串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

弘法大師の岩清水

2011年06月29日 | 蕎麦

暑い毎日が続く大阪です。

暑さしのぎにデパートへ入っても、電車に乗っても、節電でクーラーが効いていません。

そんな訳で、出かける気にもならず、クーラーが効いた自宅でゴロゴロ。

電車、それなら窓を全開すればいいのに・・・と、思うのは私だけ?

深野のささゆりを見に行った時に水汲みに立ち寄った弘法大師の岩清水。

ここはタダという訳にはいきません。
20L100円かな?

それでも、ひっきりなしに汲みに来る人が・・・。

↑、そういう水です。

榛原にある蕎麦屋さんで・・・。

蕎麦の前に供される野菜料理がおいしいのです。

これは、おかひじきとインゲンの胡麻和え。

インゲンとおかひじきの食感が楽しいです。

インゲン、柔らかく茹で上がっていたのには驚きました。


私には、今年の初ナスでした。

揚げたオランダの上に乗っているのが、おいしくて・・・。
でも、何なのか分からずじまい。

わかめと新生姜の和え物ですが、なんともいい味付けで、簡単だけど
この味は、自分では出せません。

蕎麦つゆ、ぷ~んとカツオの香りが食欲を誘います。

いつも感心するトイレ。

こちらは、違う蕎麦屋さんで、自宅かた車で15分ほどの所に
まともな蕎麦を食べられる店が2軒あります。

1軒は、いつ行っても満員で、待つのが嫌な私達は違う蕎麦屋へ。

コースを注文すると、まずは「そばがき」。

色とりどりの野菜料理が1プレートに。

小盛のあら挽き蕎麦

デザートは蕎麦饅頭。

そばがきに黒蜜と黄な粉掛け。


乾の蕎麦

2010年12月31日 | 蕎麦

ご主人の腰痛でしばらくお休みだった「乾」の蕎麦を食べに行って来ました。

「腰をだましだまし・・・。」と、言われるご主人。
腰痛で休まれるのは、確か2度目?

