自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

11月ホタルの定例会

2010-11-29 19:58:46 | Weblog
約4kmの堂々川
ホタル同好会が草刈りや清掃をしているのは1.5kmである。
いつものように国の登録有形文化財の1番砂留に集まり、作業段取りと安全注意。


紅葉見ごろの最後の日
今年の色づきは見事である

34名参加、すでに作業を始めている人も多い


ゴミを拾い集める組


初参加の小学2年生が頑張る
張り切り過ぎて範囲外のゴミまで拾ってくれた


広島県一を目指したヒガンバナの植栽。
少し時期が遅れたがそれでも執念で植えた。



ホタルをたくさん飛ばすための草刈り作業
ドウドウのしぶきに負けずにブーン、バリバリ、チーンと草刈り機が活動する。



下流から多くの人が砂防、砂留見物ハイキングに来られている。
私は見る人と作業を横目で眺めて通る。
私達働く人、ボランテアで!
働く人がかわいそうに見えないかな!普通なら感謝の言葉が一言、2言あるはずだが!



「いいの、いいの」今日、私たちは慰労会をするから。


こんなイカす焼き方もある

遠くから応援に来られた人のあいさつもある


本日の成果
堂々川の砂留は岩盤の上に作られているのが良くわかる風景


5番砂留下


ゴミ集収成果


ホタル同好会の活動範囲外の下流のゴミまで拾ったから
今回はいつもの3倍


ゴミ拾いを他団体の水利組合も実施された。
こちらは数年X?ぶりの清掃だから量も生半端ではない。
1昨日も4トントラック1車運ばれている。
大型トラックのタイヤは君が代が歌えるぐらい苔むしていた。



今回は上流から約3kmの沿道のゴミが拾われたことになる。
今年は今のところホタルの幼虫は昨年より多いので環境面ではバン万歳。
ところでホタルをいじめてくれた猪。
最近の情報では堂々川で1匹、その東側の集落で4匹、ゴルフ場の北側で1匹、
対岸の山では3か所で10匹。
合わせると我がおはこの16であるがこの数作った数字ではない。
獅子じゅうろくの掛け算は良くできている。
内緒の話だが
山の幸をある招待者が約12kg持参、海の幸牡蠣を20kg調達
参加者の皆様よく食べた。

2010-11-26 20:01:56 | Weblog
先日の薬草教室の続きになるが!
どこかの大臣みたいに何とかの2つを覚えれば良いそうだが
我が薬草教室も振り返ればタンニン、たんにんと言っている。
(その大臣、昔1票を入れたことがあるがその時はもっと骨のある人だった?と思う)
たくさんのテーマで2時間半を笑いを多くして過ごしたがブログでは
限りがあるから発表テーマを絞らないといけない。
最近人気が出た果実「フエジョア」にするか「クコ」がよいか
それとも秋になり、「柿が熟し赤くなると医者が青くなる」の柿を選ぶか迷ったが
馬鹿のなんとを一番多く含んでいるから柿にした。


フェイジョア、初めての人に紹介する。木になる

大きな実ではないが香りがよく生食で食べると甘い


クコ


不老長寿が望める木





雨栗日柿と言うだけあって今年は実りの数が多い

エナガは柿に関係ない


柿はタンニンをたくさん含んでいる。
このタンニン不思議な性質を持っており、温服すると下痢止め、冷まして飲むと便秘薬になる。
ゲンノショウコの記事の時くどいくらい紹介した。
柿の薬効を紹介すると
ビタミンA、Cが豊富なため、免疫力をつけるから風邪をひきにくくする。
タンニン、ペクチンは毛細血管の浸透性を良くする働きがあり、
食物繊維がコレ捨てロールを減少させる。
カリウムがナトリウムと結びついてナトリウムを排泄するので
タンニンと共に血圧を低下させる効果があるそうだ。
カロテンが動脈硬化を予防する。
特に干しがきにすると干す前のものより3倍にもなるからうれしい。


暖かい日に皮をむき干しがきを作った。


カビや腐敗が来ないように湯にくぐらせるか、焼酎を霧吹きすればよいと聞く。
聞く?聞いてはいるが今回は何もしていない。

話はそれて以前焼酎の「黒姫」を開発して販売するお手伝いの話をしたことがあるが
その「黒姫」欲しいと言う人が出たのでお酒屋さんに問い合わせした。
1本ならあるが卸元、メーカに在庫がなくなったと回答があった。
それを予約したが、我が買い占めした35%品はプレミアム間違いなし、だれにも渡さないぞ!
しかし酒税法では免許を持たない人が販売したら逮捕されるのだ。
宝の持ちぐされ!

