自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

日本赤蛙等

2016-02-26 19:54:01 | Weblog
砂留超えて、山を越えて歩く先には
幸い住むと人が云う小さな小川がある。
そこに住む珍しい生き物が今日のテーマである。


ドンと構える大きな砂留


ここをよいしょと超えて、山を越えたら川がある。
いたいた。
日本赤蛙は冬眠途中に起き出して卵を産んだら又冬眠する。


婚姻色なのか身体が赤くなる
お腹も大きい


数匹が水の中にいた




よくわからないが産卵中?


周囲には卵が14腹もある。





蛙の紹介以外に珍しい生き物がいる。


ヘビトンボの幼虫

ががんぼの幼虫?色が気になる


この虫はなにものなのか見当がつかない





山の水たまりには昔は沢山いたアカハライモリも最近ではめったに見られない。


この葉が堆積していた水たまり
網を入れた

引き上げたイモリをひっくり返した
お腹は赤い


かなりその気にならないと見ることのできない生き物。
写真も撮れたのでカエルことにした。

雨の御領山

2016-02-24 21:12:43 | Weblog
以前から約束をしていた地元の中学校の先生と御領山の研究調査の日
約束の日、朝から雨だった。
朝8時過ぎ、「今日は雨だからやめましょう」と電話をしたら
次の空いた日は先だし、すでに雨具を準備して家を出ている先生もいる。
何よりも生徒に教えるのに自分たちが現地・現物を知らないと子供はついてこない。
ごもっともである。でも今時期忙しい先生がこのような行動を起こすことに感動し
自分が雨に濡れることも承知して案内することにした。
古墳間と道中は車であることはお許し願うこととする。

はじめは江戸時代の筆記用具セットがある場


筆置き石、墨つぼ石、硯箱


江戸時代の菅茶山師が福山藩に提出した資料集「福山志料」に掲載されているが
筆置き石は記載がない。森林組合理事時代に付けた人がいた。
そこから100mほどに乗りもの岩がある。
江戸時代の乗り物は駕籠であるから車輪を連想した人は×。

雨に霞む神辺平野。この平野が広島県で一番広い平野だと言っても
だれも信用しないが事実NO.1である。




御領山の西半分の古墳で現在発見されている1番大きい古墳には
大人が2人入って手をつなげる大きさ


玄室6.2m 幅2.4m 高さ1.6m 推定20mの円墳


こちらは山がまだ残っている円墳


上記より少し小さい


古墳群集から林道に帰り


古墳の丘に登る


雨はしとしとやみそうもない。このまま中止して帰りたいが
同行の人は半ば興奮気味。年齢が20歳も離れるとこうなるのだろうか。

八丈岩に登ると言われる。


このあたりになると好きなように騒いでと云いたくなる

この梯子には製作時の年が記載 明治43年


この石の上には大きな鬼の足跡もある。

もう12時近い、そろそろ帰りましょうと声をかけても



カンカン石だと説明していたので、現物を確認される。

約2時間半これだけ楽しく雨の中でも説明を聞き、自分で確かめられる先生


雨が梢で踊る


雨水と同じような美とバイタリティーの持ち主の方たちに
教えてもらっている生徒さんは幸せだ。

最後に案内者が一言
「春雨じゃ濡れて行こう」
これが精一杯の我が抵抗の言葉であった。



2月の定例会

2016-02-22 21:07:15 | Weblog
2月ホタル同好会の定例会は参加者が少なくどのような仕事にするか考えたが
ゴミ拾いは目立つものだけ収集し、残りは月曜日に事務局が行うことにした。
4番川原はホタルのための草刈り、5番砂留の川原は猪が掘り返した部分の修復
5番砂留東の山にモミジの植栽、生き物観察は月曜日に繰り延べとした。

よくわからないがジャンパー・ワイシャツ・体操ズボンを捨てている。
まさか自殺?会員が言うにはその場合は靴もあるはず!それは無かった。
考えてみれば昨年の12月から不可解なゴミの捨て方が目立つ。




草刈り、4番川原
ホタルが飛んでくれるようにと祈りながらの草刈り。





5番川原は猪の耕した後を元に戻す。
この場ではヒガンバナの球根約50球が直射日光を浴びている。




川原の草刈り




モミジの植栽




この場に植える一番大きい木


延べ4日間にわたってモミジを植えたが合計で33本
今年の11月頃には紅葉が目立つはずだ。
この場つまり5番川原の東側の山をモミジの観賞ゾーンにする為の植栽である。
この山は下御領生産森林組合が昨年取得された土地だが許可を得て植えている。

堂々川の観光スポットの1つにしていきたい。

草刈りをしていたら5番砂留が壊れていることを発見した。
副会長が応急手当として石を大きく口を開けた部分に置いて
通る人が足を踏み入れないようにした。


横から見ても壊れ始めていることが分かる
上部には30cmの穴が開いていた。


21日の定例会で見た自然


冬のヒルムシロ


次回は古墳散策(許可申請が却下されたら掲載できない)
次次回は堂々川冬の川の中の自然を予定している。

百舌と恋花

2016-02-19 21:35:10 | Weblog
花が咲いた 花が咲いた 黄色の花が
さびしかった親父の庭にも花が咲いた たった2輪の黄色の花が!


