自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川の生物

2017-04-28 21:01:05 | Weblog
堂々川と本格的にかかわりをもったのが2004年、
あれから13年が経過して、今は比較的落ち着いた日々が過ぎている。

堂々川と云えばホタル、この13年最大の飛翔は1300匹
昨年は600匹ほどだが数ヶ所に集中していたから福山市でも
トップクラスのホタルの里と逢う人毎に褒めてくれる。

褒めてもらえれば今年の予想もしなくてはいけない。
結論は4月雨の日が少なかったので幼虫の上陸が遅れていたが
4月26日想像以上の幼虫が光りながら上陸した。


水から上がり3mの石崖御登り始めた幼虫

約1.5mも登っている

この場でも登っている


目視で約50匹、予想すれば昨年より30%ほど多く
4番砂留川原、5番砂留川原、堂々公園の入り口から東の小さな流れ、
幼虫の上陸数から今年は期待が持てそう。

ホタルを離れて鳥を見てみよう。
堂々川の西、鳶ケ迫谷にあったミサゴの巣が
昨年台風の風で壊され、さらに北西へ移動して巣を作り
抱卵が近々始まるだろう。
ミサゴの夫婦は出たり入ったりで忙しそう!





川の流れの近くではイトトンボ






蝶が5種程飛んでいるがなかなかとまってくれない。


翅を開いてくれないと蝶の名前はわからない


蝶を追いかける暇はない。カワセミが少し前から飛んでいる。


枝だかぶりだがこれだけの色で獲れたので満足


最後は公園のトイレの手洗い、蜘蛛と蛾が並んでいた。


蜘蛛は逃げた


蛾をよく見ると猿のお化けか怪獣か
私は初めて見た気がする。

良く撮れたものはないが珍しい光景が撮れたことで満足している。

御野村郷土史

2017-04-23 21:24:50 | Weblog
咲く年の10月頃少しの意地と歴史を踏みにじられるのが嫌で
明治時代に出来た御野村の歴史年表を書き始めた。
この小さな小学校区の過去は縄文時代から弥生、古墳、以降各年代
それぞれ素晴らしい経歴を持っていた。
縄文・弥生の住居跡をはじめ、出土物も日本初の大型船の船の絵が書いてある
土器片もみつかり、卑弥呼時代、中国三国志時代の魏に使者を送りそれないの
成果を上げた船だと思える。


4月18日刷り上がった表紙コミノページ


当初、500部の自費出版を考えていたがどこでどう間違ったか
小学校区全戸1600軒に配布が決まった。
高々A4版7ページの冊子だが調べれば調べるほど適当な内容が多い。
ある先生が云われるには大きな声で、権威のある人が1番はじめに云えば
ほぼその通りになるとか!
その言葉通りが20や30ではなかった。ラジオにも良く出る歴史家が古文書や
現物を見つけるのが1番との説はまさにその通りであった。
いずれにしても2000部印刷し、地元の小学校6年生全員分寄付することに決めた。
先日、18日1時間の講演、写真約130枚を証拠としてしゃべる喉がからから!
水は演題にあっても手を出すのが難しかった。




もう一つ、100人弱の人が誰ひとり居眠りやコクリがないのも驚いた。
例えば、かみじょうに、過ぎたるものが3つある。鳩八幡に外が島総欅に本瓦
狂歌か恋歌歌分からないが自慢話が名句調。

このまま1時間分を書くのは厳しいのでここらでやめて
御用とお急ぎでない人は1冊200円、さー買った買った。

今年の春の花景色、ソメイヨシノからヤエザクラ系に
代わると綺麗さが変わってくる。





ヤマブキも咲いている。





つつじも各色、色好てきた。


むく


我が庭にも







つつじをしみじみ眺めたことは無かった。
少し余裕が出てきたみたい。

今日のとりは日本には♂木だけしかないと聞いた月桂樹。
たしかに月桂樹の実を見たことはない。



ということで咲く年から苦労した年表の花が
つつじの花に似せて咲いたのです。



花と蛍と筍と

2017-04-18 21:23:07 | Weblog
4月17日10時20分から降ったりやんだり、10分間雨量の1mmが続いた。
夕方から夜にかけて少し強めの雨になり、合計雨量45mm
いつものように雨の夜、20時過ぎには堂々川でホタルの観測。
10分間雨量が2mm、3mmと降れば川の水量は増えてホタルの上陸は見えない。
1ヶ所だけ橋の下で2匹の上陸。