元に戻って
柿には二日酔い・悪よいを直す効果があるそうだ。
酒を飲む前柿を食べておくと(干し柿は効果がない)
アルコールが分解されるときにでるアセトアルドヒデがタンニンと結合して速く体外へ排泄される。
と同時にカタラーゼという酵素が働いてアルコールの分解を速くする。
また、柿には体を冷やす効果があるからほてった体を元に戻してくれる。
おおくの人や先人のおばあちゃんが言う「柿食えば腹が膨れる便秘する」の言葉は事実のようである。
数人から、薬草の先生!、柿は食べたいが便秘しない方法を教えてと言われている。
数人と試してみた。
渋柿を我慢して半分食べてみた。きたない話で申し訳ないが翌朝便を出すのに苦労した。
甘ガキを3個食べてみた。自分は問題なかったがモデルになってくれた人は便秘になったと言う。
数人にモデルを依頼しているので何時か結果を教えてくれるだろう。
柿のタンニンは水溶性で渋柿や未熟柿は渋いが時期が来て果肉に黒い粒粒ができる。
タンニンが固まって溶けにくくなるから甘ガキになるそうだ。

どうしても今すぐ、そこまで待てない人の為に
主原因は柿が含むタンニンのせいで人それそれの体質によりタンニンの量が限界を超えると
便秘になるのではないかと推定している。(医者ではないからこの説信用しないで欲しい)
1個で便秘した人は甘ガキを半分食べてみることを勧める。経験の半分の数で試して欲しい。

その渋を抜く方法は
炭酸ガス、アルコール等を柿にふりかけ密閉して数日待つ。
皮をむいて寒い場所につるす。
ふろの残りを再度温めて1晩つけておく。
燻製のようにいぶす。
どの方法もタンニンを抜くためには柿とタンニンをいじめている。
担任・タンニンと言っても、学校ではこの方法は絶対にしてはいけない。





薬草教室4

2010-11-23 21:33:03 | Weblog
日曜日から行事続きで忙しかった。
日曜日は町内会で開催するお年寄り生き生きサロンに招待してもらい参加。
行事進行が上手過ぎて1時間あましてプログラムが終了。
主催者より手招きされてホタルや砂留の話をして欲しいと頼まれる。
お祝いや寸志を持っていかない弱みがあり、それではと引き受けた。
準備をしていないから適当に30分強しゃべったが今までで今回が1番よかった。
誰も褒めてくれないから自分で褒めておいた。
でも笑いはたくさんいただいた。
(馬鹿にした笑いも含まれているかもしれないが○○公麻呂はださなかった)

さて本日、昨晩遅くまで資料作りをして資料が完成していたからいつものように自然流散歩。
周囲をぐるりと見回せれば
夕焼けには嘘をつかれ多少腹を立てたがホタルの動きは雨予報がズバリ。
(晴れ予想と雨予想の両方を示しておけば必ず当たる。かしこい・・毒)
その雨が紅葉の終わりまじかの姿を見せてくれた。