黄色と云われればそうかな

銀木犀は時なしの花と聞いていたが
色まで変えて咲くとは不思議


こちらは本物、黄色の花


クロッカス

フクジュソウ
他所では昨年より花数が増えているのに


寒いような天気でも、百舌はすでにルンルン気分、雄、雌並んで春の恋
まだ雄が餌を獲って雌に与える給餌行動は見られなかった。


雄百舌

メス百舌


百舌雄と百舌子のならんだ姿。


だんだん距離は縮まっていく


指をくわえる老人、いいなー、こんなこと昔はあったかなー。

こちら空抜けメジロさん、数羽の群れだがこのメジロだけが高くへ止まる。


他のメジロは葉っぱが隠す


青い空に対して赤い空


沈む夕日が川面に電柱の美を作る


私老人だが、
夕焼けこやけで日が暮れて、
おててつないで帰りましょうー。

すいせん

2016-02-16 14:33:33 | Weblog
今、堂々川ではすいせん約800球、ヒガンバナ7万球以上が葉を茂らせている。
最近、猪に荒されているがまだ被害は一部と静観している。

今日の記事は①「すいせん」球根を無償提供する話し ②不法投棄の話 ③よもやま話

堂々川には水仙とヒガンバナどちらも球根に毒のある花を植えている。
ホタル同好会は目標をヒガンバナ広島県トップレベルとしたので
目漂がぶれないようにヒガンバナ1本にすることを決める予定。
となると現在の水仙をどうするか。


1番砂留下

2番砂留付近

3番砂留付近


詳細に数えていないが800球は越えると思う。
どなたか貰ってくださる方はいないだろうか。
出来たら自分で掘って持ち帰りが希望。市価1球50円程度(大きさにもよるが)
800x50=40,000がただになり、これから植えようとする人にはメリットはあるはずだ。
(希望者はコメントで連絡ください。検討します)

少し前不法投棄の記事を書いたが
最近町の噂として不法投棄した人間が検挙されたと風が知らせている。
風が冷たかった今日の午前中、改めて現地へ行ってみた。
長老塚谷の下方にはまだテレビが投げ捨てられている。家庭ごみも見える。
この場を地権者が今月末清掃されるらしい。






古くから捨ててあったが最近この場の草刈りをしたから見えてきた。
もう一つ、この道路の端で雑誌を焼却した跡がある。




以前にも記事にしたがこの付近は山火事が多い所。
記憶にあるもので煙草のポイ捨てによる山火事が3件
放火が1件

ここへ捨てたたり、悪さをした人の半分が検挙されているらしい。
これはたたりか?
堂々川へわざわざゴミを捨てに来て捕まるのは愚の骨頂。
ごようじんごようじん!

最近学び始めて文学で一言

「御領山 山の松葉は 尽きるとも 世に不法の 種はつきぬなり」
石川盗作

今日は寒く感じるが


河津桜が7輪

寒緋桜の蕾に色がつく


鳥の動きも変わってきた。
百舌


少し離れて2羽を見る


♂と♀、オスがメスに餌を与える給餌活動が始まっている。


ヒワ


逃げっぷりの良い鳥だったが今日は8mぐらいまで近寄れた。

近くへ行けば羽色の綺麗な鳥だった。

今日の記事私は水仙しません。

猪好き放題

2016-02-13 18:33:55 | Weblog
1カ月前から堂々川周辺を我が物顔で掘り荒らしている猪がいる。
なんとかして欲しいとの要望もある。
私も会の為、世の為、人の為設置している檻に餌を運んでいる


お米は数日に1度

ぬかはこの檻の管理者が


管理者曰く、御領の猪は賢くて、檻の入り口まで来て食べても檻には入らないと。
また別の管理者は餌では釣られない。良く学習していると。

猪が土を掘り起こしてヒガンバナの球根を露出させている。
それも1ヶ所や2ケ所ではない。


5番砂留の川原



1番砂留東の川原


檻の近く




左上に檻のカバーが見える


ヒガンバナは球根に毒があり、猪は球根をよけて掘り耕して草の根を食べていた。
しかしこの御領の猪は学習して掘るだけならダイジョウブ!
食べなければ良いと知ったらしい。

今のところうつ対策はなし、猪がコゴメを食べて美味しいことを知り、お腹がすくのを待つだけだ。

昨年の8月にはこんな可愛いメスを捕獲している。


誰かが食べたと言う噂は残る


それを鳥が黙って見ていたと記録には残っていた。



それにしてもヒガンバナの被害が多すぎる。
もう1000球は越えたかもしれない。
猪にヒガンバナを掘りだしたお礼をセンキュウーと
言わなくてはいけないのだろうか。
ほんとうに困っているのに駄洒落なんて言うかなー!

