自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

2月の定例会

2017-02-22 14:26:42 | Weblog
堂々川ホタルの2017年2月の定例会は
ゴミを捨てやすい場の整備と生物多様性の場作りを目的とした。
ゴミが沢山ある場所3ヶ所を重点的に整備とゴミ拾いをした。

国分寺の紅白梅を見ながら





春が来たことを確認し会員11人は堂々川へ集まる。

ゴミを多く捨てられる所は
①道の脇が藪化して見えにくい所
②すでにゴミが捨ててある所
③障害物があり、上流のゴミが滞る所
④道の脇が広くなって駐停車出来る所
⑤橋の付近(橋の上から川めがけて捨てる)

①と⑤がかぶる橋の付近


しばらくぶりの草刈り


1番砂留の下方本流③に相当する所


草刈り


①②がかぶる場所の川の中




④堂々公園入り口付近 なぜか煙草の吸殻が多い




③6番砂留の下方
この場はホタルが沢山飛んだ所
カワニナの放流も兼ねてゴミ拾い


19日のカワニナ放流数は約12000匹


拾ったゴミは45㍑袋に3つと空缶約15個
その中に酒類が6缶&パック


このケースは特にひどい


定例会の早朝か前日の夜、スピードを出し過ぎたのか道脇に乗り上げ
処理済みの車があったことが分かる


道脇のアスファルトが壊れている
又道横の草むらに轍の跡

ラジエーターから流れ出した不凍液


定例会の日現金を収得した。
交流のある駐在さんにメールしたら今日は出張中につき
神辺交番か本署へ持参して欲しいとの返事。

交番へ届けた。
交番の担当は留守、本署へ電話したら今現場対応中
しばらく待ってもらえないか云われる。
隣の本屋さんに行くと言って時間をつぶす。
何と本屋さんまで迎えに来てもらえた。対応がよい!
収得現金手続きの際、別の警官に酒・アルコール類の空き缶の話をし
パトカーを時々・頻繁に堂々川を通るようにお願いしたら
聞いているのかいないのか返事はない。多分このときは耳が遠くなったのだろう。
次に事故の話しをしたら愛想はあるが動きはない。

そして拾得物の手続きが終わると
お礼金が5%~20%貰えるがどうするかと聞かれ
仕組みを詳しく教えてもらった。
県に寄付か引き取り手がない場合、当方のものになると。
金額が金額故に何処かへ寄付すると言ったら災害団体なら
一度当方が引き取り、寄付して欲しいと。

ホタルが引き取ることにした。?千円の20%ゲット?
「とらぬ狸の皮算用」

先日も掲載したニホンアカガエルの卵5腹以上
卵を産みに来ている親も発見


距離2m

産んでから時間が経っていない卵


お金を稼ぐのも、自然を守るのも楽ではない。
後何年もできるものではないから、
ゴミも警察対応も今しばらく我慢が必要か。

春が来る

2017-02-15 18:03:28 | Weblog
最近のお天気と気温は三寒四温というには少し外れるが
周りの自然を眺めると春がかなり近づいていることがわかる。


朝起きたら雪か霜か見分けのつかない雪が見えた

高気圧が近づいたが寒気は残り
入道雲が元気よく天空へ登る


寒いのは変わりがないがお日様が顔を出せば暖かい。
咲いている花もちらほら






冬から春にかけて咲く花


水仙

ハーブ


人面の花も咲いている



もう少し暖かくなったら咲こうと準備する沈丁花





紅白そろい踏み春を待つ。

最近一休みしていた原木シイタケも首を持ち上げ雨を待つ。



毎年変わらない冬から春へ移動する季節の彩り

はえー話がこの寒いのに
蠅が手をする足をする




間違って葉が見えたぼけにのとげにでも当たったのかな!



はっハ、ぼけた蠅さんだね。

今年のホタル

2017-02-12 17:07:28 | Weblog
毎年寒いときに川へ入り生き物の調査をしている。
2月8日天気予報は冬型、寒くて雨か雪と予報

ここ数年当たるも八卦のカマキリの卵のある高さで雪の積雪予想を
していたが当たらないような気がしてやめている。
それが2月8日雨の確率の高い雲が出たのでカメラを構えた。
カマキリの卵それも地上3mも越えている。
この暖かいのに雪が多いとはあてにしないで放置した。





それが鳥取や広島県北部は30年ぶりとか!
カマキリさん信用しなくてすみません!

