今年10年目を迎える奈良の燈花会(とうかえ)。
最終日の14日に見に行ってきました。
この日は、春日大社の中元万燈篭が催される日でもあり両方、楽しもうという魂胆でした。
春日大社の燈篭には、和紙が貼られ、スタンバイOK。
苔むした燈篭もいいのですが、夜が楽しみです。
鹿の救急車が疾走して行きます。
この老オス鹿、翌日見かけたのですが、右前足を痛めているのか、随分歩きにくそう。
角も片一方は、短いのです。
かなりお爺さん。
お腹がすいているのか、時々、地面に落ちているモノの臭いをかぎながら歩いている姿を見てるいのは辛いです。
救急車、こっちへ来てぇ~。
又、奈良ホテルに泊まりました。
今度は、娘と・・・。
隣接する元大乗寺庭園に鹿がいます。
どこにいるか分かりますか?
翌日、チェックアウトされた本館の部屋を掃除中にちょっとお願いして・・・。
高い天井にアンティークな照明。
外からちらっと見ただけなので詳細は不明ですが、特に凝った造りでもなさそうな・・・。
私は、今回も新館。
しかも、喫煙室。
部屋は広いし、
これなら新館で充分。
夕食は、あまり好きではないフレンチ。
娘となら、「私だけ和食・・・。」と、いう訳にはいかない。
お腹もいっぱいになり、さぁ、燈花会へ。
まずは、浮見堂。
デジイチ&三脚持参するが、三脚は使用禁止。
広い場所で三脚広げ1枚だけ撮影。
それが、この写真です。
群青色の空にピンク色の輪をかけた月。
実際には、この写真よりずっと素晴らしい眺めでした。
デジイチで撮った写真で使えるのは、これだけです。
春日大社への参道は、こんなに長かったのか・・・と、人ごみをぞろぞろ歩くのに疲れてしまう。
おまけに、ゆるんでいたのだろう、三脚のネジを落としてしまう。
釣燈篭に火が入り、幻想的な雰囲気です。
釣燈篭は全部で1000。
そのすべてに火が灯されます。
しかし、これを見るには拝観料500円が必要。
パスしました。
この写真は、外からコンデジで撮ったものです。
500円が惜しくてパスした訳ではありません。
フルコースの夕食に時間がかかり過ぎて燈花会が終了する21:00までに見なくてはいけない所がいっぱいあるのです。
こちらは、春日野園地に羽ばたく「火の鳥」。
左中央に東大寺南大門が見えます。
これは、見ごたえがありました。
平面的に見るのでは、鳥とは分かりにくいのですが、どの場所から見ても幻想的で、見飽きる事はありません。
この後、東大寺に向かいますが、すでに21:00を過ぎ大仏殿の扉は閉まってしまい、大仏様の顔は、見えません。
ぞろぞろ歩きで3時間程、はぁ、疲れました。