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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

大原野神社の桜-2012.4.17

2012年04月20日 | 

阪急バスの南春日停留所で降りると3箇所の神社仏閣めぐりができる。

勝持寺、正法寺、そして大原野神社。

桜は少ない大原野神社だが、珍しい桜がある。

千眼桜という樹齢70年程の一重の枝垂桜。

 花がたくさんの目のように見える事から名づけられたらしい。

真っ白で清楚な花びら。

開花後3日ほどで散ってしまうので、幻の桜と言われているが、まさに満開だった。 

もみじの新芽がきれい。

紅葉の頃に訪れた事があるが、それはきれいだった。

夏、睡蓮が一面に広がる鯉池。 

ヤマザクラ越しに見える岩には・・・。

カメが日向ぼっこ。


善峯寺の桜-2012.4.17

2012年04月20日 | 

まだ見た事のない善峯寺の桜。

善峯寺へ行くのなら自家用車に限ります。

バスは1時間に1本のみで、ハイシーズンの土・日には積み残しが出るほど。
阪急バス、臨機応変に臨時バスを運行するようですが・・・。

自家用車に限る・・・もう一つの理由は、バス停からはキツイ上り坂が続きます。

車なら駐車場はこの階段の下で、写真の坂道を登るだけで済むのでうんと楽です。 

 

国の天然記念物「遊龍の松」の根元はいったいどうなっているのだろう?と、しげしげと眺める。

樹齢600年の五葉松で、以前は54mあったが、平成6年松くい虫の被害で15m程切った。

徳川三代将軍家光の側室で、五代将軍綱吉の生母「桂昌院」お手植えの枝垂桜は満開。

桂昌院は応仁の乱で一部焼失した善峯寺の再興に尽くしたという。

松の緑に桜色が映え実に美しい。

櫻・あじさい苑の枝垂桜も満開だった。 

山の斜面を切り開いて作られたような感じの櫻・あじさい苑。 

桂昌院お手植えの桜だけでは、花見としてはちょっと物足りないかもしれないが、
この櫻苑を眺めていると、交通不便な所だが、はるばる来て良かった~、と思う。

 

 

 

 

あじさいの新芽も美しい。

あじさいの咲く頃にも来てみたい。

紅葉もきれいだった。

信仰心のない私は、花で釣られる。

私だけでなく多くの人はそうだろう。

町起こしは、時間はかかるが「花」でやるのがいいと思う。

7代目小川治兵衛作の回遊式境内を順路に従って歩く事40分。

よく手入れされた美しい境内だった。