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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

奥日光森のホテル

2014年07月06日 | 宿-関東

ホテル湖上苑に泊まった前日、日光湯元の奥日光森のホテルで泊まりました。 

温泉寺から少し奥へ行った所にあり、日光湯元の宿の中では高級宿の部類かもしれない。

通常なら一人20,000円を超えるが早割で予約したので@19,000。

そして予約と同時に宿泊料金はカードで支払うという、今まで経験した事のない宿だった。

暖炉を備えたロビーは、ダンスでも踊れそうなぐらい広い。 

パーティルームと名付けられているようだ。

館内スリッパはなく、アメニティに足袋が付いている。

スリッパの有る無し、意見が分かれるところだが、これだけ広い建物内、もしかしたら足袋で掃除しているのかな?なぁんて思った時もあった。 

外には「ごしんぼくテラス」と名付けられた庭が広がる。

何の樹だろうか?樹齢数百年という大木にしめ縄が張られていて、これがご神木。

 ご神木を取り囲むように木道がめぐらされている。

 翌日の朝食後に歩いてみたが、天気も良く実に気持ちが良い。

 ロビーでチェックイン。

女性用浴衣は3種類、サイズを確認して部屋へ。

手前が4.5畳で寝室となり、奥に6畳と広縁という広い和室。

窓の外に庭が広がるが、この庭は歩く事が出来ないので、外から見られることはない。

標高1500mに位置するのでクーラーは不要かもしれないが、湯上りなど暑くて窓の両側、わずかに開く戸を開け網戸にしていた。

各部屋にクーラーはないが、全館をカバーする冷暖房はある。

お茶の用意がされているスペースの下に冷水だけが入った空の冷蔵庫。

飲み物はいろいろ揃っている。

トイレは部屋の入り口近くにあったが、洗面所とバスは広縁の端に。

バス付(非温泉)の部屋なので、タオル、バスタオルは一人2セットづつあったが、風呂場に備え付けはないので、部屋から持参しなくちゃいけない。

@20,000を超える宿ならタオル類は風呂場に山積みになっててもいいと思うのだが・・・。

ビニールのポーチの他にもこんなお洒落なセットが。 

 


ホテル湖上苑の食事

2014年07月04日 | 宿-関東

ホテル湖上苑の食事は、朝・夕共に「グリル」という食事処でいただく。 

夕食は18:00 or 19:00  朝食は7:30 8:00 8:30 と時間が選べ、朝食に関しては和・洋どちらか選択できる。

おしながきも添えられ、配膳してくれる女性が手際よくて気持ちが良い。

調理は若旦那さんだろうか?特においしいという訳ではないが、和・洋とりまぜて舌を楽しませてくれる。

 酢の物、すっぱいぃぃ。

湯葉の煮物はいいお味。

野菜の煮物は、どうしても小谷温泉「山田旅館」と比べてしまい、あれを超える味にはなかなか出会えない。

洋風前菜は塩麹の鶏ハムとヤシオ鱒のリエット。

リエット・・・???

各テーブルに置かれた冷水ポットはお洒落です。

干瓢と茄子のグラタン。

グラタン大好きなので嬉しかったが、茄子はちょっと合わないような・・・。 

名物料理のニジマスの唐揚げオレンジソース掛け。

二度揚げしているニジマスなので、全部いただける。 

 牛フィレステーキに付け合わせの野菜も色とりどり。

この内容で宿泊料金はオール込の¥13,110。

宿のサイトからの予約だったので一人にドリンクが一杯付く。

冷酒(常温だった)を1合づつお願いしたので、アルコール料金もかからなかった。

コスパは凄く良いと思う。

連れが選んだ和食の朝食。

私は洋食。

ふわふわオムレツは卵2個以上かな?

