自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

小さな親切

2012-07-29 10:29:13 | Weblog
28日も相変わらずあちい1日だった。
午後から公益社団法人「小さな親切」運動本部福山支部第24回総会で
東京本部が表彰する「小さな親切実行章」をいただいた。
福山市の33区民生児童委員の副会長の推薦で受賞したのだが
堂々川ホタル同好会のどの活動が優れていたので貰えたのかはまだ分からない。
しかし福山市長や県議の先生等多くの人の前で貰うのだから名誉なことに違いない。


表彰式


表彰は
所用で会長が参加できず、副会長が受けた。



副賞がないと聞いていたが4種の記念品があった。
他の仕事の都合で会の総会には参加できなかったが帰り道、副会長と受賞の喜びを分けあった。

今回の受賞に先だって、これも関係あるのかな!
先日ある会の事例発表を仰せつかった。
この会の会長の挨拶、概要説明があり



各部会が活動報告を行った後出番が来た。
その時、前の方や横の方では暑いからか居眠りが見られた。


このご婦人堂々と眠る

こちらはしとやかに眠る


演壇に上がる前、司会に眠りを覚えた人が見られるから
「あれから40年、あんた寝てられるのね」と私の特異演技を申請したが却下された。
綾小路様はOKでも芸人ではない人はだめらしい。



眠れるものなら寝て見ろと会からいただいた台本をはずれ出した。
ホタルの話が基本だから話のこじつけは簡単だった。
会が発足した時、堂々川はゴミ捨て場であった。
ホタルよりゴミ処理が先、


小さな谷がゴミで埋もれていた


川の中は無残、アー無情、ゴミを拾うのも嫌になる初仕事
その上我々がゴミを処理しょうとしているのに110番した人がいたらしい。
パトがやってきて、職務質問、名前、年齢確認が始まる。
頭へきました。
我々はゴミを退治しているのになんで来たのだとつい大声が出る。
通報があり、職務を遂行しているのだと低姿勢に変わる。
誰が通報したのかと聞いても言わないのは警官の仕事だから無理強いはしなかったが
此処では「小さな親切大きなお世話」と言っておいた。
仕事だから通報があれば来ないわけにはいかないとパトさんは詫びて帰られた。



てなこと等余計なことをしゃべり
最後はいつもの獅子に川が荒らされてホタルが16匹しか飛ばないと言うが笑いが来ない。

この話4x4が16の掛け算九九なので、私は面白いと思いますが皆さんどう思われますか
此処でようやく笑いがとれた。
本題をかなり離れたが眠りの当事者はこの頃から目を開いた。
目が開いたところで、ほぼ終わりであった。

あー、あれから6年今では堂々川のゴミは当時の30%まで減少出来た。
これが「小さな親切の章」と理解していいのだろうか!
世の中小さな親切をする人は多いが大きなお世話をする人も多い。
でも賞を貰った今回はうれしいお世話でした。

若干演出が入っていることを承知してください。

せみ

2012-07-26 21:33:14 | Weblog
本日も気温が上昇を続ける。
蝉の鳴き声もだんだん多くなってくる。
朝はクマゼミ、クマゼミが一段落するとニイニイゼミが鳴き出し
暑い真っ盛りはアブラゼミ、夕方近くになるとツクツクボウシがやってくる。
山では日暮らしがカネカネと鳴く。
年金暮らしになると日暮らし生活続く、だからその鳴き方は理解できる。
が残念ながら日暮らしは恥ずかしいのか姿を見せずにカネカネと鳴く。


クマゼミ

ニイニイゼミ

アブラゼミ

ツクツクボウシ


地域、場所により蝉の鳴く時間帯は違うかもしれない。
昨日、テレビで珍百景を見ていたら蝉の殻が5段重ねで珍を貰った。
もしや我が家の木の下でも見られるかと懐中電灯を持って探検に!
その蝉が地下から這いあがり地上で羽化する姿を撮影出来た。
まずニイニイゼミ


