自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

自然農法の味

2015-01-31 21:57:31 | Weblog
1月みそか(大晦日)に自然農法で育てた穀物等を食すイベントがあり参加した。


無農薬栽培の会が主催


本当に無農薬で米をはじめとした作物か作れるのか。
疑問を持ちながらこの会の会長がホタルの監査役と言うつながりから入会。
実際に3年程付き合い無農薬栽培を体験させてもらった。
サツマイモとかそば、そして大豆は私でも無農薬でつくっているからわかるが
お米が出来る?それが出来ている。

今回の無農薬栽培品を食べた。
まず味噌づくり、無農薬栽培のお米で麹をつくる。
豆は普通の大豆、青大豆、黒大豆の3種。


豆の種類


豆を煮る。


取りだして

煮た豆をミンチにかける


塩と麹と混ぜてカメに漬け込む。


混ぜ熱を取り

カメに入れて冷暗所保管


味噌が終わり同時進行の焼き芋をほおばる。


芸人が発す言葉「まうい」なるほどと感心する


こんにゃく芋を掘り上げてあるがまだ2~3年物らしく、最低でももう1年待たねば製品には出来ない。


芋が小さい


室内ではそば打ちが始まっている。


そば打ちレシピ


そば打ち素人集団。


米寿の先生の指導


空気を抜く作業も出来ている




そばを伸ばして板状にして切る。
始めて切ると言われていたが何と上手くきるではないか。
さすが料理の先生。


包丁を倒してそばの厚みを均等にする技


盛りつけは画面には出なかったが我が憧れの君が本物の猪肉を使い
甘めの汁でつくってくれていた。


白菜も入っていたがこれも無農薬
貰って葉を上から剥いで行くと虫がでてきたもの


約5時間の体験であったが途中雪が舞った時間帯もあり寒かった。
しかし参加者約20名の心は暖かく、出来たそばも暖かい。
本当の自然を味わせてもらった。(何もしなかったことを反省)
会長に感謝。


遺跡と古墳群

2015-01-28 11:53:39 | Weblog
昨年御領遺跡から発掘された土器に卑弥呼時代の屋形舟の
絵が描かれていたことが大きく話題になっている。


ネットの記事


*御領遺跡で検索、http://www.sanyonews.jp/article/110021

従来のこのような絵は1700年前と言われていたが100年も前にさかのぼる
現在日本最古のものと新聞等では言われている。御領遺跡が全国区に名乗りあげた。

御領遺跡は縄文後期から弥生、古墳そして中世までの住居跡が残る全国でも珍しく、
佐賀の吉野ケ里遺跡の数倍の広さとも言れ、関西以西ではトップレベルの規模をほこる。
この御領遺跡を山の上から除いてみると


遺跡は天使の梯子が邪魔をして見えにくい


日を改めて


古墳の丘から見る

吉備の国西端の婀娜の国の一部


200m程の山頂から見ると想像以上に見ごたえがある。

大規模の遺跡があればそこに住む人のお墓すなわち古墳も沢山あるはず!

実は他の国(地域)はどんな古墳があるかあるか気になり
彩の国のブログ仲間、[比企の丘から]さんにご無理を依頼し、調査記事を載せていただいた。
感謝します。
以下がアドレスです。

http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/760b61e582675f90c3531c5ab759506f

この地にも沢山の古墳があるがここは平地、御領山の古墳は山の中。


開口部を遺跡の自分が住でいた方向に向けている


全国的にも1列状に上へ上へとつくられているのは珍しいようだ。


丘全般


ここからは個別の古墳を見ていただくがこの古墳結構規模が大きのに名がない。






今後、我々は古墳を世に出し、神辺の文化を発信する活動を行う計画がある。
と言うことは名前がないと困ることが多いので
名前を付ける計画があるがどんな名前が良いか、どのような方法が良いか
公募するのも一つの考えと思っている。







前方後円墳と言う規模の大きさではないが、すでに広島県史跡になっている大坊古墳、
迫山古墳に劣るとは思わない。

私たち「御領の古を蘇らせる会」に属す4団体は頑張って地域のカルチャーを発信
する為に張り切っています。



1月定例会とルリビタキ

2015-01-26 16:26:25 | Weblog
1月25日日曜日 2か月ぶりのホタル同好会の定例会。
今回の作業の目標等は
①ゴミの不法投棄場所を整備する
②ホタルの飛ぶ場所整備と草刈り
③平家ボタルの復活作業
④桜の木につくカイガラムシ退治
⑤新入会員2名初参加の紹介

ゴミの不法投棄場所をなくす作業
橋の付近や橋の上からゴミを捨てる。
見えない場所があればそこに集中する傾向があるからその付近の木伐採。


前回の思いつき伐採の場

橋の上下付近の木の伐採

伐採した木は引き上げる

左に見える段ボールはビール缶や蚊取り線香を入れた大きめの缶
ご丁寧に包装までして
ゴミの日に出せばここまで包装しなくても良いのに! 馬鹿か!


