。早く白旗を上げれば家康も桐の葉を少しは残してくれただろう。

秋の堂々川

2009-11-18 21:44:47 | Weblog
「安芸の宮島」は最近はやりの歌謡曲の題名だが
広島県では西の宮島に対してとよく比較されるの東の堂々川砂留である。
気温が下がって来たので紅葉が最盛期いや少し散ったところもある堂々川を紹介する。


堂々川1番砂留
もう砂留の機能を失っているとはいえ堂々たる姿だ
どうどうの1番


紅葉の有名地、日光いろは坂、京都嵐山、秋の宮島、帝釈峡等名勝地に勝つつもりはない。
あくまでも砂留を見てほしいのです。


堂々川2番砂留

堂々川3番砂留

堂々川4番砂留

堂々川5番砂留

堂々川6番砂留

鳶ケ迫砂留


あれだけたくさんあったポイ捨てや不法投棄物が今回は見えない。
会員の皆様には感謝しなくてはいけない。
誰かがそーと拾っておられるのだ。

ところで今日、11月18日突然依頼を受けた、
瀬戸内海環境保全トレーニングプログラム現地研修の事例発表及び意見交換会に参加した。



本当に突然だったが運悪く、その時間帯が空いていたばかりにOKしてしまった。
資料のプレゼンは25日に地元の小学校で勉強会をするのでそれを代用させてもらった。
小学校3年生用の資料でお役所の現職に方々に説明したので失礼があったかもしえない。
その点はお許しを願うとして!





説明会場に入ると
堂々川ホタル同好会159人を代表して発表するわけだから上がりました。
と言っても演台に上がっただけですが!

そしてよせばよいのにまたやってしまいました。
20回目の



セキレイが川面に写る姿は尾も白い!
面白い、
終わり。

地場産業イベント

2009-11-16 21:39:35 | Weblog
今年も福山ビッグローズで地場産フェアーが開催された。
14日5000人強、15日約1万人が訪れた。
このビッグローズの会場には申込が期日を過ぎていたため
地場産フェアーの仲間には入れなかったが、会場外で独自のイベントを開催したチームがある。
本州では新しく栽培し、福山発で全国向けに販売しようとしているイモ



福山ブランド「ダイジョ福いも」
このイモの試食および即売会
このイモを使ったスイーツの試食、そしてそのアンケート調査を行った。
その風景を紹介する。


生イモをすりおろして生食する

食べていただいた方は
美味しさと粘性が高いのにびっくりして買ってくださった


中には種イモとして買おうと思った方もおられ質問された。
そうは問屋が卸さないとはこのことで
種イモを想定せずに、非常に安く販売している。
がそれとは関係なく保管についてのノウハウがある。
これを守らないと腐敗してしまう。現状これは企業秘密!
このイモを大量に販売する策として
お菓子に使うことにし、アンケート調査を同時に行った。


「ダイちゃんのふるさと」と「恋する福姫」2点

レシピ確認中のため名前なし


イモ試食会場の隣のアンケート場では
このスイーツを提案共同開発した、福山短期大学の学生さんが対応した。
女学生の対応もあり、300人強の方が食べたら全員がアンケートに協力してくださった。
盛況であった。


10脚の椅子が空くことはなかった

大変申し訳ないことをしてしまったが
市議会議長さんは立ったまま試食してうまいと言いながら質問箇所に○をされた


戦いが終わって会の代表からお礼があった。
お手伝いしている私にも挨拶をせよとのことだったが
今更挨拶しても女学生にもてるとは思わないので
手に持っていたお寿司をお礼変わりだから食べてと渡し、ありがとうと述べた。



話のついでだが今福山は来年の大河ドラマ「竜馬伝」の前景気と鞆架橋問題で全国的に人気が出ている。
鞆を訪ねる人が多い。
そこでよく売れる物を持っている今回参加している会社の紹介をすると


いろは丸の焼酎と保命酒

このお店のいりことチィチィいか
イカは絶品である

おまけの世界だが
ムラサキ落花生
アントシアニン豊富なピーナッツ


おまけも入ったが花も実もあるイベント参加であった。

もうひとつおまけの世界だが
試食イモ販売の時、「美味しい」といったおばさんが「高いから負けろ」と言うと
素直に半額にした販売員がいたのには参った。
その人若くも・・でもなかった。
結局、適正販売価格のの25%で売った。
それでもありがとうございますと頭を下げる私の気持ちがわかるかなー。

ぞくむしできない

2009-11-13 22:10:12 | Weblog
ボランティアを行っていて、胃を押さえるのはバカだと言いながら
ここのところ正月と盆と祭りみたいな行事が同時にやってきててんてこ舞いである。
11月14、15日と福山ビックローズでじばさんフェアーが行われる。
ここの場に私がお手伝いしている「福山ダイジョウブ」という南方系の
素晴らしいパワーを持ち、薬効もあり、味もよいイモを作る団体が便乗する。


11月11日の中国新聞に記事が載る


残念ながらPR紙は作ったけれど、ここでは出番はなく無視されている。
が15日には福山を冠にいただいたブランド品の「ダイジョ福いも」を試食してもらい、美味しいかったら買ってと声を張り上げてPRしている男がいるから来てみてね。
福山短期大学の学生さんがお菓子メーカーと共同で開発している試作品のアンケートもその場では行っている。タダだから食べて意見を聞かせてください。美味しくなかったら文句は私に言ってください。「まずい」と無視しないで!