暗い闇にライトが光るが水量が多く目を細くしてみたがホタルは見えない。
探すこと20分、下流の橋の下で2匹が光りながら上陸。






1月から御野小学校区の歴史を調査し、年表を作っていたが18日に
冊子の印刷が完了し公民館に納品された。
町内会連合会が地域1500軒全戸へ配布されるようだ。
歴史書を書く人は数あれど地域全戸へはまずないと会長が
新聞社向けのコメント出しておられた。
作者としてはうれし恥ずかし、穴があれば隠れたい心境。
初版2000部はちょっとしたヒット作品でもある。

18日午後から1時間の講演会。
台本がない話、同じことは話せない。誰かビデオ撮影していませんか。
いつもなら春、春眠の頃が輪をかけて眠る人が多いが
今日に限ってそんな人がいなかった。100人弱の参加もすごい。
講演する側からすればこんなに嬉しいことはない。


主催者の挨拶


詳しくは後日時間があれば掲載するとして、本日は晩春特集。

雨が降れば筍が顔をだす。


今年は不作で中国産でも高いらしい

筍には山椒の若芽がつきもの


ここからは花の紹介。


黄色の桜

一重のヤマブキ


山では花(鼻)より葉(歯)が先に出る山桜。


白いようでさくら色がかかる

白い満開のリキュウバイ


八重桜もほころび始めた。



気が付く人は少ないがモミジも花を付けている。


雨に濡れれば味が出る


味と云えばチュウリップの花
花びらには蜜は無かろうに、
キリギリス?の子供が花の上を右往左往



こんな風景を見れば咲いた・さいたチュウリップの花が
赤しろ・・1
黄色は我が家にはないので悪しからず。


さくら

2017-04-13 21:01:41 | Weblog
さくら記事の前に
11日19時30分より御野公民館で福山市長を囲んだ車座トーク
つまり市長殿が直接町へ出向いて意見を聴く会を実施されている。
事前に要望は控えて欲しいと言われていたので私は自慢話をした。
「小学生とボランティアが不法投棄の川を観光地に変えたヒガンバナ、
もうすぐ広島県NO.1になると」
他の人はそれなりに要望を云っていたが、我関せず・・・
そこまではたまに聞く話だが
昨日、用事のついでに御領の古代ロマンを蘇らせる会長の家へ行くと
今、市長殿が古墳の丘へこられていると聞き、山へ急いだ。
昨日の今日、参加者が話した内容を確認に御領山「古墳の丘」へ来られていた。


考えられない行動・そしてスピード


ある人からすごい市長と聞いてはいたが、まさか、驚きと尊敬で我が頭がおかしくなった。

本題の桜記事
広島県にある岡山神社、ここの桜も神辺有数の桜の名所


さくら切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿


妙齢のご婦人があろうことか、さくらの枝をポキリ、そのまま車へ
みて見ぬふりも出来ず、写真を撮っしまった。撮ればブログに!
ごめんくさい、顔を出していないので!

続いて、神辺中学校の北西の山、山王さんとか日枝神社とか言う所
神辺さくらの名所の一つ



満開、風が吹くと花びらが舞う
カメラのレンズを望遠に変えて、対岸の吉野山


神辺歴史民俗資料館を見る


そして我が堂々川の上流部、四季の森



四季の森の手前に淀ケ池がある。この池に現れる風のない日の水鏡


さくらと山のコントラスト


そのまま堂々川を下ると3番砂留脇のしだれ桜



トリはホタル同好会がホタルの上陸の指標にしているソメイヨシノ


次の雨の夜は大量の幼虫の上陸がみられる?


