串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

大雪高原沼めぐり

2009年10月07日 | 旅-北海道

雲一つない青空が広がる中、10:00に入山。

噴煙上がるヤンベ温泉までやってきました。
ここまで20分というコースタイムですが、私は40分もかかってしまいました。

ほとんど手ぶらに近い格好ですが、首からぶら下げた
デジイチ、結構、じゃまになります。

チングルマの花は綿毛になり、葉は紅葉しています。
緑岳の花園も、今、このちんぐるまの紅葉が真っ盛りとか・・・。

 

歩き始めて1時間15分、やっと、初めの沼、土俵沼に到着。
この先、少し歩けば芭蕉沼、滝見沼、緑沼と続きます。

これは、滝見沼。

緑沼にやってきました。
食事は、この緑沼と高原沼でだけ許可されています。

真っ赤に紅葉してるのは、ななかまど。



沼からあふれだした水が登山道を流れて来、多くの人が歩くので
登山道は、ぐちゃぐちゃ。

長靴が歩きやすいとか、スパッツが必要と書いてあるサイトが多く、
そのつもりでスパッツを装着したが、なくても充分だった。

わざわざ、大雪山荘で長靴を借りて、それで歩いている人を
見かけましたが、要らないでしょう。
長靴は、かえって歩きにくいでしょうね。

 

 木道やロープが張られたコースからはずれてはいけません。

なんといっても大雪山系、結構な上りもあります。
ストックを持っていなかったら、私はしんどかったでしょう。

 


大雪高原へ

2009年10月06日 | 旅-北海道

5:00前に釧路の東横インをチェックアウトしました。
200キロ先の大雪ダム湖を目指します。

国道38号線白糠から本別、足寄、糠平を経て、7:30頃三股山荘に到着。
当然、三股山荘は、まだ開いていません。

北海道の中でも、この道が大好き。


コンビニで昼食用のおにぎりを調達するはずが、コンビニがない。
ないですよねぇ。それに、もう国立公園内では・・・?

あのシマリスが居た三国峠の売店でカレーを食べる事に。
凄いボリュウム。食べきれません。

相方は、どうにか完食。

ここで、テイクアウト出きるものを買って昼食代わりにしたのですが、
山歩きで疲れた体は受け付けません。
おにぎりに限りますねぇ。

大雪ダム湖へは9:00前に到着。
予定では10:00だったので、1時間短縮した事に。

9:00発のシャトルバスのお尻に着いて大雪高原へと上ります。

紅葉の見頃の時、マイカー規制があり車は駐車場に置き
シャトルバスで上がらなければいけませんが、大雪高原山荘に
宿泊する車は通行可能なんです。

しかし、単独で勝手には通行出来ません。

砂利道の林道、バスが舞い上げる砂埃と排気ガスで快適なドライブとはいきません。

しかし、バスの車内には立っている人も多い。
うっしっし~、宿泊者だけの特権!
でも、この時期、宿泊料もはね上がるのです。

25分ほどで大雪高原に到着。

買いそびれた氷を高原山荘の支配人から頂き、ヒザと腰にあてていざ出発。

支配人さん、有難うございました。
お陰で、無事に沼めぐりが出来ました。

沼めぐりをする前にこの「ヒグマ情報センター」で登山届けを出し、
ヒグマと出遭ったら・・・などのレクチャーを受け出発。

8月ほぼいっぱい、この沼めぐりコースは閉鎖されていたようです。
その原因は、ヒグマ。
大きな音を出しても怖がらない、逃げない熊がおられたそうで・・・。

今日は、左回りコースで高原沼まで行けるようです。
同じ道を帰る訳です。

天気は快晴。
後から登って来る人に抜かれながらマイペースで歩きます。

体力的にどこまで行けるだろうか?
行ける所までがんばろう!