1時間も作業したら、憧れの君「ルリビタキ」参上
約5mまでやってくる。
「ジョビ吉」もやって来てルリビタキを追い回す。


綺麗な瑠璃色の鳥


ホタルを飛ばしたい場の整備


左側は水利組合が3月に整備するだろう
他所の仕事は取ってはいけない?

左右に均等に水を分ける仕組み
明治時代に造られた珍しい仕組み


平家ボタルが2年前までは200匹ほど飛んでいたが
いじわるした人が水を溜まる場所を壊したので平家ボタルが全滅した。


自然の宝庫、日本赤ガエルの産卵も見られる


先日も桜の木につくカイガラムシ予防・駆除のためマシン油を散布したが再度散布する。
桜看板オーナーの仕事のはずだが会がおこなった。



本日のその他の成果。


予定外であったがホタルを飛ばす作業として
1番砂留上流の草刈りがしてある


作業後の成果を確認していたら、ここにもヌートリアが1匹
捕まえることができる1mの川の中
確か毛皮が欲しい人もあったが毛皮にする方法がわからない。
もったいない。


ここまでヌートリアが登ってくるかなー


人間が下流で捕まえたものここで放した気がする。
こんなところにも害獣を増やす馬鹿がいる!

2カ月目の掃除作業、川の中にも入ったが沢山見つけた。
本日は本が多かった。


ごみを捨てる馬鹿がいるから
いつまでたっても我が仕事が楽にならない


余談だが

堂々川ホタル同好会は今年の4月で10年目を迎える。
その間
「捨てる紙あれば、拾う神あり」と愚痴りながらも続けてきた。

その活動を見ている人があるようで
23日、24日、26日そして来月2回マスコミの取材を受ける予定がある。

神辺北部が今冬騒がしいと言った人があるが
ホタルと御領遺跡と古墳の丘が騒がしい。
次号乞うご期待

清掃

2015-01-23 21:46:33 | Weblog
しばらくぶりに堂々川の清掃活動をする。
先日から気にはなっていたが道の端や道脇の草が伸びている場に物が捨てられる。

風邪も抜けて調子が良くなってきたので草刈り準備。
通りかかった私から見て年上の人が「一人で作業をしないでも良いのに」と
注意と言うか、上から目線と言うか上手いことを言って通った。