堂々川では川津桜の蕾はまだ色ずいただけ、咲くのは先のよう。


10月櫻が数輪咲いている。


先日から堂々川に入り生き物調査をしている。
広島県準絶滅危惧種のニホンアカガエルの卵の確認
毎年2月初旬に卵を産む。


オスがメスの来るのを待つ


メスがやってくると交尾して産卵





例年とほぼ同じ数。卵塊が50を超えているから300前後

長く水の中にいると長靴という文明の利器でも足先が冷たくなる。



一昨年の工事ミスからセメントが流れ出した問題以来姿を消していた
ヘビトンボの幼虫も1匹見つかった。

調査目的のホタルの幼虫は今回も見つからなかった。

福山市の100周年記念事業
次の100年に伝えたい、残したい福山の誇り



福山市から福の山百選 部門「宝」堂々川のホタルの
認定証はいただいたが
会員の年齢は高くなってくる。ホタルは少ない。


対岸から見る堂々川はちっとも変わらないのに

捨てられるごみは減ったのに



どうすりゃいいのか!
又ホタルを蘇らせるために10年前ビオトープを作ったが同じことを
しないといけないのか。
それともどこかの団体のようにホタルの幼虫を
1匹400円出して購入するか?

ホタルと環境のコンサルをしているのにどうするか悩んでいる。


はーと

2017-02-09 10:53:30 | Weblog
えーと今年の干支は鳥だった。
間を伸ばして最近の鳥を見た。
メジロの曲芸最近よく見る光景だ。


逆光の朝

撮影を急ぎぼけたかな


そのメジロ


ウメに止まってきちがいに


エナガ・シジュウガラもウメを見る





この鳥達はきちがい(木違い)ではない

最近の百舌、人を見れば近づいてくる


そんな男の独り言
だまって聞けば面白いものまね


キジバトが我が庭に住みついた。


ジロリ
人の恋を邪魔するな


鳩のハートはもう春模様



今度はメスが見てはだめと目で合図。
オスはやっぱり気が大きい。羽根の中に首を入れていた。
ハトの文字をハートとのばしてみたが春はまだきぬ。

国府と遺跡と蝶

2017-02-06 18:14:51 | Weblog
2月に入って何をしたのかわからないが忙しい。
エー日記を見ればなるほどやっちもないことを沢山している。

例えば在所の年表作りで手掛かりを訪ねたり、自然を訪ねたり
少し遠方の国府シンポジウムを覗いてみたり、遠音近音を聞いている。

その一、年表作り 神辺歴史民俗資料館を尋ね、作った年表誤差を確認。


近郊の砂留位置を確認

砂留何と言っても堂々川
やっぱり日本一

御領遺跡の遺跡場所を見る


日本でも有数の御領遺跡(佐賀県吉野ヶ里遺跡の4倍)もある。
対面の山には870基もの古墳があった。


堂々川から岡山県境までが御領遺跡


その山にある古墳、県も市もお金がないから発掘調査は後回し、
少なくても我が地には「御領の古代ロマンを蘇らせる会」があり
ボランティア活動を続けて整備を続けている。
が強がり云ってもお金は無い。
足長前方後円墳




現状神辺では唯一の前方後円墳を整備


午後、私以外は別の前方後円分の整備をしたらしい。

お昼から府中市の国府シンポジウムへ参加した。
すでに満席近い、300数十人




写真を撮るなと肩を叩かれ、市を上げてPRしているはずなのに
肝っ玉のちいさい主催者?可愛そうに!

しかし、この発表をした地域のTVキャスターが格好良かったから
ついパチリ。許可を得ていないから顔とスタイルは載せられない。
(ここで良心が顔を出す)


面白い発想をしていた


なるほど、こじつけられるもんだ。
光源氏のモデル=藤原実方
筆の三蹟と云われた=藤原行政
はたまた出てきた
紫式部のひいおじいちゃんときた
藤原文範

いくら国史跡が出てきてこの地が西の都と云っても少しやり過ぎだ。

まだこの地が国府跡と決まったわけではないのに国府跡に登録!
ならば神辺はどうした。
多分お金がなくて、発掘を途中で辞めたのだ。

ここだけの話、今我が作の年表にこの程度のいたづらならいくらでも書ける。
要するに証拠がない。一度発表すると嘘が独り歩きしかねない。


しかし良いシンポジウムだった。
昨年9月私たちが開催したシンポは少しだけ勝っているかな・・・。

堂々川では4日の日、春にも負けない気温と青空
テングチョウがあちこちで飛んでいた。






ウーン、やっぱり天狗になっていたかな。