21時頃

22時頃には翅の色も変わり動き出した。


アブラゼミ


桑の木の下に無数の穴がある


これだけの蝉が地下で7年、根っこにしがみついて樹液を吸えば樹勢は衰えるはずだ。


この枝だけでも10個以上
しかも4段重ね
珍百景ものだ


80%がアブラゼミのものだった。





クマゼミの羽化


21時頃



羽化を初めた時間はわからないが



22時頃にはクマゼミの翅と分かるまでになった。

7月25日の夜発見した羽化数
ニイニイゼミ 2匹
アブラゼミ  7匹
クマゼミ   2匹 
我が家の自然は学ぶ気があればいくらでも学べる環境のようだ。
まだまだ蝉の羽化は続くだろう。
特にクマゼミの羽化はこれから本格化するだろう。
クマゼミの蝉しぐれ競演ももうすぐだろう。 

ついで

2012-07-23 21:05:01 | Weblog
井原市へ所要で出かけた。
帰り道の道先案内に美袋(みなぎ)なるところを見た。
珍しい名前だと思ったら車のハンドルは勝手に右へ向いていた。
まだ日暮れには時間があるから道なりに北へ進んで見たら、
又看板に那須与一公墳と書かれた物を見て、勝手に車は進む。
24日事例発表の予定があるのに資料作りをしていない。
それでも車は勝手に進む。



メイン道路から500m入ると広場があり、その真ん中にお墓がある。
近づいて見た。受験の祈願をする人が多いと左側の案内板に書いてある。



参拝して帰る道又珍しい名前がある。才児(さいちご)と読むらしい。
今日はどうかしている。車のハンドルが勝手にそちらへ向く。
着いたところが道祖渓の入口。



よく見ると滝が沢山ある。
これは面白いと車を止めて山道を歩いて行く。
滝が多岐にわたって続く。





滝は登るほどに沢山あるが空模様がおかしくなり雷が鳴り出した。
雨も多少降りだした。
暑い、汗びっしょり、疲れたので途中であきらめた。



雷なりの音が大きくなる。
地震雷火事マムシどれも怖いがすぐ上でなる雷鳴は怖い。
急いで、案内板まで降りたがまだ諦められない。
車で上流へ向かった。
明治池と云う大きなダム湖があった。



その池の放水口だろうか



道祖渓の最上部となるところ。
雨は降り、雷鳴は大きくなるが釣りをしているがまだがんばっていたから
小さな散策路を下って見た。



ワーオ、本格的な滝だ。



雨が強くなり濡れたので帰ることにした。
今度は本当に帰るべき、ナビを自宅へセットした。
1時間ほどの散策だけれど見るべきものが多い。
もったいない観光資源だ。
岡山、倉敷、福山あたりの学生の受験祈願には最高の所だ。
でもまだ祈願する人が少ないから実績がない。
東大へ何人入学とカンバンへ掲げると押すな押すなの受験祈願名所になり
商売は成り立つだろうに!もったいない。もったいない資源が眠っている。

雨宿り

2012-07-21 11:25:51 | Weblog
南から家に帰る国道313号線から見た空は



山の方で強い雨が降っている様子。もしかして竜巻のスクープ?横道にそれて車を降りた。



通り雨の姿を見た。





高屋川の東方向は雲が上から地上を押しつぶすようにも見えた。



堂々川の方向は稲妻が光り、雷鳴が聞こえる。



まだ雨は降っていないので水辺の鳥は人間警戒だけだった。



雨が降り出した。かなり強い。
近くの茶山記念館で雨宿りを決め込んだ。


茶山祈念館


知人で先輩の個展を見た。スポーツ筆絵。





前回のオリンピックの時にはそれなりのプライスで売買されていたらしい有名な人。
観賞が終わった頃雨はやみ、家に帰った。
そして次の神辺観光協会理事会に参加した。
それが終わり、家に帰った頃、又入道雲がモクモクと湧く。





東西南北各方向から雲が近づいてくる。
本日5回目の通り雨が来るのか。
九州ではこんな入道雲が休みなしに襲い、被害甚大と聞いている。
被災された方にはお見舞い申し上げます。

桃のルーツ

2012-07-18 21:36:20 | Weblog
昨年より1週間以上遅く梅雨が明けた。
今朝の太陽は直接光りを見なくてもまばゆいくらいに輝き夏の到来を教えてくれた。



