自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

連携プレイ

2015-04-27 21:51:08 | Weblog
今年度ヒガンバナ植栽2回目の小学校の生徒がやって来る。
その前段取りとして湯田学区の民生委員、生徒たちの保護者
ホタル同好会の会員が2時間前から手分けして準備をした。


球根準備2640球


頭書聞いていた数より50人多い。


孔をあける


覆い土を運ぶ

子供たちの到着は11時30分頃、13時から植栽
することで解散した。

13時から堂々川のおいたち、川の特徴、親水公園
環境、ヒガンバナの話をして、植え方指導。






子供によっては顔が公表されたらダメと言う。
各クラスに1名はいるらしい。
慎重に対応したが子供はOKでも親がだめと言う事もあるらしい。
遠くからの写真希望は学校からあった。


まだ小学4年生


美人の記者さんが手を出しても、カメラレンズが気になる。
ホタル同好会の副会長がホタルを復活させるために川の葦を
刈り取り流れを回復させた。そして源氏ボタルの餌になるカワニナ
約16000匹を捕獲して来たので放流してもらうことにした。


カワニナ放流


いやだと言う子もいたから希望者だけにしたので残るはずが
いざバケツを渡すと吾先にと黒だかりになり、私を怒る子もいる。
これで終わりと言っても僕まだやっていないと鳴きそうになる子。
ごめん、ごめんと謝った。
植栽が終わり全員集合、来た時よりも美しくと先生。
全員が堂々公園のゴミ拾い。70%の子がゴミを拾い
リュックサック中に入れた。

24日来訪の生徒の約6倍、数に圧倒された。
列の先頭が公園を出たあとからの長い列




成果も十分上がった。秋には300球程花を付けそう。




堂々川条件付き日本一の砂留の上に藤の花
下にヒガンバナを植えてあるとは知らない人が
平気でふんずけ、カメラを向ける。




嵐が去った後
砂留と藤の花は何事もなかったように綺麗に輝いていた。

ヒガンバナ植栽1

2015-04-25 17:06:41 | Weblog
広島県NO.1を目指して今年もヒガンバナの植栽を行う。
ヒガンバナを植えるには目的がある。
不法投棄防止と子供たちに植えてもらい将来の後継者を育てる事。
子供に親を教育してもらう。

会が清掃をすると決めている最下流点、
この場所は年に数回は大きな交通事故が起きる。
交差点に砂が積み上げられ視界が悪い。これをヒガンバナを
植える機会として砂を取り除き植えた時の被せ土にする。


土を袋に詰め運ぶ


子供たちが来る前に済ませておく作業の一つだ。


中条小の生徒が遠足途中に拾ったゴミ
半端な数ではない。昨年より進化。


拾った子供たちはゴミを自慢そうに見せてくれた。
ヒガンバナの植え方を説明して植栽開始。




大きな球根を選ぶ子
この子は賢い。大きな球根は今年の秋咲く



校長先生も子供に負けないで植えられた。
一人10球強の640球を準備しておいたが
最高は22球植えたと宣言した子もおり植え終わった。
そして、急な話だが
堂々川の歴史、堂々川の自然、ヒガンバナの話を要望されて
10分の予定を14分ホタル同好会の人が話した。


皆でお礼を言ってくれた
お礼は同好会の方が言うのに!


解散前に一人の女の子がやって来て、ヒガンバナの話を
学校でもして欲しいと依頼された。
OKともいえず先生に相談してから出来たら先生からねと答えた。
今年も勉強会は


村境石の話題が出た


この石の西側が中条小の先輩が植えた白のヒガンバナ
東側を御野小学校が植えた赤のヒガンバナ
なぜ分けたか聞いたら平家が赤の旗、源氏が白の旗だから!
昨年の事を覚えていた4年生
白が勝ち、赤がつら勝った。裁判とか堂々谷餘滴等の難しい話は
省いた。先生曰く御爺ギャグで締めたのが良かったと。
コミを拾った子供たちに改めてお礼を言ったとき
パトカーが通り乗車のお巡りさんが敬礼をされたのを見た人は少ない。




話は変わって堂々公園の中で2個所ホタルの発生場所がある。
その1ヶ所、良く調べたら何年間も清掃をしていなくて
少し異臭も出ていた。だから昨年0だった。
天候も良いから役員が川の草を刈ってくれた。


