自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川の環境

2017-07-27 21:50:51 | Weblog
昨日RCCテレビ「イマなま」の番組で堂々川ホタル同好会と
近隣の保育園と小学校2校が取り組んでいる環境問題の実践が
放映された。




不法投棄防止対策の一つ
綺麗な所にはゴミは捨てない人間心理
にうったえる活動




会と園児・児童が植えたヒガンバナ


昨年の実績


こいつが植えた球根を掘り返さなければ今年で30万本開花が見られたかも?


25日捕獲檻に入った50kgの猪


彼女の運命は平尾昌晃氏に聞いて欲しい(星は何でも知っている)

話は変わって堂々川ホタル同好会と福山市環境啓発課は今年の夏休み8月3日に
11回目の川に住む水生生物から水質を調べる調査を行う。
つまり2007年から続けている。
古い話だが始めた頃は一つの谷にだけだが黒い水が流れていた。


今では夏休み家族で水浴びが安心してできる


自慢したくないがこの水質調査をする為には多くの労務が提供されている。
5番砂留が作る川原の草刈り





3番砂留が作る川原の草刈り





蛇や蜂がいないか確認作業

スズメバチの巣は除去した




蜂の子が300近く居たとか


この36.1度の環境で草刈り、蜂の巣の除去をしていただいた会の
副会長お二人と今年から共催することになった御野学区公衆衛生推進委員会の代表
刈り取った草や伐採をした木の枝を処理してくださった福山市の方
皆様の力をお借りして前に進んでいます。

いつもお願をしているが水浴びや公園に遊びに来る人
あき缶、ペットボトルを川に捨てないでくださいね。

情報提供
園児・児童が植えてくれたヒガンバナの球根
広島県NO.1になる日も近いので堂々川の環境維持のご協力をお願いします。
花が咲く時期は
ナツヅイセンは8月中旬から月末に
白のリコリス(彼岸花)は9月初旬から
中旬には赤色、キツネノカミソリが咲きだし
黄色、オレンジ、ピンクも咲いてくる。
多分今年は17色は咲く予想です。

梅雨が明けた

2017-07-21 12:03:38 | Weblog
集中豪雨が続いていたがようやく大雨のトンネルを抜けた。
夏本番の暑さをどのような言葉で乗り切るか考えることにする。

今日は梅雨明け頃の自然界を紹介する。
花 センノウ


かなり弱ってきたが我が家で10年目を迎えるフシグロセンノウ

少し遅れてやってきたセンノウゲ


セミの声が急に大きく聞こえてくる


アブラゼミ

土から出てくる数も半端ではない


ニイニイゼミも出てくる


このセミの抜け殻は何時も汚れている


セミの抜け殻は夕日が沈む頃から地上へ出てきて脱皮した残りもの



暑くなれば水が恋しくなるのは人情


青鷺は水の中にたたずみ

蛙は人を感じると水に飛び込む

バンは沖へ子連れで逃げ出す


蝶蜻蛉も飛ぶのをやめて一休み



話は変わり、8月3日近隣の小・中学生の水質調査と環境調査を行い、
児童の夏休みの課題を遂行するお手伝いをする。今回で11年連続の実施。
その準備も行い、8月半ばからヒガンバナが咲き始めるから草刈りを定例会で行った。


近い未来にヒガンバナの里広島県一を目指して活動
そのメインの場になる斜面



水質調査メイン会場 5番砂留川原の草刈り


この小さな流れを綺麗にしたら、見えていないものが見えてきた。


スズメバチの巣が見つかった


その下を通ってメダカや日本赤がえる、ヘビトンボ他の調査をする為通っていた。
知らないことは強いこと、平気で通っていたが
巣を発見した後そこを通れと言われても、もう通れない。
おまけに綺麗でおとなしい蛇ヤマカガシを退治しょうとしたが
巣の下を通るのでやめた。蛇は命拾いをした。


この蛇、マムシより毒は強く噛まれると命に影響することもあると言う。


梅雨が明けた日から、あっち、こっちをウロウロ暑さをしのいでいた。

しかし本格的な夏、周りの音は遮断して、吾をセンノウし「アチイ、あちい」を繰り返し
時々怖いものを思い出し暑さを忘れることにした。

夏休み前の自然

2017-07-17 09:59:24 | Weblog
1週間のご無沙汰でした。
暑い日が続いています。
せめて梅雨明け宣言でもしていれば代わった言い回しもできるのに!

堂々川では8月3日水質調査をするので川の整備(記事は次回)をした。
その際の周りの自然を中心に紹介する。
花が咲く。


少し早いがコスモス5輪


前回紹介のアゲハ?




一生懸命探したが蛹は1個だけ!


フェンネル(ういきょう)に一つ

同じ所では
名前の知らない虫が生殖に励む


松の木には


住みついたのかヒヨドリの幼鳥

自然界は梅雨明けとアブラゼミが鳴く


夜になって虫を探してみた。


梅雨明け宣言をするニイニイゼミをようやく発見


蜜を吸う甲虫


小型のクワガタ?


