自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

夜の虫

2010-08-30 21:45:26 | Weblog
雨が欲しい。
東西南北すべて入道雲が湧きでているのに神辺上空だけなぜが青空だって!

その雨に瀬戸と山陰の分水嶺辺りで有難くも濡れさせてもらつた。




広島の北部では大雨・洪水警報が出ていたようで50mm/h
降ったところもあるとニュースが言う。
幸い15分ぐらいで上がったが強いふりだった。
さて、29日の夜のできごと。
虫の鳴き音につられて屋外へ出た。
鳴く声はすれども姿は闇に隠れて見つけにくい。


見つけたと思ったがカマキリ


その側の桃の木で、りーりーりーとややかましいほどの声


アオマツムシ(中央 三角型)

虫の形がわかりますか

ジジジの鳴き声はツユムシ


鳴いているようだが音の識別不可で、名前もわからない
この虫は無視した。



なぜか葉につかまりギンヤンマが寝ていたが土ぼこりをかぶっている。



まだ小さいから大きな虫は逃げれるが蜘蛛の巣がたくさんあった。


ノウゼンカズラが咲いている近くに

コガネグモ
これからどんどん大きくなるはずだ


コオロギが鳴いていたが証拠は残せなかった。
仕事場にかえればそばには鈴虫がいる。
虫が鳴くのは羽をこすり合わせて鳴くことがこの写真でわかるはずだ。



最後にこのブログは堂々川ホタル同好会の有料図書として推薦を受けている。
よって、本日のホタルの幼虫の姿を見ていただく。


平家ボタルの幼虫9匹


孵化して1.5か月ほどだがホタルの幼虫の形がはっきりしてきた。

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9月11日10時~11時 福山市瀬戸公民館でホタルと環境の勉強会を行う。
入場無料、瀬戸公民館へ予約を・・
この話ものすごく面白いです。講師が話す口元が!   綾小路自然

学習

2010-08-28 16:28:58 | Weblog
北を見ても、南を見ても、右向け右で西を見ても一雨きそうな空模様
もうすぐ8月も終わりなんだが8月に雨を見たかなー。


北 雲が北から来た



西空バックに百舌が鳴く


本日は本気で九九を勉強した。
堂々川では唐辛子の粉末や木・竹炭を撒いても16の活動は激しくなるばかり。
川に放流したカワニナを食べられるやら、アヤメや、ヒガンバナを掘り上げられるやら
なんとかしたいと相談の結果



箱罠を仕掛けることにして福山市へ相談に行き、駆除申請をすることにした。
これでこの付近にいる数の推定16匹シッシの出没を減らせるだろう。

午前中はこの暑いのに国道486号建設の為文化財の調査をしている現場を訪ねた。
9月1日 航空写真撮り、9月4日説明会らしい。
20mX50mぐらいの広さ。
100涼にはならないが半分の50涼ぐらいの涼しさが欲しい8月終盤、空の雲は秋色だ。
縄文から弥生時期の御領遺跡だ。




東の空の雲


18時過ぎてから今日は雨だうれしいな!
雷の音も稲光も見える。



葉っぱの講演会を聞くために神辺文化会館に着いたころからポツリぽつり。
久しぶりに濡れる快感を覚えた。



過疎の町、ミカンが寒害で全滅してから再生する話
どこにでもある木の葉っぱを販売して町を元気にした人が話される。
農業普及員から現在は彩りの社長、95歳のご婦人が1日数万円の売り上げをあげる。
ボケない、病気にならない、Iターン、Uターンで町の人口が増えている。
一人の人間が町をここまで活性化した実話だから実に参考になった。
堂々川の16退治ぐらいで満足してはならない。ここは64のもうけを実践されている。



講師の著書「そうだ、葉っぱをう売ろう!」をただいま読んでいます。





イノシシに学習させて出没を防止する4X4=16と
葉っぱを学んで8X8=64を年間1千万円を売り上げる
90歳のおばあちゃんの為になる話でした。

害来魚駆除

2010-08-25 18:35:24 | Weblog
福山発の新製品を作るお手伝いをしている。
まだ「名前のない焼酎」がほぼ完成した。
名前をつけるにはコンセプトと物語が必要だと言われ
堂々川周辺を散策し、ネタの山城を探した。