ベーコン、ソーセージもおいしく満足。

トーストはお替りできるが、欲を言えば、パンは金谷ベーカリーの食パンを食べたかった。

もちろん、食後のコーヒーも有りです。

 グリルから中禅寺湖がすぐ前に広がるバルコニーへ出れる。

グリルを通らないといけないので、食事時間以外はここに出にくいかも。

バルコニーから1階の和室を覗き見る。

次回はこの部屋に泊まりたい。

部屋を離れる時、網戸だけでは猿が入ってくるので戸を閉めていかなければいけない。

2階の部屋は電気ポットではないし、部屋にドライヤーもなかった・・・と、いう不便さは少々あるが、細かい所まで気配りされ、何よりも温泉がいい。

湯元まで行かなくてもこの宿で温泉も満足できる。

日光の定宿になりそうな宿でした。 

 

 


ホテル湖上苑の風呂

2014年07月01日 | 宿-関東

中禅寺湖温泉は日光湯元からの引き湯。

12キロもの距離を引っ張って来ている。

劣化しているだろうなぁ・・・と、期待はしてなかったが、それは嬉しい誤算だった。

宿の案内に「湯がまろやかになっている」と、書いてあった。

あの強烈な硫黄泉が、ここまで来たらおとなしくなっているのだろうか? 

風呂は男女別に内湯と露天。

それに貸切湯が1ケ所あり、空いていれば中から施錠して24時間無料で入浴できる。

まず男湯を覗いてみた。

湯は白濁している。

 

湯口の土瓶は益子焼きだろう。

なかなかいい感じ。

露天風呂の湯は緑がかった透明。

こちらは女湯だが、内湯は透明。

やや熱い目の43度ぐらい。

親切な事にどの湯船にも湯温計が備え付けられていた。

この宿、細かい所まで気配りができていると感心した。

全10部屋の宿、女将の目が行き届いているのだろう。

翌朝、前日は透明だった湯が笹濁り色に変身。

時間によって、気温によって湯の色が変化するという、その変化をはっきり認識したのは、初めてかもしれない。

こちらは前日の透明な湯。

湯船の縁にはべったりとクリーム色の抽出物がへばりついている。

源泉掛け流しの湯は力強さがありとてもいい。

前日に泊まった日光湯元の宿の湯よりずっといい。

女湯の露天風呂はいつも透明だった。

中禅寺湖に面した露天風呂だが、目隠しもあってそう眺めが良いとは言えないかも。

化粧落とし、洗顔石鹸・・・アメニティは揃っている。

こちらは貸切風呂。

入ろうとしたが熱くて入れない。

加水するのももったいなくて、結局一度も入らなかった。

湯口と反対の方の湯面に味の素のようなフレーク状の湯の花が浮いている。

これを割って入るのも楽しいものだが熱くて無理。

ホテル湖上苑の風呂、良かったです。

 


ホテル湖上苑

2014年06月30日 | 宿-関東

中禅寺湖畔に建つ「ホテル湖上苑」が今宵の宿。

元は旧外国大使館の別荘だったという。

道路から一段下がった、ほんとに湖畔にその建物はあった。

 

道路を隔てた展望テラスから建物を撮る。

 

2階の洋室を予約していた。

年季が入った建物、足音が階下に響くのではないかと少々心配。

眺めはすこぶる良い。

そして窓から覗かれる心配もない。

湖から吹き込む風で涼しいが、クーラーはないので真夏には少し暑いかもしれない。

扇風機は置かれていた。

朝、部屋から撮った中禅寺湖。

霧がたなびく辺りに八丁出島があるはず。

紅葉の頃はさぞかし美しい眺めを部屋から堪能できる事だろう。

 

畳敷のツインの部屋に広縁。

広縁には洗面台と反対面には空の冷蔵庫がある。 

広縁の方から部屋の入り口方向を見る。

ユニットバスにトイレはウォシュレット。 

宿に入った途端感じたのは、陶芸家さんがおられるのだろうか?立派で大きな陶器がアチコチにある。

オーナーが仕入、販売もされてる益子焼きがズラリ廊下に並んでいた。

並んでいるのは大型が多く手の出る価格ではなかったが、食器にも益子焼きの器が使われているので、これは楽しみ。

風呂場に向かう所にある洗面所などもアメニティが揃い、古いながらもきれいにされている。

2階に洋室6部屋、1階に和室が4部屋あり、1階の一部屋を除き全てトイレ付。

食事は「グリル」で朝・夕共に頂くが、グリルの奥には湖に手が届きそうなテラスがある。

遊覧船乗り場の「船の駅中禅寺」はすぐ隣。 

1階の和室も気になっていたので、チェックアウト時見せていただいた。

きれいにリニューアルされている様子。

 