山では羽黒トンボが


草刈りをした後に10匹以上が飛ぶ

毒キノコも沢山生えている


何でこんな所にゲンノショウコが花をつける?




いろいろあるから干渉はしないが自然界の不思議を見た。

虹色トカゲが卵から孵化、壁をチョロチョロ這っていた。



どこでどう間違ったか蜘蛛の巣にかかり宙ぶらりん
蜘蛛の勝ち


弱肉強食自然界の一端を報告する。

梅雨末期の生き物

2017-07-10 21:22:30 | Weblog
毎年日本の何処かで梅雨末期の集中雨によって大きな災害が起きている。
7月10日神辺平野のはるか彼方、瀬戸内海の上空では大雨の素が黙々と
広がり、沈む太陽の夕日を受けて赤色に染まり始めた。



九州北部の皆さま災害お見舞い申し上げます。

梅雨明けは気象予報がまだ正確でない時(衛星ひまわりの活動前)セミが鳴いた、雷が鳴った、
集中豪雨が襲ってきたなどで梅雨の終わりを感じたものだ。
まだ雨が降っているのに今年はセミが鳴いた。


セミが地下から這いあがり脱皮


鳥の幼鳥に追われてアブラゼミが飛んでいる。
そこをふと見ると我が家の軒下、スズメバチが巣を作っている。


先日の夜、10m飛ぶ薬を撒いた


翌朝見ると、蜂数匹が地上に落ちていた。

9日の午前中、夕立が降る前、我が家の畑の草刈りした。
草刈りより、フェンネルの花に集まる虫やアゲハの幼虫を見る方に力が入る。
フェンネル(別名ウイキョウ)が10本ほど花を咲かせている。
10年前薬草研究会を主宰し、ハーブ園を経営する夢を持っていた。
がハーブブームは去り、現在我が家に残るハーブはまだ20種は越えている。





この幼虫、ザーと見ただけでも10匹はいる。


はえー話、草刈りをさぼっただけ


雨が降り出し、すべてが中止となった。

本日、同窓会の幹事を務めることになっていたので打合せ日を話す中
近くの池に布袋あおいが綺麗に咲いていると。
その傍の池にはカイツブリが雛を育ていると聞き
同窓会はそっちのけで写真を撮りに行った。
チヤランポランの行動を後で謝った。同級生は良いものだ。許してくれた。


かいつぶり 30m以上離れているが警戒心が強い


ホテイアオイの花が小さな池いっぱいに広がり満開







ホームセンターでも販売していたがこの水草、
もし買い手があれば100万円以上の価値がある。
地域の共同管理の池と聞く。
梅雨末期のもやもやが一変に晴れた気がした夕方であった。

堂々川の大雨

2017-07-05 18:43:53 | Weblog
台風3号が7月4日お昼頃広島県に一番接近した。
雨量は12時~15時  11mm 台風の雨量はわずか。
その夜県中部の豊松では源氏ボタルが20匹ほど光っていた。

その後7月5日1時~12時お昼までで99mmと良く降った。
時間最大雨量は5日の3~4時 19mmだった。

恒例というのもなんだが記録を残すため12時前に堂々川へ


1番砂留下流
いつもなら水はほとんどない


1番砂留と迫山砂留


迫山砂留を水は越えて流れ落ちる

砂留機能の無い1番砂留
それでも存在感をみせる


2番砂留



3番砂留


山側に1mの丸い穴
丸穴から放水しても砂留の上を水は越えて下流へ


4番砂留



5番砂留




壊れているがその部分は見えない


6番砂留 迫力は有るが昨年6月23日よりは水量が少ない




鳶ケ迫砂留


この谷は水量が多い


淀ケ池には4つの砂留があるが4つすべて砂留の機能は見つからなかった


淀ケ池西砂留の代替として作られた名前の無い砂留
かろうじてこの砂留は機能していた


大原池の砂留、駒ケ爪砂留は水が落ちる音がしており、砂留の機能を果たしている



マスコミ報道が大げさな部分もあり
お見舞いを戴きましたが堂々川の下流の地域は砂留のおかげで
被害はほとんどありませんでした。
ありがとうございました。

2017-07-03 20:34:37 | Weblog
久しぶりに蝶を追った成果を披露する。


ベニシジミにしては黒過ぎる



アカタテハ?
結構翅は痛んでいる


我が畑で追いかけた蝶。


ホシミスジ

ツマグロヒョウモンも増えてきた



モンシロチョウ
とまりそうでとまらない

アオスジアゲハ
スピードのある飛び方
来るのも早い、他所へ行くのも早い


ホタル蛾に何度も出会うが証拠はない。

もう巣立ったはずとミサゴの住処へ
巣にはもういない。近くの木に3羽とまっている


中央左に2羽
手前の枝に1羽



ピョピョと鳴いている
親が餌を持ってきたか?



空には鳥が3羽


悠々と舞っている。
中央左はカラスのような気がするが!

ミサゴの観察15分
合計6羽いる。
何処か近くにもう一つの巣があったのか?

カラスが2羽いたのか我が手持ちのカメラでは遠すぎた。