梅雨が明けたらピーチの季節だ。


桃色

桃の木にぶら下がる桃
熟す前

熟す前にもぎ取り集荷場へ


検査した後市場へ向かう。
近郊なら明日の朝早くセリかけられお昼にはお店に並ぶ。
自慢ではないが神辺の桃は美味しい、つまり糖度が高いから岡山産より価格が高い。
桃の原産地は中国で中国には桃のエピソードは多い。
孫悟空の話からは延命長寿の果樹であり、漢方医学ではなくてはならない果実である。
その桃が韓国経由で日本に渡ってきた。日本最古の書物古事記にも出てくる。
大神祇(オオカムヅミ)命の名がある。
神様の名前が出てきたところで思いだしたが、近くの八幡神社に桃の神様が鎮座している。


大加牟豆美命
文字は違っても読は同じ


桃と神辺町下御領の関係は!
此処から桃のルーツ探索に入って行く。


昭和3年10月に書かれた御野村郷土史


この本をひも解くと長尾円澄は広島県深安郡御野村下御領須沢に安政6年に生まれている。


生まれた土地、小松原付近の桃畑(現在地推定)


かなり調べるのに時間はかかったが備後の国分寺近くの墓地にお兄さん禮助の御墓があり、
その墓標に円澄出家の文字が書かれている。



9歳の時小田郡新山の長福寺へ出家して養子にでて、20歳で住職になった。
研究熱心とお寺の資金を確保するために色々な行動を起こした。
その一つが桃の栽培であった。
明治16年数本の桃を植え、今井村の渡辺淳一郎の指導を得て明治22年「甘露桃」を作りだし、
中国から輸入した上海水密桃を掛け合わせ、明治30年に土用水密桃公表した。
明治38年「新山天津水密桃」を作り、明治44年岡山県果物同業組合を結成して顧問に就いている。
これは岡山西部現在の笠岡市や井原市の桃のルーツである。


大正時代の小田郡の人名録と推定


神辺の桃のルーツであるが同じく円澄の桃の苗木を兄が栽培を行った。
ここでの文献では明治27年中国天津から輸入して交配を重ね新種を作り、明治35年~45年には30町歩を超えて栽培されていた。おそらく私の子供のころまで栽培されていた土用桃だと思う。又天津と云う名の桃も栽培されていた記憶がある。

現在岡山の白桃が有名であるが、明治の始めに日本で栽培されていた桃に
中国の上海水密桃を掛け合わせた桃を栽培していたようだが
明治32年大久保重五郎が新品種「大久保」を発表した。
この桃は甘みが強く、種と実のはだ別れがよく、つい最近まで栽培されていた優良品種である。
要するに日本の桃は古事記時代より前に中国から渡り、日本で栽培されていたが
明治の初めから再度中国の桃を輸入して交配し、新品種を開発した。
その中の一人が長尾円澄であり、御領桃から竹田桃、そして神辺桃ブランドに進化した。
現在日本最大の桃の産地は山梨県で岡山県は5番目あたり、
それより下に位置する広島神辺桃は味で勝負しています。
桃の神様が鎮座している地域はまだないと思うがあれば教えてほしい。

センノウⅡ

2012-07-15 20:58:03 | Weblog
8月7日近隣の小学生と堂々川の水質調査を行う。
福山市の出前教育にもなり今回で6年連続6回目である。
その会場作りの為に草刈り機8台で作業を行った。
7月の第3日曜日の定例会も兼ねている。
朝、家を出る時見かけたがんばれコールの「センノウ花」を紹介する。


フシグロセンノウ

センノウ花として買ったが名前が?
ガンピのようだが!