私だって一人ではしたくないが思い立ったのが20分前
やる気になったその時が旬。


草が伸びていればポイと捨てる

人が捨てているとそこには次の誰かが捨てる


草を刈らないとゴミも拾われない。


斜面の草刈り


草刈りの途中ジョビ吉がやってくる。
今頃の時期草を刈るとルリビタキがやってくるが今年は来なかった。




油1リットル弱、約1時間で燃料切れ、本日の作業はこのあたりでやめて上流へ
煙草の吸い殻のポイ捨てが多いこと

清掃範囲より上流の砂防堰堤が強度不足で修理に入っている。
この重機何処かがおかしい。だんだん沈んでいるような気がしたのでしばらく静観


もう1台が木を集めている

沈んでいた重機エンジンがかかった


いくらキャタピラーでもダメとは思うが寒いし、抜けられそうと見たので又上流へ

ひさしぶりの時間つぶし、平成8年以降誰も砂留の写真を撮った人がいないそうだから
池の中に入り、再度写真を撮る。


前に紹介した駒が爪砂留


何かが動いた。カメラが追う。しかしカワセミは小さい。


トリミングしてようやく色が分かる


振り返るとミサゴが餌取りを始めた。


足は水の中

次に見た時足には何も見えない
失敗らしい


ピヨと鳴いて何処かへ行った。

実は本日ある小学校にテレビ局が来た。
校長先生からお誘いがあり、話をして欲しいとはこのことか。
なんとか、勉強会は通り抜けられたが、今度は堂々川へ子供たちと
ゴミを拾いに行くとのこと、これやらせ?
テレビがインタビューをするから砂留で待ってくれと美人アナウンサーが言われる。
やらせの撮影と思って見ていたら子供たちは本気で川の中のゴミを拾う。
数年この小学校と付き合いをしているが他の学校と何処かが違う。
やり始めたら本気で取り組む。手抜きをしない。
大人はやらせの仕掛けであっても真の成果を出す。
もしかして、堂々川の次代を背負ってくれるかもしれない。頼もしい姿を見た。
助かった。25日は定例会。ここのゴミはひろわなくてすむ。

校長先生の話を適当に聞いていたばかりに、キツネに包まれたような出来事が次々起こる。
堂々川がTVに2月4日18時55分から写るそうだ。
1時間半の取材をされたが放映時間は3分程度らしい。
私のでる時間は15秒だそうだ。
でも私、テレビに出られるのだ。
嬉しいような恥ずかしいような老人の気持ちです。
私老人だがとうに60歳はすぎている。

足掛け10年

2015-01-22 13:49:49 | Weblog
今年の4月で発足10年の節目を迎える堂々川ホタル同好会。
筆者、昨年の今頃は腰部脊椎狭窄症で歩くのもままならない状態だが
その後1年真面目に人間らしい生活をしていたら少しのジャンプは可能になった。

10年一昔と言うが3名で発起した会も今は一人、会員も若くはない年齢が多い。
清掃・整備区域も堂々川中流域御領新市線から伊地線伝いに1300mと鳶ケ迫砂留200m
の合計 1.5kmホタルのため、世のため、人のためと続いたが新しい血が必要になってきた。
福山市のマチサポの担当次長さんに勧められ「まちづくりサポートセンター」に入会した。




経歴をはじめとした資料がファイリングされている


会が発行した書籍の内すでに残りがない冊子も展示してある。


堂々川今昔・堂々谷の生き物


先日会員が寄り集まり気軽に話せる会合があると言うことで参加した。


驚いた福山市立大学の女学生も参加している
美女の参加をにぎわいずくりに利用とは考えている


でも彼女たちに功徳を与えることはできても、口説行為には返事がない。
今回、福山市青年会議所の委員長さんと別途相談できる機会が出来た。


委員長と打合せ


どのお宝を守る活動でコラボするか。お互いが考えることになった。

テーマは変わって久しぶりの生き物観察
我が家にやってくるヒヨドリ、キャベツ全滅、白菜は良いところだけつまみ食いの
にっくきバードだが、水を飲む時は正座?


ヒヨどり

首が伸びて水面へ届く


23日中条小学校へテレビがやってくる。
多分、勉強会を開いて欲しいと要請があったから、この撮影にも数秒の出演可能性がある。
最新の情報収集に堂々川へ、最上流の池標高155m池にもヌートリア
この池でも繁殖しているらしい。






警戒心が強く遠くに泳いで逃げる。

大原池内の4つの砂留をすべてカメラが治めたが
調査していくうちにこの砂留堂々川水系ではなさそう。
ここに登録有形文化財に認定できない理由もあった気がしてきた。
新発見をしたがこの砂留は別の機会に検証したい。

原木シイタケ

2015-01-16 17:15:56 | Weblog
1月4日以来3回目の発信です。
ご無沙汰しています。パソコンが壊れて入院していました。
良くはわかりませんがパホーマンスが悪いらしいです。
恨みつらみと愚痴はパソコンに向けてだけで
ウインドーズ7は使えるだけ使います。
さて本日の記事は御野小学校で下御領生産森林組合がシイタケ栽培を
企画して、3年生に実際の原木栽培実習を行いました。


準備は大変

子供一人に1本当て、植菌体験をしてもらった。


3時限と4時限を使って体験をする。


待ちきれないクラスは時間前に集合している


どこも同じだが責任者、今回は組合長が挨拶をする。理事は生徒に向かって立つ。
私も副組合長を退任したが事情があり、再度理事として登場している。
アーあれから6年頭が輝く人が副組合長


植え方の講習

シイタケ菌を植える時期の説明


生徒4人1組でチームを作り、ドリルで穴をあけ、種コマを打ちこむ。


要領の説明


子供たちは楽しいらしい。


ドリルで穴開け菌を打ちこむ


明ける穴が浅いと打ちこんでも外へ残る。


最近は女の子の方が飲み込が早く動作も機敏


アーあれから40年、やはり日本は変わって来ている。


終わる時間を聞いていたのでゆっくり進めていたら


私が指導する班はブービーで終わった。


2年前に植えた原木からは今もシイタケが!