裏山の紅葉

黒がねもち
実の数の多いこと

ヒヨドリやメジロが実を食べに来ている


いつものように堂々川の巡視、その前に眼についたスギ花粉の準備を見る。


来年の春は大変なことになるのは間違いないと判断できる花の量

松花粉は「悪さの話」は聞かないが松ぽっくりも数は多い
しかし木がほとんどない


堂々川1番砂留


今度強い風が吹くときはモミジの葉っぱは散るだろう


5番砂留、彼岸花の葉っぱがたくさん出ている。
来年の秋の為に肥料を撒いておいた。
来年の次の年には広島県一を目指しているからどうしても力が入る。



朝晩はかなり寒いのに赤とんぼの「マユタテアカネ」は餌を食べていた。
同じようにカラスも餌を食べていた。




カラスはお弁当の残りをポイ捨てしたものをあさり、食べている


お昼近くになったので薬草教室会場へ
そして短いあいさつを終えてサツマイモとキク芋の料理に取り掛ってもらう。
完成した料理と本日の勉強資料は



失礼な話になるが、若くはない人たちが私の話と資料をどのように使われるのだろうか。
心配だが今日はここでお開きにする。

次回テーマがなければ講義と資料を紹介する。

堂々川の歴史を

2010-11-21 20:54:50 | Weblog
本日の天気予報からすると明日は雨が降ると言う。
しかし、空は夕焼けが綺麗。
昔から秋の夕焼けは鎌を研げと言う。
日本語に直訳すると「明日はお天気がよいから稲刈り、稲の取入れをせよ」と。


秋の夕焼け


最近我が家で飼育しているホタルは雨が降る前日は餌をよく食べたり、動き回る。


平家ボタルの幼虫がよく動く


結論は急がない。
後8時間もすればどれが正解、降るか、曇りか、晴れか分かる。
ところで今、頭に痴呆が来ないように堂々川の歴史を書くべきデータを集めている。


本日現在30ページまで埋まった


その内容から見れば江戸時代松の木の伐採が続いたことから山が荒れて
土石流が発生し、おおくの人がなくなったり、下流の人が砂と戦っている。
現在もその兆候が発生している。
山の松が松くい虫被害、酸性雨問題、裸子植物で温暖化についていけない等て枯れている。


山並みの頂上付近はすべて松枯れ

山崩れも見られる


このままでは大変だと四季の森の復活を目指した活動が広島県、地元の森林組合
環境保護に理解がある企業や地元民が植林を始めている。


テレビ放映もある大規模なもののようだ

広い面積を区割りして350人が松を植える


過去の出来事を反省した行動、
地元の森林組合の発案か、広島県の取り組みかよくはわからないが
ホタルの事務局としては良い計画でうれしい。
しかし嬉しいことは長くは続かない。
昨日、多分岡山県の人間だろう不法投棄をしてずらかった。


少し遅れてようやく色づき始めた1番砂留の後背地での出来事


どうせ分別して処理するのだから証拠書類を探して告発しょうと整理した。




証拠不足の為100円と缶ビールとたばことがガソリン領収書を拾得物として届け出た


敵もひょっとしたら警察が来ることを予感していたのか
煙草1箱、缶ビール1缶と100円をそろえておいている。
これで許せというのだろう。面白い不法投棄者もいたものだ。
かなり飛んでしまったが
歴史のデータ集めに戻り
国分尼寺跡と言われる小山池廃寺を撮影した。
少し大きめのため池で鴨が数羽泳いでいる秋の夕暮れ。
この湖底には焼けた瓦がまだたくさん眠っていると案内してくれた人は語っていた。



どこの地でも探せば過去の遺物は出てくる。
それをまとめようとする人がいないだけだと本日取材先の主事が言われた。
この続きは後日へ!

今年の雪は

2010-11-19 21:08:57 | Weblog
11月も半ばが過ぎるともうすぐ冬が来て今年は雪が多いか少ないかが気になるようになった。
例年予想している蟷螂の冬予想を調べた。
その前に気象予報関係者は「今年は寒く雪がおおい」と予報している。
今年の猛暑に関係していた「ラニーニャ現象」が今も続いており、
この現象が現れると寒く、雪が多くなる統計があるそうだ。
この現象はペルー沖の太平洋で冷たい海水が湧き、暖かい海水は西部に寄せられる現象。
日本付近ではジェット気流が蛇行し、北極の寒気が入りやすくなるのが理由だ。
例として2005、06年が大寒波に襲われた。

さて、今年の蟷螂が卵を産む高さはどのくらいか。
まだ事例が少ないが







どれも地上30から50cmぐらいだ。
昨年よりも平均で30cm以上低い。
現状のカマキリ予報では雪は少ないと出た。つまり気象予報士とは反対の意見だ。
これからカマキリがどのような行動を起こすか注力することにする。
ここ数日寒い朝であったが霜がまだ降っていないサツマイモ畑で花が咲いていた。



今頃花が咲くのを見たのは初めての事、生育がかなり遅れている。
それでも11月23日薬草研究会をするそのテーマがサツマイモだから掘り上げないと間に合わない。
芋掘り