終わり近い小倉センノウ



堂々川で増えているカワラナデシコ



オリンピックの開会も近い。
女子サッカーなでしこジャパンこれだけ綺麗に咲いて応援しているのだ。
がんばれ、がんばれ優勝だ。

水質調査をする為、子供たちの安全を守る川の整備。


日本一の砂留が見える場所

ホタルが舞った場所


よく雨が降ったから伸びて背丈より高くなったアシを刈る。





草刈りした後には色々な生き物が顔を出す。


ショウトが餌をとる


5月から6月、テッペンカケタカ、東京都特許許可局と鳴いた面影はない。
草刈りした8人の草刈り機が音を立てて作業をすると
草はバッタバッタとなぎ倒されて行く。






堂々川は想像以上に自然が濃い。
が、がんばりすぎた。
本日15日の西日本は35度を超えたところが多かった。
我々の仲間も熱中症の疑いで119番のお世話になった。
一人当たりお茶2本準備していたが救急車の中では
お茶はナトリウムがほとんどない。
次回からはスポーツ飲料を準備をした方がよいとお説教された。

なるほどと感心した頃、病院についてすぐ点滴を打ってもらい
1時間半後には何事もなかったように家路についた。
無理はしない、飲みものを十分取る等当たり前のことを
あたり前にすることが大事と改めて認識、センノウさせられた梅雨中休みの午前中でした。


堂々川のホタル

2012-07-13 09:10:47 | Weblog
ホタルの「ほ」の字の光もほぼ消え惚れたほれたのイベントは終わった。
光りが消えたところで今年のホタルの総括をして見る。

今年の光は定点観測値の平均から割り出し、975匹。
福山近辺では各地とも前年を上回り綺麗な光がみられたが堂々川も前年より約20%多かった。
今年度は4、6番砂留が破損し、修理に入った影響が多少あったがまず一安心。
よく飛んだ場所は以下が源氏ボタルでその他平家ボタルが1ヶ所大幅に増えた。


3番砂留川原

5番砂留下流

5番砂留ビオトープ付近

修理に入った6番砂留下


問題点はホタルを見に来られた人が多くありがたいが
車の光がホタル観賞を邪魔した。



ホタルが堂々川へ来た人に勝手に止まったのはさておき



網と虫駕籠を持って追い回した人が仲間の情報を含めて5件
子供連れの母親が2人いたのは残念だ。



自然現象では16日台風が接近して風の影響があった事
蜘蛛がたくさん巣を作り、確認できただけで2本の木で約40匹
橋の下で25匹も蜘蛛の巣にかかっていた。
昨年より少ない場所も2、3あったが我々が管理している川約800mすべてで飛翔が見られた。







ホタルの光今年は最高の状態で卒業できたが来年は



花と遊び



子孫繁栄活動でも頑張っているので期待できそう。

というわけで会の活動成果としては成功したがホタル泥棒と車の光を対策する必要がある。
しかし昼間にトンボを追いかけている親子にクレームをつけず
夜のホタル泥棒だけに文句を言うのは筋違いもあり考えさせられる。

ホタル同好会の新しい役員、事務局長候補を求めています。応募してくださいね。

たび

2012-07-10 14:09:30 | Weblog
8~9日仲間と旅に出た。
福山からバスに乗って東尋坊へ着いた。
そこは自殺の名所トウジン(備後弁ー少し抜けた人の意)が多いところ。


海からの東尋坊


沖の方ではヨットをひっくり返している。



岩の上から見たことはあるが下から見るのは初めて



本題が別にある急ぎ旅、長居は無用と云っても長旅は疲れる。
バスでも教育を受けたが食事を済ませてからもびっしりたたきこまれるか。

想像したより楽な1日目の学び、2日目の旅が始まる。

白山スーパー林道を抜けて白山郷へ向かう。
個人的なことだが砂留は気になる。



レベルが違う規模
水量が多い


滝がいたるところで見られる





氷河?も流れている。
一気に1000m近くを下ると急に暑さを感じる。


下方に合掌造りが見えてくる


かやぶきの屋根、30年ぐらいでふき替えと聞く



お寺さんの屋根のふき替え


大規模な工事だ

燕の動きは謎だった


研修も終わり、帰り路一宮付近で黒い煙


炎が見れるから火災だ
手伝いたいがバスは止まらない


バスが姫路を過ぎたころから空がおかしい。
太陽の右に左に虹が見える



先日も見たが今回ははっリした幻日だ。
たびたび見られる現象ではない。
行きと帰りの事故
スーパー林道で見た白い雪
雪は良い良い帰りが怖いとはよく行ったものだ。
その頃バスの中は旅の疲れをいやすために綾小路きみまろが活躍していた。