次はこの和室に泊まりたい。

夕暮れ迫るサンセットピアを歩いてみるが、平日の夕方とあって誰もいない。

東照宮辺りの賑わいがウソのような静かな中禅寺湖畔。

 


花すすき-風呂

2014年03月15日 | 宿-関東

花すすきの風呂は1階。

男女別に内湯と露天風呂。

男女の入れ替えはないし、貸切対応も無し。 

背後のエレベーターで1階へ降りると目の前にお休み処。

3月だというのにまだ雪が多く残っていた。

こそっと覗いてみた男湯。

男湯も造りは女湯とそう変わらないので、男女入れ替えする必要もないのだろう。

スリッパを間違えぬように・・・。

この日は女性客の方が圧倒的に多かったが、男性用の風呂場に置かれたものの方が多かった。

あきれた事がある。

きちんと並べられたクリップだが、二度目の入浴に行った時は散乱状態。

浴室のオケや椅子も散乱、棚に収められていたシャンプー類もカランの前に置きっぱなし。

鏡の前のドライヤーはコンセントに差し込んだままでほったらかし。

なんて行儀が悪い客なんだろう。

もう無人だったので誰がその当事者なのか?知るよしもないが、
後始末も出来ない客にあきれてしまった。

風呂場で読める本が置かれている。

内湯はぬるめなので、読んでみようかなぁ・・・と、頁をめくるが文字が小さくて老眼鏡が要る。

もっと軽い読み物かマンガで良いのになぁ・・・。

12個程のロッカーがあり、開ければ中に脱衣カゴ。

湯菜の宿お馴染みのシャンプーバー。

ミキモトの他は資生堂の「ジアメニティ アロマ」と「マシェリ エアフィール」。

脱衣所にはメイク落としも有り、風呂場には洗顔料も用意されている。

アメニティは揃っている。

 浴室に入ると右手に内湯、左手に洗い場、奥の戸を開けて露天風呂へ。

 

 

カランは7ケ所。

窓ガラスが曇って見えない。

まぁ、見えなくてもいい顔と体だけど。

ピカピカだった赤倉温泉のふるやさんを思い起こした。

床のこの石は何だろう?鉄平石・・・?

茶色の床石に流れ出た湯の析出物が模様を描く。

3人も入ればいっぱいの小ぶりな露天風呂。

この露天風呂、冬季は22:00以降翌朝も入れない。

温度低下のせいだろうか?

朝、覗いてみると湯面にシートがかぶせられていたが、多分一晩中湯は掛け流されて
いたのだろう、そう湯温が下がっている訳でもない。 

「箱根の宿はどこも高いが、ここは安くて料理もおいしくきれいなので、しょっちゅう泊まりに来る」と、いう東京からのリピーターは、
朝、露天風呂に入れないのをフロントに抗議した
ようで、朝食後に露天風呂へ行くと、シートはめくられて入浴可能になっていた。

言ってみるもんだ。

 露天風呂から内湯を見る。

入る前は澄んでいた湯も、入ると底に沈んだ湯ノ花が舞い上がり、たちまち白濁湯に変貌。

男湯の露天風呂は入っても澄んだままだったらしい。

湯を入れ替えたところだったんだろうか?

      • 源泉名:大涌谷温泉 蒸気造成混合泉1号泉
      • 温度:63.6度 PH=2.5
      • 泉質:カルシウム-硫酸塩泉
      • Na=69.8 Mg=41 Ca=117  Cl=99.4 SO4=731
      • 成分総計:1372mg/Kg
      • 加水、加温有り 非循環

蒸気合成泉でこれほどの成分総計があるとは。

あなどれない大涌谷温泉。

これで宿泊料金は、早割り31で@14700なので、コストパフォーマンスはいい。

東京からの常連さんが通うのがよく分かる。

私も季節を変えて再訪したい宿の1軒になった。


 