昨年に比べて1/4の量の収穫、数が少なく芋が小さい

品種が7種類


鳴門金時、紅あずま、ニンジン芋、安納芋、シモン芋、スイート紫、紫芋
植えた時は覚えていたがネームが消えた今どれがどれかわからない。
人は痴呆が出始めたと笑うが名前だけではない、鎌、鍬をどこに置いたか探すことしきりだ。
芋掘りをしていた約3時間の間に見た鳥の数。家の周りと2時間時の休憩に100mの散歩がある。
冬鳥の季節到来がはっきりわかる。




シジュウカラ

エナガの群れは10ぴき

エナガはシジュウカラ、メジロとも群れを作っていた


メジロとスズメのいさかいもあったが
少したてば何もなかったように行動をする。


スズメ

メジロの食事


散歩途中に出合ったジョウビタキ



どのショットも鳥ミングして大きくしたいがちょうど時間になりました。
今日のところは「はい」これまでよ。
菅、いや完
こんなテーマにまで政治を絡めてくるのは遺憾。イヤ、イカン。

猪ときじ

2010-11-16 20:29:36 | Weblog
狩猟解禁日の翌日
今日も寒い朝だったが遠くで猟犬らしき鳴き声がする。

話はさかのぼって解禁日の前の日、つまり11月14日
堂々川上流では植樹祭が行われる。
ボランテァとして参加することにしていたのでいつものように車に乗り
鼻歌交じりで猪罠を仕掛けた4番砂留の場所を通る。
前の車がブレーキを踏む。ホタルの餌を放流することは聞いていたのでそれで止まったかと!
降りると「何かいるぞ」と指さした先にはイノシシ。


確かに何かがいる


少しづつ近づいてみた。









檻にとらわれかなり激しく脱出を試みたらしく鼻の先が赤い。
最初は座っていたが人を見たとたん起き上って睨みつけてきた。
後から聞いた話だがこの猪
人間でいえば番茶も出花の娘盛りの18歳。
獅子年齢では1歳半前後。
28日同好会の慰労会があるからそこで披露、食す話も出たが
残念ながら今日までは駆除の日。
駆除免許の責任者に通報して植樹祭の受付を済ましに行った。


約330人、県知事・市長代理、県議のあいさつ等があったが
獅子を優先して捕獲現場へ引き返した


駆除責任者が到着



猪はどこかへ行くことになったようだ。
ちなみに猪は約30kg、約40%がに肉になるようだ。それにしても惜しい!
今日は愚痴を言う時間などない。
友人とホタルの餌のカワニナ放流



川の中にいる幼虫はどれだけ成長しているのか確認


源氏ボタルの幼虫 約2cm


猪の行く先が心配だがあきらめて植樹を行い
お昼すぎには別の場所へ移動し
すべての仕事がスーイ、スーイスイと片付いたその時
国道313号線国分寺バス停付近で大きな音がした。
交通事故だ。
飛び出してみると鳥がバタバタしている。


確認 雉のメス


衝突したはずの車が見えない。
これってひき逃げ?
雉がひき逃げされた記事はスクープにはならないかなー!



はるか彼方から聞こえてくる猟犬の鳴き声を聞くたびに
猪の行く先が気になる。惜しいことをした。
世の中、表もあれば裏もあるから今日は雉の話は没にする。

神辺史跡めぐり

2010-11-14 14:14:15 | Weblog
毎年今時期神辺観光協会主催の神辺史跡めぐりが行われる。
昨年から史跡めぐりのバス内案内と堂々川の説明の役を仰せつかる。
ことしも綾小路様のお言葉をいただいて「何と綺麗な皆様の服と山々の紅葉が・・」
「今でもこれぐらいだから若い時の姿は・・・」等で説明させていただきました。
暖かい拍手をパラパラといただけるので多少調子に乗りすぎた部分はお許しを!
本日のコース
神辺西本陣、廉塾、葛原邸、菅茶山記念館、堂々川、国分寺、大坊古墳をバスで巡る。
案内開始、観光協会会長挨拶、注意事項を終えて


