串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ゑびすやの風呂

2019年08月28日 | 宿-関西

風呂は16:00~23:00、朝は6:30~9:30。

チェックインは15:00~なのに、風呂は16:00~? 

ほとんどの宿はチェックイン開始時刻には
入浴可能なんだけど。

 16:00 いそいそと浴場へ。

これが結構遠い。

風呂は朝に男女入れ替えになる。 

 鍵が掛かるロッカーはない。

タオル類は部屋から持参。

化粧落としは洗面台にあったが、洗顔料はない。

小ぶりな岩風呂の内湯。 

 無味、無臭、透明のきれいな湯が注がれる。

浴感は体に少し引っかかるような感じがする。

湯船から湯があふれ出る訳じゃない。

湯は湯船のどこから出て行くんだろう?

これは貸切湯以外の浴槽4ケ所共疑問だった。

露天風呂も岩風呂。

大きな岩の向うに男性用の露天。 

 6ケ所あるカランの前に鏡はない。

なくても全然問題ないが、珍しい。

 湯上り処にリラクゼーションルームがあり、
入ってみると、クーラーがよく効いていて
湯上りにはもってこいの部屋だった。

 

 

 貸切湯の予約は17:00~。

2つの貸切湯は大正館にある。

予約時間前にフロントで鍵をもらい、大正館へと向かう。

 ごんすけの湯

 左手前にごんすけの湯の鍵。

向かいにあるもう一方の貸切湯を覗こうとするが
施錠されていて見れない。

 入口方面を見ると。

 天井のステンドガラスがお洒落。

 カランの前に鏡はない。

これじゃ男性はヒゲも剃れないかも。

右手ライオンの口から湯は出てない。

こちらの湯は浴槽からどんどこあふれ出して気持ちがいい。

浴感も大浴場より濃い感じがする。

すっかり気に入った貸切風呂。

一回無料の特典が付いたプランだったが、もっと安い
プランでは、この特典はなく、50分¥3240と高額。

以前は自由に入れる時間帯もあったような記事を
読んでいたが、今は予約以外自由に入れない。

ちょっと、いえ、多いに残念。

大正館に泊まる人は、この貸切湯に近いけど、
自由に入れないのなら、大浴場は遠すぎる。

 貸切風呂の前に置かれた冷えた温泉水

クセは全然なく、水と変わらない。

 一夜明けて、翌朝女性用となった大浴場。

入口の色ガラスが、いい雰囲気を醸し出す。

ゑびすやさん、古い建築物には色ガラスが多用されている。

この色ガラスが使われているだけで、ほっと落ち着いた気分になる。

 こちらの脱衣所は広い。

 そして脱衣箱を見て驚いた。

なんとお洒落なんだろう。

こんなステキな脱衣箱、今までお目にかかった事はない。

残念ながら鍵はかからない。

番号はいろは

 中にハンガーが1本。

いいデザインだなぁ。

 大きい内湯と露天風呂。

カランの前には鏡がある。

男性諸君、ヒゲを剃るならこの浴室ですよ~。

シャワーはそこそこ出るが、カランの一押しで
出る量はわずか。

桶を満たすには、ずっと押し続けないといけない。

 源泉温度が40度あまりなのに、湯船の中では42度もある。

聞けば、引いてくるうちに湯温が下がるので
大浴場の湯は加温されている。

熱い湯では長湯は出来ない。

木津温泉の湯はぬるい、暑い夏にはもってこい。

そう思って木津温泉へやって来たのに、ちょっと残念。

しらさぎ荘のあのぬるい湯が懐かしい。

どうしてぬるい源泉槽を作られないんだろうか?

ぬるい湯と熱い湯の交互入浴は、体にも良いし、楽しい。

ぬるい源泉槽はそう温泉通でなくても人気があるのを
長崎のAlega軍艦島の風呂場で確認した。

上の写真の灯篭部分を壊して源泉槽が出来るように
素人の私は思うんだけど・・・。 

こちらは青モミジが美しい露天風呂。