自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

むしたちが動く

2008-04-28 19:45:25 | Weblog
ライラックが咲いてポポーの花も咲く。


満開のライラック

茶色の花ポポー


小さな動物達の活動が始まっている。
アケビの花のそばでは尺取虫の仲間が遊ぶ。
ニシキギの花は咲いたが葉は毛虫たちに襲われ、糞が落ちる音がしている。


あけび

ニシキギ


今日はホタルを休んで田圃のあぜ道の草刈。
もう10年以上農薬を撒いていないから虫たちの数は多い。
かえるが出てきてこんにちは。
虫さん一緒に逃げましょう。



土かえる君は気持ちが悪いから最初におかえ(る)り願った。
があんのじょうスズメが虫たちを襲い始めた。





かえるたちも右往左往。
バッタが飛び出しバッタ、バッタと逃げ惑う。





かえるは逃げながらも背中のペイント色を競っている。







こうしてフォト遊びをしながら草を刈ると疲れが少ない。

もうしょか

2008-04-25 11:02:34 | Weblog
 しばらく仕事に励んでいたら季節はいつか初夏を迎えている。
昨日、今日は少し寒いが1昨日は25℃で暑かった。
周囲を見ればナツメが芽を吹いてきた。
ナツメは名前の由来どおり夏になると芽を出すからついた名前のようだ。



そこでは今までとは違った声で鳴く鳥がいる。
ここでも繁殖の準備が始まったようだ。



柿の木も芽を出してきた。
山を見れば一雨ごとに若葉が彩をかえる。



その山の麓では


ノムラモミジとアメリカハナミズキの白

ツツジがピンク・白・赤と並ぶ


他所の花は綺麗に見える。
が堂々川も負けないはずと美を探してを歩いた。


1番砂留の八重桜

6番砂留東の山の藤

堂々公園の藤も遅れてはまずいとつぼみを開く


同じ山ろくでも南と北では気温差があるようでこちらはつぼみが少し開いたところ。
世に言う「娘18番茶も・・・」これからが楽しみである。

堂々川のホタルは月がとっても明るい15夜前後と雨が降らなかったから
しばらく上陸するのを遠慮していたみたい。



しかし24日の晩はかなり多くのホタルが上陸した。
寒いから動きが少し鈍いので光の軌跡は撮影は不調、幼虫の動きだけを確認した。



昨年、河川工事で飛翔が少なかった5番砂留砂堆積地も今年は期待が持てる。

2008-04-20 14:32:01 | Weblog
 「七重八重花は咲けども山吹のみの(蓑)一つだになきぞかなしき」
大田道灌が山中の農家で娘さんに雨具を借りたいとお願いしたときお盆にのせた山吹の花と詩の物語である。



話は変わって今日は暑いぐらいのお昼時。
ホタルの役員会を夜に控えて日課の堂々川散歩に出かけた。
家をでるとき我が家の桜を二点撮影、どちらも八重で綺麗。





アメリカハナミズキの花が咲き始めているが雰囲気は心なしかくもっている。





案の定6番砂留にきて見ると
会長が残りの笹などを刈り、見られる姿に仕上げをしておられたようだ。
が長い間上流から流れて竹笹が隠していたごみがあちらこちらに散在している。







ホタル同好会の今年度の計画は「不法投棄防止モデル」の実施だ。
国の登録有形文化財、日本最大級の堂々川6番砂留が綺麗になったのを初めとして
これから3000匹のホタルを飛ばす事業の行動に移る。

幸いにこの山吹は一重咲故実もなる、シュロの木の皮で雨具の蓑も作れる。







今日の役員会で詳細が検討されるだろうが計画の進行には山坂がある。
でも結果は実が成るはずだ。





無常な雨

2008-04-17 19:38:15 | Weblog
太陽を隠す雲から雨がポツリポツリ
強くない雨はホタルの上陸には最高の贈り物である。
その夜16日の21時頃ホタルの幼虫がポツリポツリ上陸開始。