 湯菜の宿4軒を自分なりに評価してみると。

  • 料理:花すすき(箱根)>白雲荘(新穂高)>杓凪華(草津)>芽瑠鼓(那須)
  • 風呂:花すすき>杓凪華>白雲荘>芽瑠鼓
  • 館内:杓凪華=花すすき>白雲荘>芽瑠鼓
  • 接客:杓凪華>芽瑠鼓>白雲荘>花すすき

 と、いうところかな。

しかし、残念ながら2015年7月、大涌谷の噴火、湯の供給停止などの影響で休館となってしまった。

 


花すすき-部屋

2014年03月11日 | 宿-関東

チェックイン時、一通りの説明を受け、食事時間を決めると鍵が2つ渡され勝手に部屋へ。

「部屋はそこを曲がった所です。」と、簡単な案内だけ。

この気楽さ私には好ましいが、「部屋ぐらいちゃんと案内してよ。」 と、言う客もいるだろう。

部屋は和室を選んでいた。

和室は2部屋だけだろうか?富士山側ではない。

向かいの富士山側なら部屋から富士山が見えるのだろうか?

ふとん敷きはセルフで・・・が、湯菜の宿グループ共通の約束事なので、和室となれば
早々にふとんを敷こう・・・と、思っていたが、もう一方の部屋にローベッドが用意されていた。

8畳間が2部屋、広縁もそれぞれにある。 

加湿器も置かれていた。

 

オットマン付の椅子の向こうに空の冷蔵庫とお茶セット。

湯沸しポットに冷水の用意も。

冷水、お替り不可と書いてあったが???

粉の煎茶と紅茶のティバック。

洗面所と離れているので、これは少々不便かな。

洗面台は広くて使いやすい。

トイレはもちろんウォシュレット。

 

アロマオイルは浴衣の横に置かれていたのを借りてきて・・・。

部屋が広いのでアロマが香っているかどうか分からなかった。

風呂カゴもあったが、タオル等の出し入れがしにくくて、結局使わなかった。

風呂場で会った人達も使っているのを見かけなかった。

広い部屋、快適だった。

チェックアウトするまで誰も部屋に入って来ないこの気楽さ、大歓迎。 


花すすき

2014年03月10日 | 宿-関東

湯菜の宿グループ、箱根仙石原にある「花すすき」。

湯菜の宿4軒目の泊まり。

これでスタンプがいっぱいになり、次回グループ宿へ泊まる時は10%オフになる。

仙石原の保養所が建ち並ぶ一画にあり、元は企業の保養所だったらしい。

↑、左上に富士山。

宿へのアプローチ。

傾斜地に建っているので、このアプローチは3階に相当。

3階のフロントでチェックイン。

ラウンジは広く、窓際には双眼鏡が置かれている。

野鳥観察用か富士山眺望用か?

左手方向に富士山が見えるが、これは朝、富士山を見るまで分からなかった。

初めての客にはチェックイン時にこの事は教えて欲しかった。

帰宅してから宿のサイトを覗くと、「富士山が見える」と、記載が・・・。

2階に食事処があり、その前にも広々とした談話スペースがある。

部屋は全部で9室で3階と2階に有り、エレベーター完備。

女性用には色浴衣が用意され、他には作務衣もあり、どちらか選べる。

作務衣にしたが、固い生地でしっくりなじめず、これなら浴衣にすれば良かったかな。

この日は女性客が多かったが、ほとんどの人は浴衣だった。

浴衣の方が女性は美しく見える。

これから作務衣はやめよう。

枕も選べるがどれも固い枕で、私好みのふかふか枕はなかった。

他の湯菜の宿同様アロマテラピー も貸し出し有り。


杓凪華-風呂

2014年02月26日 | 宿-関東

杓凪華の風呂は男女別に内湯が1ケ所だけ。

それでも時間帯によっては貸切風呂となる。

この貸切風呂は1月から4月までの対応。

那須の芽瑠鼓で貸切の時間選びに失敗し、就寝前に風呂に入る事ができなかった。

杓凪華もチェックイン時に予約するシステムなので、なるべく早い時間にチェックインして
夕食後の良い時間帯に予約しようと・・・。

この予約ボードを見ると21:20~22:30まではフリータイムになっているので
就寝前に入れないという事はなかったが、20:30~21:15という私にとっては
一番良い時間帯を選んだ。

フリータイムに風呂へ行ってもほとんど貸切状態で使えた。

海外からの3組は貸切時間にだけ温泉に入ったんだろうか?と、要らぬ心配を。 

脱衣所のアメニティ。 

 こちらは男性用。

風呂は男女で入れ替わる事はない。

男性用を覗いてみたが、左右対称というだけで造りは同じなので入れ替え不要なんだろう。 

朝の女性用「御汲(おく)の湯」。

源泉は万代鉱。

湯温はやや高め、とろとろの湯で実に気持ちが良い。

以前は左側にも湯が張られていたのだろうか?