ドンブリ谷から流れる小支流


なぜ清掃されないのか?疑問は残ったが綺麗にすることにした。




刈った草を岸に上げ




作業をすること1時間、
汗をかいたので日曜日の定例会で応援を頼むことにした。

綺麗な風景だが手入れをしないと老化する。ホタルが消えた。
人間も自然も同じと感じた一時でした。



彼岸県1への目標

2015-04-23 16:55:39 | Weblog
近隣3つの小学校が遠足に来て我々と共通目標のヒガンバナの里
広島県NO.1を目指す取り組みを進める。
フジノハナが咲き、


堂々公園6番砂留上のフジノハナ


暖かく汗がでるくらいの御天気の日、蝶やトンボが遊ぶ。








イトトンボ


先日の夜羽化の後を見たとんぼ?


蝶よ花よと世間は浮かれても我々はごみぜろ(530)運動、
不法投棄防止を旗印にヒガンバナを植えていく。
今年は市内でも最大規模の小学生も学校からゴミを拾いながら
堂々公園まで遠足に来て球根を植えてくれる。

球根は我が家のもの友人が田んぼの畦道で調達したもの
会の副会長が2000球確保したもの合わせて4000球を超えた。


ハイ真面目に、数えました
200球入り段ボール22箱


植える場所は堂々公園内と森林組合と公園の境


グランドゴルフをする人が放置している場


その場所やゴルフをする人が通らない端っこ。
遊ぶ人にも結構配慮しているつもりだ。





次は26日の日曜日会に小学校2校の保護者を含めた人達が
3000球用の穴を掘る。
穴掘りや整備に携わった人はゴミを道路にポイ捨てしない。
環境保護には良いアイデアである。

環境についての記事


カラスが砂留を見守っている


私が到着する少し前、この2羽のカラスと青大将の戦いがあり
青大将が砂留の石の間に逃げ込んだらしい。
出てくるのを待っているらしい。
一仕事して帰って来てもまだ待っている。10分超!
カラスはしつこいのであります。
夜のカスミサンショウウオがいた場所。
すでに水が無くカスミはいない。多分予想通り亡くなっている。
付近を少し探すと


カスミの幼生が元気だった


22日は作業も予定通り、自然観察も予想以上の成果だった。

堂々川夜の生き物

2015-04-20 11:26:56 | Weblog
4月、雨の夜は堂々川へ生き物探索に出かける。
10日、14日は強い雨でホタルの上陸は確認できなかった。
19日の夜ホタルの上陸は終わりに近いはずだから
数日前に猪と遭遇し怖さが残っていたが川へ入る。
定点観測、最下流2匹、上流2つの地点は上陸未確認
4番砂留川原で4匹、5番砂留川原で10数匹
その先では上陸3匹、予想通り上陸は少ない。
19日のホタル上陸


今年砂留を登るホタルは確認できず


水から陸へ登ったばかりの幼虫


光りながら上陸
草を乗り越えるのに苦戦中

川の中にある不法投棄のブロック近く

セメント渦を乗り越えて上陸


この写真はレンズを開放した時の光りの軌跡。
這う速さは想像よりかなり早い。


30秒開放

3分開放


ホタルは生命力のある虫、橋の下の乾燥場所を這う。


外から見ると皮膚は乾燥している


ホタル上陸は想定内の数、もし6月の飛翔が少なかったら
皆さんにどんな言いわけをするかその言葉が頭の中を横切った。
言いわけをしないことを期待する。

夜の川では予想外の生き物が見つかる。


ががんぼの成虫


トンボのヤゴ


夜でなくても見つかるはず


この生き物、名前も生態も分からないが蛭の仲間のようだが
乾燥した橋の下の壁を這う


はてな?