 


釧路の夜は更けて

2009年10月06日 | 旅-北海道

雨が激しくなって来て、予定していた「春国岱」を歩くのは無理なようです。
予定を変更して、納沙布岬へ向かう事に。

納沙布岬での雑感は、以前、書いたように「返せ!北方領土」の一語に尽きます。

根室のおいしいものといえば、花咲カニ、エスカロップ、
そしてこのオランダせんべい。

エスカロップは、又、次に来た時に食べよう。
花咲カニは、春国岱近くの道の駅「スワン44ねむろ」で買い
自宅へ送ってもらう事に。

「オランダせんべい」だけ食べました。
ワッフルをしっかり焼き上げた・・・そんな感じです。

結構、固いので、手でちぎって食べます。
へんなクセがなく、懐かしい味。
おいしかったです。

お土産に買いたかったのですが、うっかり、根室近辺で買いそびれ、
その後の土産物屋を覗いてもありません。

根室から150キロ余り、今夜の宿は、釧路の東横インです。

チェックインする前に夕食。
待てない大阪人なので、待たされる事がない回転寿司が好きです。

まずは、好物の「活けツブ貝」。
2皿分で1貫食べてからあわてて写真撮影。

いくらより筋子が好きな私。

ゲソも新鮮。

でっぷり大きいホタテ。

「えびフライ巻き」は、えびフライが熱々でおいしかった~。

北海道らしく「じゃがいもだんご」。
揚げたて熱々、おいしかったです。

お気づきかもしれませんが、魚は食べていません。
寿司屋へ来て、魚は食べず貝ばっかり。
魚の刺身、あまり好きではないのです。

ふ~食べた食べた!満腹でチェックインすると、なんとロビーで
無料のカレーがふるまわれていました。

はぁ、リサーチ不足。
無料のカレーで節約すれば良かったか?
おいしい寿司の方が良かったか・・・?

でも、青森の「清次郎」の方がおいしかった・・・かな?

東横インから歩いて10分ほどの「幣舞橋」へ。
今年の正月にも釧路へ来たのに「幣舞橋」は、見てなかったのです。

車の通行量は少ないし、ライトアップされていていい雰囲気です。
ちょっと、昔を思い出し腕を組んでみたり・・・。

船が係留されていました。
サンマ漁の船でしょうか?

さぁ、ホテルに帰り、狭いユニットバスで一風呂浴びましょう。
明日は、早いんだから。

 

 

 


野付半島へ

2009年10月05日 | 旅-北海道

湯宿だいいちをチェックアウトし、車で20分ほどの「開陽台」へやって来ました。

360度見渡せるようですが、お天気悪いです。

遠くにオホーツク海が見えているようなのですが、空か海か分かりません。

北海道遺産にも選ばれている格子状の防風林。

道道863号(川北茶志骨線)、標津のサーモンパーク近くの道路照明柱です。

何のレリーフだろう?と、近づくと・・・。

う~む、これは、私には難し過ぎる、手に負えない。
口元なんかリアル過ぎる。

 野付半島のナラワラです。

鶴、サギも居てるのでしょうか?

北海シマエビの漁はもう終了しているようで、おどり食いは出来ず、
茹でたシマエビを、ネイチャーセンター内の食堂で食べました。

これでいくらだと思いますか?
5匹で¥1000でした。


高い・・・ですぅ。

初めて食べる、北海シマエビの濃厚な味には満足しましたが、ちと、高過ぎる。

若い頃から数十年、長い間憧れていた野付半島、尾岱沼でしたが、
歩いてトドワラを見に行く時間はありません。

歩いてこそ、その良さが分かるのに残念です。
トドワラがなくなってしまわないうちに、又、来よう。

ぽつぽつと雨が降り出しました。
次の予定地「春国岱」へ向かう事にしました。


湯宿だいいち-朝食

2009年10月02日 | 宿-北海道

7:00~の朝食はバイキング。
凄い品揃え。
おそらく、ここまで料理が並ぶバイキングは、初めてかも。

少しづつでも全部食べる事は不可能です。

天麩羅フリークの私は、朝からでもOK。

そして「マカロニグラタンが焼きあがりました~。」
いそいそ、それもいただきに・・・。

ご飯は、白米、おかゆ、雑穀米の中から選べる。


そして、この牛乳にも驚きました。

牛乳瓶を傾けても牛乳は出てきません。

「出ない!」と、驚くお客さんもいるとか。

私は驚きません・・・でした。

ノンホモ牛乳なんです。

今まで何度もノンホモ牛乳を飲んで
いますが、ここまで濃いのは初めて。

 

 

