自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

イボタガの幼虫

2020-05-26 15:41:32 | Weblog
 堂々川の上流域、四季の森の砂留近くにユリノキが数本植えてあり
白にオレンジ色が混ざる花を咲かせている。この花の花言葉「幸福」という。



数日前、ツマグロヒョウモンが恋をしていた。
なかなか成就しなかったようだが10分もしたら1頭が飛びあがって消えた。







堂々川のホタルもそろそろ飛翔するはずと幟をかけた。
多くの人に来て欲しい、新コロナウイルの餌になっての新聞記事は困るので
来てほしくないと検討の結果、「ホタルよ勝手に光れ」とは言えず、会としては
安全確保と見物し易い環境作りだけに集中していくことにした。
それでも草刈り、道の整備、橋の端も修理、川の中のごみ拾いと有志が適当に
離れて作業をした。既に定例会を4,5月2回もパスしており仕事は多い。
人は少ない。というより参加人員に制限をかけている。


幟はホタルが飛翔する予想の場6カ所に取り付け


そのホタル、5月25日20時には幟の場所2カ所で光る。
幼虫の最大上陸日が5月3日、ピークはまだ先である。

前書きが長かった。本題のイボタガについて
4月4日 我が家でイボタガを見つけた。
その時は珍しい蛾ということで終わったが、
ここ数日幼虫が金・銀木犀の木に13匹、保護色をしていることから見つけにくい。




イボタガ 同じ銀木犀の根元、幹に止まった様子


ここ最近見つけた幼虫





保護色をしているので見つけにくいが発見方法が分かった。
地上に落ちている糞を見つけて、その上を探す。



この幼虫想像以上の大食漢、よく食べる。そしてよく出す。




終齢期前までは頭の部分に黒い毛が3本、お尻の部分に2本が見える
胴体の前と後ろに各1本


多分自分を守る為の脅しの役目と想像する。
成虫は背中がフクロウに似ているからこれも脅しだろう。


ところで幼虫の大きさは?


大食漢というほどよく食べる。


2日前約7.5cm


今日は10時過ぎからぽつりぽつりの雨で幼虫は2匹しか見つからないが
大きさは約10cmになっている。

イボタガの幼虫の食草はイボタの木や木犀類らしいがなぎも食べるのか?
でも1日でいなくなった。
準絶滅種の県もあるらしいが保護して観察するほど暇ではない。

しかし珍しい蛾が住んでくれるていることは自然豊かで「幸福」なことだ。

もも・くり

2020-05-19 16:13:06 | Weblog
5月18日はお昼から雨と天気予報も自然予報(夕焼け)も当たった。
またカラタネオガタマの花がバナナの香りを庭中にはなった。


この木も雨の前には香る


お昼までには桃の袋掛けを終わらせようとまじめに働いた。
が生き物を見つけるとすぐにそちらへ気も目も向く。
早く言えばこの点で馬!


ウメエダシャク


傍にはヨコズナサイガメという綺麗な色のカメムシの仲間がいる。



口は針みたいに長くこのまま毛虫などに注射、体液を吸い取る。
桃の実は甲虫類の昆虫に注射されると2日もすれば実が萎んでくる。
今年はこの虫は少ない。

空はもうすぐ雨が降ると、雲は色を変え早くも泣き出しそう。

雨が降る前、ホタルの餌のカワニナ貝の餌になる、草等を生育させるEM菌
またの名をボカシという。これを散布する。

また落ち着きがない動きをした。
このあたりは鹿かな!
蝶が飛んだのだ。
「ルリタテハ」羽がボロボロになっていたのでモデルにはしなかった。
茶色の蝶が飛んだ。後を追う。
柳の木?止まったので急いだ。
そこにはオオスズメバチがいた。
追いかけた蝶は大胆に蜂の方へ近づく。



怖いとは思いつつ、カメラのレンズは30cmほどしか離れていない。
どちらも木が出す蜜を吸っているようだ。怖い!
早く逃げろ!馬鹿刺されたらどうする?
逃げ出そうとしたら傍にアワフキムシがいるのが見えた。
昔、多くの人が「ホタル」の幼虫だと言っていた虫。


アワフキムシ


落ち着きがない人でも今日の本題を忘れていなかった。
桃栗3年、柿8年、花梨カリカリ13年。柚子の大馬鹿18年。
発芽してから実がなるまでの期間だそうだ。






クリ





黒柿、この柿は甘がき

ロウヤガキまたの名をヒメガキという
実の形や色で価格が違う



花梨


柚子の大馬鹿18年というが



私がホームセンターで買った木は3年で実りだした。
接ぎ木等をすると早く実がなるようだ。

木の中には私と同様な種もあるのが分かった。


愛鳥週間

2020-05-11 10:16:11 | Weblog
 てんてん手毬の手がそれてコロコロコロおお手毬の下へ、


オオデマリの花

カラタネオガタマ


美と香りの花がお出ましになるとGWが終わり愛鳥週間が始まった。

葦が多く生育する川原や放置された田圃では、はや、オオヨシキリがやって来ていた。
オオヨシキリは自分の住処を草刈り機で整備され、行くところが無くて
TVのアンテナの上で怒って泣いているように見えた。



ヨシキリかオオヨシキリか見比べるため
やってはいけないトリミングをした


柑橘類の八朔や柚子が蕾を膨らませ


良い香りをまき散らしている


キュウイフルーツも花芽を付けている。



河津桜に実がなるとは知らず


赤く熟した実を食べて見た
甘くはないが食べられた。しかし多くは食べられない


もみじも花が咲き実をつけ始めると、趣がある


春からこんなに目立って委員会


GWが終わったらもうゴミの話しはしないと思っていたが
足は堂々公園に向く。


藤の花は少ないがツツジが咲き始めている


流れのある方へ歩くとトンボが挨拶に来る。





今年は新型コロナウイルス禍で堂々川ホタル同好会の総会は中止して
書面決議をすることにして、役員と電話会議で決めて監査も受けた。

その時、聞いた話ではごみ拾いを何人もしている。
監視カメラの効果に相まってごみを拾う人が増えたと知った。
今年のGW開けは気持ちはよい。



夏は夜

2020-05-03 14:23:29 | Weblog
 枕草子より
夏は夜、月の頃はさらなり、闇もなほ
ホタルのおほく飛びちがひたる。また・・・・・雨など降るもをかし。
昨日5月2日。神辺は夏日であった。


子供たちの服装も夏用


そして5月2日の夕方


お日様の周りの雲

春の夕焼けは蓑を出せ


今日は自然が言う通りの雨。
嫌いな人もも多いと思いますが雨の前には良く出てきます。


蛇の幼蛇 多分無毒の「日ばかり」
卵から孵ったばかり


こちら川の中では両生類のアカハライモリがもぞもぞ動く



さて、初夏の色は何色?
黄色を好む人はエニシダを勧める
蝶が絡むと




白を好む人は


今が盛りのアメリカハナミズキ

ブルーべりーの仲間


青を好む人には


アオスジアゲハ

矢車草にミツバチ


緑色の花もあった


ニシキギの花


前回ツツジの花を載せたら、モチツツジとご指導をいただいた。



モチツツジは岡山旭川を境に、西にはこの自生種はないとネットにはある。
しかし抜け道があった。
園芸種というものがたくさんある。
その一種が我が家に五点もあった。
たかがつつじ、されど躑躅、漢字に書いたら読むのさえ難しい。