自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川付近の自然

2016-07-30 10:25:39 | Weblog
堂々川周辺は自然が豊かであることはすでに紹介済みですが
夏休みが始まり多くの子供が堂々公園にやってくる。
その子供たちが見つけた自然日記に少しの発見を追加した。

少し涼しくなった16時過ぎ、堂々公園の彼岸花植栽地の
草刈りも考えて猪防禦の網を除去する作業を行った。
福山市の西小学校と御野・湯田・中条小学校の生徒が植えてくれた
ヒガンバナの球根を猪が掘り起こすので網を地面に引いた。






草刈りをする時刃物が巻きつくので網を除去した。
ちなみに本日(30日)朝、猪の50kg弱がハコワナにかかった。
7月、3回目で4頭。

その頃堂々公園で遊んでいた親子4人家族が変わった生き物が木を登っていると叫んだ。

その声に誘われて駆け寄った。


セミの幼虫の羽化が始まっている

母親の観察力が子供の絵日記に書かれる
お母さん本気で見つめる

約20分後、クマゼミの脱皮
後は羽を乾かす時間が必要


当方セミの相手もしたいが他の記事ネタは無いかと周囲を見回す。
あった。
鳥の巣箱が木に掛っているがどれも壊れかけている。


紐が切れて木の股に落下

上蓋が何処かへ飛んで行っている



聞けば会の役員が数日前に地上に落下したものを木に設置したと


新しいテーマ「鳥の巣・巣箱」が頭に浮かび、車で上流の鳥の巣を確認に行く。
ミサゴの巣


2羽のミサゴが巣にいる


幼鳥か親なのかはわからない。

ミサゴを刺激してはと思い帰り始めた途中
電柱にかかっている巣箱を見つけた。

これは3年ほど前、三次市作木で仏法僧を保護するために
電柱に巣箱を掛けた記事があったがそれだと思った。
絶滅危惧種の渡り鳥「ブッポウソウ」の巣箱か!




早速巣箱を作ることを考えた。
まず、友達が鳥撮りをしていると聞いていたから電話した。
ブッポウソウが飛んでいる写真をメールしてくれた。




もしかして、堂々川の近くにもこの鳥がいるかも!?




素晴らしい堂々川
改めて実感したがこの鳥、幸せを運ぶ青い鳥か。

花とヒョウモン蝶

2016-07-25 21:03:11 | Weblog
噂ほど気温も上がらずしのぎやすい今日この頃の夏
気象予報士は面白い解説をしているが本音は気象庁だよりのようだ。

我が家の近くに通常の気象の統計と人工衛星の発射前後の気象を調べ
ロケットが発射されると必ず異常気象が起こると言っている人がいる。
成層圏を突き破ったり、大気圏にものを入れて燃やすのだから
そんな考えも出来ると思うが自分が調べる気が無いから適当に相槌を打っている。

昨年よりかなり早く咲いているナツヅイセン(ヒガンバナ科)
これって異常気象のせいだろうか。


今年堂々川では200本ぐらい咲く予想


正式な名前はわからないがセンノウ花と印刷した栞には書いてある。


昨年より遅い開花


今日のテーマは「ツマグロヒョウモン」
この蝶、南国が住処だが最近は日本でも増えている。
温暖化の進行ゆえか。


曇り空の今日、17時にはお休み態勢


この蝶の幼虫はスミレの葉が食草
数えてみたらスミレ群に大小5匹がおり、葉を食べたり移動している。









彼ら幼虫は想像以上に大食漢、大株のスミレを綺麗に食べて茎だけにしている。




30mほど離れた場に蛹が枯れ草について揺れていた。
草の茎ごと採って幼虫のそばにおいてみた。


どんな幼虫の蛹だろうか


忘れなければ毎日観察をすることにした。

無視できず

2016-07-23 14:20:41 | Weblog
晴れて32度を超す7月下旬、よりによって24日お昼から
草刈りをすると森林組合にから連絡が入る。
写真撮影を頼まれている。作業前と作業中と完了時の3点セットが必要。
作業前は当日では撮り忘れることもあり、山に入って作業前を撮影した。

山に向かう前に堂々川のゴミを拾った。
相変わらずタバコの吸い殻を捨てる輩


車を止める所があると捨てる
考えなくては!