 

 

瓶の上部に固まっている脂肪分(クリーム)をお箸ですくい上げました。

クリームだけを食べてしまうと、あとの牛乳は案外薄く感じます。
ノンホモでない方がおいしいかも。

7:20~と8:20~、ロビーでは毎日餅つきが始まります。
希望者にはつかせてくれて粗品までもらえます。

つきたてのお餅が入った雑煮が各テーブルに運ばれますが、
ここでは、あんころ餠の準備が・・・。

チェックアウト時、各自1個づつあんころ餠が渡されます。

ふ~、食べた食べた食べました。

人気宿なのがよ~く分かりました。
凄くもてなしてくれます。
それも、営業用の顔ではなくスタッフ全員が、優しい心遣いで接してくれます。

帰り際、「今度はもっと空いている寒い時に、こもりに来て下さい。」
と、言われた。

それもいいなぁ。又、泊まりに行きたい。

 


 


湯宿だいいち-夕食

2009年10月02日 | 宿-北海道

食事は、朝・夕共に食事処で。

夕食時、案内された席は座敷。
ヒザに難ある私の困った表情をスタッフは見逃さない。

すぐに、椅子席に替えてくださった。

翌朝、朝食はバイキングなので、どこに座ってもよいのだが、
私の為に椅子席が確保されていて、この心遣いは嬉しかった。

「やまべの活造り」と「三点盛り」のどちらかをチョイスできる。
これは、ボタンえび、おひょう、鮭の三点盛り。

サンマの酢のものは、珍しくておいしかったが、酢がきき過ぎて酸っぱい。

バットの材料になる「たも」の木に生える「たもぎだけ」の天麩羅。

津別町産蕎麦粉で打った十割蕎麦だが、柔らかくて・・・。
蕎麦屋で食べるのとは違い、大人数の食事を用意する
旅館では、蕎麦は難しいでしょう・・・か。

ふきの葉にくるんださくら鱒のホイル焼き。
下に忍ばせた味噌とよくマッチしておいしかった。

焼き物も3点からチョイスできる。
私は、中標津産ミルキーポークの串焼き。

添えられた山ワサビでいただくのだが、普通のワサビの方がいいかな。

ダンナがチョイスした「根室産のさんま」は、でっぷり肥えたものだった。

〆は、さくら鱒といくらのちらし。

この他にもカニが出たりと、地元産食材にこだわった豪華な食事だった。

翌朝の朝食でも感じたのだが、いかにして客をもてなし、
満足してもらうか・・・腐心しておられるだろう。


湯宿だいいち-ハード

2009年10月01日 | 宿-北海道

憧れていた、いつかは泊まりたいと思っていた「だいいち」に
やっと泊まる事が出来た。

ロビーにある大きな囲炉裏を囲む椅子に座りチェックイン。
ウエルカムドリンクも3種類ぐらいから選べ、私はお抹茶。

ダイニングの入り口には、いつでもコーヒーが飲めるようになっていて、
コーヒー党の私には嬉しいサービスだが、超アメリカン。
深煎り専門の私には、薄過ぎて・・・。

廊下にはずらっと絵や写真が並び、これがなかなか見ごたえのあるものだった。
確か、建物は2階建てのはずだったが、エレベーターも備わっている。

部屋は予約時指定可能で、私は257号室というあまり高くない部屋。
ベットに4.5畳間の和室。
窓を開ければ、宿の玄関が見渡せた。

空の冷蔵庫、トイレはウォシュレット、電気ポットと、私にとっての
必須備品は備わっている。

アメニティも結構揃っている。

館内、スリッパは廃止。
草木染めの足袋が付いていた。
女性は、チェックイン時、ロビーで好みの浴衣が選べる。

宿泊客が横を流れる川であまご釣り。
横の生簀に、夜になるとシマフクロウがやって来て餌をついばむ。

以前、池の鯉を狙ってやって来ていた。
それは、ちょっと困るので、ここに生簀を造ったらしい。

某テレビでこの話が紹介されて宿泊客も増えたとか・・・。

夕食をとっていると、「ふくろうがやって来ました!」と・・・。
暗くて見えない。
かろうじて、白い部分が動いたので、それがふくろうだと分かった。