新製品のレポートは後日に回して
堂々川には昔から固有のヌマムツや鮠・メダカなどの魚がいたが
ここ数年、その姿をほとんど見ることが少なくなった。


戦国時代の山城跡

この池には砂留が数基ある
魚も釣れるらしい


淀ケ池と名がある上流の池で暑いのに魚釣りの若者を見た。
何を釣るのかと聞くとブラックバスだと言う。
釣った後はリリースするそうだ。

実は昨年あたりから外来魚が急に増え下流の淵ごとに生息している。
ホタルの幼虫を食すとは思わないが沢ガニの姿が減った。


爪だけ残して蟹はどこへ行った


このような自然破壊を外来魚だけのせいにするのは良くないが
この魚を駆除することにしている。
先日、小学生が駆除を手伝うと言うから母親の許可をもらいさっそく現地へ


堂々公園の中

擬餌では食べてくれない


バッタやコオロギがいる川原で虫とり



捕まえたコオロギを餌にしたら


まだ餌が水に入らないうちから水面に来て一口で餌を飲んだ

ブルーギルが釣れた


続いて


小さめのブルーギルを餌でおびき寄せ網ですくう


まだかなりの魚群が見えるが10時を過ぎると気温が上がる。
もし熱中症にかかったら、ヘビが水を飲みに出てきたら
大切な子供を預かっている身、
ブルーのTシャツのこの子のマークは無責任だが
私は堂々川ホタル同好会の事務局の人、責任はあるので
ちょうど時間となりましたの一声で家まで送り返した。

本日の成果2匹。子供たちの自由研究のネタになったと思うが!
ありがとう。

堂々川筋清掃活動

2010-08-23 21:17:31 | Weblog
昨日、お隣の県との県境近くまで雨が降ったと西へ帰る人は言う
ああそれなのに、我が県の意地っ張り信号機は雨よくるなと赤を示す
おかげで最近は全国1、2位の気温となって福山を全国へPRした



雨が降ると期待した我が家に住まうホタルの幼虫は
まだ明るいのに右へ行ったり左へ行ったりいそがしそう


11匹が動いているが探せるだろうか


一夜明け、多くの人と例月より500m延長して堂々川のごみを拾った


参加は神辺ライオンズクラブ、御野小、神辺東中、ホタル同好会
マスコミの方合わせて55名

全員集合記念写真


上流、下流へ別れてゴミ拾い
「あれ今日はごみが少ない」と少年Aはつぶやく



今日のヒロインはこの子たち
先生をよいしょさせて川の中のゴミ拾いをさせる




先生マムシがいるのですが
長靴はいてます


すみません冗談です。
先生は環境教育と学校PRの為一生懸命でした

上流へ向かった小学生は
ホタル同好会が定例の掃除をし、
花を植えて監視の目を増やしているからポイ捨ても少なかった



が最後に見つけた不法投棄


何!布団
なんでケース入りの日本人形があるの!


ところで本日の成果は



ゴミの量は先生が川の中を拾ってくださった分、例月より多かった
もうひとつ
イノシシ被害対策
ライオンズクラブの方とホタル同好会が
害獣退治団体になりイノシシ防除の檻を設置したらとの案が出た



早速関連団体と打ち合わせして福山市へ申請することを検討する

参考までに全労済さんが
社会貢献レポートに
堂々川ホタル同好会の記事を載せてくださったのでそのコピーを渡した。



蝶を追う

2010-08-21 10:55:14 | Weblog
暑い暑いと言っても自然は例年と変わりなく秋へ向かっている
スーパーでは新米が棚に並んでいるが備後南部ではお米の花が咲いている
これだけ暑さが続き、しかも水が豊富にあるから台風が来なければ豊作だろう


稲の色もいいね

あれ、咲いた花を撮ったのにピン外れ
稲の花にもつぼみと開花がある


小学生の自由研究に役立ててもらうため先日約束した蝶の姿を載せてみた
堂々川では並みアゲハが水を飲みに来る


近ずくと逃げるが少し待つと舞い戻って水を飲む


キタキチョウも早い動きで撮影できないが時々とまる時がチャンス


イタドリに止まる


ヒトスジアゲハのようだが少し遠いので名前は確定できない



蝶も子孫を残すための活動は良く見られるがこのカップル長すぎる



豹の模様をした蝶




早めに咲いたコスモスに止まる


そんな蝶にも怖い顔をしたときや食べ盛りでいたずらの多い幼虫時代がある
蝶がいたずらをするのだからこちらもいたずらをしてみた


木の枝を顔に当てたら黄色い角を出した
人間流なら「アカベー」か


最後は毛虫が嫌いな人が多いだろう
だからこっそり載せてみた
蝶になるか、蛾になるか
ガ・チョンの幼虫


見られたくないと顔を隠す

白いのは歯ではなく足だった


この毛虫、果たしてどんな成虫になるか
綺麗になれよと期待した。

白い鈴虫

2010-08-19 18:29:51 | Weblog
ホタル同好会の会員からカワニナが大量にとれたと電話をいただいた。
2日前にも8000匹、そして本日9000匹
放流をしないといけないが川にはこの暑さでマムシが水を飲みに出てくるという話がある。