集合場所

歩いて神辺本陣へ 本陣の裏から説明開始となった


表門から入りすぐ左の百日紅 樹齢450年とある



一足先に歩いて次の廉塾へ
その途中
太閤秀吉が泊まったところの場所 石の標がある




そこから100mほどで廉塾
さすがガイドさん 説明は迫力と歴史の重みを感じさせる話しぷっり

これだけは覚えて欲しいと話された方円手水鉢


ここからバスに乗って夕日、トンビ、村祭りなどの
作詞家葛原茂先生と祖父のコウトウ先生の生家


この場のガイドさん昔は超美人


八丈岩、権現山 権とハチの鬼が住み山の高さをで喧嘩した。
こんな民話話をしながら堂々公園へ
寒いので弁当を食べた後の時間を短縮して午後の説明会開始


約4kmの川で江戸時代63人の方がなくなったその後で出来た砂留
昭和55年ここが公園になった事の説明があった


備後国分寺、約200mの参道は全国でも珍しい長さと松並木の美がある。
設立当時の飛鳥時代のものではない。



お昼も食べて眠くなったバスの旅
とにかく笑っていただくためには何か話さないと
でも、皆様の希望はしゃべらないでくれるのがベターとか。そうだったのか!
10分足らずで着いた大坊古墳



小さな古墳と思っていたがスタッフを除く40人強全員入れた。
聞けば設立当時の古墳時代後期、畿内の豪族とのかかわりがあった証拠がたくさん出てきたそうだ。



黄砂がやってきて太陽を隠したので少し寒い1日だったが面白かった。
誰がと言われると問題はあるが!

御野小と堂々川

2010-11-11 21:18:19 | Weblog
風が吹く、吹く、木枯らし1号が吹く
木枯らし君、私たちを少しいじめすぎではないですか


葉っぱを飛ばすだけなら
8x8=64 ハハハ、ムシで許せるが

桜の看板をなぎ倒すなんていけませんぞ


桜の看板を取り付けて10カ月、支えがもう腐っている。
今年も30本サクラを植えるのでオーナーを募集していますが
支えの材質選定をやり直さないといけない。やはり輸入品ではダメか???国産ネズミサシが良いか!
そんなことを物思いし、本日の行事でもしも質問が出たら困るから現状を確認した。
堂々川最大の6番砂留


紅葉がかなり進んだ
石積してある石の数を数えた


今日の行事は御野小学校で地元に残る200年以上前に作られた堂々川の砂留
現在流にいえば砂防ダム「堂々川登録有形文化財の砂留群」の役割や構造を
最近特におおくなった土砂災害等を実際に対応しておられる広島県の砂防専門家が
解説する授業が行われた。
11月10日の山陽新聞に写真入りで載っていた。
あれ、その新聞の写真、写真を撮っている人がいるが我が身によく似ている。
小学校へ来る前、想像したとおり6番砂留の1/50の模型が勉強のする図書室に鎮座している。
聞けば県から地元の御野小に寄付されるのだそうだ。


砂留の模型、石の数は800個あるとか
つまり模型の四角石が800個あると言うことだ


授業の始まり




画像をパワーポイントで

生徒たちは6番砂留と広島にある現代の砂防堰堤の構造を図面で比較した用紙に習ったことと
自分たちのグループ討議からアーチ型とか水の抜ける道があるとか砂留が黒いとかを紙に書いて
貼り付けて行った

そして成果の発表
大人顔負けの意見が続出する


恥ずかしながら今の小学時代にいなくてよかった。
あまりにも難しすぎて対応しきれない。
親御さんは質問されたらきっと答えられないと思うよ!

校長・教頭・担任の先生に見送られて小学校を辞し
県のお二人と歴史が残る現場の視察案内及我々が
疑問を持っていることを教えてもらうため堂々川に行く。
気さくに対応してもらえた。


1673年堂々川で土石流が発生し、63名の尊い命が失われ
国分寺が流出した事を記した石塔へお参りした。


明治時代の村境の標が残っていた


東中条村 上御領村


堂々川ホタル同好会が作リ始めた「堂々川の今昔」なる史実を残す冊子の
1ページが今回教えてもらったことで埋まる。
有難い半日だった。

秋の一日

2010-11-09 19:57:05 | Weblog
ある所から受けた仕事はとんでもない内容であった。
仕事に上下は無いが好きとか嫌いとかはある。
本日は仕事が2件と秋の観光が2件ついてきた。
仕事1.
エコフィールド飼育技術についてである。
まずフォトから紹介





