串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

雨の白山平泉寺

2016年06月23日 | 旅-関東・中部

もう一度ガザ海老を食べに行こうと、民宿明治への道すがら白山平泉寺を再訪。

梅雨時の苔庭はさぞ美しいだろう・・・と。

と、言いながら去年も同じ頃に来ていたんだ。

その時の記事はこちら

門柱の白山神社の上には平泉寺と彫られていたのだろうか?

明治の廃仏毀釈で削り取られたのだろうか? 

慶長年間に造られたという旧玄成院庭園へ。 

庭園の拝観料は50円。

もっとも狭い庭なので、ざぁっと見渡して終わり。

白山平泉寺は拝観料などとらない、タダ。

再び、どこやらの苔庭のぼったくりを思い出し憤慨。

この庭、枯山水様式らしいが、石や砂は苔で覆われてしまっている。

 いつまでもカメラ構えている私に「まだか~、行くでぇ~」と。

 

観光バスが2台も停まっていて、嫌な予感が的中。

Y旅行のバッジを付けた一団が通り越して行く。

へぇ~、ツアーに組み込まれる観光地になったんだ。

静かに、そっとしておいて欲しいのに。

日曜日だからか、個人の観光客も多かった。

私もその一人だから文句は言えない。 

社への石段はあるが、びっしり張り付いた苔を踏んで行く気にはならない。 

   

               

左に子供を抱いた狛犬、右は足元に玉を抱えていて、これは牡だな。 

 

 ふさふさ尻尾のようなヒノキ苔がよく目についた。

後、杉苔だと分かったが、他は・・・?

 

正面の拝殿は1859年に再建されたもので、1574年兵火により焼失した以前の拝殿は、間口45間もある日本最大の拝殿だったらしい。 

点在する石は、以前の拝殿の礎石。 

 

あいにくの雨だったが、これだけの緑に接し清々しい気分で白山平泉寺を後にした。

 


岩惣の風呂

2016年06月23日 | 宿-中国・四国

岩惣の風呂は温泉。

明治18年、掘った井戸水を使っていた先先代の女将が、肌が艶々すると。

調べてみると地下5mからの水源がラドンを含む温泉だったとか。

               

1階までエレベーターで下り、階段を歩いて地下1階にある風呂へ。 

風呂場へのアプローチもしっとり落ち着いた感じで好き。

外国人はどう感じるのだろうか?

ほとんど全館満室の中、日本人客は1組だけだったという日もあったらしい。

泊まった日も外国人を多くみかけ、いろんなシーンで「外国人の目にはどう映る・・・?」と、心の中で思った事多々有り。

 よく整頓された美しい脱衣所。

バスタオルは部屋から持参するが、浴用タオルは備えられている。

右下、給水器の横が風呂場への入り口だが、外国人はこのタオルの事を知らないのか?チェックイン時にも説明はあっただろうが、
理解できていないのか?この浴用タオルを持たず、すっぽんぽんで浴室へ向かう。

着替えのわずかな時間、2人の外国人に手振りで説明した。

もう少し分かりやすい場所に置くか、外国語の表示が必要かもしれない。

もっとも、外国人の入浴には、こんなタオルは要らないのかな?

 

 セイフティBoxが付いている脱衣カゴ。

 うっ、かすかな塩素臭。

まぁ、贅沢は言えない、宮島では貴重な温泉だろうし、湯田温泉の松田屋ではたっぷり温泉を浴びたのだから。

渓流沿いの露天風呂。

一人の外国人が長い~ぃ時間、この露天風呂を楽しんでいた。

はた目にのぼせはしないだろうか?心配したが、すたすた歩いて出て行く。

タフだなぁ。

 

               

 シャンプー類は2種類。

左はよく見るが、TAMANOHADAのは、初めてお目にかかり、これでシャンプーしてみたが、なかなか良い。

入浴はチェックイン~24:00まで。

朝は6:00~9:30までで、朝には男女が入れ替わっている。

この風呂は、24:00まで女性用だった日の出湯

翌朝女性用になる月の湯へは、厳島見物に忙しくて入りそびれた。

源泉名:若宮温泉 泉質:単純弱放射能泉 温度:14.8度 PH=5.9 湧出量:57L/M  成分総計:98.6mg/Kg