距離をまちがえたカメラのせいでボケ気味

草むらで光る幼虫

懐中電灯で照らしたら丸くなった


その上陸地点も夜半の強い雨で水溜りが出来ている。
どこあたりの土にもぐったか。水を被って呼吸が出来なくなってはいないか心配だ。



この時期の雨は綺麗を見せてみどりを育むが


国の有形文化財堂々川最大の6番砂留
日本最大級の砂留でもある


咲いた花を散らして去って行く。
ソメイヨシノは散り、山桜が咲くそばでツツジの花が色あせている。



松くい虫に枯らされた松のてっ辺では
カラスが「アホー、アホー」と全身を使って鳴いている。
同好会のメンバーと土砂の流出が多いので川の流れを多少変えてみた。
雨の中の作業だったからカラスが馬鹿にしたのだろう。


水の流れは速い

砂留の間から水がほとばしる
珍しい光景だ

このあいだからの雨で砂留が大きく崩れている


かなり前、ある県議さんに視察依頼をメンバーがされたようだが
忙しいから後で行くとの回答をもらって以後の経過はわからない。
早く修理すれば安く済むものを放置すると大変なお金になる。
これも税金から支払われるか。
雨も無常、人の心も無常と考えるときがある。

利休梅の花が満開であったが
この花も無情の雨に美を奪われた。




どうどうめぐり

2008-04-14 21:45:13 | Weblog
ヤマモモの花が咲いて
元気に「オス」と挨拶をしてくれた。



なーんだ。♂木か!
実がならないから薬酒にもならないが堂々川の砂留にあるヤマモモは実をつける。

堂々川では桜の花が散りはじめ、水仙が花の競演をしている。







香りの良い水仙をはじめとして7種もある。
買えば高いが、増えすぎて黄色信号が出たからここへ来た水仙もあるようだ。
堂々巡りのようになったが堂々川の源流近くの2番目の池周囲が四季の森である。
桜、ツツジ、トサミズキ等が咲いている。





そこで森林組合主催のグランドゴルフ大会があった。
花びらが舞う中で玉を打つ。
多分私は、今回GGが2回目の挑戦である。
1番ホール、2番ホール、3番ホールすべて2打で通過。
先輩が言っていた。
GGは最初によい成績が出るから病み付きになってはじめる人が多いが場を重ねる度に成績は落ちるはず。
そのとおり上がってみれば60人の参加者の終わりから数えたほうが早かった。
要するに勝つには勝ったが、辛かったの世界である。
ここでPRするのもおかしいが森林組合の理事として1言。
このコースはさくら、もみじの2ホールがある。
ボランテァの方が整備して作ったコースであるが、景色最高のこの場所が
今のところ福山市在住者は無料で使用できる。

先日から良く雨が降る。
ホタルの幼虫も川が増水したので流されたようだ。



こんな所で陸に上がるのかと首をかしげるところで上陸していた。



そして石崖を光りながら登る軌跡を捉えることができた。



水は冷たくないがホタルは夜の虫。
彼らに付き合うと忘れた頃に眠くなる。

雨が

2008-04-11 00:01:58 | Weblog
古いなー!
「雨が小粒の真珠なら
恋はピンクのバラの花・・」

雨が降る前にやることはやっておこうと
「美野ローズネット」ボランテァのメンバーがバラを植える準備をしている。







福山市がバラの苗木を無料でコミニティにくれると言う話と花壇を作れば最大10万円の助成金がもらえると言う話からよせばよいのにボランテァ団体を立ち上げて構想と助成申請をしたらそれがすべてOKと言うことで作業を開始した。
勿論いつもの例で自然を尋ねる人は会長などの役は引き受けない。

