自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

2020の彼岸花

2020-09-29 21:17:57 | Weblog
ようやく朝夕は秋の気配。
夏に葉を虫に食べられた桜は花を付けた。


山桜以外は葉の出る前に花を付けるのが習性だ
秋らしくなれば木は気温で春と勘違いする


少し山奥へ行けば松の枝でミサゴがぴよぴよ鳴いている。


この木にもカレが来ている


しばらくぶりの更新です。秋色に模様を変えてご挨拶です。
最近は報道の皆様に彼岸の対応をお願いしたり、PRしている。

今年は8月から9月の暑さが影響し、開花が、4、5日遅れている。


堂々川の日本最古と言われている1番砂留



赤色曼殊沙華の開花はどこも同じように遅い


福山市管理の堂々公園へ口頭で許可を得て小学生と共に植栽した結果。


数年先は約200m両岸で数万本が咲く
今年も猪が耕してくれた


赤色曼珠沙華(リコリス)は遅れているが白に近い
リコリス(アルフローラ)はもう満開なものもある。





6番砂留堰堤の上の花は目立つ


ここ数日、記者さんの応対やラジオ出演の会員を遠くで見守り
その間写真を撮っている。

運が良い日はアゲハが何頭もやって来る。


同じ個体ではない


昨日、今日と来訪者は各日とも300人前後と推定でき
ご婦人の来訪が多い事。その80%は1眼レフのカメラ
中にはプロ仕様のニコン80型持参の人も居る。

この人の一部のマナーは最低である。
彼岸花を踏む、尻の下に敷く。
今日、ある新聞記者さんと歩いた際、数えてみたら五〇〇本は
倒れていたり、折れていたりしている。
勿論ご婦人(多くが6~70歳台)だけではないが酷い。
その人たちが最近の若い者はと貶しているが我が子の教育は・・・だったのか。

今年、堂々川の彼岸花開花予想は最盛期が10月3,4日頃
約25万本を予想としていたが、イノシシに掘られ3万本は減るだろう。

広島県では3年前、30万本がNO.1の里と自称した場所が最高だったので
今年は我が地が道路脇で計測したら1200m。
左右に150mと200m合計で約1500mに22万本。
広島県一の彼岸花の里と自負したい。

そしてこれは自然フールドでの数字だが花色24色がほぼ確定。
ついにやったぜ日本一。


花色看板


でもね。
余り声を大にしたら、昨日も通りがかりの人があそこで球根を掘っているとの
知らせに駆け付けたが掘った跡は残っていても球根はない。
よく知っているものだ。そこには1球650円の花色の物がない。

マナーがここまで悪い地域とは思わなかった。
それが自分を育てたふるさとなのだ!
マー、私もあと何年もこの会のトップをするつもりはない。
その内10数年前の川に戻り、夏の公園で2000人もの
家族連れが水浴びする観光地は消えるだろう。
コロナ・・もなくなればここはただの山の広場
お願い盗らないで!踏まないで!やる気をなくさせないで!
もう少し観光地として残す施策を考え着くまで・・・

花とトンボ

2020-09-18 08:50:15 | Weblog
カレンダーを見れば明日19日は彼岸の入り。
彼岸花が顔を出すのはうなずけるが、今年は猛暑のせいで4、5日遅れている。
 13日、彼岸花が咲く場所の残りを定例会を開いて草刈り、草の処理を行う。
十数人が集まる作業だから前段取りが必要。
登録有形文化財の6番砂留にはスズメバチの巣があるらしく蜂の出入りが激しい。


薬剤は2本で3000円近くもした。


一つ安全確保が済んだ。もう一つムカデ対策。
有志が刈り取った草木を焼却所へ持参する。

そんな苦労も知らずお客様はやって来る。


堂々公園内の整備 約200m


気温が上がると口コミの家族連れがやって来る。
ボランテァイアはお客様優先、場所を譲って木陰で談笑。
小さい子と母
母は子供を水の中に入れて、自分も靴を脱ぎ、靴下まで脱いだ。
水は10cm弱の浅さだが、次は何をする?



彼岸花が咲く場の段取りが出来たので会は解散。
ここからはトンボを紹介する。





もう秋だ。赤いのが目立ちだした。


マユタテアカネ






お待ちかねの彼岸花、もう花色10色、花数50本、
花穂を持ち上げているもの500本。これからは毎日数1000本は
花穂を持ち上げてくるはず。そして猪に掘られない限り25万本
は咲くと見ている。
さて彼岸花の花色


タマスダレ

リコリスオオレア



リコリスインカルナータ

リコリススプリゲリア


同じ彼岸花・曼殊沙華など100以上の名を持つ狐花


違いは茎が濃い赤

茎が緑色


以上をはじめとして花色看板に10色掲示した。

今日の付録は蝶


飛ぶのは早いが撮影しやすい
同じ場所に帰ってくる


今年の彼岸花観賞者はお天気次第だが延べで2000人は超える予想。
イベントもお店が出るでもなく、案内人もいない、
愛想なしの自然の贈り物を見に来られる。
もし遠方からお見えになるのなら神辺町観光協会に電話してみてください。

台風10号

2020-09-06 21:35:10 | Weblog
台風10号が鹿児島県の西を北上している夕方、クツワムシが騒いでいた。


クツワムシ


虫の知らせではなさそうだがテレビは避難避難と連呼している。
大型台風が北上しているのにトンビはくるりと輪を書いた。


トンビ


クモは明日は晴れ予想なのか網を修理している。



堂々川では砂留の1番、6番にスズメバチが巣をしている。
石垣の間から出入りしている。
1番砂留の巣は薬でやっつけたが6番はこれから先になる。
危険につき近寄らないでね!


スズメバチの巣がある


ところで今年は虫が異常発生しているようだ。
桜の木の葉に毛虫
この毛虫は大食漢、大きなソメイヨシノでも3日もあれば葉を食べ尽くしてしまう。




薬剤を散布

糸を出して落ちだした


ソメイヨシノは夏に葉を失うと秋10月に花を咲かせる。
今年は秋の花見ができそうだ。


勿論10月桜は今から花を付けている


忘れてはいけない。
今日堂々川で5番目の彼岸花の花穂を見つけた。


ヒョウキズイセン


場所は「ホタルと花と砂留と」の看板のある近く。


盗掘しないでの啓蒙看板の前


ここからは長い間UPしなかったお詫びの画像


黒(ウ)

白(ダイサギ)


バッタが脱皮完了後すぐの記念フオト


そんなこんなのブログですが


百日紅


皆様に台風10号の被害がないように色を増してお祈りしております。