昨晩のメインはこの両性類


懐中電灯の光に浮かぶ
カスミサンショウウオ


絶滅危惧種Ⅱ類のカスミが雨で上流から流されてきたと予想。
このままでは近々お亡くなりになる。
保護を考える必要がある。
福山市100周年イベントの件で頭は一杯。
昨日の御領山横断ハイク共同開催だったが雨には勝てず中止になった。
次は5月13日御野公民館で
御領遺跡・御領山古墳群の講演会を企画している。
今旬の話題を福山市の文化課の出前教育、
一躍古墳研究家として名が出た古墳研究家の
お二人の講演を13時半から先着100名で開催します。
入場無料、今回記念品はありません。

それはそれ

2015-04-17 21:12:14 | Weblog
雨が良く降ります。
川の水も多めで流れ、
登録有形文化財の砂留の修理した場所の穴から水が落ちる。


3番砂留


国の文化財には国宝、史跡、重文、登録文化財等があるが
登録と付けば縛りは他のものより緩いらしい。
国の登録有形文化財なら修理の際、
元通りではなくこのような孔をあけてもよいらしい?
仕方がない。この最上部は江戸時代築造ではなく明治以降の嵩上げらしい。
が周囲の人は県とか国に文句を言うのではなくホタル同好会に
一言物申すと言って長々と話しをする。
だまって聞く人もいる。要するに暇人がいる。

堂々川の川沿いはつつじに八重桜が目立って咲いている。
ヤマザクラは目立たない。






カラスのエンドウには蝶類が飛んでいる。


この蝶は目立つ


此方の蝶は目立たない




良く見れば良い色を出している


福山市100周年プレイベントがこの4月から始まっており
堂々川ホタル同好会はすでに記載したように4つの団体が一つになり
「御領の古代ロマンを蘇らせる会」として活動を始めている。
現在は古墳がメインでPRしている。
4月19日には2つの団体がスタートする。
「ぷれすしーど」紙が上手にまとめてあるからそれを参照にした。
「福山琴の音プロゼクト」
我が会と菅茶山記念館がコラボして
八丈岩、御領遺跡、御領古墳の丘、硯岩、堂々川の砂留等を
2時間半かけて歩く史跡と健康ハイクの2つがトップを飾る。

何回も紹介しているが改めて古墳を紹介する。


御領の古墳の丘
この丘には16基が発見された


先日広島県歴史民俗資料館の新館長と学芸員殿を
強引にお誘いして次の約束を1時間も遅らせた経緯を持つ場所。

我々の会で一緒に活動している「自転車と遺跡を楽しむ会」の活動が
想像以上の活動で県や市が調査したデーターを大幅に更新している。
すでに中国四国九州NO。1の数字になった。


広島県重文クラスの古墳
大きさは県トップクラス

なぜこれが無印なのか


原因を究明していかなければならない。


すぐ南にも同じような円墳


2006年2月に福山市と合併した神辺町
同じ年の4月に会を発足させた堂々川ホタル同好会
多分神辺町が続いていたら今のような会の発展はなかったろう。

大渓水

2015-04-14 09:45:42 | Weblog
渓谷の小さな流れも集まって海に流れる。はじめの弱点もその後は
耐えたことにより長所となって幸運が舞いこむ。
堂々川の上流の砂防工事、セメント渦でホタル上陸が少ないと思うのは
いかがなものかと思ってはいるがこのタイトルの言葉に期待する。


補強工事も終わりに近い
石に似せた偽装工事も続く

一昨日でもまだ川底にはセメント
生き物には害はないそうだが?


話は変わって
不法投棄を防止する対策から始めたヒガンバナの植栽
今年は近郊最大の小学校が参加してくれることになった。
3、4年生250人がヒガンバナを植えてくれることになった。
この子供たちが遠足で学校から堂々川までゴミを拾いながらやってくる。
校長先生と地域の民生委員の姿勢に感謝。
しかしすでに堂々川中流域800m間に5万球が生育している場所
250人が簡単に入って植えられない。
調査して考え、福山市公園緑地課へお願した。
堂々公園がある。
すでにグランドゴルフをする既得権を持つ老人クラブが苦情を言ったら
困るので6番砂留寄りの未整備の場所を中心に考え提案した。


倒れた木がそのままにしてある

何と人の良いこと


ここを整備して植えてもらうことにした。交通事故の配慮も出来る。
既得権のある方、以下のところも1500球植えるからはみ出しは勘弁ね。






またまた話は変わって昨日13日、
咲き始めたアメリカ花ミズキとゴイコウ桜の黄色花を見ていたら
空の雲の動きが面白い。
下層の雲はこっち(東風)からあっち(西)へ
上層の雲はそっち(南)から北西に向けて走っている。


