自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

青い果実

2019-08-26 17:27:51 | Weblog
蝉の声が遠くに聞こえ始めた。
堂々川は最近不法投棄が増え始め少しいら立っています。


レンジを橋のたもとへ置いている
川に投げ捨てなかっただけでも〇か


しかし、先日のブロックに続いての仕業には困ったものだ
このクソガキと黒柿にあたっても仕方がない。


甘がきで大きくなれば板材は高級品


黒柿に詫びを込めて今日は果実の日とした。


まだ花と実が共存の百日紅


柘榴は先日まで多くの実がぶら下っていたが自分で間引きをした。


勿体ない。婦人に対しては漢方薬なのに!


椿は毒毛虫(チャドクガの幼虫)に葉を食べられて丸裸。



柑橘類は今年は豊作なのだろうか。


八朔

柚子

金柑は花と実が同時進行でまだ実は増えそう


胡桃の実を始めてみた気がする。
この木にはセミが卵を産み、根から成長の液を吸い取られるから
実迄栄養が回らない。蝉も良くしたもので今年は根元に止まらない。

少しボケが出始めたと周りの人が言うから、セミは見ても見ていないか?


クルミ

木瓜の実


今年の南天は花の時期雨が少なかったから実は多い。
つまり、實成を自慢している。難点!


南天と問答をしてもお洒落にもならない


堂々川では定例会と数日に1度は有志がごみ拾いをするが一向に減らない。
一時期彼岸花が18万本も咲いた年があったがその時は少なった。

今年はまだ8月の終わりなのに花色が6色咲いた。

こちらの方は成果が上がっているのに、
ごみの対策の方、会員は一生名懸命でも世間様はまだ身についていない。
青い果実のままで前進がない。

邪道

2019-08-19 21:06:06 | Weblog
 11月9日神辺町観光協会主催の史跡めぐりがある。
前回11月10日は間違いで参加者募集がもうすぐ始まる。
観光地のお墨付きをもらったようで堂々川の砂留もそのルートに入る。
折角来ていただくわけだから、当日彼岸花が咲くように努力している。


堂々公園内の小川

6番砂留の村境石付近


一寸邪道だがブタナ(タンポポモドキ)が蔓延り彼岸花の生育を妨げるので除草剤で処理する。


2日過ぎるともう枯れ始めた


鍬でとれば球根迄掘り上げるので薬剤で枯れるのはありがたいが後遺症が心配。
秋までには草色は元に戻るだろう。

ところで彼岸花は3色目のナツヅイセンが2回目の開花を始めた。
約60本ほど咲いている。


1回目は7月25日頃から咲き、これは2度目


台風が来る前にはセミはよく鳴いたが


ツクツクボウシ


今、お盆を過ぎて19日になると蝉の声は遠くになり、
アブラゼミはクツワムシの鳴き声のように
壊れたおもちゃの人形のガチャガチャ音に変わっている。

話しはよく変わるが我が家から神輿草(げんのしょうこ)の種を採り、川の沿道に撒いた。


蝶ベニシジミが花にやって来た


台風は我が家から70km強離れた呉市に上陸したがその時は空の雲が切れて
青色ものぞき、風はほとんど吹いていなかった。
これが台風の目か?それなら大きな目であったと思う。


上陸前の風と空

久しぶりの雨でカタツムリは元気になった


雨があがると高砂百合(外来種)


花に紫の筋が見える


数年前ユリの花の種だと知らない人からたくさんもらい堂々川周辺に蒔いた。
知らないが故の邪道な行動だった。害草と言われるように繁殖力はすごい。

前回も載せたが不法投棄の対応は
近くの駐在さんに文書で報告、福山市へも電話で相談した。
余分な仕事を貰ったが捨てた人は検挙の可能性も出てきた。


近所の人のようであり、つかまる、つかまらない
今頃になっても我が行動をまだ悩んでいる


夏休み、子供たちが堂々川の蛇やイモリが出る場所でミナミヌマエビを
捕まえるために斜面を降りた。近くまでより注意がてら何が取れるの?と声をかける。
保護者がいたので気を付けて足を取られる場所もあるからと言っておいた。
ここにはヒルムシロという年々減っている水草が沢山ある。


知らぬふりをした方がよかったのだろうか


この堂々川の支流にはエゴノキが実をつけていた。
エゴの実はサポニンを含んでいる、つまり毒がある。


ヤマガラという小鳥はこの実が好きで食べにくる


今日のブログはあちらを少し、こちらを少し
邪道なこととは思いつつ雨の1日を過ごす為に書いてみた。

インスタ映え

2019-08-13 18:42:01 | Weblog
暑い夏の夕方、空をポカーンと口を開けて見ていた。


天気予報がよく当たるので最近は空を見る機会が減った


もともと夕日を見るのは好きだったから夕日がきれいな場は知っている。


堂々川から西の山


池に映る夕日は


怖いほどきれい 8月10日19時過ぎ


少し先の話しだが堂々川へお客様を招待するという話が出てきた。
神辺町観光協会主催の史跡巡り10月20日
そして11月10日福山市のイベント

よせば良いのに彼岸花を見てもらう企画はと声を上げてしまった。
花咲かじいさんではないが挑戦することにして早速行動した。


ナツズイセン 8月盆前から今年2度目の開花



遅咲きの彼岸花球根5個 調達して試験開始


資金調達も考えながら
球根販売商社から10月~11月に咲かす方法を聞くことにする。
自分の経験から温度管理をすればその日頃で咲か事は可能と思っている。
この品種 花時期は長いが20日間、いけるか、無理かとにかく挑戦しよう。

でも
彼岸花を植え始めたのは2008年、
当時堂々川には物を捨てても良いという風潮があったのだろう。
それを無くすために植え始めて
ようやく年に1度か2度の不法投棄発生迄にこぎつけた。
今回も


茂みにコンクリ―片

思ったよりも少ない
 

しかし気温は33℃超えているから汗が出る作業。
こんな作業をしている人も居るから捨てないで欲しい。

その前にこのブロック片どこに処理する。これは難題だ!