腰が痛ければ、蕎麦は打てないですもんね。
お大事に・・・。

定休日が火曜日・水曜日と週休2日になりました。

いつもの、「えびおろし」です。

今年も暮れようとしています。

あっという間に1年が過ぎてしまいました。
この速さに体が付いていきません。
はぁ、歳を感じるなぁ・・・。

つまらない、自分の記録のようなブログ。
読んで頂いた方々にお礼と、来年もよろしくお付き合い頂きます様、お願いを。

今日の京都は積雪の模様。
雪が降れば金閣寺へ行こうと思っているのですが、
大晦日や元旦では、それも叶わず。

新年早々、じりじり・・・しそうです。

では、皆様、良いお年をお迎え下さい。


一如庵

2010年10月16日 | 蕎麦

歩いた後の温泉は格別。
湯が体にしみわたる。

お亀の湯、多勢の入浴客で賑わっていました。

もっぱら源泉風呂に浸かっていたが、時間が経つにつれ少々、汚れてきたみたい。

広い駐車場も満車。
道路に入庫待ちの車がズラリ並んでいる。

3連休の最終日、お天気も良い、すすきも見頃を迎えた。
一番混雑する時でしょう。
朝早くから出て来て正解。
予約しておいた一如庵へ向かいます。

3度目の「一如庵」ですが、2度目は売り切れで食べられなかった。
したがって、食事をするのは2度目。

あの1度目の感激が再び味わえるかどうか?
楽しみでもありました。



予約しておいて良かった。

私のすぐ後から来た予約無しの客は、1時間ぐらい待たされるという事で帰って行かれた。



縁側に作られた席につく。

ガラスの天板の下に、ガラスの水盤。



白い彼岸花が浮かんでいた。



席から眺める、入り口。

炭俵の横がトイレ。
トイレには、小さなタオルのハンカチが積まれ、これで手を拭き使用後は、カゴの中へ・・・。

貧乏性の私、なんだかもったいなくて使えない。



初めて来た時は、テーブルや座椅子はなく、脚付の膳で食べたものだが、
数年経つうちにすっかり装いも整ったみたい。

以前は、ご主人と奥様できりもりしておられたが、今日はスタッフが2人増えている。



私の背後、ここも縁側だが、客席にもなるのだろう。

しかし、店内のインテリアのセンスの良さには感心させられる。

そのセンスの良さは、料理にも表れ、野菜が見事に変身し、繊細で美しい料理になっている。

床の間の掛け軸代わりに掛かる赤い帯、棚には豪華な茶器セット。
思わず、持って帰りたくなった。



お茶、柿茶かな・・・?と、思ったが、ほうじ茶だった。
薄い・・・。

注文したのは、野菜料理が付く一の膳1800円也。



まず運ばれてきたのは、揚げ湯葉と松茸のお吸い物。
松茸、初物でした。

揚げた湯葉のアブラが椀の中でキラキラ光る。
見ようによっては美しいかもしれないが、やはり味のじゃまをしているような気がする。

続いて野菜料理の3種盛り。



ゴマたっぷり付けて揚げたさつまいも。

その後ろの蓮根は甘辛く味付けされていた。



しめじのマリネ。
何かハーブが使われ、良い香りがするが、何のハーブか分からない。

はぁ、花の名前も分からないし、香りも分からない。



エリンギのお寿司。

上品に仕上がっています。



つゆとワサビが運ばれてきて、ちょっと驚く。



銅製だろうか?4センチ四方の皿にワサビがのっている。
薬味はこれだけ。

色のコントラストもきれい。

蕎麦ちょこは真っ白な磁器。
野菜三種盛りは、骨董を思わせる染付け・・・。

器にも凝っておられるなぁ・・・と、こちらも嬉しくなる。



いよいよ蕎麦が運ばれてきた。
蕎麦を盛っている器は、ありきたりでちょっとがっかり。

もう少し、サプライズが欲しい。

更科の色に近い10割蕎麦。
繊細な手仕事のあとが見てとれる仕上がり。

つゆは、カツオの香りがたつさっぱり系。

通の人に言わせれば「かえしが出来ていない」と、言うのだろうか?



そば粉を溶いた蕎麦湯が一人前づつ。



三口ほどの玄米小豆ごはん。

炊いてから4日寝かせた・・・とか。



香の物も上品に。




蕎麦だけならわざわざ食べに来ないだろう。

やはり魅力なのは、あの野菜料理。
一度目ほどの感激は感じなかったが、手間をかけ、すっきり、おいしく仕上がった野菜。

自分でも出来そうな気がするのだが・・・。



店の中で売られていた小銭入れを買う。

古布のパッチワークで思わず衝動買い。

そういえば、1度目訪問時買った飯茶碗、少し欠けたけど今も愛用している。

蕎麦「一如庵」
奈良県宇陀市榛原区自明1362
西名阪針インターから国道369号線曽爾高原へ向けて走り20分程。
0745-82-0053
昼:11:30~14:30
夜:17:00~20:00(要予約)
定休日:火曜日・第1・3月曜日

一の膳、予約しておいた方がよい。


山帰来の蕎麦

2010年10月06日 | 蕎麦

待合の方から入り口方面を見る。

向かいには、飛鳥大仏がおわします飛鳥寺がある。
昔、何度も通ったものだ。

ダンナは天ざるを注文。

一番の客だったが、出て来るまでに随分待たされた。

私は、「一番お得」とメニューに書かれた「海老おろしミニ昼席膳」を注文。

珍しい!
エビはサクラエビ。

サクサクに揚がっていておいしい。

生のサクラエビだろう。
まさか、干したサクラエビではないだろう。

辛み大根がよく効いている。
カイワレのトッピング、見た目にも美しい。

蕎麦はいずれも10割蕎麦。

田舎蕎麦までいかないが、挽きぐるみのようにやや黒っぽい。
細く切られていて繊細な中にもシコシコ感がありおいしい。

う~ん、ちょっとつゆが・・・。
醤油が突出しているように感じた。

子供の握りこぶし大のそばがき。
ふんわり柔らかく口の中でとけてしまいそう。

わたし的には、もう少し、しっかり目の方がいいかな。

デザートは、蕎麦団子もあるが、私は蕎麦アイスにした。

横のぶどうは、サービス。

蕎麦アイスには、蕎麦の端を揚げたものがトッピングされ、
香ばしいそば粉がふりかけてある。

椅子席は一つだけ。
他にテーブルが4つで14人程座れる。

店の裏手、駐車場横にそば畑があり、白い花を咲かせている。

収穫は11月頃なのか・・・?

評判通りおいしい蕎麦だった。
大好きな天麩羅にそばがきを一度に食べられるこの昼御膳
ちょっとはまってしまいそうです。

●山帰来 0744-54-3218 (蕎麦のみ予約可、席は不可)
●木曜日~日曜日、祝日が月曜日~水曜日の場合は営業
●飛鳥寺前 駐車場は店の裏に5台分

 


順番は・・・?