急に11月18日、瀬戸内海環境の研修会での事例発表を依頼される。
11月21日は薬草研究会の先生役、11月25日は小学校で砂留と生きものと環境の勉強会を引き受けている。
今までやってきていることを話せばよいと人は言うけれど受けたからには準備がいる。
ブログの更新が出来ていないのをこんな理由でごまかしている。(笑)

ところで冬が近いのだろうサザンカが満開になっている。



このサザンカもうこの世に生を受けて100年が近かろう。
この約100歳の木を虫たちが祝っているように花に群がる。









この虫たちの名前は調べるのを無視して通り過ぎる。
ところがこのスズメバチだけは通り過ぎることはできない。
どこかに巣があるはずだがと気にはしていた!



つまり無視できないのであります。



勝手口の2.5m先にきれいな巣をかけていた。



よくマー無事だったなー!
台風が少ない年はスズメバチが多いと友人が言っていたが当たりであった。
ぞくぞく寒気がする。無視した罰が来たようだ。
サザンカに群がるこの虫達の最高峰に位置するスズメバチの加護のおかげで
堂々川PRの仕事にありつけ、堂々川は全国に名を馳せているのだろうが。
私には公私にかけて無視できない話である。

続不思議

2009-11-09 22:20:40 | Weblog
秋を感じさせる一つに夕日がある。


11月8日

11月5日


そんな秋、季節に逆らって花が咲く。


くるい咲きにしては元気が良いツツジ

名前からしてボケだからやむおえないか

ソメイヨシノ


秋に狂い咲きをする花はバラ科が多い。
夏に葉をケムシに食べられたり、
大風で葉を落とすと秋に花が咲く事例は毎年あるが年により花の数が違う。
しかしこの10月桜は今満開に近いが



普通に10月、11月に咲く花である。

食欲の秋、本日、雨が降り出したのであわてて
唐芋→流球芋→さつまいもと時代につれて名前の変わった芋を掘った。
中国から沖縄、鹿児島を経て青木昆洋が江戸で広めた作物だ。


ニンジン芋

スイート紫芋


同じさつまいもなのに全然色が違う。これも不思議だ。

突然ですが「よいしょ」
ゲンノショウコの御輿です。



我が家の実だけ御輿ができないから
いろいろなところでヨイショをした結果、見事にけっかした。
夕日の作詞者葛原邸では
バナナが花をつけている。



ダイエットバナナの話は聞いたことがあるが、夕日バナナの噂は聞いたことがない。
葛原保存会の方が言っていた。この木は切る予定になっていると!
そんなバナナ!

不思議

2009-11-07 10:25:27 | Weblog
以前蛾の成虫がどこにいるのか、良くわからないと質問を戴いたことがある。
少し遅くなったが自然界の不思議をレポートして見た。

まず発端になったか蛾(名前はまだ分からない、わからない人のために丸で囲んでみた)



うまく隠れ、ケムに巻いたようなケム氏の幼虫。エニシダの木に居た。


この氏、ケムシとしては高等な隠れ術と変色術を心得ている
おムシ(主)なかなかやるな!

横から見るとわかりやすいサナギ


このケムシ、天敵のハチに追われて逃げているが人間は見逃しやすい。


中央左に黒く見える

ケムシを追う蜂の仲間?
蜂の仲間は生きたケムシやバッタに卵を産む種が多い


鳥の世界で巣作りの不思議を見てみる。
小鳥の巣が落ちていた。
鳩や面白いでおなじみのセグロセキレイの巣ではない。
百舌鳥にしては少し小さすぎる。


嘴だけでこれだけのものを作るとは素晴らしい技術家だ

まさか間違えてジョウビタキが巣を作る?
ないない。そのうえ彼は♂


今年も木枯らしが吹き冬の訪れを知らせた。
冬と言えば雪の積雪予想
おなじみのカマキリの卵の産みつけられた地上からの位置で予想。
低ければ雪は少ない。
高ければ雪が多い。


今年初めての発見だが産みつけられている位置は低い
統計の参考になる数ではないがこれだけ見ると雪は少ない


このあたりで不思議な話の動物編を閉じます。
近々植物編を載せる予定です。

続々堂々川の生きもの

2009-11-04 11:01:32 | Weblog
1昨日、木枯らし1番が吹いて寒かったが
物語はまだ暖ったかかった頃のことです。

堂々川に背広姿で偉い人風の人たちが10人強砂留を見ておられた。
なぜ偉い人か?パリッとした背広に太陽の光が頭にあたり、その光が青い空に反射しているように見える人が多いからそう感じた。



その砂留がある堂々川
10月の終わりの川の中を眺めてみた。
ホタルの幼虫は大きくなっている。


カワニナを探して昼間から川底をはう

少し大きめの石を動かすと1匹

テナガエビの傍にも幼虫がいる

ヘビトンボの幼虫は見た目が怖い


赤ガエルがびっくりして石の上に上がった。



陸上ではトンボがいる。
1回止まった枝や石などの場所には逃げてもすぐにまた戻ってきた。


アオモンイトトンボ?
3回目にはこんなに綺麗だと尾っぽをピンと横へ張った

マユタテアカネは子孫を残すために忙しそう

卵を川面に産みつけているのだろうか
しきりにお尻が水面をたたく


このような自然いっぱいの川なのにイノシシが砂留や菖蒲を植えているところを掘り返して困る。



姿が見えないからシッシっと追うことはできない。

堂々川を下って、西へ500mぐらいの所に「ゆのふぁーむ」と言う馬に乗れる農場がある。そこで以前、馬に乗っていた女の人が格好がよかったので再度尋ねてみた。
乗馬されている人はいなくて白い馬がいた。
写真を撮らせて欲しいと言うとオーナーさんはOKだが
可愛い顔をした馬は激しく抵抗する。


しまった、この馬、男か!女か!確認していない

機嫌を直してはいポーズ




白いこの馬、尾も白い。

はいはい、この手の話は19回目です。
尾もしろい。面白い。