さくらに飽いたら、ミサゴを見よう


大きな巣


巣の左の少し離れた木には親鳥が見えるが
卵、雛はまだ先のようだ。

本日は神辺さくらの名所4ヶ所を載せた。

菜種梅雨

2017-04-08 19:03:35 | Weblog
6、7、8日と小雨
気象予報士には筍梅雨という人も現れた。
前回も桜が咲いたすぐ後の雨の夜、源氏ボタルの幼虫が陸に登ると書いた。
全国的な指標ではないが私の住む町では今年もそれが証明できた。



さくらはソメイヨシノが指標だが
今回は山桜を入れた


まず堂々川のホタル


夜の日本一の砂留

昨年はこの場が沢山飛翔したがまだ早い
上陸の気配はない


最下流の池の堤防付近の川中


4分間レンズを開放
バルブ機能 6匹もいた


前日100匹上陸したとの情報がある狭間川、昭和33年広島県の文化財になったホタル
上陸の写真を撮りたくて3kmの道のりを急いだ。


最近福山市が建てたカンバン

確かに多い
他所のフイールドはピントが合いにくい


レンズを交換してフラッシュをたいて幼中を見る


19時過ぎから上陸しているので3mを超えて登っているのが数匹


ここの幼虫は大きい





面白くもない記事で申しわけないですがこれも記録。
ホタル環境アドバイザーの仕事と思っている。

もう一つ面白くない話題。


ヒガンバナ植栽地に漁網を設置して成果が出ていた


しかし、網があることを学んだ猪
危害がないと学習成果を発表し、仲間も増えて
球根があちらこちらへ顔を出している。

筍梅雨の時期
普通なら猪の大好物、筍を掘るはずなのに!

ホタルとさくらと国宝と

2017-04-05 18:42:03 | Weblog
全国から桜の開花が寄せられている今日この頃
福山市でもソメイヨシノが咲いている。

5日ホタルのことで国宝の伽藍形成の明王院さんを訪ねた。
5重の塔、本堂はどちらも国宝
国宝のそばで桜が咲いていた。




本堂


福山市に数少ない国宝のある場所。
ちなみに福山人は磨けば全国レベルのものが沢山あるのに
尾道と倉敷の間にある新幹線の止まる駅とPRしており、
市でも100周年イベントのキャッチフレーズが「何もないとはいわせない」
と自らその事実を認めている。情けないことだ。
前にも指摘したが福山の会社が「尾道ラーメン」を売り出してヒットしたり
広島の饅頭「もみじまんじゅう」をお土産に持参している。


ユルキャラブームといっても「くさどん」
誰が名ずけたものか知らないがこれはいかがなものか?と思う人は多そう。


福山市の本庁、さくらが綺麗だ。




堂々川に帰ってくる間に、フロントガラスが濡れた。
雨はパラパラ瞬時に止んだ。
堂々川の経験値ではさくらが咲いた最初の雨の夜
ホタルは川から陸へ光りながら上陸して土に潜り蛹になる。





多分明日の夜には初上陸と予想する。
元気があれば今晩あたり川巡視するのだが!
光りを確認するのだがぶっつけ本番で明日にする。

堂々川の最上流域には四季の森という平成10年作られたさくらの名所がある。
すでに咲き始めている。と云っても蕾。


300本は越えているはず


このさくら、観賞スポットがある。
池の対岸から水に映るさくらと山の景色。
富士山にはとても追いつかないが、福山あたりでは最高スポット。




少し早いので綺麗とかビューティフルの褒め言葉は出ない。
今しばし待つのだ。

堂々川の情報




この場所猪に堀り起こされ、ヒガンバナの球根が全滅に近い。

堂々川ホタルの副会長
誰も整備しないなら、植えた御野小の生徒に失礼と自分の田んぼから
1500球ほどを掘り、植えてくれた。

猪対策も黒い網を張って入れないようにした。

さくら作戦成功を期待する。