給食で食べるらしいが生える量が少ないから残っていた。


12時清掃をして完了


生徒の代表がお礼を言う。
「数日前から楽しみにしていた。楽しかった。ありがとうございます」

新年早々から寄る年波に涙もろくなっていたので目から水が落ちる。
いや風邪をひいていたのでハナ水かな!

今年もよろしくお願いいたします。

始めての砂留

2015-01-04 11:09:34 | Weblog
江戸時代堂々川には16の砂防堰堤つまり砂留が造られた。
(正確には大原池は岡山県境を流れる清水川水系に入るらしい)
下流の8つは国の登録有形文化財であるから自然流ブログによく登場する。


その代表が6番砂留


この上流に大きな2つの池がある
最上流が大原池、その下が淀ケ池で池に流れ込む各谷に砂留が4つづつある。
新年早々「好きだなー」と言われながら砂留を探してみた。


大原池内駒が爪砂留


平成の9年に発刊された「福山藩の砂留」に記載された時舟で調査したと
聞いたことがあるがそれ以来ほとんどの人が撮影したことはないと思える砂留である。
ジスイズスクープ


確率は少ないが大原池尻砂留?


江戸時代築造のものではない可能性を含めたものであるから噂として見て欲しい。
(石の割り方が明治以降の気がする)
現実には後3つ本気で探すことになるであろう。
正月早々、厭よ嫌よも好きな内とはかなしい性だ。

淀ケ池東砂留は昨年は整備パスしたので2年ぶりに魅せるはれ姿。


12月森林組合の作業終了時2回に渡り整備(自慢)


下流の砂防堰堤2つを紹介


1番と2番の中間のにある渓谷岩盤の上の砂留

今年平家ボタルを飛ばしたい場所


砂留はここまで、2日、3日に見つけた鳥を見てもらう。
アトリはピンボケで除外しなければならず残念。


大原池でみるミサゴ
ピイヨピヨと鳴く


堂々川にも電線がありすずめがいた。





川近くの家付近でシジュウガラ



ヒワの群れ近づいたら逃げていく


雪の朝ふくれてとまっていた桜の看板の支え、
シャッター切ったが消えている。




しまった、鳥(撮り)逃がしたと思ったら10mほど離れた木にとまるジョビ吉




こいつは春から縁起がいいや。吉が残った。

2015年元旦

2015-01-02 18:24:26 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
上手(馬)く計画が運んだ2014年、うめー(メー)年にしたい2015年が明けた。

12月31日 今年・来年と国分寺の世話方に任命されてその仕事をする。

31日11時4分空の雲を見る。
帰省している孫に今日の14時から雨が降るから空の雲をよく見ていろと指示した。
そして14時1分本当に雨が降り出した。
雨に濡れ困った孫に「まごまごするから雨に会うのだ」人の言葉を信じろと説教した。


それにしても羊雲が現れると良く雨が降る


気象庁さんも時間までドンピシャの羊雲を信じて予報しましょう。
その雨も夕方には止み、除夜の鐘をつく準備が始まる。

23時前から祭灯木(さいとうぎ=当て字)のカバーを取り
寒さを逃れるためにそろそろぞろぞろ訪れる人のために火をつけるようにお願いする。

23時30分 般若心経が始まり


点火

燃え上がる
鐘つき堂の上に月が見える


そして鐘をつく、この寺は希望すれば誰でも鐘をつくことができるから
人気があり、24時過ぎまでに108の鐘が鳴る。
途中で雪が舞い始めた


大きな塊も落ちてくる


2時前に下火になり解散
そして翌朝、元旦陽が登ると屋根が白い。
急げ!堂々川へ


白いが予想より雪は少ない


道路脇は白い




2番砂留まで登る


上流の3番砂留が見える


4番砂留


山の木に雪がない


寒い寒いと言いながら6番砂留まで歩く


決めた
神辺町観光協会の
神辺風景100選に応募しよう

近ずくと迫力がある


今年も堂々川と遊ぶことに決めた。
ここからウメー話を造ることにする。