夏本番セミの声がうるさい。
今朝我が家でセミの第一声は6時44分のクマゼミ
7時過ぎにはニイニイゼミの声、10時を過ぎるとアブラゼミが鳴く。


クマゼミ
ニイニイゼミ
このセミは保護色?見つけにくい


アブラゼミ




堂々公園のトイレの壁で羽化


草を刈る場の撮影現場には虫や爬虫類、両生類と生き物がわんさと住んでいる。


カナヘビに出合う


八丈岩までの散策道にはバッタ類


隠れたつもり

まだ翅が無い松虫の仲間


そのいきものを狙う、ヤマアカガエル?




昆虫をえさにするカエル 現場撮影が終わったのでカエルことにする。


木の天敵カミキリムシ


100mほど歩いてこれだけの生き物
無視するわけにはいかないので記事にしてしまった。

一部始終

2016-07-21 18:27:08 | Weblog
先日の仕事帰り、18時頃1kmも離れてない所で黒い煙が見える。


障害物の山を越えたら火と炎が目の前
火事のようだが消防車はまだ


現場から30mほどの所へ車を置いて


18:03 見物客もまだ少ない


18:05大きな音がする
車は道路の左、歩道に止めてあるから横を通り抜ける車は多い。




撮影者は火災の車の周りを回る。野次馬が100人を超えた。
学校の先生も生徒の指導にこられた。


18:08 まだ消防車は来ない


18:09


パトカー他警察の車が来る
すぐに通行止め


18:11化学消防車が近くまで来ているが他の車が邪魔



18:12ホースを出して接続を始める



タンク車と接続が済んだら泡消火開始



18:14には赤い炎は見えない



消化活動が始まって3分過ぎたら煙も炎も見えなくなった。
心強い消火活動であるが前置きがつまり消防の到着に時間がかかっているのが残念である。
原因とか因果関係などは知る必要もないので
火が消えたらめでたし、めでたし

広島へ

2016-07-17 15:20:14 | Weblog
福山は広島県の東の端、広島までは約100km
高速バスで1時間30分ぐらいの時間、
先日10月9日の全国砂留シンポジウムの相談で県庁を訪問した。


高速バス

広島県庁の案内


大枠の打合せを終えてルンルン気分で広島の街へ出る




人口は福山市47万、広島市100万超、まちの規模はレベルが違う。
福山市が市制施行100周年にあたり「何もないとは言わせない」と叫んでいるが
確かに南の鞆、中央の福山城、北の神辺堂々川以外目立つものは少ない。

元に戻って広島の街、市内路面電車をはじめとして広島カープが目立つ


他の町では市電と言うが広島は広電

JRでもカープ


広島の街はカープで盛り上がり、もう優勝したような気分。
昔10ゲーム以上離したのに3位ということもあった。

広島1の繁華街、仕事の一つコンサルの知識を得るために
本通り街にある「広島夢プラザ」へ
確か東京ではたう(タウとは届くと言う安芸弁)という広島の物産店。


本通り
県各地の物産を販売している


18時前広島球場へ
入場券は販売してないと言うがもしやもしやと1周した。


思い思いのユニホームを着て観戦


着いた時は18時過ぎ
大きな歓声が聞こえる、多分点を取ったのだろう。

もと来た道を広島駅の方向へとぼとぼ歩く。
梅雨明けした後の戻り梅雨の雨の心配がある広島を後にした。

御領遺跡出土品

2016-07-13 16:52:48 | Weblog
堂々川ホタル同好会の最近の出来事報告です。
7月になって2回目の猪捕獲です。
約40kgの雄猪です。


金網があっても突進してきます
怖い!