アメリカ花ミズキ
親は赤系なのに子はアイボリー

我がゴイコウは関係なしに咲く桜


白のヤマブキも咲き




外国からやってきた黄色のカタクリ




今のところこの園芸種として入ってきたカタクリが日本在来種の
可憐なカタクリを淘汰している害来種と言う話は聞いていない。

ホタル日記2

2015-04-11 20:40:35 | Weblog
菜種梅雨前線が日本付近に横たわり
雨の日が多くなっている。
散らしの雨が降った10日夜はホタルを訪問するが
それはおいといて


かなり葉の黄みどりがめだちだした


タラの芽が食べごろ、




ソラマメの花と見分けがつかない蝶がいた。




アオジが久しぶりに姿を見せた。




翌日、つまり10日は午前1時頃から雨、そして20時頃止んだが
総雨量が34mmに達した。
普通の雨なら100匹以上のホタル幼虫の上陸が見られるが
水量が多く、流れが早いから上陸できないのか
それともセメント流出の後遺症かまだ断定はできないが
上陸数が少ない。次回の雨に期待しよう。


5番砂留の川原は上陸0


どんどんの水量は多い。


よく見ると中央部右に2匹の幼虫が
登るかやめるか考えている


最下流のホタル上陸は7匹ほど
道路を横断して交通事故に会う仲間がいた。


この道を横切る


緊急避難を考え幼虫をつかまえて、道路脇の土のところへ移動


丸くなってしばらく動かない


10分弱、動きだして石に登り始めた。
このホタル高いところが好きなようだ。




上流の幼虫上陸は2匹のみ、
22時前には引き上げ指令を出して家に帰った。
本日の上陸確認数、9匹

花とホタル

2015-04-07 21:20:20 | Weblog
平年より少し早い筍が顔をだす。
雨後の筍は伸びも早い。筍といえば猪。
山から200m程離れた所に位置する我が家でも
猪来訪の可能性がある。先月には40m東の畑を走ったらしい。
やられる前に檻をしかけようと駆除の署名を集めた。


孟宗竹の筍


花チラシの雨が降る。


堂々川の人家に一番近い砂留
1番砂留


右上にはつつじも平年より1週間早く咲きだした。
上流でもつつじは咲いている。




さらに上流、四季の森の桜は雨の中満開を誇っている。




水鏡に映る桜が綺麗。








淀ケ池東砂留はソメイヨシノをバックに映えている。

冷たい雨は夜になっても降っているが
夜のご出勤、今日も欠かさず川の中に入る。
雨は強くなったり、弱くなったり


山を下ったところの信号が霞んでいる


ホタルの上陸は今日も続いている。
でも、雨が強くなったので




満足な写真は撮れない。焦点も合わない。
怪我しても損だからこんな日は早く帰ることにする。




本日のホタルの成果は約40匹の上陸。
濡れた体は冷える。記録は満足なものはない。
カエルも鳴くから、カエルに勝る対策はない。


27年ホタル日記1

2015-04-04 14:32:47 | Weblog
桜が咲いた。2輪咲いた5輪咲いたと思ったらすぐ満開になる。


桜と思ったらスモモだった

この鳥何?
嘘かと思ったらイカルだった。

神辺桜の名所

福山市の天然記念物アベマキ


花が綺麗に咲いている。
堂々川でも砂留のバックにソメイヨシノが咲く。




鳩も桜に寄ってきた。平和なんだ!


川の流れ、水の温度は


16℃


ホタル上陸の条件は整った。
後は雨の降るのを待つ。


タレユエソウが咲いた
4月3日雨が降る


堂々川の砂留の各場所でホタルの幼虫が上陸を始めた


しだれ桜が満開の3番砂留河川敷


上流の工事の影響が残っているのか1匹光るだけ?
心配は募る。
4番砂留上流部ドンドンでも1匹のみ上陸




最下流では3m近い崖を登り道路を這う幼虫発見


緊急対策で避難はさしておいた


工事の為のセメント大量流出を心配していたが
ホタルは強い虫
影響範囲はわからないが初日の発見としてはかなりの数が
上陸した。一安心・・・・。


この場では五匹が上陸


猪がウロウロしているから適当なところで初日は帰宅した。
上陸確認数18匹

ホタルの知識
ソメイヨシノが咲いた最初の雨の夜上陸を開始する。
その頃の水温14℃を超えている。
アスファルトの道路、道幅5mぐらいは軽くクリアーして
土のある場所へたどり着き土に潜る。
(堂々川の事例)