2010年09月17日 | 蕎麦

何度かこのブログでも書いている近所の蕎麦屋「乾」での話しです。

開店は11:30。
平日でも、開店前から行列とまではいかないけど、待つ人が並びます。

先日、開店前に行き列に並びました。
2番目です。

いえ、2番目だと思っていたのですが、車はすでに4台停まっていて
その順番でいけば5番目でした。

店が開き、店内に入ろうとすると、どこからともなく現れた男性2人連れが
先にテーブルに着きます。
車の中で待っていたのです。

「あれっ???じゃぁ3番目か。」と、思っていると、私の背後から
「もっと後でしょ!」という声が、私に向かって・・・。

へぇ~、そんなルール初めて!

暑い中、並んで待った順番じゃなくて、到着した順番なの?

でも、一番目の人は、到着も一番の様子で、一番に並んでいたよ。

変なの!と思いながら席を立とうとすると、次ぎの順番と思しき客が
「いいよ、いいよ、私らそんなにお腹空いてないから・・・。」と、
言ってくれたので、そのまま3番目で食する事になった。

店内は大きなテーブルが3つだけで、3組座れば後の客は待たなければいけない。

ご夫婦2人でやっておられる蕎麦屋。
一度に多くの注文はこなせないでしょう。

厨房の手が止まらないような間隔で、相席でも・・・と、席に案内されます。

私もしばらく行ってなかったのですが、到着した順番に・・・というルールが
出来ていたのでしょうか?

何度も行ってるけど、こんな事初めて。

いつも注文する「えびおろし」1200円也。

なんだか居心地悪く、早く食べて席を変わらなきゃ・・・と、いう気持ちで
食べたので、せっかくのおいしい蕎麦なのに味わうひまもなくかきこみました。

一度、店のひまそうな時に、この話をご主人にぶつけてみたいと
思っていますが、いつ行っても忙しいそうなあるじ。

しかし、蕎麦はウマイです。

自家製粉ではないので値段はおさえめ。
でも10割蕎麦。

あの蕎麦粉からこんな繊細な食べ物が出来るのか?と、
いつも驚きながらいただきます。

日曜日から北海道の大雪高原へ行って来ます。

日本で一番早い紅葉目当てですが、今年の暑さで紅葉は遅れ気味。
おまけに、天気も悪そうで・・・。


 

 


一番の蕎麦

2008年06月29日 | 蕎麦

久しぶりに蕎麦の「乾」へ。

長い間、休んでおられたようで、今日から開けられたとか・・・。
しばらく来てなかったので、知らなかった私。

待つ間に出される切れ端を揚げたものもたっぷり。

これって、結構出す店が多いけど、乾さんのが一番おいしいと思う。

いつも、食べきれないうちに蕎麦が出てくるので残してしまう。
持って帰りたいなぁ・・・と、思うけど、なかなか言い出せない。
言えば、「どうぞ、どうぞ・・・。」と言ってくださるのは
分かっているのだが・・・。

ダンナは、いつも、ざるの大盛。

実際は、もう少し緑がかった蕎麦です。

私はいつも「えびおろし」。

ほんのり紅い大根おろしは、ぴりっと辛い。

き~んと冷えた、辛過ぎないつゆをかけていただく。

蕎麦は10割。
硬すぎずなめらか、そして強いコシ。

どこで蕎麦を食べても、つい、この「乾」と比べてしまう。
そして、いつも軍配は「乾」。

ここの蕎麦が、日本で一番おいしいと
珍しく、夫婦で意見が一致しました。

「乾」は、私の稚拙なHPでどうぞ・・・。 

 

 


乾の蕎麦

2007年09月02日 | 蕎麦

日曜日「あすかてくるで」で買い物し、ランチは乾の蕎麦。

乾のご主人、腰を痛めてしばらくお休みでした。
東北から帰って来て、おいしい蕎麦が食べたくなり
2度行ってみたが、2度とも休業だった。
今日は、やっと乾の蕎麦が食べられる。