9組だけの宿、大きな湯船は要らないだろう。

限られた源泉量、加水循環して大きな湯船を満たすよりは、小さな湯船に源泉掛け流しの
方がずっと良い。

いさぎよい湯の使い方で好感を持った。

 

 

 

椅子に納められるオケ、しっかりした物だが重くて・・・。

カランは3ケ所だけ(?)だったが、前述のとおり、いつでも貸切状態だったので
全く不便はなかった。

ここはシャンプーバーではないが、ミキモトのシャンプー類も置かれていた。

これでメルコグループの宿3軒に泊まったが、温泉に関しては、ここ草津の杓凪華が一番良い。


杓凪華-食事

2014年02月24日 | 宿-関東

湯菜の宿 草津温泉 杓凪華の食事は朝・夕共に1階の食事処「緑湧庭」で。

 朝食時に撮ったテーブル。

夜とは違った清清しい雰囲気の中で朝食を頂いた。

スクリーンだけの仕切りで、隣のテーブルの話声は聞こえるが、テーブル間は広くとられている。

前菜は、子持ち鮎の甘露煮、花豆、鬼ユズの皮の甘煮など。 

 先附のゴマ豆腐。

かけられたつゆが私には醤油辛い。

刺身コンニャクと何だったかなぁ、マス系統の魚。 

き~んと冷えた刺身こんにゃく、おいしかったです。

リーズナブルな「トントロ鍋」プランだったので、これはメインの「トントロ鍋」。

トントロの他には、上州和牛のつみれ、水沢うどんも。

出汁が私には塩辛い。

ポイントカードで二人分、二合の日本酒がサービス。

日光湯元の茶碗蒸しと違って、こちらは具だくさん。

何故か豚の角煮。

でも、おいしかった~。

結構お腹いっぱいになり、ご飯は少し・・・とお願いしたが、この日の食事は恵方巻き。

中国や台湾からの宿泊客が3組居たこの日、外人さんにうまく説明できたのかな?

デザートは水無月のような和菓子。

 内容的には朝食の方が良かったかな。

 

 

青白い色をした「蓼科自然卵」。

卵かけご飯はあまり好きじゃないけど、この卵を見たらやってみようと・・・。

食事もバラェティに富み、工夫されていた。


杓凪華 続き

2014年02月12日 | 宿-関東

今まで湯菜の宿は、新穂高温泉の白雲荘と那須の芽瑠鼓に泊まっているが、
どちらも草津ほど広々とした空間ではない。 

2階へ上がってみた。

ロビーの上は広い吹き抜けで、階下が一望できる。

2階にも休憩スペースが広くとられている。

 叩かれた時に処分したのだろう。

贅沢な施設だ。

元は会議室だったのだろう、今卓球室として開放されている。

1階、部屋の前からロビー方面を見る。

浴衣は部屋には置いてなくて、ここから持ち出す。

男性用は上の段で、M,L,LL。 

下3段は女性用。

お馴染のセルフバー。

喫煙スペースは個室ではない。

館内は部屋さえも禁煙。

貸切風呂の予約ボード。

フリーの時間と貸切時間が混じり、ちょっとややこしい。


草津の宿 杓凪華(しゃくなげ)

2014年02月11日 | 宿-関東

日光湯元で泊まった翌日は、久々の草津温泉。

草津も大阪からは行きにくい所で、なかなか行く機会がなかった。

 今宵の宿は、湯菜の宿グループの一軒で「杓凪華」(しゃくなげ)、難しい読みだ。

湯菜の宿はアテ字が好きだなぁ。

草津国際スキー場の前からベルツ通りに入った所に杓凪華(しゃくなげ)はある。 

宿の名の由来になったであろうシャクナゲがエントランス前に何本も植わっていた。

元社会保険事務所関連の施設だったというだけに、どこもかしこも広々としている。

フロントの左手は食事処「緑湧庭」。

ロビーには大きなハンモック。

 