早春譜

2016-02-11 21:18:10 | Weblog
今日11日もポカポカ陽気だったが明日はまだ気温が上がると予報が出ている。
一番寒い時期に「嘘だろう」と言っても自然はそうは思わないらしい。

川の中をのぞいたらドンコがまるまる太っている。
ホタルの幼虫は見つからない!
「お前ホタルを食べたな」と聞くと「知らない」と怒って水を濁らせて逃げた。
太っていても動きは早い!


ドンコ
水がぬるんできたか


砂留サミットを行う準備の企画打合せに福山市立大学を尋ねた。


18時過ぎると暗くなる


教授が突然学生がこのような発表をしたと摸草紙を見せてくださった。


私のフォトもあるようだが
もしかして我が身は有名人になったかな!いや堂々川が研究題材に?


ありがたいことだ。知らない間にPRされている。

地域の公民館依頼で年間10回の歴史教室を開いているが今回が最終回。


記念写真を撮る


約1時間話しをして、何処か実習に行きたい所はと聞くと
カンカン石を見に行きたいと。


要望にこたえて山へ
車で行ける場所、地元の人でも知らないそうだ


石をたたけば金属音がする。少し下方の古墳の石も同じ音を出す。
参加者は不思議がった。
もう1年続けて欲しいと改めて懇願されたが「すまぬ、ごめん」と言う口が辛い。

一晩寝て起きれば快晴、久しぶりの我が家の自然を眺める。
あらら、桜が咲き始めている。


河津桜

寒緋桜


植物は寒さを感じて、暖かくなると咲くのは早い。(我が経験値)
フォト撮りに気が抜けなくなる。

椿もどんどん花を付け、藪椿の花が落ちてくる。


首を切られると武士が嫌った椿の花


沈丁花は花が咲き、香りを出すにはもう少し時間がいるようだ。


赤色

白色


ボケの花はかなり前から咲き始めており、このボケと馬鹿にしていたが
今頃になると少し花色が綺麗になってきた。


草ボケ


この花、頭の中ではな名が出てきているが鼻から先に名前が出てこない。


最後の最後まで名前が出てこない


ガ(シンジュサン)の蛹もわからないらしい。風に揺られて笑っていた。




暖かくなるのは良いことだが春は陽気に誘われて馬鹿と阿呆が顔を出すと言う。
その証拠に、いまだに花の名前が出てこない。

梅&うめ

2016-02-07 21:54:37 | Weblog
桜と梅が同時に咲く年もあれば梅が早く咲く年もある。
今年は梅が早く咲く年のようで満開のところが多い。

我がや周辺の梅


紅梅

白梅


我が家の梅には今朝メジロがやって来ていたらしい。
このメジロ、木違いであることに気がついているだろうか。
山では今日もルリビタキがやって来る。


彼女に会いに行っているわけではない


ここ5日間5番砂留付近に行けば必ず対応してくれる。
彼女もロマンスグレーが好きなのでしょうか。

6日福山市環境保全課の主催の自然見つめ隊で自然探索。
芦田川の河口堰周辺の鳥を見る。


鴨類、川鵜、カモメ、カイツブリ、海のパンダ、オオバン他にも
ジョウビタキ、ツグミ、カンムリカイツブリ・・・


ここではミサゴも沢山おり、川に飛び込む餌取りの姿はよく見られるとのこと。


この場でも梅が咲いていた


そしてここでも梅
菅茶山記念館。


本日7日が最後の日
親子連れがクルクル


茶山の詩




小学生らの絵


素晴らしい絵ばかり。
最近の小学生はここまで絵描きが進歩したのだろうか。
それとも家族のお手伝いがあるのだろうか。

そんなウメー話で最優秀賞がもらえるはずはない。
やっぱり子供の実力だ。

砂留見つけた

2016-02-04 21:54:45 | Weblog
究極のシイタケ栽培をテーマにエコ活動に応募したら
奨励賞を貰った話は書いた気がするが助成してもらったら
報告書が必要になる。つまり実行しないといけない。
2月3日組合長からお手伝いの要請が入る。