カワニナ8000匹 
ホタル80匹を養う数と認識している

当然ヘビ対策の草刈りをしてから
今年200匹が舞った川へ放流した


マムシが水を飲みに出てくる暑さとは
北海道のブログ友から福山は38.8度のニュースが流れたと連絡いただいたが
まさに動くのが嫌な暑さだった。
その友達がまたたびも取れたと送ってくれた。


熱湯で湯通しして冷水をかけて陰干し

またたび酒の材料は

7月に作った山桃の隣に保管した


これから約6カ月涼しいところで保管、時々ご機嫌伺いをし、瓶をゆすって砂糖を溶かす。
来年の3月頃飲み始める予定だ。その頃この酒を持って旅に出たいが!
ホタルが用事を作りそう簡単に「又旅」をさせてはくれない。
暮れない話だが昨日の夕陽



雲の動き具合では太陽柱になっていたかもしれない。
お盆を過ぎてから夕焼けが綺麗に見えだした。
脱線の繰り返しだったが
今日は秋の虫が鳴き始めたので紹介する。
我が家の鈴虫から
(鈴虫はブログ仲間のMさんから薬草研究会の時いただいた)


約100匹いただいた

鳴くオスは翅が大きくなり、模様も綺麗だ

1匹羽が白い個体がいる
多分色素不足の突然変異の鈴虫だ


鈴虫は狭い場所で大量に飼育すると共食いをすると聞いた。
早速数人に電話して押し売りを始めたが貰うと返事した人は一人。
養子縁組がまとまり旅に出した。



元気で暮らせよ。綺麗な声で鳴けよ。
父親気分で送り出した。

鈴虫が今も隣の部屋で合唱をしているが
昨晩は国分寺参道入り口近くで
アブラゼミとクマゼミの鳴き声を合わせてすり鉢ですりつぶしたような
ガチャガチヤの音を聞きカメラを持って出かけた。


クツワムシ


気温は史上最高でも秋が近いのだ。
暑さを我慢するのも限界にきているが
吹く風、鳴く虫、空の雲みんな秋だと言っている。

とんだ花火

2010-08-17 21:26:54 | Weblog
綺麗にとれたフォトもない
花火を撮れる動画カメラもない
たくさんあるのは車の動かないのろのろ時間

約15km先の花火会場へ向かって家を出たのが18時30分
花火開始が19時40分
大きな音が聞こえても家が邪魔して花火は見えない
会場まで1km足らず、車は少しも動かない
最初に見えた花火


民家の屋根が邪魔をする


我慢が出来ず横道に入る
20時10分
会場から逆方向へ行くから車はスムースに走る
芦田川方向へ向きを変える
空地へ車を止めてカメラを向ける







3枚撮ったところで女性から声がかかる
そこは危険ですから車を移動してください。
見れば女の警官服を着た綺麗らしき人(暗闇だから顔の識別は不能)
仕方がないから車を移動するが駐車する所などない
車の中からパチリパチリ





車は少しづつ会場へ向けて動く
スーパーの駐車場がある
入ろうとしたらガードマンにストップをかけられた
それでも花火はどんどん上がる







おじさん買い物するんだから中へ入れて
お客と言われて仕方なく柵を動かしてくれた
20時40分



終わりが近そうだから駐車場を出る
フィナーレの花火が始まったようだ
連発の音と光が見える
帰路のメイン通りに乗ったが車は動かない
2kmほどの道のりを40分かかっている
橋の上から前方を見ると
はるか先まで車でいっぱい



家に帰ったのは23時
骨折り損のくたぶれ儲け
行くべきか行かざるべきか迷った挙句の花火見物
会場近くにいた時間約30分、それもほとんど車の中でした

アゲハを追って

2010-08-15 11:31:00 | Weblog
夏休み小学生みたいに蝶を追った。
あ、アゲハだとカメラを向けるがシャッターが反応するまでに時間がかかる。


速い動きにカメラが付いていけずピンボケ
それでも左端に影が残る


ここで気がついたのだがアゲハ蝶は柑橘類が好きだ。
八朔、金柑、柚子の植えてある場所によく来て産卵などをする。


柚子に産卵しているようだ


葉っぱにお尻をつけた場所をよく見ると卵らしきものがある


卵?
1個とって指で摘まむとつぶれてしまった


そばには幼虫になっている個体もいる


つついてみたら黄色い角が出て猛烈に臭い

別の個体は良く食べる
一晩にクチナシの小さな木の葉がすべてなくなるのも分かる


この木にはさなぎになった後羽化したした姿が残っていた。



蝶を追いかけて数種をとらえたがそのレポートは後日に回す。
先日のトンボ、名前をはっきりさせたいのでリベンジした。


オオイトトンボ?