自由に飲めるコーヒーサービス。

Keyコーヒー、案外好きだけど、このコーヒー、私の口には合わない。

初めてお目にかかるコーヒーマシンにちょっと手間取った。

あまりおいしくないなぁ・・・と、思いながらも、ロビーに座り頂く。 

部屋は1階に3部屋ある和室の一つで、風呂場に近く、これは有り難かった。

8畳と奥に4.5疊。 

部屋の窓からの眺め。

木々はすっかり葉を落としているが、深緑、紅葉の頃はさぞ美しいだろう。

マッサージチェアが全室に完備。

女性は色浴衣を選べる。

男性用には単一の柄で、M,L,LL と3サイズが用意されていた。

お風呂セット

トイレはもちろんウォシュレット。

 

 

そしてフトン敷きはセルフ。

すっかり慣れたセルフふとん、早々とふとんセット。 


日光湯元 湯の家の風呂

2014年02月07日 | 宿-関東

 湯の家は敷地内に2本の自家源泉がある。

以前から日光湯元を訪れた際、横目で見ながら、どんな湯なんだろう・・・?と、感心はあった。

今日は、その湯に浸かれるんだ。

風呂は男女別の内湯と、空いていれば中から施錠して無料で使える貸切風呂が
1ケ所あるだけで露天風呂はない。

広い脱衣所。

アメニティは、シャンプー類だけ。

ドライヤーはフロントで借りる。

凄い!

大きな湯船ともうもうたる湯気に驚く。

湯船の全容は湯気のかなたに。

いくらレンズを拭いても、この程度しか撮れない。

湯口は2ケ所あり、ライオンの口からは熱い湯。

パイプからはかなり温度が下がった湯。

他に湯船の中からも熱い湯が噴出すので、湯船移動中は注意必要。

あふれ出す湯量も半端じゃない。

水が入る蛇口はないので、自分好みの湯温にするのは、この広さと相まって不可能。

熱い湯が苦手な人にはお気の毒だが、浸かってしまうとぴりぴりした感じはしない。

井上靖が「海峡」で述べる「あぁ、湯が滲みてくる・・・」まさにそう感じるいい湯だった。

 お気に入りのカランはこの場所。

常に湯船からあふれ出した温泉が足元を流れる。

歩けばこの通り。

湯ノ花の上に足跡がくっきり。

はぁ、大満足、湯の家の風呂。

貸切風呂は大人気で、いつ見ても入浴中の札がかかっていたが一度だけ
入浴する機会があり入ってみた。

脱衣所も湯船も普通の宿の内湯並に大きい。

しかし、湯がなんだか物足りない。

同じ湯を入れていると言われるが、内湯ほどの濃さは感じられなかった。

源泉は、湯の家旅館NO.1とNO.2 の源泉だけでなく、奥日光開発源泉 1~7 の混合泉。

湧出量は467L/M とあるが、これは両者合わせての量なのだろうか?

温度:62.5度 PH=6.3 成分総計:1818mg/Kg

Na=220.4 Ca=145.4 Cl=172.7 SO4=380.6 HCO=350.2 CO2=294.4


 今の季節だけのイベントだろうか?日光湯元の旅館に泊まれば、湯元の旅館の風呂
3ケ所が無料で入れる「湯めぐり」を利用した。

入浴可能時間が15:00までの宿もあり、その為にも日光湯元へは早く着きたかった。

13:00頃、チェックインは後だが、湯めぐりの紙だけ欲しくて湯の家へ。


 

まずは、いつも前を通り、高級そうな雰囲気で気になっていた「湯元 板屋」へ。

 湯上りの待合はお洒落な感じがして、浴室はどんなだろう?と、期待するが・・・。

脱衣所

期待したほどではなく、ごくフツーの浴室だった。

 