悪い事

2012-07-07 10:59:06 | Weblog
ー石川や濱の真砂は尽きぬとも 世に盗人の種は尽きまじー

義賊石川五右衛門の辞世の句とも言われている。

悪い人と云われていても権力者秀吉に立ち向かう根性
生活困窮者にはそれなりの支援を行う人だったと講談師は言う。
五右衛門はさておいて、別の好男子の独り言だ。
5日の堂々川の悪はいやらしい悪だった。
雨の中、川の巡視をしていたら
道路に4人分の箸と弁当の空き箱、そしてコーラの空き缶。
「コーラ」と声を出しても帰るこだまは小さい「こーら」


雨の中堂々公園で食事をし、帰りの道でポイ捨て!


捨てられて1時間以内のようだが誰も拾おうとした気配はない。
車が缶をつぶしている。
川の中や草の中でなかっただけ○か! 拾うのが楽だから・・・
ゴミを拾い、上流へ
ハンゲショウやシラン、コウリンタンポポ、斑入りミズヒキソウ、吾もこう等
を植えた5番砂留の川原で目を丸くする。
植えたシランを掘り起こしている。


誰がした。見た人はいない
つまり誰も知らん(シラン)


猪の仕業と疑うが1株毎に掘り起こしている。
16本残す等ししの仕事ではない。


ハンゲショウは被害なし
早めに半分白旗を上げたからか


再度植え直した。
ゴミを捨てる輩の種は濱の真砂同様、種は尽きないようだ。
どこまで続くか捨てる、拾うのいたちごっこ!
そろそろ拾う方が疲労してきた。

梅雨も終盤、夏は近い。
昨日から降る神辺の雨量、7月6日15時から7月7日4時までの総雨量57mm
最大時間雨量は3時~4時台の26mm、2~3時台12mmと国土交通省の掲示板で見た。
梅雨も末期になると例年通り?集中豪雨が襲ってくる。 
しかし、自然界では夏がやってきたのを見ることが出来た。


鳥の雛も元気に飛び回っている
時々親がえさを与える程度まで成長


遠くの山も雲が立ち上り雨は遠のいた。



砂留から落ちる水は相変わらず残るが



蝶は舞い


ジャノメチョウ

ベニシシジミ


ひまわりの咲く姿も



梅雨が明ける指標「ニイニイゼミの初鳴き」も確認した。



蝉の宣言、梅雨明けは文献等にはなく、我が作成の指標だがよくあたっている

色々な人的被害はあっても自然はちゃんといやすことを知っている。感謝!

オオムラサキ

2012-07-05 09:25:20 | Weblog
国蝶オオムラサキを保護している家族構成の団体がある。
広島県府中市でもう33年も活動をされている。
一時期は多くのボランティアや観光協会も手伝っていたようだが
今はお手伝いはわずかのように思える。
7月1日には蝶を自然に返す放蝶も行われている。
1時間強の時間がとれたのでオオムラサキの里を訪ねた。そのフォト集である。
オオムラサキの美は何と言ってもオスのブルー。
オスはほとんどが保護網の最上部で写真は後藤さんが捕えて保護している小さい網箱の中。


オス 実際はまだ綺麗
腕の未熟さを痛感


前回訪問時と合わせて保管している写真で生態を見て見ることにする。


成蝶の交尾


卵はないのでパスして幼虫









羽化して蝶となる。
蝶の裏側から見ると








翅の裏側から






さすがは国蝶
今度は翅を開いた状態で見る。
残念ながらすべてメス。写真で撮れる所にいるのはメスだけだった。









個体それぞれに多少色や形が違っていた。
管理人の奥さま曰く
気温がもう少し高かったら飛び回り交尾もたくさん見られたのに!
お昼12時過ぎ遠くで雷のなる音がし、雨が落ちてきた?
それって蝶のおしっことのようだ。
とボランティアの人が言う。
これだけの施設を管理し、無料で開放されている後藤さんには
いくら感謝しても感謝しきれるものではない。