開店時間は、11:30なのに、11時過ぎには着いてしまった。



表で待つ事20分あまり。ベンチの下には蚊取り線香が
たかれていて、店主のお人柄がしのばれる。

その店主が暖簾を持って現れた。
腰の具合は・・・?と、聞くと「だましだまし使ってます。」との事。
腰が痛ければ蕎麦は打てないだろうなぁ。

ダンナはざるの大盛、私はえびおろし蕎麦。

今日の蕎麦は、鹿児島「志布志」産。
やや、緑がかった細切りの蕎麦は、なめらかで喉越しがよい。

つゆもカツオが効いた関西人好みで、私は、乾の蕎麦が
一番おいしいと思う。

一番の客だったが、食べ終わる頃には、もう何組も
待っていた。

大きなテーブルx3だけのこじんまりした店だから
仕方ないし、待つのが嫌なら開店狙いかな・・・。


金目蕎麦

2007年08月24日 | 蕎麦

新潟から日本海東北道の終点中条インターで降り、
国道113号線で、小国町を目指す。

この旅の第一湯は、荒川峡温泉郷の一つである「湯沢温泉」の共同浴場。

こげたような臭いが充満する浴室で、一人
結構な量の掛け流しの湯を楽しんだ。

いいです、この共同浴場。
雲母よりいい。

仙吉さんに教えてもらった、道の駅「白い森おぐに」で食事
しようと立ち寄るが、まだ準備中の看板が・・・。

あと20分ほどなのだが、これが待てない。

それならばと、金目そばの館を目指す。
くねくねとたんぼや畑の広がる道を進み、この先は
行き止まりという所に、立派な建物が見えて来た。



私は普通、相方は大盛を注文。
おしのぎに運ばれてきたのは、きゅうりの漬物と、
かぼちゃの甘煮。

この、かぼちゃの甘煮は、まるでさつま芋かと思うほど
きれいな黄色で、すっご~く甘くておいしかった。

「里山の天麩羅」は、ナスやかぼちゃのつる、よもぎなど
文字通り、近所で採れた野菜たち。

そばが運ばれてきた。これで、並。
相方の大盛は多過ぎて、食べ残してしまった。



自家製粉した粉で打つ蕎麦は、10割蕎麦。
香りは感じないが、蕎麦は甘い。
コシもあり、おいしい蕎麦だ。

しかし、つゆがいけない、薄い。
江戸っ子なら「かえしが出来ていない!」と、きっと言うだろう。

蕎麦をどぼっとつけて食べるにはいいのだが、
江戸っ子のように、ちょっとつけてという訳にはいかない。



〆に、湧き水で淹れたコーヒーを注文。
濃くて、ちょっと苦めは、私好みで、なかなかいけました。

ふ~っ、お腹いっぱいになりました。
ここは、男性でも並で充分でしょう。

国道113号線から、車で20分ぐらいかかるでしょうか・・・。
ちょっと寄り道してと言うには、遠いかもしれませんが
一度は食べてみたい蕎麦でした。

金目そばの館
0238-62-2800
11:00~14:00
水曜・第2、4日曜休み
臨時休業もありそうなので、行くのなら電話予約お勧め。

 

 


へぎ蕎麦

2007年04月06日 | 蕎麦

 なんと、小嶋屋のへぎそばが大阪で食べられた。
 十日町の店で並んでまで食べた蕎麦なのに。

 場所は心斎橋そごうデパートの地下。
 よく、大阪まで出店されたこと!
 そごうの余程強い引きがあったのだろうか?
 

野菜天ざるを注文した。1人前なので蕎麦は普通に盛ってある。
布のりをつなぎに使った蕎麦は、きれいな薄緑。
天麩羅もサクサクに揚がっていておいしい。
ししとう、舞茸、さつまいも、蓮根、それに寄せ揚げ。



薬味は本わさびが出てきた。横のは塩で、蕎麦を塩で食べる
のかと思っていたら、これは砂糖だった。
わさびをする時、少し砂糖を付けてすると風味が増すらしい。
知らなかった・・・。
デパ地下の小さな店なので席は少ししかない。
最近、心斎橋へ出る事が多いので、次にも寄ってみよう。

ごちそうさま、おいしかったです。


蕎麦

2006年12月08日 | 蕎麦

楽しみにしていた仙仁温泉をドタキャンする事になってしまった。
もう、仙仁温泉へ行く事はないだろうと思うと悲しい。
しかし、同じ予算で、他の宿なら2泊出来るのだ。行きたい宿はいっぱいあるが、先月行ったばかりの、伊東温泉「いな葉」と、立ち寄りを断られた箱根芦之湯温泉「松坂屋本店」へ行く事になった。

 

 

それまでに仕事を片付けないといけない。サイトの更新もままならない。しかし、かねてより行きたかった蕎麦屋へ行く時間はとれた。
とれたというより、むりやり時間を作ったのだが・・・。
JR大和路線「柏原」駅近くにある「和」という蕎麦屋さん。
男性一人で切り盛りする、テーブル席が3つだけの小さなお店。
手挽きにこだわり、1日30食しか用意できないという。

 
太切りのざるそば大盛と細切り鴨汁そば、こちらは小盛り、それにそばがきを注文する。
う~ん、おいしい!
歯ごたえ抜群、そして粘りもある。
当麻寺の「稜」に似た感じでだが、稜のはこんな粘りがあったかなぁ?時間がなく、慌しい食事だったが、我が家から車で20分ほど、又ゆっくり時間のある時に再訪しようと思った。