こちらはL型になった結構大きな露天風呂。

    • 源泉名:奥日光開発㈱の3,4,7号混合泉
    • 温度:74.1度 PH=6.5 成分総計:1440mg/Kg
    • 泉質:含硫黄-Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉
    • Na=126.1 Ca=191.5 Cl=77.8 SO4=496.2 HCO=236.4 CO2=119.8

 続いて旅館街の奥にある「花の季」さんへ。

 

入口を入った途端、いい香りに包まれる。

ロビーには宿の名の由来だろうか、花がいっぱい。

 

内湯はもうもうたる湯気で写真が撮れないので、扉越に。

そう熱くはない適温の湯だが、それだけにインパクトがない。

露天は小ぶり。


 

さらに奥に進み「湯の森」さんへ。

ロビーもお洒落な感じで、ここに泊まってみたくなる。

マキストーブがいい感じをかもし出している。

湯の森さんは各部屋に源泉掛け流しの露天風呂が付いている。

いいなぁ、それ。

部屋に露天風呂があるので、こじんまりした内湯のみ。

 

アメニティも揃っている。

シャンプー類はポーラ製とミキモトのものだった。

洗い場は2ケ所だけの内湯。

湯口にはびっしりと黄色い抽出物がこびり付いていた。

他の宿の源泉とは違うのだろうか?独自源泉なのだろうか?

こんな硫黄色した抽出物は、日光湯元の宿の中では見た事がない。

もっとも、全ての風呂を知っている訳ではないが。

    • 源泉名書きもれで不明。
    • 温度:72度 湧出量:241.5L/M PH=6.4
    • 成分総計:1302mg/Kg
    • Na=151.4 Ca=111.8 Cl=51 SO4=330.2 HCO3=271.4 CO2=181.3

結果的には宿泊した「湯の家」の風呂が、湯量豊富で一番良かったかな。

計3ケ所の宿の風呂が無料で入れる「湯めぐり」いい企画です。


日光湯元 湯の家の食事

2014年02月05日 | 宿-関東

 湯の家(ゆのや)さんの食事です。

朝・夕共に食事は1階の大広間でいただく。

夕食時、部屋にフトンがのべられるのだが、すっかりセルフで敷くのが身についてしまい、
スタッフに断って早々とフトンを敷いてしまった。

湯上り後、ごろんと横になれるのもいいし、スタッフが入って来るからと、
片付けておく必要もない。

しかし、熱い湯が入ったポットに交換されていたし、冷水も用意されていたから入室されたんだろう。

料理の説明はないし、お品書きもない。

何を食べているのか・・・?歳の功で判断しなくちゃいけない。

刺身はイカ、マス系、汲み上げ湯葉。

早くから並べられていたんだろう、乾いていたが、湯めぐりでお腹が空いていたのかな?苦手なマス系でもおいしいと思った。

100gあるかなぁ・・・?豆乳しゃぶしゃぶでいただく。

煮物、いいお味でした。

ヤマメの唐揚げ。

中にアスパラがい込んであるのだが、これはあっさりとヤマメだけの方が断然いい。

茶碗蒸しだが、具は何も入ってない。

何が出て来るのだろうか・・・?と、食べ進むがついに何も現れず。

温かい卵豆腐のあんかけだった。

結構大きな器に入ってたので、お腹がいっぱいになった。

デザートは部屋に届けられた。


 

こちらは朝食。

湯葉の煮物もいい味付けでおいしい。

サラダは生野菜たっぷり。

厚い切り身の鮭の手前にわさび漬け。

又もや具無しの茶碗蒸し。

好きです、ベーコンエッグ。

食後にコーヒーが用意されていた。

宿泊料金は土曜日なのに@9800。

料理も悪くないし、部屋も快適、そして何よりのご馳走は、自家源泉掛け流しの

湯の家(ゆのや)さん、なかなかいい宿です。


日光湯元 湯の家

2014年02月04日 | 宿-関東

日光湯元温泉、今日の泊まりは湯の家

急に思いついた旅、そして花火が上がる土曜日とあって多くの宿は満室。

湯の家に空室があったので、ここに泊まる事にした。

宿は湯元温泉の入口にあり、探す必要はない。

入口を見て、ちょっとたじろぐ。

間違えたかな・・・?