雨がよく降ります。草の伸び具合も半端ではなく8月には夏水仙が咲く場
につき斜面の草刈りをした。文明の利器はスピードも作業後の仕上がりも
普通の草刈り機よりもすぐれものです。
普通の草刈り機の@12,000~35,000ぐらい
この機械約24万円であるが能率はUPしており買って良かった。
助成いただいた7&11さんありがとう。


特に斜面は楽チンです


今日も午前中広島県西部は大雨・洪水警報が出ていた。
先月23日の雨では土砂崩れが至る所で起きている。


資料館

神辺歴史民俗資料館へ行く道


歴史民俗資料館では国?広島県?の重要文化財にしてもおかしくない土器が展示されていた。


卑弥呼時代の大型船の絵が描かれた土器片



広島県ではこのレプリカを作ると聞いている。

その土器が出土した場所は
古代ロマンの匂いぷんぷんの八丈岩
(この岩の上には鬼の足跡が残る)



この岩の上から季節によるが年に5回以上雲海が見られる。
その雲海が隠す御領遺跡

1時間もすれば雲海は消える


雲海



古の遺跡が分かる地図が下記ののものである。




次回は広島の記事です。

赤い花

2016-07-07 21:38:02 | Weblog
梅雨明けについてはまだ何の連絡もない。
それなのに35℃を越えたと言う。西も東も無茶苦茶暑い。
気象庁の予報が当たらないのも異常気象が原因だろうか。
これ以上追及すると「ひまわり」が悪いことになる。
さすがに上から下を見て写すだけの文明の利器が悪いとは言えない。


ひまわりではない。赤い蝶がテーマの色だ
この花も害来種、異常繁殖している


くまばちがスズランの木の蜜を吸う。
後ろでぼけているのはモミジの赤い葉。急に色づいた。




赤い花の紹介


ヒオウギスイセン


カンゾウ


ヤブカンゾウなのかのかんぞうなのかはわからない


「のかん」ぞうなら洒落も入れたいが今日は止めた。
「のかん=居場所を動かない=備後弁}


一杯咲くと迫力があるが今は1輪のみ
ノウゼンカズラ


かんなが控えめに咲いていた。




グラジオラスの赤。我が畑で群れている。古代山陽道から見ればど迫力の花。






種は同じだが赤というには無理がある。



この花に止まっていたがモデル依頼をしたら飛び立った。
5分経っても止まらない。10数匹が周りを飛びだした。
1匹に狙いを定めて追いかけるが見失い、次を追いかける。
結局あきらめて、手動でピント合わせをして飛ぶトンボを狙う。




ナツアカネのようだ。
秋には真っ赤になって堂々川を飛んでくれるだろう。
空が夕焼けのように赤くなり始めた。
もしかして明日は雨か!

梅雨明け

2016-07-04 22:01:47 | Weblog
例年より少し早いようだが自然や生き物の動きから梅雨が明けたと絵日記に書いておく。


2時ではなく6時にかかる虹


梅雨明けには入道雲が湧きだす、雷がなる、セミが鳴く、桃が熟しだす他が多くが見られる。
まず雲の動きが変わってくる








今日も16時頃から雷がなり、20時過ぎても遠くで稲光がしている。
1昨日(7月2日)セミが鳴いていた。


ニイニイゼミ


神辺桃も販売が始まった。


残念ながら我が家の桃は受粉ミスでほとんど期待できない


メダカの産卵が始まる。




熱いからサギも水浴びを始めた。


考える鷺 絵になる


ここ数年梅雨が明けるとすぐに猪がハコワナにかかる。


40~50kgの雄2頭


猟友会の人が駆除してくれる。




かわいそーになーと蝶が罠に止まって動かない。




蝶にどんな関係と聞いても答えるはずはないが
熱い夏はしし鍋(牡丹鍋)で無い方が美味しいと教えてくれた。

梅雨が明けたとつゆ知らず気象庁発表を待つのも辛いことだ。