アオモンイトトンボ?


アドバイスしてくれた人の助言を聞いてそのまま次へ挑戦しなければよかった。
また深みにはまってしまった。
本当に品種が多くてよく似た色や形をしている。

お終いにかなり成長したホタルの幼虫。
水を取り換えた時の姿だが2mm程度でも、もうホタルの幼虫と見分けがつく。



虫の嫌いな方もおられるだろうが最後までお付き合い感謝します。
嫌いな人は無視してもらってけっうだったのに!


高松城

2010-08-13 19:16:05 | Weblog
岡山へ墓参りして周囲の草刈りをしたら
スズメハチの機嫌を損ねて6匹ほどのハチに襲われた。
幸いにも黒の帽子でなかったからしゃがんだら30秒ほどで立ち去った。
ブーンという羽音とカチカチとした音がしたから巣の近くまで侵入したのが原因らしい。
刺されなかったのは不幸中の幸いだ。
台風が通過して雨が降りその後曇りだったが蒸し暑い。
でもスズメバチのおかげで少しだけ寒けをいただいた。
その場を離れて帰り道、備中高松城址の案内板に誘われて右折した。


国道186号より600m

秀吉に水攻めされたお城跡


この城を少し説明すると
織田信長が光秀に殺される少し前、
中国地方の毛利を攻めた中国の役で信長名代の秀吉が備中のこの地で苦戦していた。
信長に援軍を依頼し、その援軍のトップが光秀であり、その援軍があろうことか信長を責めた。
これが本能寺の変。
秀吉はこの平地にある備中高松城(当時は山城が多い)を水攻めし兵糧をたった。
お城は平地にあり、当時は沼で囲まれた城のようである。
城主清水宗治は果敢に戦い、南の山には毛利の小早川、吉川が控え、東と北に秀吉や加藤清正等の武将が相対した戦いであった。
信長が打たれたという情報で秀吉は休戦の条件に宗治の自刃を要求した。


対峙した様子

足守川をせき止めた
大きい川ではないが梅雨の雨量は多かった


岡山県が昭和50年代に整備した城址は以下のようなものである。








沼(外堀?)の復元も行った。沼は復元したがハスは植えてはいない。
がハスが生えている。説明では400年前のハスが勝手に生えてきたようだ。
お盆だからハスの姿を紹介する。







17時前になったのでカエルが帰れと合図してくれた。



西の空から太陽が光を放ち
ここが備中高松城だよく覚えておくのだと示してくれた。



色々あった1日だけど怖さ半分、学び半分の良い盆前の1日だった。

アナバチ

2010-08-11 22:04:22 | Weblog
「暑い暑い」を理由にしてすることをさぼっている。
他にも理由はあるがしばらく庭をミント世の中は変わっている。


ミント
ハッカと言う人もある


ミントというハーブを研究するとシソ科の多年草で種類は数千種にもなる。
大きく分けるとスペア種とペパー種があり、代表的なものにはスペア、アップル、ジンジャー、クール、パイナップル、レモン等があり、隣に異種を植えるとすぐ交雑して別ものになる。
別の種になるのも早いが先祖がえりも早く、知らない間に元の香りにかえっていることが多い。
そんなミントの花が咲いているのに気付き周りを見れば


ユリが咲き

ゲンノショウコも咲きだした


ゲンノショウコのそばに土を掘り穴をあけているハチがいた。




アナバチの仲間


このハチの正式名はクロアナバチらしい。
しばらく観察していると飛び立ったハチは何やらバッタを咥えて帰ってきた。


キリギリス系のツユムシが幼虫の餌だ


ハチはツユムシに毒針を刺して仮死状態にして穴に連れ込み、卵を産む。
卵から孵化したハチの子らはアナバチを餌にして成長していく。
アナバチの仲間には


しろすじぎんぐちばち?


虫を探して飛んでいる。とり逃がしたがもう1種、餌を巣に運び込んだ。
種によりバッタや蜘蛛等が決まっている。
今月はじめMさんからいただいた鈴虫が大きくなり、半分程度別のケースに入れる予定だ。



分室を作らないと共食いが始まったら大変。
鈴虫の餌は市販品を使っているが削リカツオでも共食い防止にはなる。
観察には時間をかけてミント良いレポートは掛けないと反省した。