皆より少し遅れて淀ケ池畔に着く


すでに植える場所の設定がしてあり、赤色に塗装してある竹が立っていた。


クヌギを植えるらしい
申請はコナラのはず


どちらの木もシイタケ栽培には適した木だから問題はない。


植え始めている

遠くから作業を見る


穴を掘りそこへ植えていくが見ている程楽な仕事ではなかった。



苗木はどこから買ったのだろうか。インターネット販売より安い。
もう少し安い方法を見つけた人がいた。


落ちている実から芽が出ている


この方法だとガソリンを使って苗を運ぶ必要はない。
これこそ究極だ。

2時間ほどかかって本日の目標は植えた。

シイタケの植栽場はもう1ヶ所、その場へ移動。
そう簡単には終わりにはしてくれない。




以前からこの場に砂留があるはずだと目を付けていた所。
コナラの植林をやめて堂々川の砂留発見の仕事に入った。




見つけた。やったーぜ平成9年3月発行の「福山藩の砂留」に記載されている内容とは違う。
この池の東側に淀ケ池東砂留があり磁石を持って西側を探すと少し異なるが
まぎれもなく淀ケ池西砂留だ。
これで湯野村誌が書いている4つの砂留すべてが見つかったのだ。
約20年後に「御領の古代ロマンを蘇らせる会」が御領山の古墳に続いて
真実を暴きだしたのである。
恐るべきボランティアの力
自分で自分を褒めるのもなんだが事実は小説より奇なり。
当時のお役所およびこの本の事実上の作者のコンサルに勝った瞬間である。
でもまだ辛かったという事実は残るかもしれない。

例えば発見した日に四季の森ゴミ処理場にお茶、ジュース、特茶等50本以上が
捨てられていた。賞味期限はもう少し先、開栓されていない新品らしい。
もしかして毒入りと思い、さすがの人も呑む気は起こらなかった。
会が市と契約している場所へおくことにした。




まだ飲める飲み物を普通捨てるかな!
これこそが究極のいたづらと嘆いたのである。

広島へ

2016-02-02 20:38:22 | Weblog
昨日1日は副会長からモミジを植えるから山に来るよう電話が入る。
猪捕獲のために餌(こごめ=販売できない青い米とか割れたり小さいお米)を準備していたから
二つ返事で現地へ急ぐ。そこにはすでにモミジの苗木を準備してあった。


モミジの苗木3本


前回植えた場所へ、
その前に獅子捕獲の檻の前と中に餌を撒いた。
(写真でお見せしょうと思ったが猪さんが見てると入らないからパスした)
少し余談話
神辺町観光協会が発行している「かんなべ浪漫」と云う広報誌がある。
今回発行は18号 私の発刊に寄せての思いが掲載されているがこれは次にして
この浪漫の中に備後の方言のことが今回から連続で始まる。
先ほどの猪の檻に関して、なぜ猪が檻に入らない。
餌がミテタからである。
「みてた」の標準語訳は「無くなった」である。
=見るではなく無くなる=こんなことが書いてある。
面白い記事が満載、神辺町観光協会へお願いしたら送ってくれるかもしれない。

モミジは5番砂留の東に植えた。






今回又砂留(砂防堰堤)の上にゴミを捨てた奴がいる。
しかしこの場を清掃しているアダプト団体が知らぬふりはできない。
拾わせてもらったがどうもこの場にあるのはおかしい!笑えば良いがそうもいかない。
下から吹いてくる風に頭を冷やすとこの場へ運んだのは「カラス」
それなら分かる。でも道路に捨てたのはマナーの悪い人間様。




ひと夜明けた2月2日
全国砂防サミットを11月に計画し、福山市からは採択されておりこれを推進するために
広島県の砂留を管轄している部門へお願に行き
まともに資金援助が欲しいと言えず、共催して欲しいと言ってみた。
そこからの詳細は機会があればいつか掲載したい。


新幹線で広島へ
広島駅に着く少し前に球場がある


広島カープのホームグランドである。
広島県の担当部門のトップの方と要望相談を終えて
先日、神辺シイタケクラブで助成金を戴いたRCC中国放送さんへお礼に行った。
RCCさんは広島城の畔


この場の渦巻きはいつも不思議に思う
が今回は鴨とりにした


広島城址


福島正則が築いた城
県庁の北側にある


そこを見物しょうと思ったらもうお昼

広島へ来てお昼と言えば広島風「お好み焼き」
広島の人が美味しいと言うお店は女性の人の名がつく店が多い
例えば「ミッちゃん」『麗ちゃん」等
パルコの近くにある修学旅行生とか団体が多く予約するのは「お好み村」
味はどこもほとんど変わらないと思う。
どの店もおたふくソースとかお好み焼き用のキヤベツ使っているらしい。


沢山のお店が入るビル


この中のお店24軒の内の1軒に入った。




馬が桜で猪がボタン、ここのお店は海鮮の味だった。
お好み焼きとは関係ないがおちをミスした結果、折角素晴らしい活動をしているのにダサくなった。