雪の季節だけの臨時玄関だろうと感じたが。

祝日でもないのに何故か国旗。

フロントと、そのずっと奥に風呂場。

チェックインはこのロビーで、お茶と塩羊羹を頂き部屋に案内される。

建物は5階建てで、エレベーター完備。

8畳間に広縁が付いていて充分だが、テレビは小さく20インチもないだろう。

窓からの眺め。

温泉が湧くので結氷しない湯の湖の一部。

大きな洗面台は、いろんなものが置けて便利だった。

ユニットバスにトイレ。

トイレは嬉しい事にウォシュレットだった。

バスは湯は出るが、シャンプー類はいっさいなく、シャワーとしてしか使えないだろう。 

足袋も用意されていた。

そして、少々ゴワゴワのバスタオルも・・・。

電気ポットはないが、夜には熱い湯が入ったポットに交換されていた。

かつては有料飲み物が詰まっていた冷蔵庫、今はカラッポのが置かれていた。

部屋に置かれたお着き菓子。

ロビーでも塩羊羹を頂いたのに、丁寧な事だと少々驚く。


芽瑠鼓(めるこ)-風呂

2014年01月18日 | 宿-関東

 風呂は地下1階に2ケ所有り、どちらも内湯に露天風呂付き。

チェックインから17:50までと、22:30~翌朝9:30までは、男女別の風呂となるが、
それ以外の時間帯、18:00~22:30までは貸切風呂として使える。

貸切風呂は要予約。

↑ のようなボードがあり、部屋名が書かれた札を希望時間に吊るすようになっている。

18:00~を選んでいた。

そして、夕食後もう一度時間を選ぼうと思ったら、夕食後の時間はびっしりうまっていた。
22:30~の男女別になるまで入れないという事だ。

旅行中は早く寝るから22:30~なんて夢の中。

2番目にチェックインしていたので、就寝前の時間を選べたのに・・・。

同じ湯菜の宿グループの白雲荘には5ケ所の風呂があったので、何度も入れたがここの風呂は2ケ所しかない。

温泉宿に泊まり、入りたい時に入れない・・・と、いうのは初めての経験かもしれない。

考えが甘かったが、1回45分の時間を30分に縮めて枠を増やして欲しい。

       

最初、何と読むのか分からなかったが、「まえの湯」と「おくの湯」。

貸切で使うには広過ぎるが・・・。 

男女別の時間帯、チェックイン時女性用だった「舞枝(まえ)の湯」。

右手に内湯、左手は2ケ所の洗い場、左上の戸を開けて露天風呂へ。

さむぃぃ~。

高純度のゲルマニウムとラジウム鉱石を練りこみ、焼き上げた信楽焼の湯舟。

ゲルマニウムの発汗作用、微量ラジウムを吸い込む事によっておこるホルミシス効果や保温効果も期待できるという。

美しいコバルトブルーの浴槽だった。

貸切で予約していたのは「邑久(おく)の湯」 。

構造は、舞枝の湯と同じ。

 内湯から露天風呂を見ると・・・。

こちらも信楽焼きの湯船。

雪景色を期待したが、林は茶色。

      • 源泉名:奥の沢噴気泉 NO.1~5 の混合泉
      • 泉質:単純泉 58.1度 PH=3.99
      • 成分総計:314mg/Kg

源泉名に噴気泉とあるので、噴気からの合成泉かと思ったが、大丸温泉系の湯らしい。

特徴はほとんどなく、温泉としては物足りない。

カランは2ケ所。

アメニティは色々揃っている。 

 メイク落としもシェービングフォームも・・・。

タオルやバスタオルは部屋から持って行かなければいけない。

そしてシャンプーバー。

何度もシャンプーしてしまった。

右端のアルガーブレッドクレイが気に入った・・・かな。 

脱衣所のアメニティ。

湯菜の宿グループの宿へ泊ったのは、これで2度目。

設備やアメニティ、料理・・・手頃な料金で客をもてなしてくれる。

ここは首都圏に近いせいか、シーズンオフと思える今の季節でもよく混んでいるようだ。

大阪からは一番近い新穂高温泉の「白雲荘」に、今、安いプランがあるので、
明日は白雲荘に泊まっておいしい料理を食べてこよう。