捨てられる食材を回収・加工して飼育・動物の餌にする。
焼却する物はCO2削除、水に流せる物等は汚染防止、
与えられた方は肉質がよくなる八方得の仕事の進捗を確認した。
言葉は良いのだが豚がつくだけにとんでもない仕事と相成ったわけである。
ゲン直しは芦田川の鴨、もう秋も終わりなのだろうか数が多い。



仕事2.
次の仕事は焼酎「黒姫」の関係、おかげで発売してから順調に販売できているようだ。
今の状況なら来年10月に次のお酒が出来るまでには売れてもし残りがあればプレミアムがつくのは間違いない。
有難い。アルコール35%の商品はすべて自然が試験・PRように買い占めてしまった。
明後日からは今年度産の大薯福芋を掘るのであるが新製品作りと販売の企画打ち合わせをする。
話の前に腹が減っては戦が出来ない。
ある事務長さんが連れて行ってくださったそば処


田舎そばを食べたがいける
そば湯がまた格別な味、この味癖になりそう


この打ち合わせが終わった後、すぐ近くにあるに枝広邸、
幕末から明治にかけて3代続いた開業医の家を福山市が整備していまは沼隈文化館


和室が貸し部屋に設定されているようだ

この家の前は川だが海水が混じっているのか蟹がいる
ガンギを降りて水をなめる勇気はなかった
まだ甘さが残っている我が身が憎い


元枝広邸をサーと流して
今人気の竜馬伝で名高い鞆の浦の観光をすることにした


秋の夕日はつるべ落としと言うから感傷は抜きにして
先を急ぐことにした

たくさんのカモメを見る


鞆の町の狭い道に入る前の小高い場所の会社、福山本社なのに
尾道ラーメンを作って人気の店、ちくは・・・美術館がある。


今回はPRすることは止めにした
味がよい店なので、別に嫌いではないことを断わっておく


おおくの人が訪れる鞆のシンボルの場所


西方の遠景

月曜日なのにこの観光客の数、なんで!
我が身と同じ暇人の多いこと


こんなトンでもない1日が終わろうとしております。完。



秋本番

2010-11-06 21:19:52 | Weblog
紅葉がスピードを増して進む堂々川を巡回した。
堂々川は全長4kmに満たない小さな川だが自然には恵まれている。
が最近スポーツフィッシングなる外来魚を釣る遊びが流行っているようだ。
上流の池に魚を放流するから下流にもブルーギルやブラックバスが増えている。
そのせいで日本古来の生き物は絶滅危惧を心配しないといけない。
自然を守るためには誰かが悪者にならないといけない。
水利組合に依頼して看板を立てることにしたそうだ。


ある会の人、身銭を切ってなぜ看板を作るのか
絶滅危惧種の生き物をを守るため
名前は隠すがある男が立ち上がった

日本赤ガエル
広島県準絶滅危惧種

カスミサンショウウオ(芦田川見る視る館に住んでいる)
広島県絶滅危惧種Ⅱ類


話は変わって本題の秋はどこに来た


葉っぱに来た

堂々公園に来た

日本一の砂留に来た

下流の谷にも来た


その谷の近くに獅子を獲るわながあるが餌をやっても
10mまでは来るがそこから先は危ないと近づかない。


檻にあるのはサツマイモ

猪の足跡


魚釣りを悪いと言っているのに猪獲りは良いのかという意見もあるが
こちらは最近、里に出て畑を荒らしていると言う。
猪獲りは人間流に言えば正義の行動だそうだ。
物騒な話はさておいて
空を自由に飛ぶ鳥が帰ってきた。


ジョウビタキのメスとスズメのいざこざ
ジョウビは天辺でチュンは左

かなり悪声のシジュウカラ

赤とんぼ


この鳥たちが遊ぶようになると秋本番
マユタテアカネがいつまで飛ぶかわからないが
堂々川の自然よ消えないで欲しい。
いや、消さないで欲しい!

赤や黄色の世界はきれいだ。堂々川の美はもう少しで最高になるはずだ。
お暇なら来てね。不法投棄の番人になるから。