薬草研究会で残った春ランを捨てるのはもったいないから春ラン茶にする為に袴を取りお湯にくぐらせ、塩漬けにする。色と酸味を与えるために梅酢を入れてビンに保管した。



ある人がラン茶が欲しいと予約してきた。
良く考えたらこれらの行動すべて人がよいというか馬鹿と言うか世のため人のために働いているようだ。

話は変わって世の中今は春真っ盛り。
花の3原色を眺めて先ほどの、ばのつく話を消さしてもらう。







「雨が桜を散らすなら、恋(来い)はホタルを呼び寄せる」
いたづら好きな雨と風は桜の花びらを散らし始めた。



また雨は来い来いとホタルの幼虫を陸へ呼び寄せる。
黄色い光を漂わせて川の中の水から岸辺の水草あたりまで這い上がってきている。





雨が降る前、降った後、世の中は変わっていく。
神辺東コミニュティの前の高屋川も今日は雨で綺麗に見える。





「自然を尋ねる人が歩いた後も綺麗に変わっていく」
多くの人から言われようとは思わないが
聞こえるか聞こえない小さな声でがんばっているねと言われたい。

春 自然を食べる

2008-04-07 17:39:50 | Weblog
ラ行に運を付けると面白い。
ランラン リンリン ルンルン どれも春だから浮かれたり気分がよくなる言葉。
レンレンおかしいパンダにもこの名前はなかったと思うが。
「ロン」この辺でこのお遊びは終わりとしよう。

昨日は薬草の勉強会の日だった。
本を買って訳そうとする。頭で覚えるのは簡単だが食べるとなると勇気がいる。

花は満開、天気は良い。何が取れるか期待して山へ入る。


ツツジが綺麗でルンルン気分

江戸の昔を思って下る山道はランラン気分

不老長寿を期待すると勇気リンリン


山ではヨモギ、ワラビ、タラノメ 土筆 シイバ、三つ葉アケビの若葉 春ラン等
たくさんの山野草を収穫した。


ワラビ

ワラビやタラノメ


山を降りて料理を始める







皆が持ち寄った
タンポポ、ユキノシタ、ノビル、菜の花、ノカンゾウ クレソン、蕗の薹 三つ葉が天麩羅、おひたし、胡麻和え、味噌和えにして 



どんどん盛り付けられていく
そして本日の食べる会の全品目が完成する。



これだけの料理が会費千円也
食べながら薬草の勉強会



本日は食材にならなかったがゲンノショウコ、ギボーシも参加した。
もう食べれない。
ちなみに春の山菜の王様タラノメは
糖尿病に効果があるといわれているがこれは樹皮や根の皮を使う。
収穫するのは秋の事である。

会に参加された方がブログに載せてくださった。
http://porepore4j.exblog.jp/1つの話題が2方向から入るとより繊細に出来事が見えます。



はなから花へ

2008-04-02 22:42:04 | Weblog
 福山市の蛍の多く飛ぶ川を取材して載せる予定だった。
が4月から始まる新しい年度のホタル同好会の資金集めの助成金申請をしていると時間が足りなくなってきた。
112人の会員の皆様と「不法投棄をなくす仕組みモデル」を考えていくのだから予算が50万円以上かかる。今の時期をはずすと資金申請は少なくなるからがんばっている。
 久しぶりだがブログの仲間の皆さんの情報もいただきたいから少し無理して発信する。
 今日は私が推薦した花から次へ次へと紹介していく。
最初は水仙がスタートを切る。



大根の花に似てゴマの香りがする白い花のロケットが好きだから推薦する。


目の前の白い鷺が飛んでるような
綺麗な白木蓮に引き継ぐ


花の数ではとてもとてもおいつかないからプラムさんを紹介する。


私より鈴なりの雪柳さん?のほうが素晴らしいので見てあげて


花の数はさておいて同じ白色だけで香りが素晴らしい沈丁花のそばに行って。



今の時期香りよりも椿の白色が最高だからそちらを見て。
同じ椿の白でもどこかが違うから違いを見てね。







今日は何故白色ばかりが続くのかな。
少しはへそまがいりがいても世の中不思議ではないでしょ。
私はやっぱり紅が好き。





眩しすぎてピンをはずしてしまったようだ。