昨日の事、家の畑でアブを見つけた。
何かを咥えている。



どうもフェエンネルに花につく、嫌な臭いを出す虫


名前を調べる元気は出ない


虫退治をしてくれているアブには感謝。
欲を言えば不法投棄をした人を指して欲しい。

余談
昨晩流れ星を見るために23時頃月を見た。
傘がかかっていた。





流れ星は見られなかったが月の近くに星が見える。
土星か?
台風が来るようだ。
お互い気をつけましょう。


2019-08-10 17:51:43 | Weblog
堂々川の中流域、昭和元年に造られたという川の土手の石垣が木の根のいたづらで
崩れ始めているという情報から県・市の職員の方と川の中に入る。
 昨年の9月以降ホタルの会員は川に入ってごみを拾うことを禁止していた。


スズメバチの巣があちこちで見られたから会長が禁止の指示
会長冬場に解除を忘れていた


川に誰も入らないから不法投棄や木の根のいたづらがたくさん見られた。


ゴミやDVD付き週刊誌

笠岡諸島北木島から来た割石の石積自然にあーあー無情


お盆が近くなってきた。
梅雨明けの7月25日からうるさいように
朝はクマゼミ、昼から夕方にかけてアブラゼミ
その隙間の時間帯をニイニイゼミが鳴く。


クマゼミとアブラゼミのそろい踏み


朝は早くからクマゼミのシャンシャンと何の手打ち式かわからないが元気よく聞こえる。




お昼ごろ35℃を超えた頃からはアブラゼミが頑張る


日が傾くころにかけてもなく


そのアブラゼミも最近は木の根元近くに止まりだす。


産卵か


ニイニイゼミの数が今年は少なく


写真撮リモデルにも困った


夕方は山からツクツクホウシがおりてきて一声鳴いて次の木へ
その際小便をかけられるのは2度3度と経験した。





暑い日が続くから堂々川へ出張し、ごみ拾いをすることも少なくなっている。
いつもの年ならヒグラシやミンミンゼミの声も聞こえるはずだが
金で困った鳴き声は1度だけ、金金カネの声を聴いた。

ミンミンゼミは洒落にもならない1度もみんかった。
それでも昨日福山城水野入城400年記念で堂々川へお客様を呼ぶために
という会議があったので参加した。
いろいろ企画がなされていた。
決まれば10月に来られるお客様の為に彼岸花をお見せしたい!
会が勝手に決めて咲かせる手段を考えた。
試験の為彼岸花の遅咲き品種を購入して堂々川へ植えてみた。

ミンミンゼミが鳴かなかったから、
見ん見えないの苦情の無いように今後研究することにした。

13回目の水質調査

2019-08-03 21:57:26 | Weblog
堂々川で今年3種類目の彼岸花科の花が咲いている。
サフランモドキ、ナツヅイセン、
そしてリコリスサンギニアまたの名をキツネノカミソリという。


キツネノカミソリ


堂々川一帯で今年の花色の目標は22種。

砂留やその近くにはノブドウが蔓延っているがこの葉を食べる蛾の
幼虫がうろうろしている。


セスジスズメの幼虫


8月1日 夏休み恒例として始めた水質検査が今年で13回になる。
目的は夏に堂々公園で水浴びする家族連れの安全確認
小学生の夏休み自由研究の資料提供、来年のホタル占い等。


家族連れや団体が小さい子を川で遊ばせる
幼児の安全確認は最大の目的


観察採取場所は3番砂留、5番砂留が作る川原


網やバケツ持参の福山市の出前教育を使わせてもらう


テント張りや川の草刈りは堂々川ホタル同好会
昨年からは参加記念品を御野学区公衆衛生推進協議会が後援として
提供し、デジタル温度計で周囲の温度比較をする。

採取した生き物は小学生が発表し、ボードに書いていく。




この時間帯を利用して大玉スイカを2個、全員で食べる。


30人を超えた人たちが食べる


ぼやぼやしていたから私の分がない。
副会長が食べ物の恨みは恐ろしいからとどこから持ってきてくれた。


この姉妹 妹は1年生というが何切れ目?



食べた皮はホタルの幼虫の餌になる。川の中に竹串で刺して流れないようにする。


5時間後にこの場所へ来てみると
カワニナが何個も川の皮に付いている


この日採集した生き物は
綺麗な水に住むすむ生き物・・サワガニ、ヘビトンボ、トビゲラ等
ややきれいな水の生き物 ・・コオニヤンマの幼虫、ゲンジボタルの幼虫、カワニナ等
汚い水に住む生き物はいなかった。
日本水環境学会発行水質判定 指標生物より

今回はややきれいな水に住む水生昆虫の数が多いということで
判定は「ややきれいな水」だった。


2年目も水にいるゲンジボタルの幼虫


ホタルの幼虫はほとんどが1年だが2年目のものもいる。
指標生物ではないがトンボのヤゴがいた。


イトトンボの仲間


温度計で道路を測れば50℃以上、水温は35℃
午前中から猛暑日なのだが


赤とんぼ


秋のトンボが飛んでいた。

今年も無事に11時30分にはすべての行事が終り解散した。
ご協力いただいた福山市環境啓発課、御野学区公衆衛生推進協議会
御野小学校、堂々川ホタル同好会の会員、保護者の皆様ありがとうございました。
主催したホタルの会長には暖かい拍手をパラパラといただいたことに感謝します。